CAVOK日記
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2017/8/31 (木) Salamis 雨後晴れ 強風

 今日は石坂さん、邦子さんと一緒にアテネに出かける。
タクシーでフェリー乗り場までそこから乗合船でピレウス港迄行く。
ピレウスから地下鉄でMonastiraki駅まで行き、石坂さん達を観光バスのホップオンバス乗り場へ案内する。アクロポリス、国立考古博物館を見る予定だ。
私はピレウスに戻り菅原さんが空港からバスで来るのを待つ。
暫くすると元気な姿で菅原さんがバスから降りてくる。お元気だったのでアクロポリスを観光に行くことにする。先ほどの地下鉄で行く。
アクロポリスは観光客が多く暑い中暫く並んで20€の入場券を買う。
日差しは強いが風があるので助かる。
帰りに並木道の通りにあるタベルナによりビールで喉を潤おし、ズッキーニフライ、ポークのギロスを食べる。
アクロポリス駅迄歩いて行く。途中ゼウス神殿、アドリアノス門を見る。アクロポリス駅から地下鉄でピレウス港に戻り17時のフェリーでサラミスに戻る。
私は菅原さんを艇に案内してから今度は悦子を空港に迎えに行く。出かけるとき丁度石坂さんが戻ってきたので菅原さんを夕食に誘ってくれるようお願いした。
悦子はミュンヘン経由の便だったが少し遅れて23時過ぎに到着口から出てきた。今回は10日ほどの短い帰国で日本でも色々用事があり疲れたかと思っていたが元気な姿を見てホットする。
地下鉄、タクシー、フェリーそして又タクシーと乗り継いで艇に戻ったのが夜中の2時過ぎになった。ビールとワインでホットしていると菅原さんが目を覚ましてくれ一緒に一杯やって3時に就寝につく。忙しい一日だった。


(ID# 1052)
2017/8/30 (水) Salamis 雨後晴れ 強風

 朝目を覚ますとパラパラと雨だ。久しぶりの雨に会う。雨と云ってもパラパラで直ぐ止んで昼には晴れる。
 午前中ラバーボートを組立て、試験ランをする。エンジンもアイドル調整が上手くいった。  古いボートの処置をEriに相談すると、彼女が連絡してくれトラックで古いボートを業者が持って行ってくれた。
 今まで使っていたラバーボートのオーニングが新しいボートに合うかどうか心配していたが取り付けてみると合いホットする。
 お昼は邦子さんにラーメンをご馳走になる。
自転車に乗ろうとすると前輪の空気が抜けている。仕方なしに空気ポンプを持って空気が抜けるとエアーを入れて走って自転屋まで行く。後輪もチューブに穴が開いて両輪のチューブを交換する。前輪、後輪のチューブを交換して10€だった。
 PoleにTonyaのギリシャ滞在1年を祝うパーティーに招待される。持ち込みのミニパーティーとの事だった。
 私はムール貝のアヒージョとお店からテイクアウトしたポークのギロスを用意する。
 石坂さん、邦子さん、ここの会長のVosilis、Eri、Eriの彼氏、Gergeとその他2,3名参加して賑やか野外パーティーを楽しんだ。皆さん明るく親切な人たちだ。
 

(ID# 1051)
2017/8/29 (火) Salamis 快晴 順風

 今日は私の72歳の誕生日だ。年だけは着実に重ねて行く。
 うめぼしの増田さんが今朝Aigina島に出港していった。トルコ迄ゆっくりと周遊しながら行くとの事だった。
 石坂さんは風が落ち着いてくる9月2日に出港予定をしている。親しくなったPoleと彼女のTonyaも助っ人で一緒に行くことになった。
 横付けしていたヨットが出て行ったので“無事是貴人”がマリーナに戻る。狭いところで旋回して入れるのだがPole始め皆さんに手伝ってもらうが石坂さんの上手なコントロールでスムースに横付けで来た。
 お昼過ぎに注文していたラバーボートが到着する。
 今晩も石坂さんに夕食の誘いを受ける。イカのカルパッチョ風サラダ、冷ややっこ、胡瓜の塩漬け、野菜サラダそして石坂さんクックのレバーのグリルを頂く。
 今日もビール、ワインが進む。邦子さんにはいつも美味しいお料理を食べさせて頂き感謝する。帰りにお握りを頂き持って帰る。


(ID# 1050)
2017/8/28 (月) Salamis 快晴 強風

 今日は皆さんを呼んでBBQをCAVOK5ですることにした。午前中に魚市場に行って鯵、クロダイに似た魚、セピア、イカそして小エビを仕入れる。野菜はABスパーマーケットで揃えBBQの準備をする。石坂さん、邦子さん、増田さん、Pole, Tonay, Eri そしてEriのボーイフレンドを呼ぶ。
 スタートはムール貝のアヒージョ、グリークサラダそして茹でた小エビをチリソースで食べる。BBQでは鯵、クルマエビそしてイカが評判良かった。邦子さんはチャーシューを持ってきてくれた。
 楽しいパーティーで最後にEriのボーイフレンドがアイスクリームを買ってきてくれた。
 悦子がいない中でのCAVOK5でのパーティーだったが何とか成功した。


