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2013/10/20 (日) Kemer 快晴 やや風強し
お昼にブレンドの甥っこになる12歳の坊やをCAVOK5に呼んでお昼を一緒に食べる。
とっても素直な可愛い坊やで休みの時はブレンドのお店の手伝いをしている。
お昼のビールが効いて午後の作業は休んで昼寝そして海水浴をする。
夕方6時より集まるハピーアワーに参加する。皆さん越冬準備のためにマリーナに帰ってきたのか前回より人数が増えて20人位集まった。 10日振りにケコバから帰ってきた南アフリカ艇に風の強かった時のケコバでの錨泊の様子を聞く。
夕食は残りの整理で来年に持ち越せないも物を食べる。
(ID# 531) |
2013/10/19 (土) Kemer 快晴
上田さん14:15の便で発つのでブランドさんに送ってもらう。途中ブランドさんの家に寄りお父さん、お母さん、姉妹に会う。丁度パンを焼いていたので見学させてもらう。各自担当があり分業で上手く焼いていた。1年半前の新築で3階建の大きな立派な家だった。 悦子を残して空港まで行き上田さんを見送る。その後一度悦子を拾い艇に戻り、夕方7時にブランドさんのお店に行き彼の家に再度送ってもらい夕食をご馳走になる。絨毯の上に座って食べる純トルコ風の食事であった。
その晩は泊めてもらい翌日送ってもらう。
(ID# 530) |
2013/10/18 (金) Kemer 快晴
明日上田さんが帰るので最後の買い物をする。
(ID# 529) |
2013/10/17 (木) Kemer 寒冷前線通過で大雨,強風
レンタカーでケメルから約110km東のシデに豪雨の中向かう。途中で雨も止みシデ観光を楽しめた。紀元前7世紀頃からギリシャ人によって造られた植民地で、ローマ時代の遺跡が広大に広がっていて円形劇場含めて見応えがあった。Sideの港は評判通りの不安全の港で今日の南風で入り口は波が立ってまったく入港出来ない状態であった。
その後Aspedosに行く。ここもローマ遺跡が素晴らしく、ローマ劇場がほぼ完全に保存されていた。次のPergeには紀元前2世紀に造られた楕円形の競技場、大劇場はじめ素晴らしい遺跡が残されていた。いずれも近々世界遺産になると思う。
空港でキプロスから一緒だった奥村さんを送って戻る。
艇に戻ると、岸壁と艇をつなぐ梯子の付け根が今日の強風で壊れてしまっていた。
夕食は昨日の残りのカレーライスを頂く。
(ID# 528) |
2013/10/16 (水) Kemer 快晴
海水浴場で海水浴をゆっくりしていないので今日は日中海水浴を楽しむ。
11時頃マリーナの隣のロングビーチの海水浴場に行き、ボンボンベッドを借りたら1脚10TLした。
浜辺にボンボンベッドが沢山並んでいたが80%は埋まっていた。
お昼は昨日買ったお店でピデを買ってきて浜辺で食べる。
夕方16時頃までのんびりしてからマリーナに戻りシャワーを浴びてコックピットで一杯やっていると18時からハッピーアワーでここに長期係留している人たちがマリーナのレストラン“ナビゲター”で集まる。声を掛けられ2回目の参加をする。
前回より多く20名近く集まった。そろそろ皆さん艇を片づけ本国に帰る準備をしている。大体ヨーロッパの人達も10月終わりに帰国して春4月より活動するのが多いようだ。
その後町に行き明日の観光の為レンタカーを借りる。
夕食はインドカレーを頂く。
(ID# 527) |
2013/10/15 (火) Girne~Kemer(155NM) 快晴 微風 朝方北風5~15ノット
(ID# 526) |
2013/10/14 (月) Girne~Kemer(155NM) 快晴 微風 朝方北風5~15ノット
今日からクルバンバイランと呼ぶ犠牲祭の4日間の休日に入る。これはイスラム教の宗教儀式でラマザンが終わってから70日後に巡礼者が神に生贄を捧げるお祭りの日だ。
今日はその関係で13時マリーナその他の業務も終わりになるのでその前に出国の手続きをして出港することにした。
12時に手続きがすべて終わった。当初手続きが終わった後艇でゆっくり休んで出港しようと思っていたが直ぐでないとペナルティーがかかるとの事で12:20に当初の目的地50NM 先のAlanyaに向け出港する。
