CAVOK日記 2011
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2011/11/2(水) Cagliari

皆様に



昨日無事今年のCAVOKⅤの越冬地サルデーニャ島Cagliari(カリアリ)Marina PortusKaralis に入港しました。

最終レグはサルデーニャ島コスタ・スメラルダ始め綺麗な海岸のある東海岸をクルージングしました。

こちらも秋になり天候が崩れる日が多くなりましたがサルデーニャ島の内陸をドライブして山に点在している集落を廻ったり、ヌラーゲやロマネスク様式の教会を訪れたり、又サルデーニャ特産のワイン、料理、ケーキも楽しみました。

ここのイタリア人はとても親切で食事に招待して頂いたりレストランや海水浴場の良い場所を教えてもらったりしてサルデーニャを楽しむことが出きました。

このレグでは昨年も一緒したロシア人ピアニストが参加して賑やかになりました。彼女はイタリア語がペラペラでレストランでもサルデーニャ特産の美味しいものが注文出来たりして楽しみました。

サルデーニャの北部マッダレーナ諸島は島が点在して入江も多く楽しめるところなので来年も是非行きたいところです。


ここでCAVOKⅤの越冬準備をして11月8日に帰国予定しています。

皆様のお蔭で安全航海が出来たことをお礼申し上げます。



今年の航海日誌の最終にさせて頂きます。長い間配信させて頂き有難うございました。



Cagliariにて

松崎義邦


写真を添付させて頂きます。

1. Maddalena諸島の入江
2. モーターボートに招待されて
3. Santa Maria Navarreseにて
4. Cagliariのローマ時代の円形競技場






(ID# 163)

2011/10/20(木) Connigione

皆様に

今回は悦子の友人の岡田千賀子さんが10日間ピサからコルシカ島アジャクシオ迄参加してくれ大変楽しい航海を続ける事が出来ました。千賀子さんの上手なお料理とワイン選びそして差し入れの和食で大変充実した食事も楽しめました。
マシナジオでは地中海の強風ミストラル(リベッチオ)を経験しました。コロシカ島の東海岸は名勝の地が多く自然環境で世界遺産になっているところもあり其処で錨泊もしました。港の近くには城塞があり又あちこちの岩壁の上にはローマ時代からの見張り台が残っていて戦いの歴史が残っていました。
ここカンニジヨーネではイタリア人の家庭でサルデーニュア料理をご馳走してもらったり島でアンカーリングして泳いだり楽しんでいます。
今年の航海はコルシカ島ボニファシオで終了する予定でしたが昨年の航海で知り合ったアリタリアのパイロットのイタリア人が自分のホームポートのサルデーニャ島のカリアリで越冬するよう勧めてくれたのでもう少し航海を続けます。
22日から昨年も参加してくれたロシア人が同乗するので又賑やかになるかと楽しみにしています。
こちらも秋になりましたが今日19日も泳いできました。何日迄泳げるか楽しみです。

皆様も気候の変化の激しい折お体をご大切にして下さい。

Connigioneにて

松崎義邦

写真を添付させて頂きます。
1.ミストラル(10/7)
2.鴨ロースト(10/8)
3.カルビ(10/10)
4.ボニファシオ(10/17)
5.アントニオ宅(10/18)






(ID# 148)

2011/10/6(木) Elba

皆様に

地中海も秋の風を感じるようになりました。
今回はチンクレ・テレの5つの村を良いお天気の中、海からと陸からと尋ねることが出来ました。ここは今年の航海で海から訪ねてみたいところの一つでした。
特にヴェルナッツァの沖に錨泊して海から見た村は素晴らしい景観でした。又世界遺産の町ポルトヴェネーレ港に停泊して陸路チンク・テレの村を尋ねることが出来たのも良い思い出になりました。
ピサでは川の下流にある小さなマリーナに停泊して、ピサの斜塔やフッレンツエを観光しました。ルネッサンスの文化に直に接して偉大さに感動しました。
3日には悦子の友人の岡田千賀子さんがピサに係留中のCAVOKⅤに予定通り来てくれました。待ちに待った日本酒を持参してくれました。4人になり又賑やかになりました。
今日はエルバ島に着き明日はコルシカ島に渡る予定です。今週末はリベッチオと云う南西からの強風が吹く予報なので暫らくコルシカの港で休養する予定です。
これから天候の変化が早くなると思いますので用心して残り1カ月を航海したいと思って居ます。