(ID# 1049)
2017/8/27 (日) Salamis 快晴 強風

 相変わらずの強風だ。艇にいると石坂さんから声がかかり“無事是貴人”が横抱きしている岸壁側のヨットが出るとの事だ。
 風が強い中トリマランの操船は非常に難しい。キールが無いので風に直ぐ流される。
 ヨットクラブの会長さん、Poleさん達が手伝ってくれ船首から舫いを他艇に取り船首を振ってから自走で出る。その艇は夕方又戻るという事だったので石坂さんは港の外で錨泊することにした。風が吹いても静かな海面で底は浅く砂地なのでアンカーの効きも良い。
 お昼に天ぷらそばをご馳走になってからテンダーで港まで送ってもらう。
 午後“無事是貴人”迄泳いで行く。
 私のラバーボートが古くなりエアー漏れもするので新しく購入と思ってクラブハウスで会長さんとジョージに相談すると直ぐ見つけてくれオーダーしてくれた。645€と安い値段で買えた。
 今晩も石坂さんに夕食の招待を受けてカレーライスを頂く。久しぶりのカレーライスが美味しかった。


(ID# 1048)
2017/8/26 (土) Salamis 快晴 強風

 今日も風が強い。その中に1艇入ってきたので舫いをとる。
 午前中は艇内で仕事をして、お昼は冷やし中華を食べる。
 ここはヨットクラブなので土、日になるとジュニアのOPとカヌーの練習が始まる。20ノット吹く中OPで沈をしながらも練習をしていた。
 海水浴場を近くに見つけたので久しぶりに泳ぐ。泳いだ後が気持よい。デッキでシャワーを浴びる。
 石坂さんに夕食の招待を受けていたので遠慮なくお邪魔することにした。邦子さんのお料理で豚しゃぶを胡麻たれとポン酢醤油で頂く。ネギ、ほうれん草の野菜も美味しい。
 私はムール貝のアヒージョを持って行く。ムール貝の後砂肝を入れたがこれも美味しかった。ビール、白、赤ワインを一本ずつ空け更にもう一本赤ワインを楽しんだ。
 大変なご馳走だった。邦子さんに感謝だ。


(ID# 1047)
2017/8/25 (金) Salamis 快晴 強風

 午前中艇の水洗いとクラブの洗濯機を借りて洗濯をする。快晴と風が強いのとであっという間に洗濯物が乾く。
 お昼にビールがなくなったので買い物がてら町に自転車で出かける。前に行ったタベルナに行ってグリークサラダ、カラマリフライをビールで食べるが一人だとグリークサラダだけでお腹がいっぱいになる。
 地元のお客さん達がいてその中の一人が船乗りで先日日本から帰ってきたそうだ。ギリシャには日本に来た船員が多くいて、話かけてくれる。人懐っこい人たちでラッキを勧めてくれたりしてくれた。
 今日は石坂さんがギャラクシデイからここに来る予定だ7時過ぎに出港したとの連絡が入った。そしてコリント運河に12:30に到着したとの連絡が次に入り17時前後にこちらに到着と推測した。彼の艇は14mあるトリマランで早い。8ノットで来ているそうだ。
 17時過ぎに石坂さんの艇「無事是貴人」を沖合に見つける。生憎と風が強いのと幅8mあるトリマランを繋留する場所が限られ岸壁に係留してあるヨットの横抱きになる。
 又マリーナが狭くトリマランは小回りが利かず繋留が難しい。増田さんそしてPoleに手伝ってもらい何とか無事横抱きに舫う。
 久しぶりの再会を石坂さん、邦子さんと祝す。
 外部電気が届かない場所だったがPoleとEriの友達が色々工夫してくれつながる。
 夕食はPoleと一緒のTonyaを誘って皆さんでPoleの車に乗り海辺のタベルナで食事する。グリークサラダ、パンプキンボール、カラマリフライ、スブラキ、ムール貝ガーリックライス、グリルドペッパー等を食べる。ワインは白を2リッターほど飲む。
 石坂さんがおごってくれた。Poleのお薦めだけあって大変美味しいギリシャ料理を食べることが出来た。


(ID# 1046)
2017/8/24 (木) Salamis 快晴

 悦子と颯が帰国する日だ。
 午前中悦子は荷仕度をする。私と颯はクラブハウスに行ってEriとお話をしたりWifiを使ったりして過ごす。
 マリーナの脇の空き地で週一回のマーケットが開いたので果物類を購入する。ここでお昼を買ってくるつもりだったがお昼になる総菜が無かったので艇に戻り冷やし中華を頂く。
 Poleが5時に我々をパラキアのフェリー乗り場まで送ってくれるとの事で助かる。
 Poleに送ってもらいパラキアから1時間に1本あるピレウス港行きのフェリーでピレウスまで行き、そこからタクシーで空港に向かう。タクシー代45€だった。
 空港で夕食を一緒に食べた後見送り帰る。帰りはバスを利用するが途中停留するので時間が掛かった。ピレウス港からのフェリーが遅くなり無いのでバスでペラマ迄行きそこからフェリー、タクシーを乗り継いで艇に戻る11時前になっていた。


(ID# 1045)
2017/8/23 (水) Salamis 快晴

 今日はアテネの観光に行く。“うめぼし”の増田さんも一緒だ。サラミスのハーバーは静かで良いのだが交通の便が悪い。先ずタクシーを呼んでパルキアのフェリー乗り場に行き、そこから目と鼻の先にあるペラマ迄フェリーで、そしてそこからバスでピレウスに、ピレウスから地下鉄に乗りモナスタラキ駅で降りるとホップオンの観光バスがあったのでそれに乗ることにした。ホップオンバスは数か所の名所に停まり乗り降り自由で観光できるので知らない土地では大変便利だ。
 最初アクロポリスの遺跡を展示している新アクロポリス美術館を観光してからアクロポリスに行く。今回で3回目になるがパルテノンの修復が進んでいるようだ。アテネを全部見渡せる見晴らしの良い丘に建てられた建造物の荘厳さにいつものように驚嘆する。
 その後ホップオンバスでアテネ国立考古学博物館に行く。ここにはミケーネ遺跡のアガメムノンの黄金のマスクを始めミノア文明からローマ時代までの貴重な遺跡が展示されていた。
 5時過ぎにピレウス港まで戻り逆のルートで帰る。サラミスに着いてから地元のタベルナでグリークサラダ、カラマリフライ、ラムのシチューを白ワインで食べる。良心的なお店で小魚のフライを頼んだらあまり鮮度が良くないのでリコメンドできないと教えてくれた。気の良いおばちゃんで楽しい夕食を楽しんだ。
 久しぶりの歩きで結構疲れた。颯がパルテノンをどう感じとったか楽しみだ。


