CAVOK日記
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2014/10/14 (火) Agios Nikolaos 晴れ 北微風

 今日はジブセールを降ろしてほころびの修理と収納をする。ギャングウエイの取り付けが壊れているので善後策を考える。汗をかいたので隣の海水浴場で泳いで涼む。
 お昼にソーメンを頂く。22日ここを出発するまでのんびり過ごすことにしているので仕事はお昼迄とする。
 昼食後コックピットで本を読んでいる内にうたた寝を楽しむ。
 その後海水浴に行く。
 夕食は昨年行ったことのあるサリーさん(ご主人安田さん)が働いていたイタリアンレストラン・エストラーダに行く。残念なことに安田夫妻は冬に英国に帰っていた。
 イタリアンサラダ、フォカッチャ、パルマハム、クアトロペンネ、ピザマルゲリータを赤ワインで食べる。フォカッチャは残ったので持ち帰りした。


(ID# 655)
2014/10/13 (月) Agios Nikolaos 晴れ 北微風

 艇の片づけに入る。洗濯物をコインランドリーでしたりロープ類の塩出し、マリーナ事務所で乗架の手続き等をする。
 お昼にラーメンを頂き夕方に海水浴をする。
 夕食にイワシの酢締めとツナで手巻き寿司をして頂く。


(ID# 654)
2014/10/12 (日) Agios Nikolaos 晴れ 北5~10

 やっと風が治まったという感じだ。
 ハリエットさんが帰る日だ。近くにあるKritsa村に観光に行く。ここは昨年も行ったが奥さんが日本人の土産物屋さんがありそこに寄る。その後Spinalongaにドライブしてニコラウスに戻り海水浴場の前のタベルナで昼食をとる。
 ハリエットさんと御嬢さんのケイトさんにTシャツのプレゼントをする。
 15時前に車で空港迄送る。
 艇に戻ってからロープの塩出しをする。明日から越冬の準備だ。
 ポンツーンを歩いているとデビットさんがビールを飲みに行こうと誘ってくれた。
 マリーナを見渡せるシロッコと云うバーでビールをご馳走になる。ハンデーの無線機の充電が出来ない話をしていたら昔電気技師だったということで明日見に来てくれることになった。
 夕食は卵丼を味噌汁で頂く。久しぶりの二人の食事になる。

(ID# 653)
2014/10/11 (土) Agios Nikolaos 晴れ

 今日はクレタの東側に行く。マクロス(Mochlos)の遺跡のある島の前のタベルナBogaziにお昼に寄る。店の人達が覚えていてくれ歓迎してくれる。フイッシュ・スープを食べるが白身の魚とジャガイモを主とした野菜が入っていてとても美味しかった。二人分頼んだのだがそれでも多く持ち帰りにしてもらった。最後と云うことでハリエットさんがご馳走してくれた。その後東端にある海水浴場Vaiに行く。
 砂浜の綺麗な海水の海水浴場だったが着いたのが4時過ぎでハリエットと悦子は泳がず私だけが泳ぐ。
 昨日に続きロングドライブになり戻ったのが7時過ぎになった。
 シャワーを浴びてブルで乾杯、ハリエットさんの最後の夜になる。ブルをいつもの倍作ってくれる。楽しかった一緒の航海の思い出話をしながら飲む。
 夕食は持ち帰りのフイッシュ・スープでリゾットを作ったが非常に美味しいリゾットが出来た。
 食後はハリエットと最後のブラックジャックを楽しんで遅く眠りに就く。


(ID# 652)
2014/10/10 (金) Agios Nikolaos 晴れ

 午前中悦子とハリエットはショッピングへ。私はレンタカーを借りに行く2日借りると3日目はフリーと云うことで三日間借りる。1日辺り23€だった。
 デビットさんとここから近いスピナロンガにある船具のチャンドラーに行く。色々なものが揃っていて便利だ。
 午後戻ってからクノッソスと同じ時代に栄えたファイストスの遺跡を見に行く。
 クノッソスと違いほぼ原形の遺跡だった。行き帰りで5時間を有したので艇に戻ったのは19時近くなった。直ぐシャワーを浴びてブルで風呂上がりの一杯をやる。
 夕食はここのマリーナがプレゼントしてくれた白ワインで蒸し鶏、トマトときゅりのサラダと残り物を頂く。残り物でもメジマグロの漬けは美味しかった。
 月が徐々にかけてきた。


