CAVOK日記
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2011/10/31 (月) Corallo~Cagliari 45NM

昨日の予報では雨であったが雨が上がったのと風は相変わらず10m以上吹いているが追風なので出港することにする。
昨日入ったCAVOKⅤと同型艇も同じCagliariに行くとの事でその艇が出てから出港するつもりでいたが中々出港しないので8時20分に舫いを解き先に出港した。
港の外はうねりがあるので港内でフェンダー、舫いの整理をしてから港外に出る。
艇の進路は南、風は東北東8~10mでジブ、メイン共リーフして7~8ノットで快調に帆走する。曇天ではあったが雨にも会わず今年最後のレグを快速のセーリングで楽しめた。
Cagliariには4つのマリーナがあるが前もってCagliari在中の友人のPaoloが予約しておいてくれたMarina Portus Karalisに舫いを取る。
彼のお蔭で全て調整してくれてあり長期滞在用のポンツーンにスタッフがゴムボートで案内してくれた。
こちらも秋の天気でこの後も天気が回復しないようなので、今日まあまあの天気の中今年の越冬地に着きホットした。
コックピットで悦子、クマちゃんと安全航海を祝ってビールで乾杯する。
夕食はマリーナのマネジャーに教わった地元の人が行くレストラン“La Pirata”に行き、魚介類のマリネ、海老のカクテル、ラビオリ、雲丹のスパゲッティー、当店特製ピッラータスパゲッティーと白のハウスワインでご苦労さん会をする。デザートはテラミスを食べたが流石イタリア絶品なテラミスであった。
久し振りに明日の天候を考えないで熟睡した。

(ID# 177)
2011/10/30 (日) Corallo

朝暗い内に起きるが雨と強風、今日も出港を取り止める。暇になったので来年の航海について調べたり、今までの写真の整理をしたりする。昼から薄日が射すが相変わらず風が強い。この中で34ftの艇が入ってくる。聞くと我々が行くところのCagliariから来たとの事、向かい風と波で大変だったようだ。そうこうしている内に又我々と同じ45.2ftの艇が入って来た。明日我々の行くCagliariに行くとの事だ。
此処の港はうねりが入り居心地が悪い。どちらかと云うとサルデーニャの南北に行くときの単なる経由地の様なマリーナだ。
行くところもなく暇なので散々お世話になったゴムボートをたたんだり、本を読んだり今日も惰眠をむさぼる。
夕食はそろそろ越冬準備で長期保存できないものを順番に整理して食べて行くことにする。先日のタコがまだあるのでタコのオリーブ炒めと佃煮、みそ汁、ご飯で頂く。ここでは見るべきものもなく天候待ちをしているせいかお腹が減らない。


(ID# 176)
2011/10/29 (土) Corallo

この二日間はサルデーニャ島の南にある小さな低気圧の影響で天気が良くない。
夏時間は第四土曜日で終わり明日から1時間遅くなるが今日までは朝7時30分でやっと明るくなる。
強風、雷注意報が出ているので今日の出港は見合わせた。このマリーナの周辺はレストラン一軒があるだけで何もない殺風景なところだ。近くの町まで遠いので行くのを諦め近くを散策する。不便なせいか係留料は安く22ユーロであった。
お昼にチキンサンドウイッチを食べコックピットで惰眠をむさぼったり艇の手入れをしたりして過ごす。結構良い時間だ。
夜は和食で先日漁師から買ったタコが未だあるのでそれをカルパッチョにして、そして大根とタコの煮物、白菜とベーコンのスープをご飯と佃煮で頂く。

(ID# 175)
2011/10/28 (金) Santa Maria Navarrese~Corallo 35NM

雲が多くどんよりした天気だがこの先暫らく良いお天気が望めないので次の寄港地Coralloを目指して08時35分に舫いを解く。予報では南東風6~7mだったが暫らく北西風4~5mが吹きうねりがあり帆走では4ノット以下になってしまうので機帆走する。
お昼から予報の南東風6~7m吹き出しクローズドリーチで気持ち良く6~7ノットで帆走する。時折ぱらぱらと雨が降るので上下カッパの完全装備でウオッチだ。今年初めての完全装備で航海中雨に降られたのも3,4回目ぐらいだ。
お昼は田楽味噌をつけた焼きおにぎりに海苔をつけて食べる。
海はうねりが在ったので舫いの準備は港内に入ってからゆっくり準備する。無線でマリーナを呼び出したらスタッフが出てきてポンツーンに横着けするよう指示してくれた。
14時50分に舫う。曇天の中大した雨に降られずホットした。
このマリーナは町から9km程離れていて一軒レストランがあるだけで景色も見る物がない寂しい田舎のマリーナと云う感じだ。ここも係留料が安く、22ユーロだった。
早く着いたのでコックピットでワインを飲みながらゆっくりする。
此処は施設を建設中でシャワーは仮の掘立小屋だったが温かいお湯が十二分に出て快適であった。
夕食はタコとジャガイモのガーリックソテー、チッキンヒレのソテー、マッシュルームの付け合わせ、玉ねぎとズッキーニの炒め物を頂く。
毎日艇での食事が美味しいので楽しみだ。従ってワインも楽しみだ。