(ID# 1044)
2017/8/22 (火) Poros~Salamis (32NM ) 晴れ 微風

 08:45に舫いを解いてアンカーを揚げる。隣の艇とのアンカーチェーンの交差を心配していたが交差がなく無事揚がる。
 サラミスは紀元前480年にペルシャとギリシャとのサラミス海戦で有名なところだ。劣勢だったギリシャ400隻のガレー船がペルシャ700隻のガレー船に勝利した海域になる。
 今日繋留予定のマリーナは2011年にサルデーニャ島で知り合ったNoroce号のElaineに紹介してもらったところだ。
 アテネ周辺のマリーナはこの季節混んでいて尚且つ繋留費が高い。そこで今年クレタで6年振りに再会したElaineの艇がSalamisに繋留している話を思い出して彼女にメールすると、ここを紹介してくれた。マリーナと云ってもヨットクラブの管理でクラブメンバーのバースが空いているときに使わせてくれるところだ。お陰で水、電気使用して一日15€で係留できる。アテネ周辺で90€近く払うのとは大違いで助かる。但し不便でアテネに行くにはフェリー乗り場までタクシーで行ってそこからフェリーでピレウス港に渡らなければならない。クラブのスタッフのEriはきれいな女性で親切だ。そして艇を常駐させているイギリス人のPoleが手伝いをしてくれ大変気持ちが良い。
 3年がかりで日本からシングルハンドで来ている”うめぼし“の増田さんも夕方到着する。
 増田さんとは前から連絡を取り合っていた。
 今春クレタ島で会って以来の再会だ。CAVOK5で、ビールで乾杯する。
 夕食はカレーライスを頂く。周りに何もない静かなマリーナで落ち着く。
 明日アテネ観光に行くのでタクシーをフェリー乗り場まで予約する。
 ここのマリーナ入った当初はシャビーな感じがしたが結構居心地が良さそうだ。今日から9月1日まで悦子が戻るまで11日間滞在を予定している。
 

(ID# 1043)
2017/8/21 (月) Poros 快晴 微風

 今日は正田さんが帰国する日だ。
 11時20分のフェリーでピレウス港に向かう。時間通りフェリーが来ないので乗船場の前のカフェでお茶をのみながら待つ。
 正田さんは颯と一緒に来たが良く孫の相手もしてくれ感謝する。
 お昼に昨日の豚カツを使ったカツ丼を頂く。
 午後颯とラバーボートで海水浴場に行く。途中ボートの操船を颯は練習する。
 まだまだヨットの出入りが多い。大変混雑して広い繋留場所もいっぱいになるが出入りが多いので満杯のようでも繋留が出来る。
 夕方に生ハムとムール貝のアヒージョで一杯飲んだ後、夕食はお茶漬けを頂く。
 トランプを楽しんでから就寝する。


(ID# 1042)
2017/8/20 (日) Poros 快晴 微風

 良く寝むれるなというぐらい寝てしまう。
 ここは艇の出入りが多い。アテネに近いクルージングスポットのようだ。
 颯と遊びながらぶらぶら午前中を過ごしお昼に艇の前の店からスブラキをテイクアウトしてビールでお昼を食べる。
 午後も昼寝したり散歩したりお茶飲んだりのんびり過ごす。正田さんは明日帰国するのでアテネ・ピレウス港までのフェリーの切符を買う。
 夕方颯と海水浴場にラバーボートで行き泳ぐ。コリント運河を抜けてサロニコス湾に入ると海水の透明度が落ちイオニア海が懐かしくなる。
 チャーターヨットの集団が大挙して繋留している。
 夕食はラタトゥイユと豚カツを頂く。久しぶりにソースをかけての豚カツを食べた。
 夕食後颯を囲んでポーカーゲームを楽しんでから就寝する。


(ID# 1041)
2017/8/19 (土) Corinth~Poros (40NM) 快晴 微風

 朝起きるとイチジクとブドウがデッキに置いてあった。直ぐ近くにあるギリシャ艇のオーナーが昨日我々の出港時間を聞いて出港前に届けてくれたのだった。彼は艇に居なかったのでお礼に日本の絵葉書とお箸をお礼に彼のデッキに置いていく。
予報ではまだ強い風が残っているので目的地をMethanon島のVathiにして08:20舫いを解く。
コリント運河のコントロールにはマリーナを出て直ぐコンタクトする。他のヨットを待っての通過になるので入り口に向かって進んで待てとの指示だった。暫くするとモーターヨットが来て3艇一緒で通過する。約6ノットの速度をキープする。
出口で埠頭にアロングサイドに繋留して通行料246€支払う。距離当たり世界一高い運河の通行料だそうだ。
エーゲ海側に入るが風は予報より弱いので目的地を変更して今回正田さんの下船するポロス島にする。ここは2009年ギリシャに来て初めてエーゲ海クルーズをした出発点でもある。今亡きGeraldさんの招きで悦子と二人で来た思い出の地である。3回目の寄港となる。
最初着けようと思った岸壁に行くと別の方を指しそっちに行けとの指示があったので移動する。岸壁に黄色と青の交互にペイントした岸壁に他艇も舫っていたので其処にアンカー打っての船尾着けをする。
1kmぐらいショップとタベルナが並ぶウオターフロントで賑わっている。
水、電気はカードを買って使うが係員が17時過ぎにならないという事でカードは買えなかったが他の人が使った残りの分があったので其処から電気をとった。
夕方集金に来るが3晩で電気、水は別で26€だった。
ラバーボートを降ろして海水浴場に行き泳ぐが湾内のせいか水が今までの様にきれいでなかった。
夕食はサラダにチキンシチューをロゼワインで頂く。夕方陽が沈みかけると涼しくなり夜風が気持よくなる。
心地良くベッドで休む。