添付させて頂いた写真は以下の通りです。
1. 海からのヴェルナッザ村(9/26)
2. 陸からのヴェルナッザ村(9/28)
3. ポルトヴェネーレ港にて(9/29)
4. チンク・エッテ沖にて(9/26)
5.
Elbaにて
松崎義邦





(ID# 138)

2011/9/26(月) Nice〜Chiavari

皆様に

上田、棚橋さんが下船して寂しくなりましたが航海の方はお天気にも恵まれ順調です。
約2週間程ニースに滞在しましたがその間美しいヴィラフランシェの湾で錨泊したりレンタカーであちこち足を延ばして観光したりあっという間の2週間が過ぎてしまいました。
居心地の良い港に入ると長居をどうしてもしたくなってしまいますが、3年前エーゲ海でヨットに乗せて頂いたりその後モナコの自宅にお邪魔させて頂いたりしたGeraldさんにも病気治療中にも拘わらず会うことが出来ましたのでイタリアに向け出港しました。
イタリアに入りイタリア人の人懐っこさと親切には知らない土地での安らぎと親しみを覚えこれからの航海が楽しみになりました。イタリアの4大海洋国家の一つジェノバでは中世そのままの外観を現存している建物からも中世の繁栄した歴史を身近に感じることが出来ました。
海から尋ねるのが一つの夢でもあったポルトフイーノも海から緊張気味で入港しました。ポルトフイーノでは近くに錨泊してきれいな周りの景観の中ゆっくりした時間を過ごしたりしました。
ポルトフイーノからチンクエテッレの間30NM位の距離ですが8日ほどかけてゆっくり海からのリグーリア州を覗いてみるつもりです。
秋になり天候の変化が気になりますがまだまだしばらくは好天が続くようなので世界遺産の村を背景に錨泊も楽しみたいと思っています。

今日は此処Chiavariで水、食料の補給をして明日からの錨泊に備えます。


Chiavariにて 9/25
松崎義邦


写真を添付させて頂きます。
1. ニースの入江にて(9/17)
2. Geraldさんと彼の艇の上で(9/18)
3. モナコ沖(9/20)
4. ポルトフィーノ(9/24)
5. A級デンギー(9/25)






(ID# 126)

2011/9/15(木) Port de Nice

皆様に

朝晩は涼しくなりましたが日中は燦々と輝く太陽の下真夏を感じるコートダジュールです。
天候に恵まれて上田さん棚橋さんと楽しい航海が出来ました。追手の40ノット(20m)を越える風の中飛ぶように帆走を楽しみました。
コートダジュールに入り入港するマリーナに苦労しました。丁度カンヌのボートショウがあり何処も満杯で思い通りのマリーナに停泊出来ず一気にニースまで行き停泊出来なかった港にはニースからレンタカーで陸路行ってきました。
ニースの旧港は落ち着いた雰囲気ですっかり気に入りました。又近くにニースの海岸もあり4人で海水浴をしたり、朝は大きな朝市が開かれ買い物を楽しんだり出来ました。
7日には棚橋さんが帰国14日には上田さんが帰国しました。お二人が来てくれたお蔭でとっても楽し航海が出来ました。
ニースに居る間に半島を越えた隣のヴィルフランシェ湾で2日ほど錨泊して月夜も楽しみました。
モナコに知り合いがいる関係でもう少しこの界隈に停泊する予定です。
これからはバルセロナで会ったファングのクルーのクマさんと悦子との3人での航海を楽しみたいと思って居ます。

Port de Niceにて
松崎義邦

写真を添付させて頂きます。
順番に
1. 快晴の中風速20mの中の快走 9/5
2. 丘から見たニース港 9/6
3. ヴィルフランシェ湾 9/8
4. ヴィルフランシャ湾で錨泊のCAVOKⅤ 9/12





(ID# 114)

2011/9/6(火)