(ID# 651)
2014/10/9 (木) Agios Nikolaos 快晴

 朝起きると少し風が治まっていた。今日も強風の予報なので午前中早めに岸壁からポンツーンに移すことにする。ポンツーンの指定場所を聞いてからスタッフに舫いを取ってもらうようお願いして艇を移動さす。
 移動時手伝ってくれたここに係留している英国人のデビットさんをお昼に呼んでビールを飲む。
 ここで暫く係留して帰国前に上架することにする。
 午後隣の海水浴場で泳いだ後町を散策する。  夕食はほうれん草の胡麻和え、鶏とキノコのグリルと昨日の獲物のメジマグロの刺身を頂く。満月を見ながら一杯やって寝る。相変わらず風は強い。


(ID# 650)
2014/10/8 (水) Dia~Agios・Nikolaos (40NM) 晴れ後曇り 北北西10~25ノット

 素晴らしい泊地なのでもう一泊したかったが、天気予報で明日の午後から風が徐々に強くなるのと曇りの予報だったので残念だったがブイから舫いを解く。
 そして今年の航海の最終レグだ。
 入り江から出ると北北西の10ノット前後の良い風が吹いていて即帆走に移る。
 斜め後ろからの風を受けて6~7ノットの速度で帆走する。2時間ほどすると若干風が落ちてきたのでジェネカーを揚げるが同時に風も出てきて10~15ノットの風の中7~8ノットの速度で波のない海面を気持ち良く帆走する。お昼はソーメンを頂く。
 風が強くなったので引き釣りのロッドを揚げるとメジマグロが掛かっていた。地中海に入って初めての漁獲がメジマグロであった。
 ニコラウスの手前10NM位から風が15ノット超える様になったのでジェネカーを降ろす。岬を越えてニコラウス方面に廻り込むと岬からの吹き下ろしの30ノット近いブローにあった。
 オートパイロットでは切りあがってしまうのでマニュアルで操縦する。
 風が強いこともあり、ニコラウスのマリーナには電話で到着の旨を伝える。港に入ると入り口の防波堤にスタッフが待っていてくれ係留場所を指示してくれた。
 20ノット近い風が吹いている中我々だけでポンツーンに槍着けするのは結構難しいが、取りあえず岸壁に横着けになり、スタッフが岸壁で舫いを取ってくれたので助かった。
 久しぶりにマリーナのシャワーを浴びる。十分にお湯が使えるので気持ち良い。
 夕方になると雲が無くなり満月が明るい。いつものように食事前にブルで一杯楽しむ。  夕食はハリエットさんが豚カツを見習いで作り、今日釣れたメジマグロをお刺身にして食べた。新鮮だったが脂の乗りが今一つだった。
 食後はコックピットで満月を楽しんだ。
 今年も無事に航海が終わりホットした夜だった。


(ID# 649)
2014/10/7 (火) Rethymno~Dia(34NM) 快晴 西10~15ノット

 今日はクレタ島の南6NM沖にあるDia島に行く。パイロットブックにも少しの記述しかないが、クレタ島を良く知っている人が静かでクリスタルの海で良いと教えてくれた。  レシムノのマリーナの施設はしっかり出来ているがその後の管理がきちんとされていない。イラクリオンと同様で管理はポリスで国の管理だ。トルコとは大違いでトルコは私営、施設サービスはギリシャと比べ物にならないほどしっかりしている。但し係留料は大違いで断然ギリシャが安い。
 手続きを管理事務所でする。ここも電気代、水道代は別料金で取られたが一日23€だった。
 朝食後09:50に舫いを解く。風は当初北北西の10~15ノット近い風が吹き斜め後ろの風で7ノットの速度で快調に帆走する。昼前に風が落ちてきたので機帆走で7ノットをキープする。久しぶりに暑い日中になり、そして風が後ろからのせいもあり暑く裸になる。
 ディア島には2つの泊地があり最初島の西にある泊地をみる。1艇錨泊していた。次に2つ目の泊地に行く。ここはお奨めの所で係留用のブイもあるとの事で錨泊を予定していた。
 幸いに1艇だけアンカーを打って停泊しているだけだった。係留ブイらしきものがあったので我々はそこに15:10に舫う。心配なので潜って見に行ったがしっかりとアンカーされているブイだった。  水が綺麗で8mの底が艇の上からきれいに見える。
 久しぶりに3人で泳ぐ。
 周りは岩だけに囲まれた入り江で、何もない。明日満月なので人家も明かりもない入り江で月の鑑賞を楽しむ予定だ。
 泳いだ後遅いお昼に胡麻たれのお蕎麦を頂く。すきっ腹にビールと共に美味しい。
 その後2艇程入り江に入ってきてアンカーを打った。
 夕食は豚肉の野菜炒めとご飯を頂く。
 東の岩山から月が上って来た。そのうち海面を照らす。水温を図ると24度あるので月夜の晩に全員自然な姿になり泳ぐ。海水も冷たくなく月夜を見ながら気持ち良く泳いだ。
 そして静かな月夜を、グラスを傾けながら楽しんだ。MNSCの2回目の会合であった。