午前中は風が強く白波が立っていたが午後からはこの風が治まり波だけ残った中を機走する。途中後ろからの微風が吹き出したので帆走するが3~4ノットの微速であった。
出港が予定より早くなったのでアランヤの到着時間が早朝になるので、それならはで155NM先のKemerに目的地を変更する。
日没は早くなり18:15であった。その前暗くなる前に鳥かつ丼を夕食に頂く。
今日は徹夜になるので夕食後22時過ぎまで私は休ませてもらい上田さんと女性陣にウオッチを任せる。
月明かりに照らされた非常に静かな海で月夜の晩の航海を楽しむ。月が3時に沈んだ後は星が綺麗に見えた。朝方6時から北の順風が吹き出し帆走を12時までするがその後風が治まり機走に変える26時間の行程のうち20時間機走の航海で会った。
15:20にこれから1年契約したケメルマリーナに舫う。
入国の手続きをマリーナにお願いしたがバイランの休みの関係ですんなりいかずパスポートのスタンプが押して貰えなかった。
火曜日でここは衣装のバザールがある日なので行く。イミテーションのブランド商品が一杯ならんでいた。
帰りにブラントさんのお店により、いつものようにチャイをご馳走になる。
徹夜の航海で疲れていたので帰りにピデ(ピザに似たトルコ料理)を買って帰り艇で食べる。
(ID# 525) |
2013/10/13 (日) Girne 快晴
ゆっくりした朝食を食べた後、ミニバスで北キプロスの首都レフコーシャに行く。
キプロスは1960年にキプロス共和国としてイギリスから独立したが、その後ギリシャ系住民とトルコ系住民との間で紛争が起こり1983年に北部地区が北キプロス共和国として独立宣言をした。(ただしトルコ以外の国は国として認めていない。) レフコーシャは円形の城壁に囲まれている。城壁の中にはオスマン朝時代のモスクやキャラバンサライ等の建物があり、又イギリス統治下の時の英国調の建物も当時をしのばせるように残っている。
北と南の緩衝地帯にある英国調の建物を覘いていると、中に居る人が中を見ていくよう勧めてくれたので100年前の建物の中を見学する。住んでいる方はロイヤーでここを事務所として使っているそうだが2階の執務室は昔の儘の調度品が並んでいた。
いろいろキプロスの歴史を利かせてもらいトルココーヒー迄ご馳走になった。貴重な経験が出来た。
ギルネに戻って奥村さんの知り合いがやっているイタリアレストランに行くが久しぶりのイタリア料理を美味しく頂く。家庭的な雰囲気で庭での食事でお奨めのレストランだった。
(ID# 524) |
2013/10/12 (土) Girne 快晴
旧市街地観光に行く。ここから歩いて20分ぐらいと云うことで歩いて行くが、途中疲れてもいけないのでタクシーを拾う。
オールドハーバーに最初行くがヨーロッパのオールドハーバーは何処に行っても昔の面影があり素晴らしい景観だ。
ここの港はフェニキア時代からの歴史があり後で行った沈没船博物館にはフェニキア時代の船がサモス島、コス島、ロードス島を経由してギルネ港に入る手前で沈没した2300年前の船が引き上げられ展示したあった。この船のお蔭で当時の交易の様子が鮮明に分かったそうだ。
ハーバーの後は港に隣接したキレニア城に登る。この城は十字軍が作ったリュージニャン帝国が砦から堅固で大きな城に拡大する。その後ビザンチン時代に要塞化された。1571年、オスマン帝国が侵攻すると無血開城され、トルコ風に改修された城だ。
お昼は旧港を見渡せるレストランで食べる。ギリシャ人が話かけてきて本人は貨物船で度々日本に来たことがあるそうだが、一緒に居た奥さんはもともと北キプロスに住んでいて南北分裂の時に南に移らざるを得ず、昔の家を見に来ているそうだ。
今晩イスタンブール在中の奥村純代さん(A級デンギーの関係で江原さんから紹介して頂いた方)が来るので15時には艇に戻る。
夕食のニンジンサラダ、ヤサイサラダ、チキンカツ、焼き飯を頂いて一休みしていたら21時過ぎに外から奥村さんの声が聞こえてきた。
早速歓迎の飲み会を始めたが女性陣が寝たのは夜中の2時30分になっていたそうだ。
(ID# 523) |
2013/10/11 (金) Alanya~Girne(Cyprus)(100NM) 快晴 西5~10ノット
(ID# 522) |