皆様に

9月に入り地中海も秋の気配を感じるようになりました。バルト海からイベリア半島に伸びている前線の尻尾が地中海にも掛かるようになりその前線の影響も受けました。
8月25日からはヨット部OGの上田佐和子さん、棚橋道子さんが乗艇して賑やかになりました。
5日間滞在したカマルグ湿原ではピンクフラミンゴを見ることが出来たり、又アルルでは古代ローマ時代の素晴らしい遺跡も見ることが出来ました。
マルセイユではマリーナで知り合った方の自宅にご招待を受けてこれから行く場所の情報も頂き、彼の情報で2か所程素敵な泊地で錨泊することが出来ました。
艇の方は3か所程不具合が出ていましがコゴリンで全部修理が完了できホットしました。
艇も体調も快調になり楽しいクルージングを皆で楽しんでいます。

写真を添付させて頂きますが以下の通りに並べてありますのでよろしくお願い致します。

1.8月25日 ローマ橋
2.8月30日 マルセイユ ノートルダム寺院よりイフ島
3.8月30日 入江モルギュ
4.9月1日  ポルクロ島女性セイラー快走

Niceにて
松崎義邦





(ID# 102)

2011/8/26(金) バルセロナ〜フ ランス、ラングドック・ルション

皆様に



 お陰様で体調の方も回復致しましたので8月16日に日本を発ちバルセロナに着き
ました。そして18日より航海を再開しました。

 色々の方のお力で大幅な計画変更もなく、予定より1週間の遅れでスタートするこ
とが出来ましたことを感謝しております。

 バルセロナを出港してスペイン、コスタ・ブラバの海岸線を楽しんでロサスからフ
ランス、ラングドック・ルションに入りました。

 丁度夏真っ盛りで沢山のヨット、ボートが夏を楽しんでいました。コスタ・ブラバ
はマリーナも多く又マリーナとマリーナの間には小さな入り江もあり非常にマリンレ
ジャーが盛んでした。

1000隻以上係留できる規模のマリーナも10NM間隔であり施設も整いマリーナのスタッ
フも親切で最高の環境です。

地中海の8月は暑いと聞いていたのですが、すごしやすい気候で日中は太陽の下暑い
ですが、夜になると涼しくなり半袖では寒いくらいです。

今回はバロセロナで会った日本艇Fangのクルーの女性が一人1週間ほど加わり少し楽
をさせてもらっています。

グリュイッサンではナルボンにバスで行きましたがミデイ運河から分かれた運河があ
りミデイ運河を4年前運河の旅をしたのが懐かしく思い出しました。

23日にはヨット部OG 上田佐和子さん、棚橋道子さんと待ち合わせ場所のカラルグ
湿原にあるサント・マリ・ド・ラ・メールのPort Gardianに到着しました。

彼女たちは22日にアルルに着いて観光した後25日にここで合流しする予定です。



なを航海日誌に日本での通院生活を書かせて頂きましたが、皆様に病気でご心配をお
掛けして置いて、何故退院約2週間後に航海が再開で来たかの経過の報告ですのでご
容赦下さい。



お陰様で元気いっぱいで航海を楽しんでいます。



Saintes Maries de la Merにて

松崎義邦



添付の写真です。

1.パラモスにて友人と再会(8/19)

2.コスタ・ブラバの海水浴場(8/20)

3.悦子とクマさん(8/21)

4.ナルボン市内の運河(8/22)





(ID# 92)

2011/8/9(火)

皆様に

病気の件ではご心配お掛けしました。
その後CTスキャン、MRIを撮りましたが石が見つからず又異常もなく、今日9日慈恵医大病院の先生より診断が下りました。
「一過性の症状で胆汁が詰まり炎症が起きたのでしょう。特にスピリッツ系の強いお酒と脂っこい物を一緒に飲み食いするとなりやすく、又石が流れた可能性もある。血液検査の結果値も正常になりこれ以上検査もする必要がないので渡航は問題ないでしょう。胆汁の流れを良くするのと胆石を溶かす薬、消化を助ける薬、お腹の痛みを止める薬を3か月分処方します。脂っこいものを避けて強いお酒は飲まないようにそして水分を十分取ってください」と云う説明と注意を受けました。
確かに胆嚢摘出をしてその後総胆管結石摘出をした私でしたが、注意を怠り毎日ビール、ジンやウイスキーをチーズやサラミをつまんで夕暮れ時に一杯、食事のときはワインを飲んで西洋料理を食べて条件は揃ったようでした。

 というわけで一応完治と云うことで、航空券を取り直して15日ないし16日にバルセロナに向け出発したいと思っています。
 今回は色々な方のお世話によって早期に治療も終わり有難うございました。