(ID# 174)
2011/10/27 (木) Santa Maria Navarrese 40NM

午前中は街を歩く。マリーナの後方にある岩壁の上にあるホテル迄行って村を眺める。
この辺りは岩の肌の険しい山がそそり立ちその下は緑が多く中々見ごたえのある景観であった。
スーパーマーケットで買い物をして村のレストランでコーヒーを飲んで艇に戻る。
お昼はカレーうどんを食べ久し振りにビールをお昼に飲む。
食後クマちゃんとゴムボートで近くの海岸に行き泳ぐ。海岸にはほとんど人はいなかったが子供が2人海水浴をしていた。それほど水は冷たくなく寒さは感じなかった。今年は何日まで泳げるか楽しみだ。
帰ってからシャワーを浴びてゆっくり艇で本を読んで過ごす。お天気も良くウトウト気持ち良く午睡もした。
10月に入ってから係留料も安くなり嬉しくなる。ここは13.5m~14.5mの長さで10/1から5/31迄一日25ユーロ、7/1~8/31まで69ユーロ、その他36ユーロとポルトガル並みの係留料になっている。そして年間係留だと3460ユーロだ。施設も揃っていて景観も良く交通の便を除けば云うことなしだ。
夕食は和風の日でタコ刺し、茄子の味噌田楽、佃煮、みそ汁、残念ながら日本酒がないので白ワインでタコ刺しを頂く。


(ID# 173)
2011/10/26 (水) La Caletta~Santa Maria Navarrese 40NM

朝レンタカーを返して10時20分に舫いを取りサンタ・マリア・ナヴェレッサに向かう。当初Arbataxを予定していたが手前2NMにあるナヴェレッサの方の環境が良さそうなので目的地を変更した。秋になり日も短くなり6時30分には日が暮れるので6ノット以上のスピードを確保するためオール機帆走する。
この間はオロセイ湾の海岸線に沿って走るが白い砂浜の海水浴場が沢山あり夏の海水浴のスポットだ。来年は是非寄ってみたいところだ。
17時40分に岩壁の下にあるナヴェレッサのマリーナに舫う。
景観の良い所にある静かな田舎のマリーナと云う感じで気に入った。
明日迄天気が持つので明日次の寄港地に行きたいところだがここを1泊で通過するのはもったいないので2泊することにする。
夕食はカレーライスを頂く。

(ID# 172)
2011/10/25 (火) La Caletta

シーズンも終わり観光客相手の店はほとんど閉めている。今日はレンタカーを借りてリサをサンタ・テレーザまで送りがてらサルデーニャの中央部の山岳地帯をドライブする。リサが色々と調べてくれ彼女の案内でブドウ畑、オリーブ畑、羊、牛の放牧している田舎を廻る。山岳地帯に村が点在している。その中でサルデーニャのお菓子を作っているお店も寄る。早速購入して近くのバールに持ち込みで食べるが独特の甘さで美味しかった。ここは日本からもテレビの取材で来たそうだ。
山でのサルデーニャ人の生活は興味深かった。秋の味覚栗をあちこちで焼いていて美味しそうだった。
帰りにリサをサンタ・テレーザのホテル迄送って帰る。彼女は明朝7時のフェリーでボニファシオに渡る。約600kmの走行でラカレッタの艇に着いた時は夜中の12時になった。ワインとハムで疲れを取って夕食抜きで寝る。


(ID# 171)
2011/10/24 (月) La Caletta

今日はArbataxに行く予定であったが向かい風の南の強風が吹く予報なので出港を取り止めラカレッタで過ごすことにする。
並びに停泊して居たフランス艇はシシリー島に向けて三日三晩で行くそうだ。ヘッドウインドになるので大変だろうと思う。
女性陣は街に買い物を、午後は近くのアンカーリング出来る浜に行く予定であったが風が強く諦め海岸線をハイキングした。
夏は海水浴客で一杯かと思うが、もう今はホテルもレストランも休業していた。
明日はレンタカーを借りて島を観光する予定であったのでレンタカーを借りる為マリーナのオフィスで確認してもらった。夏の去った後の寂しくなった観光地でレンタカーがあるか心配していたが手配がつきホットする。
夕食は子牛のティーボンステーキをガロンボトルの赤ワインで頂く。この赤ワインは地元のワイン屋でテスティングしたら中々いけるので量り売りで買ったものでしたがグッドだった。