2013/10/10 (木) Alanya~Girne(Cyprus)(100NM) 快晴 西5~10ノット
暫くお天気も良く風も安定しているのでナイト帆走も楽に出来そうなので上田さんも来たことだし今晩アランヤを出港して一気に100NM先のGirneに行くことにする。
出国の手続きが終わり17時にパスポートがエージェントから届き17時30分にWendy号フミさん、ご主人のフバーさんに見送られてアランヤを出港する。
日没は18時過ぎで19時には暗くなるようになったのでカレーうどんの夕食を出港してから直ぐ頂き、微風の中機帆走する。
22時過ぎに西から北北西の10ノット弱の良い風が吹き出し、帆走に移る。23時まで上田さんがウオッチをしてくれ私はコックピットで横になり休んでいたが23時より交代する。
艇速は5ノット前後でゆっくりだが時間的に余裕がるので翌朝11時まで帆走を楽しめた。
風が後ろからの関係もあり夜も寒さを感じず快適なナイト帆走を楽しめた。
夜半2時頃には月も沈み満天に輝く星空を見ながらの帆走だった。
朝方夜明け前に上田さん、悦子が起きてきて味噌汁とお握りを用意してくれたので頂く。
昼前に風が弱まり機帆走にする。予定通り14時にギルネのデルタマリーンに舫う。
ここは旧港から1NM位離れたところにあるコマーシャルハーバーの一角にある比較的小さなマリーナだ。
明日旧市街地を観光することにする。
キプロスは学生時代観た、ポールニューマン主演の「栄光への脱出」の舞台になったところで昔の画面を思い出した。
殆ど寝てなかったので早めの夕食を艇でして早々に寝る。
(ID# 521) |
2013/10/9 (水) Alanya 快晴 微風
予定通り今日1年間のビザを受け取れるか一抹の不安を持ちながら今回途中から手続きを手伝ってくれているフセインと9時にマリーナの事務所で待ち合わせて、警察署に行く。
細かい書類の手続きをした後、夕方4時にビサを発給してくれるということでそれまでアランヤの城塞と旧港そしてクレオパトラ海岸の観光に行く。
アランヤの城塞の歴史は古いが1200年代のセルジューク朝時代に原型が造られている。
ここからの地中海の眺めは雄大で美しかった。
旧港はもともと密輸船の基地であったそうだが現代では観光用の海賊船が並んでいた。
クレオパトラ海岸は何キロも続く砂浜の海水浴場で10月になっても海水浴客がパラソルで沢山日光浴をしていた。
16時に警察署に行きビザの発給を待つ。暫くしてから発給の事務手続きをしている人が直に呼んでくれその場でビザを手渡してくれた。
通常ではビザの発給迄2週間以上要するのにたった2日で発給してくれた。
まさにトルコ人の感情が日本人に好意を持っているのがここ警察でも感じた。
これでキプロスに出国出来る様になったので、マリーナで出国の手続きをお願いする。
明日の夕方には手続きが終わるということなので明日夕方にキプロスに向かうことにする。
夕食は前菜の後カレーライスをご馳走になる。
(ID# 520) |
2013/10/8 (火) Alanya 快晴
アランヤのマリーナは静かで係留艇も比較的少ない。フミさんと一緒にマリーナのスタッフにビサの件を聞くが、警察で確認してくれと云う事なのでフミさんと一緒に警察署に行く。 かなり厳しい状況である認識をしていたが問題は一気に解決した。
地元の警察署の担当者は非常に好意的で通算3か月15日居たので15日分のペナルティーとして100TLを支払うように、そしてもし長くトルコに居るなら1年滞在の査証を発行してくれるとの事だった。通常地元で査証を発給してもらうには2週間以上かかる。そして事情を話したら明日発給してくれるとの事で大変助かった。
警察署の人は親切で我々にコーヒー迄ご馳走してくれた。トルコ人の日本に対する好意が身に染みて感じた。
これでキプロスに向けて出国も出来るし、再入国も出来る様になった。
夕食にフミ夫妻を艇に招待して日本食、高野豆腐とオクラの煮物、揚げナスのお浸し、胡麻和えのイワシ、野菜和風サラダ、南ドイツ風ジャガイモサラダ、栗ごはん、稲荷寿司を上田さん持参の日本酒で頂く。
(ID# 519) |
2013/10/7 (月) Kemer~Alanya(67NM) 快晴 北20ノット~5ノット
朝日の出前の6時過ぎに起床したらマリーナ周辺は風も治まっているのと、海上も午前中は20ノット前後の北風の予報なので出港することにする。