(ID# 648)
2014/10/6 (月) Rethimno 晴れ

 朝6:30に港の前に観光バスが迎えに来る。あちこちの集合場所でツアー客を集めてサマリア渓谷ツアーの出発点になるクロスカル(XYLOSKALO)迄2時間半で行く。サマリア渓谷のツアーは渓谷の上流地点からクレタ島の南側の海まで約16㎞も歩く。渓谷の一番狭い所は幅3mで高さは300mあった。地中海は氷河が無かったそうで水の流れで削られて出来た渓谷だそうだ。自然の力の偉大さにはいつも感銘する。下りで楽なハイキングと書いてあったが石がごろごろして歩きづらく結構時間がかかり9時半に歩き出して渓谷の出口に着いたのが16時になっていた。7時間の行程になった。歩数は3万7千歩歩いたことになる。
 出口から暫く歩いて船着き場のアギア・ルーメル着くがここは陸上からの道が無くフェリーだけが交通手段になっている。その中でいくつかのホテルと海水浴場があった。
 17時発のフェリーに約1時間半乗ってスファキア(Sfakion)に行きそこからバスでレシムノンに帰った。南岸クレタは航海してないので興味深く岸を見たが殆ど断崖絶壁でフェリーの発着港以外は寄れるところは無かった。
 レシムノに着いたのは20時過ぎになり、疲れたのでタベルナでギロピタ(焼いた肉のそぎ落としと野菜をピタで包んだもの)、ハンバーガーとグリークサラダを持ち帰りして艇で食べる。
 心地よい疲れの中、シャワーを浴びて眠りに就く。


(ID# 647)
2014/10/5 (日) Iraklion~Rethimno(35NM) 曇り後晴れ 微風

 朝マリーナポリスで支払いを済ますが1日10€との事、昨年は27€だったのに係りの人によって違ったみたいだ。但し別の所の管理だが電気代が2日で15€も取られた。いずれにしても安いので助かる。
 08:50に舫いを解く。風が弱く暫く機帆走にするが少し風が強くなってきたところでエンジンを切るが30分後にはその風も治ってしまい再度機帆走する。
 珍しく全天を覆うような曇り空だったが午後には晴れ間が出てきて夕方には快晴になった。
 レシムノのマリーナはあまり管理されていないということで心配していたが幸い岸壁側が空いていてそこに横着けが出来た。狭い場所に入れるので苦労していたらポンツーンに着けているヨットマンが舫いを取ってくれて助かる。15:00に舫う レシムノはビザンチン時代に栄えた町で港には立派な要塞があるがオスマントルコに1600年に陥落された。
 旧市街地を散策して雰囲気のある店でビールを飲んで喉を潤す。
 明日はサマリア渓谷に行く予定なので旅行エージェントで明日のツアーの予約をする。
 夕食は鶏のポトフの予定だったがスパーマーケットに鶏肉がなくソーセージのポトフになる。それとタルキッシュオムレツを白ワインで頂く。ポトフのスープが美味であった。
 明日6:30のバスで出発なので早く寝る。


(ID# 646)
2014/10/4 (土) Iraklion 晴れ 北10~15ノット

 イラクリオンを観光する。乗り降り自由のバスでクノッソス宮殿に行く。これで三回目のクノッソスになる。
 その後クノッソスの遺跡からの出土したクレタ(ミノア)文明の出土品が展示されている考古学博物館に行く。前回は改装中で一部の展示しか見る事が出来なかったが立派な博物館になり素晴らしい出土品を多数見る事が出来た。殆どミノア文明の出土品だが、ローマ時代の出土品もあるがローマ時代が現代のように感じてしまうミノア文明だった。
 お昼すぎに博物館に入ったが見るのに時間がたっぷり必要でお昼は博物館のコーヒーショップでサンドウイッチを食べて済ます。
 夕方艇に給水したかったが上手く行かず近くの艇に聞くと親切に彼らの給水口を提供してくれた。そして明日行く予定をしているレシムノンの情報も教えてくれた。助かる。
 いつものようにコックピットでブルとおつまみで楽しんだ後、夕食はロールキャベツを頂く。スープがとても美味しかった。