(ID# 1040)
2017/8/18 (金) Corinth 快晴 微風

 エーゲ海側の風が強い予報なのでもう一泊コリントで停泊する。
 何も予定の無い日の停泊は日曜日の気分で良い。
 午前中日誌を書いてから町のファミリーレストランに全員で行って携帯、PCの充電がてらお昼を食べる。ポークと野菜をペタで包んだペタギロスが美味しかった。
 ここの店のオーナーがマリーナにヨットを置いていてギロスとフルーツをサービスしてくれる。現地で我々日本人は結構歓迎してくれ嬉しい。颯はずーとPCでゲームを楽しむ。 艇では陸電が無いので220Vは使えないので充電ができない。
 夕食はサラダとひき肉、茄子、ポテトを重ね焼きしたムサカを白ワインで頂く。ポンツーンには高校生ぐらいの男女が語らっていた。


(ID# 1039)
2017/8/17 (木) Corinth 快晴 微風

 今日の観光はエピダヴロス、ミケーネの世界遺産二つとコリントの遺跡を予定する。
 昨日レンタカーにするかタクシーにするか検討するがレンタカーの会社がなかなか見つからなかった。タクシーだと三つ廻って160€との事だった。そして今朝開いていたAVISの代理店で聞いてみると一日85€との事、レンタカーを借りることにした。
 10時過ぎに出発して途中コリント運河を橋の上から覗く。ローマ皇帝ネロが67年に6000人の奴隷を動員して3.3㎞程掘ったが反乱によりネロが自殺し中断した経緯がある。
 1893年フランス、その後ハンガリーの協力を得て開通した運河だ。全長6343m、幅24.6m、高さ79mある。上から覗く運河は正に深く掘って出来た様子が良くわかる。
 その後50㎞程南にドライブしてエピダヴロスの遺跡に行く。ここは医紳アスクレピオスの聖域として紀元前6世紀頃医療施設を中心に劇場や体育訓練所が建てられた。古代劇場は1万2000人収容できる大きな建造物でギリシャに残る古代劇場の中でも最も保存状態が良いと言われている。現在も古代ギリシャ劇が上演されている。
 その後ミケーネに行く。かってホメロスが「黄金に富むミケーネ」と謳ったミケーネ文明の遺跡だ。神話の世界と考えられていたのを1876年シューリマンにより発掘された。
 ミケーネ文明はクレタ(ミノア)文明の後、紀元前16世紀から10世紀にかけて栄えた。
 高度な建築技術で作られたアトレウスの宝庫や入り口の獅子の門は見事だ。ミケーネはトロイ戦争でも有名だがアガメムノンの黄金のマスクも有名だ。そしてミケーネには線文字Bが書かれた粘土板も発掘されている。
 その後コリントス遺跡に行く。紀元前7世紀頃ギリシャが多くの植民地を建てたとき商業都市として栄えた。遺跡の頂上にある紀元前6世紀に建てられたアポロン神殿は木造神殿から石造に代わった初期のものだそうだ。高いドーリア式の円柱が7本青空に突き出ていた。かっては38本あったそうだ。その後ローマ時代に引き継がれローマ風呂跡、商店街跡やアゴラがつながっている。当時の生活を彷彿させる。歴史の面白いところだ。
 港に戻ったのは19時になっていた。レンタカーを返し、PCのSIMカードを買う。
 朝出かける前に港で買った鯵をBBQして夕食頂く。ペパー、マッシュルームと昨日の残りのケバブーも焼く。塩焼きの鯵は上手に焼けて美味しく頂いた。


(ID# 1038)
2017/8/16 (水) Galaxidi~Corinth (36NM) 快晴 微風

 今日は先日教えてもらったIoannouの錨泊地に行く予定であったが風予報が20ノット以上の予報だったので目的地を代えてコリントに行くことにする。
 コリントのマリーナは狭く混雑しているとの事だったので早めに出ることにした。とはいっても出港は08:30になる。朝食は出港後朝の静かな海で頂く。
 お昼に稲庭うどんをビールで頂く。コリントのマリーナに入ると地元のアルバイト的な人が来て係留場所を教えてくれる。管理人も居ないマリーナで且つ繋留場所が少ない所なので助かる。14:50にポンツーンに横抱きに着ける。ここは電気が無いが水道はある。そして無料だ。  その後正田さんと明日の観光の為のレンタカーを探しに行くが見つからなかった。ここコリントは水曜日には午後ほとんどの店が休みだ。
 停泊艇は少なく迷惑をかけないので夕食は艇でBBQをすることにする。
 食材はラム、ケバブー、豚そして野菜はペッパー、ズッキーニ、茄子を焼く。丁度良く焼けラムは柔らかく美味しく頂いた。
 この港町では騒音も聞こえず夕涼みの人たちが来るぐらいで少しシャビーだが静かでゆっくり休めた。そしてここのところ暑い夜が続いたが外ではひんやりする様な過ごしやすい夜になった。