7時に舫いを解くが出港と同時に日の出になった。30分ほど機走しているうちに北風が吹き出しセーリングに移る。暫くすると風も強くなる予報なのでジブセールはリーフしてあげる。徐々に風が強まりメイン、ジブセールとも3ポイントリーフにするが風は北から船は東へと20~25ノットの風の中7~8ノットの速度で快調に飛ばす。日没が夕方6時過ぎになっているので18時前に着きたいので助かる。
昨日までの風の影響で波が若干あるがお昼は昨日の鶏シチュウを温めてくれ美味しく頂く。
お昼過ぎから風が弱くなり機帆走に移るが残りの3時間は風が無くなり機走する。
17時20分にAlanya Marinaに係留する。平均6.7ノットで走ったことになる。
夕方日本人の女性フミさんが声をかけてくれた。ドイツ人のご主人とこの10年間夏を地中海で過ごしているそうだ。アランヤには2年間係留している。
話の中で査証の話が出て我々の大きな問題があるのが分かった。
トルコはビサ無で90日間滞在出来たが2012年より制限がEUと同じになり180日間で90日の滞在となった。我々は6月にトルコに入国して8月に一旦帰国9月より再入国してクルージングを続けていた。その時の理解は一度出国すれば再度90日滞在が出来ると云う以前のルールの認識だった。既に通算3か月15日の滞在だ。
明日に北キプロスの出国するのだが出国はペナルティーを払えば出来るが、再入国は拒否される可能性が出て来た。
インターネットで外務省のウエッブで調べると渡航中に90日過ぎた場合は地元の管轄警察で手続きを行うよう書いてある。
明日フミさんが相談に乗ってくれるということなので解決を図りたいと思っている。
結構重たい問題を抱えてしまった。
夕食はサラダ、ポークチョップを頂く。
(ID# 518) |
2013/10/6 (日) Kemer 快晴
まるで見事な青空で近くに見える岩山とのコントラストが見事である。
朝食後ショッピングを兼ねての町の観光にいく。お客さんの90%はロシア人だそうだ。
イミテーションの品物が沢山並んでいるがトルコの革製品は品質が良い。
お昼にブランドさんを誘って地元の人の行くケバブの店に行く。牛のケバブを食べるがジューシーで美味しかった。
帰りに海岸に寄って艇に戻る。
夕食は鶏のシチューを頂く。夕方になり風も治まってきたので明朝の風の具合を見て出港することにする。次の予定地のAlanyaまで67NMあるので早朝の出港を予定する。
(ID# 517) |
2013/10/5 (土) Kemer 快晴
天気晴朗なれど波高し。今日も風が強い。明日まで吹く予報だ。
朝8時半過ぎにアンタリヤ空港の近くのホテルに泊まって居る上田さんを迎えに行く。
長旅の疲れもなく元気そうな上田さんと久しぶりにホテルのロビーで再会する。彼女は春のギリシャ航海に続いて2回目の参加になる。
その足でアルタリアの港を囲んだカレイチの旧市街地を観光して、お昼は前回行ったおばさんが目の前で作ってくれるチーズ、ホウレンソウ、ひき肉が入ったクレープのギョズレメとトマトオムレツを食べる。地元料理で美味しかった。
ケメルへの途中で国立公園のギョイヌク(Goynuk)渓谷に行き散策する。清流の中の川床の小部屋があり景色を見ながらチャイを飲むが中々粋であった。
今日から3人になるのでミグロスと云うこちらの大きなスパーマーケットで食料の買い出しをしてブレントさんのお店に寄りお菓子とチャイをご馳走になり帰艇する。
急に寒くなり夕方は上着が無いと寒い。コックピットでの食事は寒くなり艇内で食事をするようになった。2、3日前まで気持ち良かったのに寒冷前線が通過して寒気が流入しているようだ。7日からキプロスに行く予定だが7日朝まで強い風の予報が出ているので用心して計画をしたい。
今晩のメニューはサラダ、ラムチョップ、キノコとズッキーニの炒め物をご飯で頂く。
(ID# 516) |
2013/10/4 (金) Kemer 快晴後曇り 終日強風
風が強いので夜2回ほど起きて舫いを確認する。
気温も下がり半袖では寒くなってきた。 明日から上田佐和子さんが乗艇するのもあり、風は強いが快晴なので午前中に艇のマットをを叩いて誇りを落としたりして艇内清掃をする。
午後ハマムに二人で行く。観光客相手のハマムだったが垢すり、マッサージと気持ち良かった。