(ID# 170)
2011/10/23 (日) Olbia~La Caletta 30NM

朝空港にレンタカーを返しに行ってから10時20分に舫いを解く。北東の良い風が吹き6ノット以上の速度でオルビア湾を出て行く。秋になり観光客も減って海岸やマリーナは静かになったが湾には数隻のヨットが帆走を楽しんでいる。湾を出てから島々の間の標識を見ながら抜けて近道をしてラカレッタに向かう。
リサさんはヨットの静かなのが好きで昨晩も良く眠れたそうだがセーリング中も昼寝を貪っていた。
マリーナに4時20分に舫いを取る。最近は要領が良くなってVHFの無線でマリーナに入る旨コールしてゆっくりとマリーナ内を機走しているとマリーナスタッフがポンツーンに来てくれて係留場所を指示してくれるので助かる。
着いてから早速町を歩くが小さな町で20分もかからず見て回る事が出来た。今日は外食予定なので美味しそうなレストランを探す。町が小さくても10件以上のレストランが並んでいた。
リサさんは美味しそうなレストランを探すのが得意で又メニューを熟知していてサルデーニャの料理を選んで注文してくれる。イカ、タコ、魚の盛り合わせ、ムール貝の入った魚介のサルデーニャ風パスタ、特産からすみ入りパスタ、魚のすり身の入ったパスタ、パリパリのパン(カラサワ)をサルデーニャを代表するワインでカンナウ種のぶどうから造るカンナウ・ディ・サルデーニャ(Carnnonau di Sardegna)のロゼで楽しむ。
いずれも美味しく、又ロゼも力強く大満足であった。4人で食べて67ユーロと云うのも嬉しくなる。リサさんのセレクッションに感謝する。


(ID# 169)
2011/10/22 (土) Olbia 27NM

朝10時タクシーで空港にレンタカーを受け取りに行く。ゲストを迎えに行く途中観光を兼ねてドライブする。オルビア郊外のアウトレットに寄ってみるがほとんどが閉まっていて見るものがなかった。今日の観光の目玉のヌラーゲを見にサント・アントニオまで行く。先住サルデーニャ民族が紀元前2000年頃より建てた巨石を積み上げた建造物でカルタゴに征服される紀元前500年頃まで造られたそうだ。多くの異民族に支配されながらも異民族に屈しない不屈の精神はサルデーニャ人の顔でもあるそうだ。確かにサルデーニャ人の顔には不屈の強さを感じる。
その後近くにある12世紀に出来たロマネスク様式の教会を見学して14世紀にスペインに占領されたアルゲーロの町に寄ってから、サルデーニャ島の一番北にある港サンタ・テレーサ・ガルーラに行きボニフェシオからフェリーに乗って来る昨年もCAVOKⅤにポルトガルで一緒に乗ったリサさんを待つ。
彼女はロシア人のピアニストでウィーンに住み日本でも演奏活動をしている。ロシア語はもとより英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、フランス語を自由にしゃべれる。
彼女を迎えサンタ・テレサから約2時間でオルビアに着く。
艇でウェルカムパーティーをカサゴのアクアパッツァ、タコのカルパッチョ、彼女がオリビアで吟味して買ったサルデーニャ産の白、赤ワインで行う。


(ID# 168)
2011/10/21 (金) Cannigione~Olbia 27NM

朝8時に2日前に買いに行った漁師さんの所に行って網から外したばかりのタコ、イカ、カサゴを買う。魚をさばいた後10時15分に舫いを解く。北の風7~9mの中湾内を出るまで機走したが湾外からは南に下がるのでクォーターで7~8ノットで快走する。
島々の間を抜けコスタ・スメラルダの沖をオルビアまで薄曇りの中良い風に恵まれて帆走する。
 時々陽が射すものの雲が多い一日で5月からの航海で曇りの日と云うのは数日で数える程しかなかったが秋を感じる。
 オルビアのマリーナはオルビア湾の奥深くあり湾に入ってからは波も収まり静かな海面を帆走する。
 マリーナに入ったら直ぐゴムボートでスタッフが来てくれ係留場所迄誘導してくれ舫いも取ってくれた。
 今日は波を被ったのと明日からゲストが来るので艇の清掃をする。
 夕食は今朝買ったタコとイカを刺身で、ツナ缶、タラのレバー、卵焼き、胡瓜、アボガド、梅干しで手巻きずしにして白ワインで頂く。
ヨーロッパに来て釣った魚以外を初めて刺身で食べる。美味しかった。


(ID# 167)
2011/10/20 (木) Cannigione

今日は前線の尻尾が通過するため西風が強いので予定通りここで停泊する。
艇の風速計を見ていると14,5m吹いて湾内に白波が起っていたが隣に昨日入ったスイス艇は出港して行った。
サルデーニャ島の東側を我々と同じように南に下るということなので島影で意外と波も起たず快速で行けるのかとも思った。
いずれにしてもCAVOKⅤは天気良好の出港をモットーとしているので本日は休業とした。
お昼はポルチーニのリゾットを艇で食べる。
午後海岸沿いに散歩したが海岸線に沿って別荘地がありきれいな庭に瀟洒な家が建っており目の保養になった。
夜昨日招待を受けた隣のモータークルーザーに巻き寿司とワインを持ってお邪魔する。
アメリカ人の御夫婦でリタイヤーして我々と同じで半年こちらで冬の半年はアメリカにいるそうだ。
ご主人が料理上手でヒヨコマメのサラダ、赤キャベツのサラダ、人参のサラダをそれぞれご自慢のドレッシングで、そして野菜スープ、ラザニアを持参の巻き寿司と共に頂く。デザートにパイナップルを切ってくれた。
傑作なのはいかにもアメリカ人らしくテーブルの脇に食洗機があり食後のお皿をすぐ食洗機に入れていた。彼の艇は彼が食事を作るそうでこの食洗機は自慢の一つだそうだ。
この艇は4000NM無給油で航海出来るそうで大西洋を横断も可能だとの事だった。
巡航速度は6ノットで遅いが耐航性が良いとの事だ。
彼も今冬は我々と同じカリアリで越冬させるそうだ。再会を約して失礼する。