(ID# 645)
2014/10/3 (金) Santorini~Crete(Iraklion)60NM  晴れ 北15~20ノット

 朝6時に起きるが風のゴーと云う音が聞こえる。6時は未だ暗いので明るくなって海面を見てから今日の出港の判断をすることにした。日出は7時14分だが7時前に明るくなったので海面を見ると白波も立っていないので7:20に舫いを解く。ここの港は砂の堆積が強く出るときに軽くオンサンドしてしまった。
 風は追っ手の北風で当初はリーフして帆走したが、これ以上風も強くなりそうもないのでフルセールにして平均7ノットで快調に南下する。
 クレタに近づいてから、風も12,3ノットの風に弱まった。
 大きな商業港の奥にベネチアン港があるがそこは一杯なので外側の岸壁に着けようとしていると、アモルゴスで会ったヨットの人が着ける場所を教えてくれた。彼らの一人はここのベネチアン港に艇を置いてあってここのベテランだった。舫ってからお礼を言うと、何でも分からないことがあったら相談してくれとの事だった。海の男は親切だ。
 私が舫いの整理、電気のつなぎ等やっている間に女性陣は町に明日の観光の調べに行く。
 ベネチアの要塞を見ながらブルを楽しんだ後、艇内で夕食を頂く。野菜サラダ、オムレツ、ポテトサラダを美味しく頂いた。


(ID# 644)
2014/10/2 (木) Santorini (快晴)北15~20ノット

 今日は昨日見学したアクロテイリ遺跡を展示してある新先史時代博物館に行く。
アクロテイリ遺跡は古代ギリシャ哲学者プラトンが伝える「一夜で沈んだ高度の文明」アトランティス大陸の伝説のモデルではないかと云うことで有名である。貴重な壁画が残されてあり「ボクシングをする少年」や「漁師」がアテネ博物館に展示されているが、その色彩に当時の文明の高さが分かる。
 博物館にはその他の壁画や陶器が飾られている。紀元前17世紀に花開いたキクラデス文明はクレタのミノア文明の前なので壺のデザインもクノッソスとは違い興味深かった。
 その後イアの町に行き観光する。白一色に青の色が少し入る色彩の美しい町だ。そして町から見下ろす噴火湾も素晴らしい。軒を並べてあるお店で女性陣はショッピングに熱中する。
 遅いお昼をイアの町の岩壁の下にある小さな船着き場にあるアモウデイのタベルナに食べに行く。タベルナの美人の店員さんが私の事を覚えていてくれ歓迎してくれた。
 ヒメジに似た魚のグリル、ムール貝とサラダを食べる。魚はやはり日本だった。
 帰りに前日道に迷って偶然通った村が美しいギリシャの町並みだったのでそこによる。
 Traditional villageの表示があった。ワイナリーを見つけたので寄ってみる。クレタ独特の気候の中で育つブドウは強風のため背が低い、そして雨が降らないので海面から上昇してくる霧で水分補給をしているので独特のワインが出来るそうだ。白を1本買って帰る。
 艇に戻り夕食はハモンセラーノとメロン、タイカレーを頂く。
 明日は60NM南のクレタ島に行く予定だが風が少し強そうなので天気をあれこれ調べる。結局取りあえず朝6時起き6時半出港と云うことにして就寝する。


(ID# 643)
2014/10/1 (水) Santorini 快晴 北10~20ノット

 横抱きさせてもらっている艇が朝7時に出るということなので6時半に起きて艇を前方に係留してあるモータークルーザーに取りあえず横抱きにする。日出は7時なので未だ6時半は薄明だ。艇が出た後狭い中に入れるので注意しながら悦子に岸壁に降りてもらい長いロープで艇を結んで徐々にずらしながら係留する。後方でやはり横抱きにしている艇の人が手伝ってくれた。
 朝食後今まで行けなかったアクロティリ遺跡に行く。紀元前1500年頃の大噴火によって突然歴史の舞台から消えたがポンペイと同じで深い火山灰に覆われたのが助けになり先史時代の遺跡としては1番保存状態が良いものとされている。今までの遺跡は殆ど雨ざらしだがここは大きな遺跡の敷地を立派な建物で保護している理由が分かった。
 その後フィラの町に行き観光する。遅いお昼をフィラから離れたピルゴスの近くにある今回で3回目になるタベルナ・メタウに行く。ここも我々の事を覚えていてくれ嬉しくなる。オレンジソースのポークステーキ、ラムのヨーグルトソース、ポークのデミグラスソース、ナスのトマトソースとチーズの入ったキャセロール、熟成したバルサミコソースのサラダを食べるがいずれも美味しかった。
 ただしお腹が一杯で食べ切れず持ち帰りした。
 食事の前にラキをショットグラス、そして食後はアイスクリームが載ったチョコレートケーキを甘いデザートワインでサービスしてくれた。これでビールを飲んで47€と嬉しくなる。
 食後は再度フィラの町に戻り、今度は町の一番上から下に降りる。途中岩壁の上に建つレストランで景色を見ながら心地よい風を浴びてコーヒーを飲む。
 港に帰ると丁度夕陽が西の空に沈む時で空の色のグラデュレーションが綺麗だった。
 お昼遅く一杯食べたのでお腹が皆さん減らず、夕食なしで味噌汁だけ飲んでナイトキャップして寝る。