(ID# 1037)
2017/8/15 (火) Galaxidi 快晴 微風

 9時に頼んでおいたタクシーでデルフィに行く。30分弱で到着する。山の中腹の標高600mところにあり眼下の景色を見ても神々しい雰囲気のある神殿だ。ここは紀元前5世紀ころ最盛期を迎えたそうだがアポロンを祀ってあり古代世界ではギリシャのみならず世界のヘソと考えられていた。そしてこの地ではアポロンの神託が行われていて、この神託をもとに国家の大事を司っていたという。
 ヘソの石、アテネ人の宝庫、アポロン神殿、古代劇場、競技場と見て回る。古代ギリシャ人は見晴らしの良いところに神殿、劇場を建設している。重機が無い時代良く建設したものだと感心する。
お昼に艇に戻りソーメンとラタトゥイユのお昼を頂く。午後はのんびり過ごすことにする。
 泳いだり、釣りをしたりメールを打ったりする。
 夕方からエビのアヒージョ、そしてタベルナからテイクアウトしたアヒージョのフライ、タラモで白ワインを楽しんで、夕食にオニオン・トマトサラダとソーセージのポトフを頂く。   食後颯の要望で4人乗り馬車自転車を借りて港一周する。賑やかな中楽しいドライブだった。


(ID# 1036)
2017/8/14 (月) Patras~Galaxidi(38NM) 快晴 微風

 昨日の風も収まり静かな朝を迎える。
 9時前に管理人が来たのでトイレのカギを返してから08;50に舫を解く。親切な管理人だった。
 ここから4NM入ったところに半島と本島を結ぶ橋がある。この橋を抜けるのに橋の交通をコントロールしているRion Controlにコンタクトしてどの橋げたの間を通過するか指示を仰がなければならない。一番南側の間を通過する指示がきた。
 コリントス湾は両サイドが良く見えて大きな河のような感じがする。
 潮の流れがあり約2ノットの追い潮を受ける。
 お昼にチャーハンをスープで頂いた後、空の青と海の青そして陸と素晴らしいコントラストの景観を見ながらギャラクシディに15:30舫いをとる。アンカーを打っての船尾着けだ。
 水、電気もあり静かな雰囲気の素敵な場所だ。6,7隻の艇が係留していた。
 何時もの様に艇の前にある店行ってビールで喉を潤おす。
 明日はデルフィの遺跡を観光するので行き方をお店で聞く。タクシーを紹介してくれ往復60€でやってくれるという事だったのでお願いする。
 その後泳ぐが今年初めて小さなクラゲを見た。
 夕食は港の前のタベルナに行く。グリークサラダ、ムール貝ワイン蒸、アンチョビフライ、カサゴに似た魚のグリル、カラマリフライを白ワインで食べるが、Fish from my boatとの売り文句の店だけあってフレッシュな魚で美味しかった。
 港の前のバーの音楽が遅くまでうるさく迷惑だった。


(ID# 1035)
2017/8/13 (日) Patras 快晴 微風

 日中の日差しが強いので朝早めにオリンピアの遺跡に行くことにするが結局9時の出発になる。ここから約100㎞強の距離だ。   昼前に着く。日曜日で混雑を予想していたがそれほど混んでいなかった。紀元前8世紀からスポーツ競技会を開催することで始まっているが、その後ゼウスを祀る奉納試合として栄えた。そして紀元393年迄1200年間4年に一度、一度も休まず行われた。しかしキリスト教を国教化したテオドシウス1世が異教を禁じたためオリンピア祭は終了した。  お昼にオリンピアの観光客相手のタベルナでケバブーとギロスを食べる。チキンのお肉が結構おいしかった。
 スーパーマーケットでバターがなくなったので買おうと思ったが日曜日でほとんど閉まっていた。やっとパトラの町で小さな店を見つけて買う。
 艇に戻ると風が強く港にも波が入り艇がかなり揺れている。外部電源を見るとつながっていない。艇内の配線の関係かと思い業者を呼ぶが結局コネクターと電線が断線していた。自分で出来た作業だが外部から艇まで電線が繋がっていると思い艇内での不具合と思ったのが間違いだった。30€手間賃を払う。直って良かった。
 艇が揺れるので艇から下りて、マリーナ内にあるバーで皆さんそれぞれ読書をしたり、PCでの作業をする。
 夕食はマッシュルームのアヒージョ、サラダ、グリルドポテト、ラムチョップを白、赤ワインで頂く。
 ラムが柔らかく美味しい。
 風もそよ風になり港内の波も収まり気温も下がり心地良いコックピットでの夕食だった。


(ID# 1034)
2017/8/12 (土) Zakinthos~Patras(52NM ) 快晴 微風

 起床後直ぐ準備して07:10にアンカーを揚げる。イオニア海の島々のクルージングに別れを告げてペロポネソス半島に向かう。予報風通りで弱い北風を受けて機帆走で静かな海面を滑る。
 お昼にサンドイッチを頂くが追い風と艇速と一緒になり艇内は無風状態になりセーリング中珍しく暑さを感じた。
 風が強くなり始めた16:10にPatrasのマリーナのポンツーンに横付けする。スタッフは来なかったがビジターバースに他艇が横付けしていたのでその後に着けた。
 暫くしてスタッフが来てもう少し後ろにずらしてくれという事で横付けのままずらす。
 明日レンタカーでオリンピアに行く予定だったのでマリーナオッフィスでレンタカー会社に電話してもらうが空車なしの事だ。タクシーで往復150€で行くとの事だが高いので断り、町のレンタカー会社に行き借りる。84€だった。シーズンのせいか高い。
 今日は西からの良い風が吹き、夕方暑さを感じない。気持ち良い夕暮れに野菜サラダ、カリフラワーの酢漬け、ソーセージとトマト風味のリゾットを赤ワインで頂く。
 リゾットが胃に優しく美味しかった。
 夜風に吹かれながら夜長を楽しんだ。