 後半の航路は夏の終わりの南仏の海岸を楽しみ、そして海からのイタリア、リグーリア地方を堪能したいと思って居ます。
 
 皆様も残暑厳しい折お体をご大切にして下さい。
 
 CAVOK Ⅴ 松崎義邦 


(ID# 91)

2011/8/4(木)

皆様に

今回はマヨルカ島の東から北に回り途中入江で錨泊したり、自然の良港の中のマリーナでゆっくりと景色を楽しんだりしました。
場所によってはそのまま逗留したい様なところが彼方此方ありました。
そしてイベリア半島に一番近いマヨルカ島ソレルからバルセロナまで渡り今年の前半の泊地バルセロナ、Port de Olimpicに舫い帰国しました。
20日ほど前より私が数回腹痛を起こし最後にバルセロナで4泊入院する羽目になってしまいました。
 日比谷夫妻には大変迷惑を掛けてしまいましたが最後まで楽しく航海させて頂き大変感謝しております。
 8月10日から再スタートする予定でしたが完治してからの出発にしたいので少し送らせて体調を直してからスタートしたいと思っています。
 取り敢えず今年前半の航海無事終えることが出来有難うございました。
 
自宅にて
 松崎義邦
 
 写真の添付ですが以下の順番になります。

1. Playa de Coll Baix7/21
2. Pollensa7/22
3. ローマ橋7/23
4. Soller7/24





(ID# 82)

2011/7/20(水)

皆様に

12日に日比谷夫妻が長旅、時差にも拘わらず元気にパルマに到着して4人での航海が始まりました。
パルマ観光とマヨルカの内陸の観光も楽しんだ後、15日にラピータに向け出港しました。風にも恵まれ日比谷夫妻の初航海にふさわしい日でした。
ラピータでは夏まつりに丁度ぶつかり花火も見ることが出来ました。私は食べ過ぎと日射でダウンしてしまいました。
17日にはカラロンガに入りましたが入江の中の自然を利用した素晴らしいマリーナでした。
イビザでは係留料が大変高かったですがマヨルカに来てからは90ユーロ台になったので助かります。
今夕から朝にに掛けて強風注意報が出ているので20日にカラロンガを出港したいと思って居ます。





(ID# 73)

2011/7/12(火) Lisbon~Corsica

皆様に



7月2日にバレアレス諸島のイビザ島に渡りました。デニアで風待ちをしていました
が風待ちの甲斐があり南の良い風に恵まれアビームで55NM先のイビザ島サン・アン
トニオに9時間で着きました。

バレアレス諸島は6000年前の先史時代から先住民が住みつきフェニキア、カルタ
ゴ、ローマ、イスラム、スペインと歴史のある所です。又近世ではショパンとジェル
ジュサンドとの逢瀬、

ネルソン提督とハミルトン夫人との不倫の恋の逃避行の場所としても知られていま
す。イビザ島には沢山の綺麗な入江があります。夏料金で高いマリーナを避けて風光
明媚な入江で錨泊を楽しんでいます。

海水浴場ではヨーロッパからの海水浴客で大変賑わっています。我々も毎日海水浴を
して楽しんでいます。

7月9日にはマヨルカ島サンタ・ポンサに渡りサンタ・ポンサの入江にアンカーを降
ろしました。大きな入江の中に各国の旗をなびかせながら沢山の艇が錨泊してゆっく
りした時を過ごしています。

夏の地中海気候の良いお天気が続き、日中は太陽が体を射すように暑いですが、日陰
に入れば風が気持ち良く、陽が落ちると涼しくなり快適です。

12日から日比谷夫妻がパルマに到着するので前日にパルマに入ります。一緒にバレ
アレス諸島、スペイン本土と楽しみたいと思っています。

Mallorca島Santa Ponsaにて

松崎義邦

1.Cala Badellaの昔の番屋(7/3)

2.Cala Badellaにて(7/4)

3.Sant Vicentにて(7/8)

4.Santa Ponsaでの夕餉(7/10)






(ID# 63)

