CAVOK日記 2022
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2022/11/9(水)

皆様に

今回の9月からのエーゲ海の航海には昭和43年卒慶応ヨット部同期の岡崎彬、日比谷眞、田村和男、植木昌昭が参加しました。卒業以来54年振りの合宿生活をアテネからエーゲ海を周遊してクレタ島まで約1か月かけて楽しみました。
紀元前5世紀のペルシャ戦争サラミスの海戦で有名なアテネ近郊のサラミス島で同期の到着を待っていたCAVOK5での生活が到着日の9月4日より始まりましたが、生憎と風が強く5日ほど足止を食いました。その間にアクロポリス、ミケーネ遺跡、コリントス運河等々と観光することが出来、古代歴史の旅へのスタートになりました。
エーゲ海には約2500の島があると云われています。この中で寄港地を選択するのは難しいのですが私のお気に入りの島を風の状況を見極めながら選んで航海しました。
結果的にはペロポネソス半島の港、そして6つの島に寄りクレタ島では3か所の港に寄港しました。7,8月にエーゲ海に強く吹く北の季節風メルテメが9月も強く吹くことがあり島では風待ちをすることもありました。
素朴な港でのゆっくりした時間、美しい海岸線、透き通る海での海水浴、絶壁に立つ修道院、ギリシャらしい街並み、地中海料理のタベルナ、静かな入り江での満天の星を見ながらの錨泊、青空の下での心地よいセーリング、人との出会い、そして何よりも素敵だったのはグラン・ブルーの海でした。
風待ちの時は島の観光や食事そして泳いだり散策したりしてのんびりした時間も過ごしてそれなりに楽しみ、夕暮れ時にはコックピットでグラスを傾け、食後には時事談議始め会話に花が咲きました。
海の上では俳句の心得がある日比谷の下でエーゲ海に思いを込めた俳句を皆さん詠み楽しみました。各人の代表作は航海日誌に載せています。
航海中は1時間交代のウオッチでその他の人は自由時間で過ごします。満月の日には、月明かりを満面に受けての夜間航行も楽しみました。
食事の方は朝とお昼は殆ど艇で食べて夕食だけ半分弱外食しました。通常悦子がすべてやるのですが流石ヨット部仲間で皆さん順番に皿洗いを始め、お手伝いしてくれて悦子も助かりました。又日比谷は料理が上手で時折美味しい手の込んだ料理を作って楽しませてくれました。
 9月28日にクレタ島アギオス・ニコラウスに皆さん元気で無事到着いたしました。
ヨット部ならではのチームワークでした。安全はもとより、遊びの天才の同期のお陰で航海中いかなる状況でも楽しんでくれ無事航海出来たことに感謝する次第です。
           
                       2022年11月 CAVOK5 松崎義邦


アテネ近郊のサラミス島にて 同期5人集合


コリントス運河


ペロポネソス半島 バティにて CAVOK5


キソノス島 ルートラ


パロス島 ナウサの漁港


パロス島 ナウサ


アモルゴス島 アンナビーチ


アモルゴス島 カロタリテッサの入り江


ミロス島 サラキニコビーチ


ミロス島 クリマの漁村


ミロス島 アダマス港の朝日


ミロス島 アンカーレッジ


クレタ島 ハニア港


クレタ島 ハニア港


キャビンでの夕食


クレタ島 モコロスにてランチ


クレタ島 エロウダ スピナロンガ島 遺跡の島


クレタ島 教会にて 牧師さんと一緒に


同期5人最後まで元気でした


最終目的地 クレタ島アギオス・ニコラウスのマリーナ

(ID# 1483)

2022/9/4(日)

皆様に

今回は一時帰国していた悦子が孫娘と一緒にコルフ島に7月25日に到着してからペロポネソス半島を反時計に回りアテネ迄の航海をしました。
 二人の到着の翌日、毎年一緒するリサが乗艇して賑やかなセーリングで始まり、途中リサと交代するようにヨット部後輩の上田佐和子さんが久し振りに乗艇しました。
 コルフ島周辺には島々が連なりアイランドホッピングのクルージングを楽しめます。
 特にケファロニア島、ザキントス島の美しい海岸線、海の色には魅了させられます。
 中学1年生の孫娘はシュノーケリングが使えるようになり自由自在に海中に潜り海を楽しんでいました。
 ペロポネソス半島のカタコロンからはオリンピア遺跡をポロス島からミケーネ遺跡やエピダブロス遺跡を訪ねたりして歴史探訪も楽しみ、最後にアクロポリス観光で締めくくりました。
 イオニア海は7,8月にエーゲ海に吹くメルテメと云われている強風の影響は少ないですが、それでも何日か風待ちをする日もありました。イオニア海からエーゲ海に入ると絶好の錨泊地が至る所に沢山あり錨泊を楽しみました。
 奇麗な透き通るようなの海の上での錨泊はお気に入りです。泳いだり、読書したり、特に心地よい風を受けながらの転寝は最高です。そして満天の夜空の星を見ながらの夜更けの一杯も楽しみです。
 8月25日にアテネ近郊のサラミス島に無事入港して、佐和子さんと葵は翌日帰国の途につきました。その後10日ほどサラミスでのんびり過ごし9月に来るヨット部同期を待つことにしました。