(ID# 166)
2011/10/19 (水) Cannigione

明日前線が通過予定なので21日までここに停泊することにする。
午前中はのんびりと各自過ごしてお昼にピッザを食べに行く。お店特製の魚介類ののったピッザがお薦めだけあって美味しかった。
隣に中型のモーターボートが女性の操縦で入って来た。横風の関係でスターン着けに苦労していたので手伝う。耐航性のありそうなボートで4000NM無給航海出来るそうだ。
奥さんは子供の頃横須賀に居たことがあるそうで明日の夕食の招待を受ける。
午後ゴムボートを出して3人で湾の探訪に行く。対岸にきれいな浜を見つけ上陸し私は泳ぐ、水はさほど冷たくなくきれいな海水の中気持ち良い海水浴だった。
港の岩壁で夕方になるとイカ釣り人が集まるのでイカ釣りの仕掛けを買って釣ってみるが坊主だった。
夕食は昨日アントニオさんから頂いた鶏のロースト、アーティチョーク、柿、人参、胡瓜を料理する。
アペリテフはアボガトとサーモンのデップ、胡瓜とクリームムースのカナッペ、人参と胡瓜のスティックで、鶏のローストをメインにアーティチョーク、トマトとレタスのサラダに、そして頂いた完熟した柿をソルベにしたものをデザートにして頂く。
頂いた自家製赤ワインとマッチングして美味しかった。

(ID# 164)
2011/10/19 (水) Cannigione

明日前線が通過予定なので21日までここに停泊することにする。
午前中はのんびりと各自過ごしてお昼にピッザを食べに行く。お店特製の魚介類ののったピッザがお薦めだけあって美味しかった。
隣に中型のモーターボートが女性の操縦で入って来た。横風の関係でスターン着けに苦労していたので手伝う。耐航性のありそうなボートで4000NM無給航海出来るそうだ。
奥さんは子供の頃横須賀に居たことがあるそうで明日の夕食の招待を受ける。
午後ゴムボートを出して3人で湾の探訪に行く。対岸にきれいな浜を見つけ上陸し私は泳ぐ、水はさほど冷たくなくきれいな海水の中気持ち良い海水浴だった。
港の岩壁で夕方になるとイカ釣り人が集まるのでイカ釣りの仕掛けを買って釣ってみるが坊主だった。
夕食は昨日アントニオさんから頂いた鶏のロースト、アーティチョーク、柿、人参、胡瓜を料理する。
アペリテフはアボガトとサーモンのデップ、胡瓜とクリームムースのカナッペ、人参と胡瓜のスティックで、鶏のローストをメインにアーティチョーク、トマトとレタスのサラダに、そして頂いた完熟した柿をソルベにしたものをデザートにして頂く。
頂いた自家製赤ワインとマッチングして美味しかった。

(ID# 165)
2011/10/18 (火) Cannigione

アントニオさんが朝来て港で漁師さんが自分の網で取ってきた魚を売っているのを教えてくれたのでそこに行く。未だ生きているカサゴ4匹とカマス1匹とヒメジ2匹を12ユーロで買う。今晩も彼の家に招待を受けているので今晩は魚料理を悦子、彼はサルデーニャ料理をしてくれる事になった。
一緒に朝10時30分に10NM先のCaprera島のCala Napoletanaの入江に向かう。
入江は絵葉書の様な素晴らしい景色で、透き通るような海と青空のお天気の下白い砂地にアンカーを入れる。
アントニオさんと私は早速泳ぐ。10月の半ばで泳げるのは素晴らしい。岸まで泳ぐが流石に少し寒くなり体を浜辺の砂で温める。
その後全員ゴムボートで上陸して昨日の残りのパスタと巻きずしでお昼を食べる。
3時に錨を上げて静かな海をセーリングで島々を見ながら帰航するが素敵なデイクルージングであった。
夕食は洋ナシの上にからすみを置いたアペリテフを彼が出してくれたが、からすみと洋ナシの組み合わせは絶品であった。
彼はサルデーニャ風ラビオリを作ってくれ悦子は朝の魚をアクアパッツァにしてご馳走を自家製赤ワインで頂く。
最後は薬草の入った自家製グラッパを頂き食の豊かさを感じた。
帰りにはこれまた自宅の庭になっている柿、ブドウ、アーティチョークをお土産に頂いて帰る。
イタリア人の生活を垣間見ることが出来た。