(ID# 1033)
2017/8/11 (金) Zakinnthos 快晴 順風

 もう一泊して今日は島内をドライブで観光することにする。09:30に予約してあったレンタカー会社に行って借り、最初レックシップ・ビーチに行く。上からの眺めが素晴らしい。   絶壁の上から見るので足はすくむがコバルトブルーを基調にあらゆる青の色を海が醸し出している。素晴らしい海の景色が目に焼き付いた。
 その後小さな漁港のニコラス港に寄る。ここは以前錨泊したことがあるが海の色が奇麗な素敵な泊地だ。お昼をここの海辺のタベルナでスパゲッティ・シュリンプ、カラマリフイミートボールを食べる。スパゲッティの茹で方が茹で過ぎで今一つだったがエビとトマトソースの味はとっても美味しかった。
 マリーナに帰る途中山火事があり燃え上がる炎を目の前で見る。
 車は冷房が効いて連日酷暑の中だったので体が休まる。
 島の南側をドライブすると時間が掛かるので南の観光は止めて大きなスーパーマーケットで当分の買い物をして3時過ぎに艇に戻る。
 のんびりした遅い午後を過ごす。
 夕食はドライカレーで色々なトッピングが入り白ワインと共に美味しく頂く。
 日が暮れてくると風が吹き出し心地よくなる。
 夕食後10時過ぎに颯と賑やかな街に出て彼の家族と友達へのお土産を買う。
 今日も正田さんと颯はコックピットでやすむ。涼しく気持ちよく眠れる。


(ID# 1032)
2017/8/10 (木) Zakinnthos 快晴 順風

 今日は昨日予約しておいた島内一周の観光船で一日遊ぶことにする。
 9:30出港のはずだが皆さん8時半過ぎに来ている。正田さんが調べてきてくれ乗船がもう始まっているとの事、島側の景色が見える席が良いので我々も慌てて行く。幸い良い場所が取れたが出港してから船は反時計周りでなく時計周りで進んだ。説明とは反対の方向だったので海側の席になってしまって島が見えない場所になってしまった。
 三度目のこの船の乗船だが初めての時計周りだった。
 青の洞窟で泳いでからシップレックビーチに上陸した。今までにない混雑様だった。
 颯は良く泳ぐ。
 お昼は船の売店でサンドイッチを買って食べる。もう一か所きれいな砂浜に寄り泳いで港に17時過ぎに戻る。
 早速シャワーを浴びて防波堤の突端のタベルナに寄りカラマリフライでビールを飲む。
 インターネットSIMカードが切れるので昨日見つけておいたWINDのショップに行きSIMカードを購入する。
 夕食はレッドペッパーとトマトのサラダ、豚の肩ロースグリルを白ワインで頂く。暑い夏は冷えて白ワインが赤ワインより飲みたくなる。
 同じような天気がずーと続いている。


(ID# 1031)
2017/8/9 (水) Kefallinia~Zakinthos(35NM) 快晴 微風

 昨日知り合ったDianaが7時過ぎに見送りに来てくれる。感じの良いイタリアのご婦人だった。
 07:35に舫いを解く。この2週間以上変わりのない安定したお天気だ。
 10時過ぎに後ろから14,5ノットの風が後ろから吹いてきたのでジェネカーを揚げる。快調に6ノットの速度をキープするが2時間ほどで風が弱まりジェネカーを降ろし機帆走にする。
 お昼にサンドイッチを頂く。
 ザキントスのメインマリーナは結構混むので心配していたが意外と少なく、スタッフが電気、水の使える岸壁を指示してくれ其処にアンカーを打って船尾着けする。
 非常に暑い。港の防波堤の先端にあるタベルナに行きビールで喉を潤おす。お店の店員さんが覚えてくれていて歓迎してくれる。
 それでも暑いので3人で泳ぐ。避暑に泳ぐのが一番良い。
 夕方から良い風が吹き出し心地よい中一杯やる。
 夕食はサラダ、ポテトとラムのグリルを赤ワインで頂く。
 風があるので救われるが暑い、正田さんと颯はコックピットで寝る。


(ID# 1030)
2017/8/8 (火) Kefallinia 晴れ 順風

 昨日島内見学の為レンタカーを借りに行ったがハイシーズンで空車が無いとの事だったので再度朝聞きに行くがやはりないとの事で諦める。
 レンタカーではコバルトブルーの美しい海岸のミルトスビーチと青の洞窟のメリッサニケーブに行く予定だったのでタクシーでいくことにする。
 朝食後15€でミルトスビーチに行く。結構な数の海水浴客でビーチベットが一つも空いていない状態だった。広い海岸線から沖合に続くコバルトブルーの海の色は素晴らしい。
 颯は波と戯れて遊んでいた。
 1時間ほどしたのち電話でタクシーを呼ぶが1時間後になるとの事で待つ。
 タクシーが来たので交渉してメリッサニケーブ経由でエフィミアまで行ってもらうことにする。交渉結果40€だった。
 メリッサニケーブに行ったが観光客が多くて洞窟内のボートに乗るのに1時間以上かかりそうだったので諦めてエフィミアに戻る。
 お昼を艇の前のタベルナでカラマリフライ、チキンリゾット、マッシュルーム・スペシャルピッザを食べる。ここのところ日中は凄く暑い。扇風機を回して艇内で午睡する。
 それでも汗をかくくらいだった。幸いに風があるので助かるが風も暖かい風だった。
 暑い体を海で冷してシャワーを浴びる。
 前のタベルナでWiFiをしていると、隣の女性とお話になる。イタリア・ミラノから来た年配の女性だったとっても感じの良い女性だった。友達とこれからセーリングを楽しむそうだ。
 正田さんが颯を相手にトランプで遊んでくれた。
 夕食はご飯にフリーズドライのカレー、親子天丼、マボー豆腐と中華丼をかけて頂く。
 フリーズドライは良く出来ていて結構白いご飯と合い美味しく頂く。