(ID# 642)
2014/9/30 (火) Ios~Santorini(25NM ) 晴れ 北15~25ノット

 イオス島の綺麗な錨泊地にアンカーを打ちたかったが、未だ予報の風が20ノット出ているので、錨泊を諦めてサントリーニに向かうことにした。サントリーニはここから南になるので追風で帆走しやすい。逆に北に行く艇は風上に向かうので大変だ。長期予報を見ていても南の方が暖かく風も強くないので早く南に行くことにした。
 サントリーニから来た艇が電話で予約していた方が良いと教えてくれたので行く前に電話で予約した。
 我々と一緒にメルテメが過ぎるのを待っていた艇も次々と出港していった。
 10:00に舫いを解く。風が治まったと云っても20ノット以上吹いているのでジブとメインをリーフ(縮帆)して帆走する。それでも25ノット位吹くと9ノット近く出る。
 まるで快速艇の様で気持ち良い。ただ真後ろからの風なので途中ジャイブを入れながらの帆走になった。
 13時にはサントリーニの湾に入り崖の上に白くそびえ立つイア、フェラの町を見ながら昼食を頂く。久しぶりの生ハム、トマト、オニオン入りのサンドウイッチ、そしてスープだった。美味しサンドウイッチだ。
 15時にサントリーニの南にあるブリカダのマリーナの前に来るが次々カタマランのヨットが出港してくる。このマリーナの入り口は浅いので全部で10艇以上のカタマランが出るのを待って入港する。水深計は一番浅い所で1.7mを指す。CAVOK5の通過できるギリギリの深さだったが何とかキールをすることもなく通過できた。
 15:30にマリーナのスタッフの指示で他艇の脇に横抱きに着けて。内側の岸壁が空いているので何で横抱きかと聞いたところ中にはカタマランが入るからだと云う事だった。    このマリーナは町から離れた何にも無い所にあるのでレンタカーを借りる。イオスでは1日20€だったのがここでは35€した。高いというと8月は70€だったという。イオスと違ってここは人気のある観光地だからと言い訳を言っていた。
 島の西端から見る夕陽が美しいので早速見に行く。既に数十名見に来て夕陽が沈むのを待っていた。
 水平線に太陽が沈むのを見ていると15世紀の大航海時代にポルトガルの航海王子エンリケ達がクロノメターを発明して太陽の位置で経度を測定出来る様になった時代を思い浮かべる。
 帰ってからここはシャワーが無いので艇で浴びて、夕食にサラダとチキンタイカレーを頂く。
 明日は横抱きしている艇が早く出るということなので早起きして艇の入れかえをしなくてはならない。
 久しぶりの帆走で心地良く眠れそうだ。


(ID# 641)
2014/9/29 (月) Ios 晴れ 北20~30ノット

 今日も強風なのでここに停泊を決めていたので朝9時までゆっくり寝てしまう。
 朝食後女性陣はチョラ(街の中心街)にショッピングに出かける。  私は明日午後から風が治まりそうなのでIos島の錨泊地をバギー車で見に行く。北風が強くバギーが風に取られそうになる。上から見る海面は白波が湧きたっている。港では20~30ノット位の風だが海上は40ノット以上の風だと思う。
 南に面したマンガナリの湾は北からの風、波をブロックしているので静かだった。
 マンガナリの隣の入り江のトリス クリセスには1艇錨泊していた。
 艇に戻ると隣の艇が出港していた。この風での出港は我々には考えられないことだった。
 そう越している内に3艇順番に入港してくる。1艇が隣に係留する。びっしょり潮を被っていた。聞いてみるとここから南になるサントリーニ島から来た。強風の中向かい風で良く来たものだ。何故こんな強風の中出港するのか分からない。
 夕陽を見ながら一杯楽しむ。夕食は2010年航海を始めて以来、初めて豚カツを頂く。
 良い豚ヒレがあったようで柔らかく美味しかった。