(ID# 162)
2011/10/17 (月) Bonifacio~Cannigione 21NM

今日の目的地カネーニョネは21NMと近いので朝ボニファシオの城塞に上がり観光した後、11時30分に舫いを解き奥まった入江の中の港からボニファシオ海峡に出る。
東からの6~7mの良い風の下クローズドリーチで7ノット以上の速度で気持ち良く滑る。
サルデーニャ島に近づくにつれてマッダレーナ諸島の島々が点在するようになりその間を抜けてサルデーニャ本島のカンニジォーレに16時15分に舫う。
大きな入江の奥の静かなマリーナだ。夏には沢山のヨットが来るそうで入江には沢山のブイがあり混雑時はマリーナの外のブイに係留するそうだ。
ボニファシオで会ったアントニオさんに電話すると何と自宅での夕食を招待するとの事だ。
こちらはCAVOKⅤに招待するつもりであったが招待されたので巻きずしを作り持参する。
奥さんとは離婚して一人暮らしだが料理が上手で本場サルデーニャ料理をご馳走してくれた。
トレゴラ・トスタナと云うパスタをムール貝、トマト、ガーリック、バジルで煮込んだ料理、大海老の香草蒸し、サルデーニャ特産の薄焼きのパンを自家製ワインで頂く。此の自家製ワインは彼の家でのではないが彼が自慢するだけあってかなりの味わいのある赤ワインであった。また初めて食べたパスタは非常に美味しかった。
彼の仕事はインテリアデザイナーだけあってこじんまりした家だが壁の漆喰と木を組み合わせた素敵な家だった。
帰りはポルト・チェルボまでドライブで観光してくれた。
明日ヨットでマッダレーナ諸島のセーリングに誘う。


(ID# 161)
2011/10/16 (日) Propriano~Bonifacio 32NM

夏が終わったプロプリアノは静かで居心地が良いのだが次の天気の周期と照らし合わせて今日ボニファシオに出港することにする。
8時40分に舫いを解き東からの良い風を受けながら追手で湾外に出て行く。
1時間ほどして湾を出る頃に風が落ちて機帆走にする。
コルシカ島とサルデーニャ島の間のボニファシオ海峡に近づいてから風が強くなり海面に白波がたち始める。予想通りの風だったのでメインを3ポイントリーフにして18NMの上りのコースを機帆走で走る。サルデーニャ島も近くに見え白い岩壁の上に城塞が見えてきた。
コルシカ島の西側を帆走していると至る所に見張り台の塔があり戦いの歴史を感じる。
ボニファシオは両サイド岸壁に囲まれた細長い入江の中にあり天然の良港だ。伊豆の長津呂に似ている。
ここは昨日電話で予約してあったが無線で呼んでもスタッフが来なかったが、先に入った艇が横にと合図してくれたのでそこに舫う。両サイドの艇が親切に舫いを取ってくれた。隣の艇はサルデーニャから日帰りで来た艇でこの辺りの情報を教えてくれ艇のオーナーが自宅で作っているというワインを飲ませてくれた。美味しかったので売っているのか聞いたところ商品にはしてないとの事だった。
彼の自宅はサルデーニャ島のCannigioneにあり良い所だから寄ってくれと名刺を頂いたので寄ってみたいと思っている。
崖の上の城塞の中は旧市街地で込み入った中沢山のレストランが在ったがもうシーズンオフなのか閑散としていた。
城塞から見るボニフェシオ海峡は夕方になり波も収まり夕日と共にきれいだった。
夕食は鶏の丸焼き、ラタトゥーユ、グリーンサラダを赤ワインで頂く。
当初の予定ではここで艇を越冬させる予定であったがサルデーニャ島カリアリまで行ってそこで越冬させることにした。


(ID# 160)
2011/10/15 (土) Propriano

次の目的地のボニフェシオの付近の風が明日まで強いので今日もここで停泊することにする。このマリーナのマネジャーが昨日「私はここに係留してある艇に泊まっているので、何でも相談に来てくれ」との事だったので早速コインランドリーの場所を聞く。
3人の溜まった洗濯物をコインランドリーで乾燥までしたら30ユーロ掛かった。
ここは夏海水浴で賑わうところの様で10月に入るともう海水浴客も居なくなり秋の到来を感じる。海は綺麗で底まできれいに見える。
布団を干したり本を読んだりしてゆっくりした時間を楽しむ。
お世話になったマリーナのマネジャーには日本茶をプレゼントした。
女性陣はシャワーを浴びに行くが私はデッキで艇のシャワーを最近浴びている。熱いお湯が出て気持ち良い。
今日はクマちゃんが食事係で美味しいハンバーグ、ポテトサラダ、ナッツ入りグリーンサラダをコルシカ産赤ワインで頂く。