2011/7/2(土) Lisbon~Corsica

皆様に

いよいよ明日バレアレス諸島のイビザ島に渡る予定です。ここデニアから約55NMで針路80度になります。
予報では南の良い風が吹くとの事なのでアビームで快適なセーリングが出来るのを楽しみにしています。4日間も陸に居るとセーリングが恋しくなり明日が楽しみです。
アリカンテではスペインの伝統ある闘牛をサン・ファン祭りで盛り上がる中見ることが出来ました。今回のレグではANA時代の後輩の女性2名が5日間乗船しました。お蔭で私はハーレム状態で航海を楽しめました。アルテアではスペインらしい旧市街を地中海の風を心地よく感じながら路地を散策しました。航海では緯度で西経0度のマリーナ・グリニッチに寄ったり、コスタ・ブランカの岩壁をバックにナイスセーリングを楽しめたり、モレイラではコバルトブルーの海と素晴らしい景観が広がる入江で泳いだり海と陸を満喫できました。
この季節日中は陽射しが強く暑いですが日陰、又夜になると涼しく凌ぎやすく快適です。
次はバレアレスから送信させて頂きます。

写真を添付させて頂きます。
1. アリカンテにてマタドールの華麗なる姿(6/23)
2. アルテアにて旧市街地(6/26)
3. モレイラの入江にてノルウェー艇(6/27)
4. デニアのモンテゴ中腹にて(6/30)

デニアにて
松崎義邦





(ID# 53)

2011/6/24(金) Lisbon~Corsica

皆様に

昨日2時にアリカンテに着きました。
アリカンテは昨年の5月にヨットを探しに来たところで懐かしい所です。
アルメリマールでは長年滞在の林史彦さんにお世話になりました。林さんを通称皆さん史さんと呼んでいますので日誌では史さんと書かせて頂いてます。
6月の地中海の天候は安定しており六日も早くアリカンテに着きました。
今回は自然の良港のサン・ホセ、歴史の宝庫カルタヘナ等々に寄港して楽しみました。
カルタヘナではローマ劇場蹟、未だに発掘中のローマ円形劇場、国立博物館では紀元前10世紀からの地中海の航海と交易の歴史を目で見ることが出来ました。
海の方はもう夏で海辺では海水浴真っ盛りです。私もマリーナに着くと暑くなった体を冷やすため泳いでいます。
コスタ・デル・ソル、コスタ・ブランのマリーナを見ていると何処も設備が充実していてマリーナ大先進国の感です。
此処アリカンテも大型船が沢山係留してありフラッグ(国籍)も色々です。欧州一体化の感を強く感じました。
今月末にはバレアレス諸島に亘る予定です。

以下の写真を添付させて頂きます。
San Joseにて
Cartagenaのローマ劇場跡
フェニキア時代のアンカー
CAVOK頂きメニューの小エビ料理
San Joseの街から

Alicanteにて
松崎義邦






(ID# 42)

2011/6/14(火) Lisbon~Corsica

皆様に

昨年の越冬を予定していたアルメニマールに11日に着きました。
今回はベナルマデーナで風待ちの都合もありコルドバ、グラナダと内陸を観光してきました。
イベリア半島の歴史が凝縮していて大変興味深く観光してきました。
途中の寄港地アルメリカールのMarina del Esteは自然の良港で自然も美しくサービスも良く素晴らしいマリーナでした。
此処アルメリマールは今から20年ほど前に日本の当時の通産省がシルバーコロンビア計画で「豊かな第二の人生を海外で過ごすための海外居住支援事業」として始めようとしたところですが実現出来なかったようです。
これに携わった林史彦さんが計画挫折後もここでマリーナ関係の仕事を続けています。
その林さんに親切に歓待を受けました。
今日13日には1か月間一緒に航海した藤巻さんが船を降りバルセロナ経由で帰国致します。
お疲れ様でした。
明日からはコスタ・ブランカに入りSan Joseに行く予定です。
東からの風はヘッドウィンドになりますが波が立たず快適なセーリングが楽しめます。

順番に写真を添付致します。
白い村:カサレス 
美しい港:Marina del Este
Almerimarにて:CAVOKⅤ
コルドバ:メスキータ

アルメリマールにて
CAVOKⅤ  松崎義邦





(ID# 33)