帰りにブレンドさんの所に寄りチャイとお菓子をご馳走になる。ロシア人の観光客が多く、お店は大変繁盛しているとの事だった。
確かに町にはロシア人が大勢買い物をしている。お店も多くあり、ロシア人の購買力で好景気の様な町だ。
今日夜アンタルヤの空港に着き、空港の近くのホテルで1泊する上田さんを明朝迎えに行くためレンタカーを借りる。
終日北からの強風で艇の風速計は瞬間40ノットを越えていた。海が荒れていたので海水浴は出来なかった。
夕食は味噌汁、昆布巻き、チリビーンズ、ご飯で簡単に済ます。
相変わらず風は強く治まる気配なし。
(ID# 515) |
2013/10/3 (木) Kemer 快晴後曇り 午後強風
寒冷前線通過で朝方は気持ち良い快晴であったが午後より雲が出始め北風が強く吹き始める。毎日の海水浴も白波が立ち諦める。今夕6時30分よりマリーナに停泊している仲間のパーティーがある誘いを受けたので夕方参加する。長期にケメルに滞在している人たちが12,3人程集まりマリーナのレストランで飲みながらお話をする。
台湾で船を作りここまで来たイギリス人、海のないウィーンから来たオーストリア人、南アフリカから来た人、イギリス人が多かったが彼らは自然にこのようなコミュニティを作ってコミュニケーションを楽しんでいるようだ。
皆さんここケメルを本拠地として地中海を楽しんでいるそうだ。
オーストリア艇とは5月にギリシャのキオス島で会ったとの事だったがこちらは覚えてなく失礼してしまった。
単に挨拶をしただけではこちらは記憶に残らず多々失礼をしてしまうのが残念だ。
夕食は艇に戻りチリビーンズをご飯で頂く。
(ID# 514) |
2013/10/2 (水) Kemer 曇り
昨日夜半から雷光と共に雷雨が降る。寒冷前線の通過だ。秋の気配を感じる。
何か月ぶりの本降りの雨だ。確か4月以来の様な気がする。
朝起きると雨も止んで薄日が差してきた。
プロパンガスが無くなったので交換に行く。
ブランドさんのお店に顔を出したり、泳いだりして過ごす。
夕食はイワシの煮付け、トルコ風チキンシチューをいつも飲んでいるトルコ産白ワインAngoraで頂く。
(ID# 513) |
2013/10/1 (火) Kemer 晴れ後曇り 南風強くなる
春にギリシャのエーゲ海で一緒したS46年卒の後輩上田佐和子さんがキプロスへのクルージングに参加することになり4日にアンタルヤに到着することになったので6日にケメルを出港して17日にここケメルに戻る計画をした。
4日までは艇の手入れをしながらここケメルでゆっくり過ごすことにした。
丁度今まで続いていた好天も前線の通過で今夕から明日にかけて崩れてくる。
昨日は野菜の市場であったが今日は衣服のバザールがこれまた大規模で開催された。どちらも週一回で月曜日と火曜日に行われている。
ケメルはロシア人のリゾート地にもなっていてロシア人の観光客が多い。
ヨーロッパのブランドのコピー商品が多く出回っているがトルコブランドの革製品は品質が良く良い買い物になる。
ブランドさんのお店に寄りボーダーフォンの店まで連れて行ってもらいインテアネットキーの継続の手続きに行く。
夕方海水浴場で運動がてら泳ぐ。いつものようにシャワーを浴びて昨日の茹で海老で一杯楽しむ。
夕食は二人だけになったので純和風 味噌汁、イワシのフライ、高菜でご飯を頂く。
(ID# 512) |
2013/9/30 (月) Kemer 快晴
朝リサと隣の海水浴場で泳いでから、週に一回の野菜市が今日あるとの事でブレンドさんに迎えに来てもらい行くが、大変大きな規模の市で新鮮な野菜、果物があらゆる種類豊富にあり悦子は沢山の種類の野菜を買っていた。又魚のお店もあり新鮮なエビ、イワシがありこれも購入する。
今日はリサが15:30のアンタリヤ発の飛行機に乗るので、13時にマリーナからタクシーで空港に向かう。
見送った後悦子とラーメンのお昼でビールを飲みながら食べて、午睡する。
夕方又泳いでからシャワーを浴びて夕暮れ時を茹でたエビとビールで楽しんで夕食はイワシの酢締め、トマト、オクラで頂く。久しぶりの日本食はホットする。
隣の艇は朝早く出て行ったが、夕方には2艇隣に入ってきた。隣の艇はかなり年配のご夫妻だったがコンビネーション良く係留していた。