(ID# 159)
2011/10/14 (金) Ajaccio~Propriano 20NM

今日から又クマちゃんとの3人での航海になった。
風の様子で一気にボニファシオ迄行く予定を考えていたがサルデーニャ島との海峡に近いボニファシオの風が強風予報なので手前のプロプリアノ迄行くことにして10時10分に舫いを解く。
弱い西の風を受けながら湾を抜けるまでのんびり2~3ノット速度のクローズホールドで走る。
お昼すぎて岬を越えてから風が北西に回りジェネカーが張れるようになり少しスピードアップする。
内陸の方に積雲が出来てきて3時過ぎには雷鳴が聞こえるようになる。海の方には来ないと思って居たが少し雲の端が被って来てプロプリアノ港の方が雨で視界不良になってきた。ジェネカー、メインセールを降ろして突風に備えるが我々は雨の中にわざわざ入ることもないので海上ではっきり見える雨との境界線の手前で雨が過ぎるのを待つ。沖の方は青空だ。
やっと雨が去りプロプリアノに入港する。無線で連絡して係留場所の指定を待つがここも一杯の様で場所を探しているようだ。やっと決まりスターン着けで入るが両隣の60FTクラスの大きなヨットの間を押し込むように入った。3人ほどスタッフが来て手伝ってくれたがとても親切で気持ちが良い。
入道雲が去った後の夕方の空は港の景色が融和してきれいであった。
夕食は 野菜たっぷりのスープ、すずきのムニエル、ポロねぎのオーブン焼きをオリーブオイルとゲランドの塩で頂く。昨日は禁酒したので今日はコルシカ産白ワインを楽しむ。


(ID# 158)
2011/10/13 (木) Ajaccio

今日は千賀子さんがバステイアからバルセロナ経由でミュンヘンまで行く日。彼女はミュンヘンに数日滞在して好きな美術館を見て帰国する予定だ。アジャクシオからコルシカ島の山岳地帯を横断してバスティア迄約160kmの距離があるので余裕を見て8時過ぎに港を出る。コルシカの一番高いチント山は標高2710mあり山岳地帯のドライブは島に居るのを忘れさせる景観だ。途中休憩で小さな村のお店でコーヒーを飲みながらケーキを食べる。誰も知らないような村で飲むコーヒーは味が格別だ。お昼はこの村のお肉屋さんとパン屋さんでパテとバケットを買い食べるがこれも又美味しかった。
我々は千賀子さんと空港で別れ今来た道を景色の良い所に立ち寄りながら帰る。アジャクシオとバスティアを見ながら戻る。アジャクシオの街のカリフールでこれからの食材を仕入れる。マテ貝と柿があったので買う。柿はKAKIと書いてあった。
夕食はあっさり系で身の沢山あるマテ貝を焼いて食べたが新鮮でそのままで美味しかった。ブロッコリンと漬物を味噌汁とご飯で頂く。休肝日を久し振りに作りお酒を抜く。
千賀子さんとの10日間、彼女はワイン通とグルメでとても楽しい食事をさせて頂きました。又日本からの懐かしの食材、日本酒を段ボールに入れて運んで頂き感謝だ。
ご一緒にとても楽しかった10日間だった。


(ID# 157)
2011/10/12 (水) Girolata~Ajaccio 36NM

8時15分にブイの舫いを解きアジャクシオに向かう。今日も良いお天気だが風がない。
2時間程機走した後南南東の3~4m程度の向かい風が吹いてきたので帆走する。CAVOKⅤはクローズが苦手で上り角度を50度位にしないとスピードがつかない。早く出港したので時間も余裕があるのでタックを入れながら岸辺の帆走を楽しむ。
アジャクシオの湾の入り口の半島から小さな島が飛び石的に点在しているが、その間のパッセージを抜けて行く。アジャクシオには旧港にあるマリーナとその近くにもう一つマリーナがあり旧港はフェリー等の出入りで居心地が良くないということでもう一つのマリーナに16時20分に入るが満杯で1泊しかできないと云われる。仕方なく隣の旧港に行き17時20分にレセプションバースに舫う。オフィスに行くとBポンツーンの空いているところ何処でも舫って良いとの事、バースを指定されなかったのは初めてだった。
アジャクシオはナポレオンの生家がある所で有名で、又コルシカ島の県庁所在地だ。
明日バスィテアまで千賀子さんを送るので、レンタカーを空港で予約してあったのでアジャシオの空港にタクシーで取りに行く。わざわざ空港でレンタカーを予約したのは観光地に行くと町のレンタカー屋が時間によって閉ったりして受け取りが確実に出来ないこともあるので7時から24時まで確実に開いている空港にした。
夕食はお肉が続いたので大根おろしとご飯、葉唐辛子、梅干し、佃煮で頂く。やはり日本人の体質として1週間に1,2度は日本食が必要だと思う。