(ID# 1029)
2017/8/7 (月) Ithaki(Pega Pigadhi)~Kefallinia(Eufimia)(10NM) 快晴 微風

 朝食後ひと泳ぎした後、岩に舫ってあるロープを解き09:00にアンカーを揚げる。
 今日も湖水のような海面を10NM先のケファロニア島のエフィミアを目指す。
 エフィミアに近づいて港にあるエフィミア・マリーナをVHFで呼び出すと直ぐ係留場所を指示してくれ元気なおじさんのスタッフが舫いをとってくれる。アンカーを船首から打っての船尾着けだ。10:40の到着だ。
 多分昨日の日曜日だったら満杯だったと思うほど今日もほぼいっぱいになっている。    港岸壁には50艇以上艇が槍着けをしていて賑やかだ。
 水の補給とコックピットを水で流す。ついでに洗濯もする。
 お昼は艇の前のタベルナでグリークサラダ、肉団子、マルガリータピッザとカラマリフライを白ワインで食べる。
 転寝した後、颯と港の外にある小さな海水浴場で泳ぐ。暑い体に海水が気持ち良い。
 颯とタベルナでお茶をしながらWIFIを使っている間に正田さんと悦子は買物をしてくれた。ビールはあっという間に消費されていく。
 明日島内観光の為レンタカーを借りに行くがここにあるレンタカー屋さん2店とも空き車が無いという事で借りることが出来なかった。
 明日ここのきれいなビーチ・ミルトスビーチにはタクシーで行くことにする。
 夕方いつものように一杯やっているとイタリア人が声を掛けてきた。元アリタリアのパイロットで日本にもよく来たことがあるそうで暫く艇でお話した。明日奥さんがここに飛行機で到着するそうだ。彼の名はビンジェンツオと云った。
 夕食は野菜サラダと鶏のもも肉のフライをオレンジソースで頂く。
 今日も暑い一日だった。


(ID# 1028)
2017/8/6 (日) Meganisi~Ithaki(Pega Pigadhi)(20NM) 快晴 微風

 今日は日曜日でケファロニア島のエフィミアはチャターヨットで繋留場所を占拠されていると思い手前のイタキ島のピガーダの入り江でアンカーリングする事にする。ここは前回も錨泊したところで村もなく自然で水のきれいな錨泊地だ。
 08:50にアンカーを揚げる。今日も湖面のような海だ。島々も間近にあり湖を走っているようだ。
 ピガータに着いて、底もきれいに見える6mの砂地にアンカーを打つ。船尾からロープを岩壁の石に舫う。
 正田さんが泳いで舫ってくれる。舫っている最中に隣の艇の女性が泳いできて手伝いをしてくれた。
 暫くして手伝ってくれた隣の艇(Kudra)からヨシクニか?と声がかかる。聞いてみると6年前スペインのアルメルマルで会ったとの事のあるリカルドだった。アルメルマルの史さんとは大変親しいそうだ。
 夕方一杯誘うが生憎と夕方約束があり別の場所に移動するという事で実現できなかった。
 暑くなった体を泳いで冷やす。お昼に冷ソーメンを頂いてからお昼寝をする。暑くて目を覚ましてから颯と泳ぐ。颯はシュノーケリングを自由自在にできるようになった。艇からの飛込も頭から出来るようになった。
 きれいな海を満喫した。
 夕食は簡単に済ますことにして、ジンリキーをチーズ、ベノベーゼソースとトーストで楽しんだ後、前日のリゾット、ベーコンとズッキーニ、茄子のグリルを頂く。
 夕方になって風はあるが結構暖かい風で冷える気配のない夕暮れであった。
 コックピットで月夜を楽しむ。


(ID# 1027)
2017/8/5 (土) Paxoi(Gaios)~Meganishi(45NM) 快晴 微風

 07:10にアンカーを揚げる。後から来た艇のアンカーチェーンと交差していないか心配したが交差はなく無事アンカーが揚がる。狭い水門の方が近道なのでそこを抜けるが一番浅いところで水深計1.8mの深さだった。
 今日も同じような安定した天気で風が弱くセーリングは望めない。一時海風陸風の良い風が吹いたが1時間続けば良いほうだ。途中レフカダ島と本島の間に水路がありそれを抜けていくが入り口に道路用のブリッジがあり毎時オンタイムにブリッジが開くようになっているので13時に合わせて水門の入り口に着く。多数の船がブリッジを開くのを待っているが開かず、最初に待っている艇から13時には開かず14時に開くとの事だった。実は昨年もここを通過したとき13時に開かず待った。最新のパイロットブックには毎時オンタイムに開くと書いてあったので大丈夫と思ったが開かなかった。
 仕方なく岸壁に舫い昼食にする。狐うどんを頂く。
 14時になると回転式のブリッジが開き10隻以上の艇が通過して行く。水路はブイで分かるようになっている。
 水路を通過してから良い風が吹いて来たのでセーリングに移る。
 当初の目的地Meganisi島のPort Vathiに入るが、あまり景観が良くないので何回か行っているSpartakhoriの入り江に行く。
 土曜なのでチャーターヨットは本拠地に帰っているかと思ってタベルナSpilaの岸壁に行ったがいっぱいで繋留できない。隣の岸壁もグループの艇でいっぱい、以前来た時に繋留場所を指示してくれたおじさんが堤防の外側に着けるよう教えてくれた。
 水深が深く17mのところにアンカーを打って16:40に船尾着けする。最初はアンカーチェーンが短すぎて効かず再度打って効かした。
 隣にオランダ艇が来た。10歳の坊やが乗っていたのでCAVOK5に呼ぶ。颯が折り紙を折って子供の国際交流を図る。
 夕暮れにサラミとタラモとセサミクッキーでブルを飲む。いつもの穏やかな夕暮れだ。夕食は正田さんが色々な野菜とパンチェッタを入れたリゾットを作りご馳走になる。
 タベルナで食べるより艇の上で食べる食事が美味しい、 今日も船内は暑く、正田さんと颯はコックピットで寝る。
 暑い夜だった。