(ID# 511) |
2013/9/29 (日) Cineviz~Kemer (16NM) 快晴
雲一つない青空だ。朝食は昨日お店で食べた地元朝食料理を悦子が作ってくれそれを食べる。ほぼ似た味でなかなかの味だ。悦子のレシピが増えた。
午前中10mの海底が見えるきれいな海で泳ぐがドクターフィッシュが体に纏わりついてきて可愛い。ドクターフィッシュと写真を撮る。
お昼カレーライスを頂いた後、14:30にアンカーを揚げる。しっかり砂に食い込んでいた。
追い風になる南風を受けて4~5ノットの速度で、のんびりセーリングでケメルに戻る。
1年間の係留の契約をしたので暫くケメルがホームポートになり、安心して錨泊も出来る様になった。
夕方17:40にマリーナに係留するが場所が変更して別の位置になった。この場所が今年の越冬の場所になるようだ。
早速買い物兼ねてブレンドさんのお店に行く先日購入した水パイプを受け取る。ブレンドさんに肉屋に案内してもらいラムチョップを買う。
今晩はリサさんの最後の日なので、ヤサイサラダ、ラムチョップで夕食を頂くがラムの肉が柔らかくとっても美味しかった。
(ID# 510) |
2013/9/28 (土) Kemer~Cineviz(16NM) 快晴 南5~10ノット
朝8時前にケメルのオトガルに着く。朝食を町で食べるが観光地なので朝食料金が高い。旅慣れたリサはレストランでスペシャルメニューはないかと確認したら地元用の朝食がメニュー以外にあり食べることが出来た。これが今まで食べた事のない味だったが特別に美味しかった。卵、トマト、ペッパー、チーズをオリーブオイルで炒めたもので鉄なべのまま出て来た。
今日は錨泊する予定なので食料を買ってから11時過ぎにマリーナを出て16NM南の入り江に行く。
お天気は典型的なアンタリヤ地方の風で午前中弱い北風、午後南風に代わり3時過ぎから若干強くなるパターンが続いている。
南風の強くなる前の13:30にCinevizの入り江にアンカーを打つ。前回も錨泊して海底も知っているので安心して水深10mの砂地の上にアンカーを打った。
お昼を食べてからお昼寝したり泳いだりゆっくり休む。
夕食はリサの作ったサラダ、チッキンカツをカッパドキアのワイナリーで仕入れた赤ワインで頂く。
こんな入り江で数日過ごしたいと思っているが明後日リサがオーストリアに帰るので今回も一晩の錨泊になる。
今回は新月で星が良き見えた。
コックピットで夜を過ごすがうたた寝すると寒くなりキャビンに潜る。静かな夜だ。
(ID# 509) |
2013/9/27 (金) Kapadokya 快晴
今日はデリンクユの地下都市とウフララ渓谷に行く。地下都市は8階まであり紀元前3000年前のヒッタイ時代から掘られていたようだ。この地下に4万人が住んでいたそうで現在残っているのはビザンチンの時代の物だそうだ。当時アラブ人、ペルシャ人の来襲に対しての避難所でもあったそうだ。 中にはワインセーラーから牛小屋まですべて備えてあり、その跡を見る事が出来た。
一見の価値あり。
次にウフララ渓谷に行くが渓谷自体はそれほど驚嘆するものでなったがここも岩壁に岩窟教会が残っており外敵から襲撃を受けても絶好の身を隠す避難場所でもあった。
ホテルに戻ってから、5人組の最後の晩餐を取ってハリエット、ジェミーさんと別れて22:00発の夜行バスで3人はケメルに戻る。
大変楽しいカッパドキアツーアを5人で出来た。やはり圧巻はバルーンからのカッパドキアであった。
カッパドキアの観光範囲は広いので、観光バスかレンタカーがお勧めだ。
(ID# 508) |
2013/9/26 (木) Kapadokya 快晴
昨日予約しておいた熱気球を乗るために朝5:30の迎えのバスに乗る。
朝食をバルーン会社のサルーンで食べてからバルーンの離陸する地点にバスで行く。既に数十のバルーンが離陸していた。数えてはないが100近いバルーンが既に飛び始めたり離陸の準備をしたりしていた。バルーンから見る雄大なカッパドキアの景色は見ごたえがあった。パイロットは見事にバルーンを扱って地上800mの高さから岩と岩の間にまで降下したりして楽しませてくれた。
その後レンタカーを借りてローズバレー、ユルギュップム、スタファパジャ等を観光する。凝灰岩の奇岩そして何処も岩壁に掘られた岩窟教会があり、岩窟を利用した住居やホテルがあり見どころがあった。