(ID# 156)
2011/10/11 (火) Calvi~Girolata 30NM

自然環境で世界遺産に1988年に登録されたジロレータに向け9時40分に舫いを解く。
すっかり朝晩は秋の気候になったが日中は相変わらずの暑く地中海性気候、風も弱く機帆走になる。
ポルト湾に近づくと周りは一切人の手が入ってない自然のままの景観が迎えてくれた。
湾に入っても何もなくその中の小さな入り江の中にこじんまりした村があり、船は沖のブイに舫うようになっていた。2時50分に着き無線でマリーナを呼ぶとゴムボートでスタッフが来てくれブイに舫いを取ってくれた。
10月も半ばになりシーズンオフになったのか我々が着いた時は停泊艇は1艇もいなかった。
早速ゴムボートで上陸、浜辺には牛が放牧されていて小屋に毛の生えた様な小さなレストランが在ったがほとんどクローズしていた。
海水がとてもきれいなので泳ぐが水温は冷たくなく気持ちの良い行水であった。
夕方になり3艇程入って来た。夕陽が岩山を照らす中、大吟醸の日本酒をコルシカ産からすみで楽しむ。
夕食は今日の為に用意したラムレッグをバーベキューにして鶏ガラスープとサラダをこれまた特別に用意したコルシカ、アジャクシオ産赤ワインで頂く。今日は満月に近く月明かりでデッキの食卓の明かり代わりになった。
いつもワインは3~5ユーロ位の値段のものを買っているが時々は20ユーロ越えのワインも飲む。日本でのワインの値段の感覚とは大分違ってしまう。
酒屋でラムレグに合ったワインを選んでもらったせいかぴったりマッチングした。
女性陣も月明かりの中デッキでシャワーを浴びる。世界遺産の自然環境の中で、そして月光を浴びながらながらのシャワーはさぞかし気持ち良かったと思う。


(ID# 155)
2011/10/10 (月) Calvi

午後から風が若干強くなる予報と波がまだ残っているのでもう1日カルビに泊まることにする。ここは周りの山々が湾を囲み中腹には教会の建物が在ったりして美しい景観なので今日もハイキングをすることにしてお昼のお弁当にはジャンボン(バケットにハム、チーズ、野菜を入れたサンドウイッチ)を持って青空の下歩く。
山の上から素晴らしい湾内の景色を見ることが出来た。
明日からの世界遺産に登録されているPorto湾で錨泊に備えて美味しいそうな子羊のモモ肉とそれに合う赤ワインを買う。
夕陽が東の山々を照らす中デッキでジントニック、私は大吟醸の日本酒を楽しむ。至福な時だ。
夕食は鶏ガラスープと千賀子さんのトマトソースのイタリアンパスタを頂く。
デザートは洋ナシのワイン煮をカフェラテで楽しんだ。


(ID# 154)
2011/10/9 (日) Calvi

今日はカルビの周辺を楽しむことにする。朝7時に焼きたてのクロワッサンをクマちゃんが買いに行ってくれる。朝はクロワッサンとヨーグルトとコーヒーで軽く済ます。
近くの山の上に見える教会に登りに行く。約1時間半で山の頂上の教会に着くがここからの見晴らしが素晴らしい。入江の全景とそれを囲む山々そして城塞と港が一望に見える。
帰りにフリーマーケットの日曜市を見ながら城塞に上がり地中海と美しいカルビの入江を眺める。教会の脇にこじんまりしたレストランがあり窓から地中海が一望出来る。ロケーションが素晴らしのでコーヒーを飲みながら疲れを癒して帰る。
港に若干うねりが入り艇が揺れるので岸壁側の舫いを緩めてロープのテンションを抜く。
夕食は鶏の丸焼きを買って帰り、トマトサラダ、グリーンサラダをコルシカ、アジャクション産赤ワインで頂く。美味しかった。


(ID# 153)
2011/10/8 (土) Macinaggio~Calvi 42NM

リッベチオの強風の後、うねりがあるが当初の予定のサン・フローランスをパスして42NM先のカルビに直接行くことにする。
8時50分に舫いを解きコルシカ島最北端の岬を越えて弱い北風を受けながらカルビ迄の全行程を機走する。千賀子さんはほぼヨットが初めての経験なので船酔いを心配していたがうねりだけ残った揺れの中船酔いもせず航海出来た。
港の先に見える城塞を回り込むようにPort Xavier Colonnaに入港する。
入江の周りは高い山に囲まれ港の周りは城塞を中心に家々が立ち並び風光明媚なところだ。
夕食はカモの和風ローストを千賀子さんの特製ソースと大根おろし、カモの脂で揚げたポテト、エンダイムとイタリアンパセリのサラダを千賀子さんからのコルシカ産赤ワインで頂く。カモとコルシカ産赤ワインはぴったりだった。


(ID# 152)
2011/10/7 (金) Macinaggio

朝6時すぎから南西風が強く吹いてきた。8時頃から段々強くなり10時には最高風速56ノット(25m)を記録する。係留している各艇ではそれぞれデッキに出て警戒をしている。
岩壁と艇と離して係留したので我々は風が少し治まった3時過ぎまで迄全員艇で過ごす。
お昼は千賀子さん持参のあべかわ餅とお汁粉を頂く。地中海で嵐の中、お汁粉は中々のご馳走であった。
3時過ぎに舫いを伸ばして陸に上がることが出来た。ここのシャワーは5時までなので全員シャワーを浴びてからスーパーに買い物に行く。
今晩のお料理はニンニク醤油ラム千賀子風ラムッチャプを艇備え付けのバーベキュー台で焼き、そしてミネストローネ、イタリアンサラダ、ブルーチーズをコルシカ産赤ワインで嵐去った後の港内の艇で頂く。ラムチャップはフランスならではの味で美味しかった。