(ID# 1026)
2017/8/4 (金) Paxoi((Gaios) 快晴 微風

 一日休養することにする。何も予定をしない日だ。予定の無い日は好きだ。
 ここは観光客が多い。観光船も満杯状態で出入りしている。午前中洗濯したり、バーでWIFIを使ったり、お土産物屋やタベルナが軒を並べている街路を散策したりする。
 昼食は正田さんがチャーハンを作ってくれる。具沢山の美味しいチャーハンだった。
 颯も苦手な食べ物を少しでも食べるようになった。
 悦子は颯と一緒に絵葉書を買ってくる。14枚ほど買って先生、友達、家族に暑中お見舞いを書いた。
 午後颯と泳ぎに行く。颯はすっかりシュノーケルが使えるようになり自由自在に泳いで魚を見るのを楽しんでいた。
 隣の艇が出たり入ったりする。常に満杯状態だ。
 日中は大変暑い。
 夕方ブル(ビール、ジン、レモン)を生ハム、グリーンペッパーのオイル漬けで楽しむ。
 夕方になると一層人通りが多くなる。家族連れが多い。
 夕食は鶏鍋を頂く。白菜、トロネギ、干しシイタケ、ニンジン等野菜が多く胃に優しく食欲は進む。最後に稲庭うどんでしめる。
 白ワインが進んだ。
 いつの間にか正田さんと私はコックピットで寝ていた。


(ID# 1025)
2017/8/3 (木) Paxoi(Lakka)~Paxoi(Gaios) (5NM) 快晴 微風

 今日は島の北のMongonisiに行く予定であったが艇の水が意外と減っていたのでパクシー島のメイン港Gaiosに変更する。ここは前回来た時繋留場所がいっぱいで、17時過ぎまで場所が空くのを待って何とか繋留したところだ。今回は10:30にアンカーを揚げて5NMの距離にあるGaiosには午前中の11:30に着く。出港していく艇があって簡単に空いている繋留場所を見つけることが出来た。ここは繋留場所に水、水道があるので助かる。
 入り江に沿って長い埠頭があるのだがほぼ繋留出来るところは詰まっている。
 船首からアンカーを打って船尾着けをする。
 早速艇にある前のバーでビールを飲む。今日は非常に暑い。バーでビールを飲んで風に吹かれていたら汗もすーと引いた。
 隣にも艇が入りギスギスの繋留になる。家族連れの艇やチャーター艇が多い。
 入り江の中の港は水が奇麗でないので外の小さな海水浴場に行き皆で泳ぐ。泳ぐのが暑い体を冷やすのに一番だ。
 水を補給したり、ラバーボートを艇に上げたり作業する。
 夕方又前の店でビールを飲む。
 夕食はサラダ、赤トウガラシのグリルとラムチョップを赤ワイン頂く。こちらはビーフよりラムの方が美味しい。匂いもなく、身も柔らかい。
 食後艇の前を行き来する人たちを見ながらジントニックを飲んで就寝する。


(ID# 1024)
2017/8/2 (水) Corfu~Paxoi(Lakka) (30NM )  快晴 微風後順風

 朝9時出港予定していたが空のプロパンのガスボンベを交換するのを忘れていたのに気が付きマリーナ内のスーパーマーケットで交換する。
 マリーナオッフィスに出港を伝えて09:30舫いを解く。グービアの湾を出てすぐ隣にある湾に錨泊しているデスティニー号に挨拶してからパクシー島に向かう。コルフの新旧要塞や旧市街地が良く見える、そして本港には大型客船が3隻ほど繋留していた。
 昼過ぎまで風は弱い、昼過ぎ良い風が吹きだしセーリングに移る。お昼はカレー南蛮をビールを飲みながら頂く。
 2時間ほどアビームの良い風を受けながらパクシー島の北にあるラッカの入り江に向かう。近づくと沢山の船がアンカーリングしているのが見えた。幸い入り口近くに泊地にスペースがあり水深4mの砂地にアンカーを打つ。
 潜ってアンカーを見ると半分だけ砂地に食い込んでいた。入江内ではボートの出入りが多く危険なので颯とは岸辺に行き泳ぐ。砂地の底が良く見え、上から見る海の色はコバルトブルーで綺麗だ。小さな港にはタベルナが軒を並べている。上陸してきれいな村の街並みを楽しむ。
 颯に錨泊艇数を数えさせたら78隻錨泊していた。その後も入ってきたのでもっと増えたと思うが人気の泊地場所だ。
 夕食は胃が疲れ気味になっているので、ポテトサラダとトマトオニオンサラダ、そしてソーセージで頂く。今日は久しぶりに赤ワインを飲む。
 連日寝るのが遅かったので10時過ぎには休む。静かな錨泊地での寝心地は最高だ。


(ID# 1023)

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