途中アイワリでポツンと一軒だけあるホテルレストランで昼食を食べるが40TLのコースであったが大変美味しいトルコ料理だった。
夕食はホテルのテラスでカッパドキアの風景を見ながら町で仕入れてきたギョズレメ、チキンロール、フライドポテト、ドライフルーツを5人でワインを飲みながら楽しむ。
(ID# 507) |
2013/9/25 (水) Kapadokya 快晴
カッパドキアのギョレメに着いて朝早いのでホテルの部屋に入れないのでフロントで手続きをしてからホテルの朝食をサービスしてもらう。
部屋が10時過ぎに準備が出来たので部屋に入り一眠りしてから、ギョレメの町を散歩してお昼を食べる。
ハリエットさんは、ここから1時間位離れたところにあるカイセリ空港に彼女のお友達が来るので迎えに行く。
ハリエットさんのお友達のジェミーさんが15時過ぎに到着して、5人全員が揃いギョレメ野外博物館を見学に行く。12~13世紀に造られた岩窟教会が30以上あり、保存状態の良いフレスコ画が岩窟教会の壁画で見る事が出来た。
夕食は地元レストランでメゼ、野菜サラダ、ライス添え牛肉と野菜炒め、地元料理のチキンのポットシュチュウを5人で食べるが支払は72TL(約3600円)美味しい料理を食べてこの料金だった。
夜行バスで来たのと明日朝早く熱気球に乗りに行くので早々にホテルのベッドで疲れた体を休める。
このホテルはTraveller's Cave Pensionという所だがスタッフが親切で、お部屋は清潔、簡素でテラスからは遠くにローズバレーを見渡せる景色の良いロケーションで豪華なホテルを望まないのなら観光旅行には最適のホテルだ。料金も安く2人一泊45EUであった。お奨めだ。
(ID# 506) |
2013/9/24 (火) Kemer 晴れ
今日は今年で3回目の乗船になるロシア人のピアニストのリサさんが朝アンタリヤの空港に到着する。ブラントさんが親切に空港まで一緒に迎えに行ってくれことになり9時30分過ぎに約50km先の空港に行く。
予定通りイスタンブールより到着で元気な姿で現れた。
CAVOK5に着いてからラタトーユとスペイン風オムレツを頂く。今日の夜からカッパドキアに2泊4日で行くので冷蔵庫の整理もあった。
4人でマリーナの隣の海水浴場に泳いでから、マリーナ内にあるレストランで早い夕食を食べる。
19:50にブランドさんが迎えに来てくれオトガルに行き20:30発のカッパドキア(ギョレメ)行きのバスで9時間のバス旅行になる。
トルコの長距離バスは大変良く、イスはゆっくりした間隔で、車内では飲み物、クッキー類もサービスしてくれる。途中の休憩所も完備して学生以来の夜行バスもさほど苦にならずギョレメに7時過ぎに到着する。丁度朝でバルーンが空一面飛んでいて朝日がバルーンを照らし印象的だった。
(ID# 505) |
2013/9/23 (月) Kemer 晴れ
今日はここから40km程北にある大きな都市Antalyaに行くのでレンタカーを返しがてら9時過ぎにバスターミナルに行く。約1時間でアンタリヤに着く。トルコのバスは都市から都市までは便利だが遠距離を走るバスはオトガルと云う郊外にあるバスステーションに停車して、其処からミニバスないしタクシーで市内に移動しなければならない。
行くところは大概、初めての土地になるので結構バス移動は苦労する。
アンタリヤも町の中心部から離れたところに着き、人に尋ねて教えてもらい中心街に行くミニバスに乗る。トルコでは道を尋ねるとほとんどの人が親切に教えてくれろので助かる。英語が分からない人に尋ねると分かる人を呼んできて教えてくれるほどだ。
旧市街地のカレイチは港を中心にしてギリシャ、ローマ時代の遺跡があり旧市街地の城壁の入り口にはローマ時代のハドリアヌス門が形よく残っている。
ビザンチン時代の教会を1373年にイスラム寺院に改修したイヴェリ・ミナーレはカレイチのランドマークになっている。
その後食堂街でお昼を肉とホウレンソウをパンで挟んだトルコ料理を食べる。ビールが無いのでアリアンと云うトルコ独特のヨーグルト風味の飲み物を飲む。
食後はカレイチ博物館に寄り19世紀のオスマン時代の人々の生活模様を見学して帰る。
帰ってからハマムに皆で行く予定だったがお店が閉まっていたので諦め、6時からのハッピーアワーを使ってマリーナのナビゲターと云うお店で一杯飲む。