(ID# 640)
2014/9/28 (日) Ios 北西20~30ノット

 夜半から北風が強くなってきた。風速計の記録を見ると最大32ノット吹いていた。
 港はフェリーの引き波以外は強風にも拘わらず静かで安心だ。流石シェルターとしてAクラスの港だ。
 大型フェリーは流石に運航しているが小型フェリーは運休になっていた。
 ハリエットさんは町に観光に行く。悦子は艇で読書している。私も艇が心配なので艇にいる。港の中で最大34ノットの風を記録したが艇は問題なく係留できていたので、バギー車を借りて岬に海面の状況を見に行く。大きな白波が泡立っている。ただ風波なので大きなうねりが無いようだ。その中で縮帆したジブセールだけを張ったヨットが沖合を追風で帆走していた。多分沖合は50ノット以上の風が吹いていると思うが強風が吹くのが解っていながら良く帆走するものだと思う。
 Ios湾に戻ると、多分その艇だと思うが入港していた。
 ここに係留してあった艇は1艇も出港しなかった。
 夕方ハリエットも帰って来て今日も夕暮れをハモンセラーノで巻いたメロンとブルで楽しむ。綺麗な夕陽だった。
 夕食はラタツーユとジャガイモとひき肉のオーブン焼きを頂く。外は寒かったので艇内での夕食になった。
 夕食後はトランプを楽しむ。 

(ID# 639)
2014/9/27 (土) Ios 曇り一時雨 北北西10~20ノット

 今日からお天気が悪くなる。午前中レンタカーでチョラに行き古代博物館に行く。イオス島のスカルコス遺跡が展示されている。キクラデス文明が脚光を浴びるきっかけの一つになった芸術的な女性の立像とキクラデス文明の遺跡を見る事が出来た。
 その後ホメロスの墓石がある島の北端に行く。生憎の曇りの天気だったが丘の上にあるお墓からはエーゲ海の島々を見渡せた。
 ホメロスの叙事詩「イーリアス」「オデュッセイア」の本を買ったものの本棚にあるだけだがギリシャの魅力ある歴史に直に接した気分になる。
 レンタカーを返して艇に戻るとにわか雨が降り始める。
 お昼はスパゲティ・ポモドールを頂く。
 午後はコックピットでそれぞれ読書を楽しむ。
 日の暮れる前にモヒートを一杯やってくつろぐ。今日は気温が大分下がったので鶏鍋を艇内で頂く。時折風が唸りをあげるが艇内は静かで風を感じない。久しぶりの鍋を美味しく頂いた後、ナイトキャップのお酒を飲みながら久しぶりにトランプを楽しむ。暫く強風が吹くのでここでゆっくりすることにした。


(ID# 638)
2014/9/26 (金) Ios 晴れ 午後から南西10~20ノット

 朝隣の艇がスプリングを入れた舫いロープに代えている。理由を聞くと南西風とフェリーの出入港時の波で艇が大きく降られるとの事、CAVOK5も早速スプリング入りの舫いロープに代える。
 レンタカーを借りて島内を観光することにする。ここもレンタカーが安く一日20ユーロで借りられる。アモルゴスのレンタカーはトヨタだったがここはニッサンだった。日本車はこんな小さな島でも活躍している。
 今日の風はメルテメの吹く前で珍しく南西風だ。島の殆どは岩と低い草のような灌木が生えているだけで何もない。最初に港の近くにあるミロポタスビーチに行き、そのまま島の南にあるグランブルーのロケに使われたというマンガナリビーチに行く。流石ロケ地になっただけに綺麗な海岸で砂浜が続いている。南からの風で波があったので、浜辺のレストランでランチを食べて風の影響の受けない北のセオドティ海岸に行く。夏も終わりの様で海岸には数組のカップルが居ただけだがクリスタルブルーとパンフレットに書いてあったが正にその通りできれいだった。早速泳ぐ砂浜の海岸には大理石やその他綺麗な石が転がっていたので収集する。
 帰りにチョラと云う町の中心街に寄る。町並みがとっても綺麗だ。夏の騒々しさが無いのが良い。
 丘の上にあるチョラの町からスカルコス遺跡が鳥瞰図のように見える。この遺跡はクレタのミノア文明より古く紀元前3000年からのキクラデス文明時代に栄えたそうだ。その後クレタ島のミノア文明、ペロポネソス半島のミケーネ文明と続いている。
 艇に戻ると艇から岸壁に渡るための梯子が上に上がっていた。隣の艇の人がフェリーの波で梯子が外れたのでもとに戻してなおかつ上に揚げておいてくれた。
 もう一度舫いロープを点検する。
 夕暮れをブルで楽しみ夕食は今までの残り物の整理でチキンカツ、野菜炒め、豚ヒレ、きんぴらごぼうをご飯で頂く。
 トルコ在中の稲次さんから2日後の28日は今年最大の北風(メルテメ)が吹くので気を付けるようアドバイスのメールを頂く。
 夜遅く珍しく雨が降った。