2011/6/5(日) Lisbon~Corsica

皆様に

マザゴンを後にジブラルタル迄来ました。
幸い天気、風にも恵まれセーリングも楽しみながら航海出来ました。
視程も良くアフリカ大陸も視野に入れながら地中海の入り口まで来ました。
マザゴンではスペイン万博の時に展示したコロンブスが新大陸を発見した時の旗艦サンタ・マリア号の
実物大のレプリカも見ることが出来、当時の航海の様子が知ることが出来ました。
カデイスではフェニキア人時代、ローマ時代の遺跡の発掘がされていて、それを見ることが出来興味深かったです。
海象の予報を見ると6月1日頃から東風が強く吹くとの事だったので予定を早めカデイス、バルバテの滞在を
其々1日短くして31日にジブラルタルに着きました。これが正解でジブラルタルに着いてから今日4日まで強い東風が4日間吹き続けています。
次の寄港地はMarbella でしたが航海日記に出てくるフランス人のお勧めでEstepunaに目的地を変更して明日出港を予定しています。
ここジブラルタルでは5日間滞在したことになりますが船の修理、観光、休養が出来て充実した日を過ごせました。

サンタ・マリア号、カデイスのカテドラルから、ジブラルタル進入前のタリファ沖のGPSプロッター(三角の緑は本船です)
ジブラルタルのロック前のマリーナベイ、以上の写真を添付させて頂きます。

ジブラルタルにて
CAVOKⅤ 松崎義邦





(ID# 24)

2011/5/30(月) Lisbon~Corsica

皆様に

昨日ポルトガルからスペインに入りました。
丁度アビームの良い風でジェネカーが大活躍で風速8ノット(4m)の中平均6.5ノットで快走しました。
自然の恵みを一杯受けた航海でスペイン、アンダルシア地方の沖合を走りました。
此処マザゴンはコロンブスが最初に大西洋に向け出港したパロスの近くでサンタ・マリア号を飾ってあるミュジアムに行ってきました。
実物大の船の中に当時の航海姿が実現してあり当時の航海の厳しさを実感しました。
時差が1時間変わり日没が9時になりました。お陰様で十二分に一日を楽しんでいます。
明日はカデスから目的地を代えロタ(Rota)に向かいます。

写真を添付致します。
ラゴスでの奴隷売買市場、マエストロ闘牛場、サント・アントニオでの美味しかったレストランの前で、リーフして快走中のCAVOKⅤです。

マザゴンにて
松崎義邦





(ID# 18)

2011/5/21(土) Lagos ~Vilamoura 1030/1610 快晴 30nm

皆様に

順調に航海のスタートを切っています。シネスで天気回復待ちをしましたが、その後ほぼ計画通りビラモウラ迄来ました。ここはポルトガルが財政危機とは思えない豪華なマリーナです。
もうこちらは夏真っ盛りで週末のせいか沢山の人で賑わっています。
明日で柴崎さんは下船してバスでリスボンまで行きリスボンで一泊して帰国する予定です。
今回のレグはサグレス岬の廻航が目玉でした。
カスカエスからのマリーナは充実していてビジターにも親切でビジター用に最初つけるビジターポンツーンを用意してあります。
その前にマリーナオフィスがあり手続きもその場で出来るようになっています。各マリーナに2日は泊まるように計画していますが一週間はそれぞれのマリーナで滞在したいところです。
今晩はポルトガル、アルガルヴェ地方の郷土料理“魚介のカタプラーナ”で柴崎さんの送別会をする予定です。

航海日誌とメジマグロ、跳ね橋、アルガルヴェ地方の海岸線、ビラモウラでのCAVOKⅤの写真を添付致します。

ヴィラモウラにて
松崎義邦





(ID# 16)

2011/5/16(月)

前回添付を間違えてつけて発信してしまいました。
日記を配信させて頂きます。
13日に出港してセシンブルを寄港して現在シネスまで来ています。ポルトガルの南西地区をクルーズしています。
お天気は日中は青い空の中強い日差しで夏を感じますが日陰に入ると爽やかな風が心地よいです。
コバルトブルーの海の色、澄み渡る空の色そして橙色の屋根、白い壁の町並みが太陽に照らされ絵葉書の様にきれいです。
次の航海はザグレス岬を超えるので楽しみにしています。
4人とも元気で楽しんでいます。
ヴァスコ・ダ・ガマ、地元の方と船上パーテイー、シネスでのCAVOKⅤ、セシンブル城の写真を添付致します。

シネスにて 5/16

松崎義邦





(ID# 17)


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