夕食はいつもの野菜サラダ、鶏のから揚げを残りの五目寿司、ひじきで頂く。
季節も少し秋の気配で朝晩は涼しいくらいになっている。
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2013/9/22 (日) Kemer 晴れ
レンタカーが朝9時半に届く。今日はTahtali山、OlinposとYanartasを廻る予定だ。
最初にタタリ山に行く。この山の頂上は2363mあり、海から繋がるようにそびえ立っている。ケーブルカーの始発点は標高700mにありケーブルカーで一気に2363m迄上る。
頂上からは地中海が一望できる。冬はスキー場になるそうだ。地中海を見ながらのスキーも粋なものだと思う。又ここはパラセールの基地がありお客さんをのせて離陸していくのを見る事が出来た。
次にYanartasに行く。ここは岩盤から火が燃えているが2500年前から燃え続けているそうだ。ギリシャ時代からの“火と鍛冶屋の神Hephaistos”を祭った神殿跡がある。
そしてそのすぐ近くの海岸沿いにオリンポスがある。ここは紀元前2世紀に建てられたリキヤの都市がありその後ビザンチン時代まで栄えた都市だったそうだ。都市の間に川が流れ三方は岩壁に囲まれ開かれているのは海だけで防御に最高のロケーションに都市ができていた。
途中お昼は田舎のホームメイドレストランで食べたが日本の味付けに似て美味しかった。
帰りに大きなスーパーマーケットに寄り食料を買い込む。
夕食は野菜サラダ、大根とツナの和え物、ステーキを赤ワインで頂く。
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2013/9/21 (土) Kemer 晴れ
Kemerに来てから毎日山からの雲を見る様になった。千切れ雲が太陽を遮ってくれると日陰になり丁度良い感じになる。
最初の予定では次のマリーナのアランヤで停泊してカッパドキアに行く予定であったが、周りの環境も良くマリーナもしっかりしていてスタッフも親切だったので当初からすっかり気にいった。係留料もアランヤより安いのでアランヤに行くのを止めて、ここに10日ほど停泊することにした。アランヤは大きな街で歴史的遺産もあるのでバスで行くことにする。
ケメルは小さな町だがトルコ屈指の一大リゾート地になっていてマリーナの両サイドには長い海水浴場が広がり、まだまだ沢山の海水浴客がいる。
町にはショッピングアーケードが立ち並び道を尋ねて居たら日本語をしゃべるトルコ人が話しかけてきた。日本語がペラペラで奥さんは日本人で日本に16年居たそうだ。
イスタンブールではよくいる片言の日本語をしゃべり親切そうにして結果自分の店に連れて行く手口の人とは全く違っていた。
ケメルは殆ど日本人が来ないので日本語を聞いて懐かしくて話しかけたそうだ。
我々はカッパドキアに行く夜行バスの切符を購入したくバスターミナル(オトガル)への行き方を聞いたのだが結局彼が車で連れて行ってくれ、購入まで手伝ってくれた。
ケメルからは直接カッパドキア行のバスが無いと思っていたが一社だけありそれを探してくれて助かる。
お昼は彼が知っているケバブの美味しいお店を案内してくれそこで4人で食べる。私は鶏のレバーのケバブを頼むが日本の焼き鳥に似て美味しかった。
この周辺は風光明媚なのと歴史的遺産があるので明日レンタカーを借りて回ることにしてレンタカーの予約をする。
彼はブランドさんと云い、奥さんは日本に里帰り中で会うことは出来なかったが、彼を日本食の夕食に誘う。
マリーナまで彼に送ってもらい。私は海で泳ぐ。泳いだ後が気持ち良い。
シャワーを浴びて歩いていると2夫婦のグループの一人が話しかけて来た。何と二日前にCinevizでアンカーリングしているとき後から来て横にアンカーを打った艇だそうだ。
私の方は暫く様子を見てから少し近そうだと思いアンカーを伸ばしたが、それを見ていてそのお礼をわざわざ言いに来てくれたのだった。結構この世界は狭い。
昼間知り合ったブランドさんが夕方来て、艇で味噌汁、ひじき、胡瓜モミ、五目ずしをご馳走する。
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