(ID# 637)
2014/9/25 (木) Amorgos~Ios (35NM)  快晴 北5~10ノット

 今日は朝から風が治まっている。明後日の午後から4,5日間メルテメの強風予報なので9日間係留したアモルゴスを強風が吹く前に出てイオス島に向け出港する。
 隣のアンカーと交差している可能性があるので潜って見てみるがはっきり見えなかったが約1m弱の間隔で平行線をチェーンが辿っていたので問題なしと判断してアンカーを揚げる。幸いに交差してなく無事上がる。
 イオス島もマリーナでなく港なので係留場所が一杯になると明日からの強風の対処に困るので機帆走で7ノット以上のスピードをキープしていく。周りにはナクソス、パロス、シキノス、サントリーニの島々が見える。
 幸いにイオス港に入ると係留場所が空いていて15:40に船尾着けをする。
 17時過ぎにはここの係留場所は案の定一杯になった。
 係留が終わってコックピットで1杯やっていると、日本語で声を掛けてきた人がいる。彼はスペイン人で流暢な日本語を話す。一緒に居た彼女は日本人で彼女に日本語を教わったそうだ。語学を学ぶのには恋人を作るのが早道の様だ。日本に1年間居たそうだがたった1年で日本語を流暢にしゃべれるとは素晴らしい。
 港を散歩した後、夕暮れに新しいカクテル・ゴートを飲む。これはブル(レモン、ジン、ビール、砂糖)のジンの代わりにウオッカを入れたカクテルだがさっぱりした口当たりで海にぴったりだ。夕食はハリエットさんが作ってくれた野菜サラダと豚ヒレとナスの炒め物とズキーニ、ペッパー、マッシュルームの野菜炒めを白ワインで頂く。食後にトルキッシュデライトとCAVOKコーヒー(エスプレッソ+ミルク)を楽しむ。


(ID# 636)
2014/9/24 (水) Amorgos 快晴 北20~25ノット

早朝3時過ぎにアテネ(ピリウス港)よりハリエット(Harriet)さんが到着する。彼女は日本で我々の近所に住んでいた米国人で、今年で3回目のCAVOK5クルージング参加になる。年は私と同じだが素敵な女性だ。フェリーの桟橋はヨットを係留している場所の直ぐ脇で迎えに行く。約10時間の船の旅に拘わらず元気な姿で降りてきた。
 シャンパンで再会を祝してから眠りに就く。
 遅く寝たので、朝それぞれゆっくり起きて10時過ぎにいつものコーヒー、ブレッド、ヨーグルトとフルーツの朝食を済ます。
 昼前にレンタカーを借りて修道院、アンナ海岸、モウロス海岸そしてカロタリツァの入り江の島内案内をする。
 夕方カクテル・ブルの本家本元のハリエットのブルを生ハムメロンで飲みながらゆっくりしたひと時を楽しむ。途中でバレエイさんと現地在中の米国人が参加して盛り上がる。  バレエイさんは明朝、北にあるパロス島に向け出港を予定している。我々は明日の25日か26日、風が治まるのでIos島に向かう予定だ。もう少しこの辺の島を廻りかったが28,29日は又暴風に近い予報が出ているので、アンカーリングは諦めて安全な泊地であるIos島に行くことにした。
 夕食は野菜サラダ、オレンジソースのチキンとご飯を頂く。オレンジソースの味がチキンととっても合って美味しかった。
 お土産にエスプレッソの粉を頂いたので久しぶりに特製CAVOKコーヒーをふるまう。