(ID# 151)
2011/10/6 (木) Elba~Macinaggio 41NM

明日から南西の強風リベッチオが吹く予報が出ていたので今日中にコルシカの北東端にあるマシナジオに向かう。
8時50分に舫いを解き嵐の前の静かな海面を全行程機走で平均6.5ノット行く。
途中イタリアの沿岸警備艇がきて停止させられ臨検を受ける。書類の検査だけであったがヨーロッパに来て初めて海のオペレーションライセンスの提示を求められる。小型船舶のライセンスを出したらOKであった。
15時30分マシナジオマリーナのガソリンスタンドに着けて給油する。前回給油してから45時間エンジンを回して121リッターの消費で燃費は1時間当たり2.7リッターだった。
 明日からの強風が心配だったので係留位置を心配していたが岸壁の好きなところに着けて良いとの事だったので風に強そうな奥の方の場所を選んでスターン着けする。
 40ノットを越える風が吹くので前方の舫いを二つ取りゴムボート等の強風対策をする。
 きれいな夕暮れ時を千賀子さんからのお土産のうるめ鰯等で大吟醸の日本酒を頂く。
 夕食はご飯を炊き純日本風食事をコルシカ島で味わう。日本食で胃が落ち着いた。


(ID# 150)
2011/10/5 (水) Cala di Medici~Elba 20NM

Mediciを09時に出港して北東からの追風を受けてエルバ島に向かう。今日も快晴、風は微風時々順風のセーリング日和、セーリングと機帆走が半々、ジェンネカーを上げてのセーリングで静かな海面を滑る。
エルバ島のPortoferraioは自然の良港でポンツーンはなく、16時15分直に岸壁にスターン着けする。
両隣はギリシャ、ドイツ艇であった。早速陸にあがりナポレオンが幽閉された家の見学に行く。フランスが遥か遠くに臨める場所にあり、ナポレオンが幽閉された時の悔しさが目に浮かぶ。
遊覧船の船着場の周りはレストランやショップが並んでいる。散歩しながらイタリアらしい色のオレンジのシャツを買う。今日は外食なので美味しそうなお店を探そうと云う事だったので、美味しい店がどこにあるかそこで教えてもらう。教えてもらったレストランは裏通りにあり瀟洒な佇まいの感じで地元相手のお店であった。
海の幸の盛り合わせ、マグロのタルタルソース、カレー風味パスタ、ゴルゴンゾーラと梨のラビオリ、やりイカのグリル、アサリとムール貝のワイン蒸しをお店お勧めの白ワインで頂く。そしてお店のサービスでデザートワインを3種類グラスに入れてくれ味を楽しむ。
千賀子さんも直ぐ船になれぐっすりと眠れるとの事で安心する。


(ID# 149)
2011/10/4 (火) Pisa~Cala di Medici 20NM

今日は20NM先のメデッチを目指して10時30分に舫いを解く。
52NM先のエルバ島に当初計画していたが昨日千賀子さんが夜中に着いたので早朝出発は厳しいかと思い途中一つ寄港することにした。
静かなアロナ川を下り微風のリグリア海を機帆走でトローリングしながら走る。いつもトローリングしているが残念な事にバルセロナから一匹も釣れない。
14時50分にメデッチのポンツーンに舫う。
此処は新しいマリーナで町から離れた所にあり、夏も終わったせいか静かで落ち着いた。
近くの浜を散歩したが海水浴客も少なく閑散としていた。
夕方千賀子さんが持ってきて頂いた日本酒「慶」を同じく千賀子さんからのうるめ鰯、葉唐辛子の佃煮、あられ烏賊、胡瓜の味醂漬けを肴にデッキで楽しむ。地中海で飲む冷やした日本酒はしっかりと五臓六腑にしみ込んだ。
千賀子さんを入れて久しぶりに賑やかな夕食をジャガイモとひき肉のコテージパイと野菜サラダを白ワインで頂く。


(ID# 147)
2011/10/3 (月) Pisa

ピサに来てルッカに行ったかと度々聞かれ、素晴らしい所だから行ったら良いと勧められたので今日はルッカに観光に行く。広い城壁で囲まれた中世の町が残っている。城壁が散歩道になっていて歩くと牧歌的な風景を楽しむことが出来た。
お昼は昨日森沢さんに教わったピザの美味しい店ピッザ・デ・フレージャに行く。マグラリータしか作らない小さなピザ屋さんでイタリアならではのピザを食べる。美味しかった。
夕食はお肉のバター焼きとラタトーユ、サラダを赤ワインで頂く。その後岡田千賀子さんがピサの空港22時45分に着くので迎えに行く。元気な姿の千賀子さんをみてホットする。
艇に戻りシャンパンで乾杯話が尽きずお疲れの所1時過ぎまでおしゃべりをする。
日本の食材を一杯持ってきて頂き感謝する。
特に日本酒は明日から楽しみだ。


(ID# 146)

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