サラミス島にて
松崎義邦



ケファロニア島 ミルトスビーチ


ケファロニア島 アソス


ザキントス島 シップレックビーチ


シップレックビーチにて  孫娘とマレーナ


エラフォニソス錨泊地


ミケーネ遺跡 獅子の門


ポロス島


サラミス島 ポール夫妻と海辺のタベルナにて

(ID# 1442)

2022/7/11(月)

皆様に

昨年はコロナウイルス感染症の影響で3か月間の地中海クルージングになりましたが、今年は3回目のワクチン接種と欧州でのコロナウイルス感染症対応も緩和されたこともあり例年通り5月より10月にかけて13年目の地中海クルージングを楽しむことにしました。
昨年CAVOK5が越冬したサルデーニャ島カリアリに4月中旬に到着して、約1か月間艇の整備をした後、カリアリよりサルデーニャ島北端のカンニジョネに艇を移動させ妻の悦子の到着を待ちました。カンニジョネには日本に来たことのある友人のアントニオが住んでいるところで、毎日のように彼の家でご馳走になりました。
5月中旬に悦子が到着してから今年の航海は始まりました。サルデーニャ島を南下して、ポルト・コラッロより160NM東になるシチリア島トラパニまで一昼夜かけて渡りました。生憎の新月でしたが満天の星を仰ぎながらのセーリングが楽しめました。
パレルモでは、スペインに向けて航海中の昔の仲間と会う事が出来ました。又ここで日本
からのゲスト夫妻が乗船してエオリア諸島のブルカノー島までご一緒しました。
その後カターニャに入り、新たにゲスト2名が乗船してコルフ島迄ご一緒しました。丁度5月下旬から6月にかけてマグロ漁の最盛期でカターニャの魚市場では黒マグロが並んでいました。赤身、トロ関係なく1㎏あたり10~13€ですので大変安く、新鮮なのでマグロ尽くしの食を楽しみました。
シチリア島から南イタリア半島に渡りそこから165NM先のギリシャのエリクーサ島に渡りました。ここにも我が家に来たことのあるイタリア人の友人夫妻が在住で何回も寄っている素晴らしいアンカーレッジでベスト5に入る好きな所です。
ここからアルバニアは15NMの距離ですぐ近くです。イタリアでEUの出国をしようとイミグレーションについて確認すると必要ないという事で出国手続き無しでアルバニアに渡りましたが全く問題なく入国できました。アルバニアでは新鮮な魚を廉価でご馳走になりました。
コルフ島でギリシャ入国手続きをしましたがギリシャは外国のプレジャーボートに通行税のようなeTEPAIという税金が取られます。そして船の入国と人の入国があり手間がかかりました。
旧砦下のポート・マンダラキに係留しました。世界遺産でもある旧市街地のすぐ近くにあります。コルフ島は紀元前からフェニキア、ギリシャ、ローマ、ビザンチン、ノルマン、ベネチアと支配された歴史がありますが、この旧砦はオスマントルコの攻撃にも耐えた頑強な歴史ある砦になります。。
ここでゲスト2名が下船して我々は再度エリクーサ島でアンカーリングしたりしてのんびり過ごしました。
そして悦子は孫娘を迎えに一時帰国をしました。
今回の航海日誌は5月22日サルデーニャ島カンニジョネを出港した日から始まります。

2022年7月11日 コルフ島にて



サルデーニャ島カンニジョネのマリーナ


コルシカ島とサルデーニャ島の間のマダレーナ海峡


セーリング


オルゼイ湾


タオルミーナの錨泊地のCAVOK5


カターニャ 魚市場


エリクーサ島


エリクーサ島 ゲストとサンドロ夫妻


コルフ島 旧砦パレオ・フルリオのマリーナにて

(ID# 1391)


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