(ID# 635)
2014/9/23 (火) Amorgos 快晴 午後から西南西30ノット

 今日は午後から西寄りの強風が吹く予報だ。ここの港の水道は時間帯で出たりでなかったりするので午前中の水の出る間に水タンクの給水と洗濯そして今夜友人が来るので布団を干す。
 午前中は風も弱く気温が上がって暑かったので泳いで体を冷やす。毎日泳ぐ時間は20分程度だが毎日の日課なので健康に良いと思っている。
 お昼にチキンライスを頂いた後、昼休みをしていると風が徐々に強くなってきた。
周りの艇はほぼ午前中に出港していった。   午後になると次々入ってきて空いている場所に船尾着けをする。
 2時過ぎより西風が強くなり港内でも33ノットを記録する。今日は強風のせいか、いつもより入港する艇が多く次から次に入港してくる。係留場所は北向きなので西の横風が吹くとアンカーの打つ位置と船尾からの着岸は技術を要する。大きなモータークルーザーが当初のアンカーの位置が悪く打ちかえたがアンカーを揚げると隣の艇のチェーンと絡んでひと騒動していた。15艇位で係留場所は一杯になる。各艇の係留の仕方を見ていると勉強になった。お互いの艇の間隔を詰めて強風の中に帆走してきた艇を暖かく迎えていた。
 結局午後は強風の横風の中の艇の入港ぶりを見て過ごしたが良い勉強になった。
 夕食はきんぴらごぼう、ナスの味噌田楽をご飯で頂く。
 友人が今晩深夜2:50にアテネからフェリーで着くのを迎えるのでお酒は控えめにした。
 

(ID# 634)
2014/9/22 (月) Amorgos 快晴 微風

 明日の午後から又強風の予報だ。今係留している場所は岸壁の波が跳ねあがり、そして横風を受けるので別の場所に移動することにする。
 隣に舫っていたバレイーさんも移動するということで別の空いた場所に彼女の艇を移動さす。私が彼女の艇に乗艇してアンカー打ちの手伝いをする。一人でのアンカー打っての岸壁への槍着けは結構大変だ。
 次にCAVOK5を移動さすが、アンカーを遠くに打ちすぎてチェーン(55m)がすべて出し切ってしまったので再度打ち直す。アンカーチェーンを水深の5倍以上出したいのでどうしても遠くに打ちたくなってしまう。CAVOK5のチェーンの長さは55mなので水深9mの所ではぎりぎりの長さになってしまう。来年は80mの長さにする予定だ。
 新たな場所に係留を終わった後、バレエイさんと彼女の知り合いのアモルゴス在中のアメリカ人の男性と一緒に昼食を食べる。結局お昼は彼のおごりになり、夕食を我々がおごることになった。
 昼食後彼の家を案内してくれた。港の脇の海が見える見晴らしの良い所にある。200年前の家だそうだ。彼は12年前にここにロスアンジェルスから移り住んだそうだ。石の壁の部屋はひんやりしていて窓からの風も気持ち良い。暑い所での生活にマッチした建築様式だと思う。
 その後港の脇の小さな海水浴場で悦子と泳ぐ。水が綺麗で気持ち良い。
 夕食はバレエイさんと彼と港の前のタベルナ(Mythos)で8時過ぎより始める。彼は肉料理が好きということで彼のお奨めのマシュルーム入りのクレームドチキン、トルコでは食べられなかったポークチョップを赤のハウスワインで食べるがマッシュルーム入りのクリームドチキンは美味しかった。
 今晩も静かな港でゆっくり休む。


(ID# 633)
2014/9/21 (日) Amorgos 快晴 微風

 今日明日と2日間風が治まる。風が治まっている間は出入りの艇を心配しないで済むのでレンタカーを借りてパナギア・コゾヴィオティッサ修道院の見学とアンナの海水浴場にバレイーさんを誘って一緒に行く。修道院は11世紀に建てられたもので荒涼とした岸壁の中腹に沿うように建てられている。崖沿いの長い石段を、汗をかきながら上がるが海からのそよ風が気持ち良く汗を引いてくれる。  修道院の中に入ると山側の壁は岩壁そのものだった。案内人が居て案内してくれる足がすくむような崖の上のバルコニーからの海の眺めは素晴らしかった。
 そして帰りにはギリシャのお酒をふるまってくれた。
 その後アンナの海水浴場に石段を下りて行く。今日は誰も人が居なく綺麗な静かな海でグランブルーの海を満喫する。早速泳いで潜ると海の色が底に行くにしたがって素晴らしい青になっていく。
 お昼に一度艇に戻り冷やし中華を頂き一休みしてから、今度は島の西側にある海水浴場と映画グランブルーの撮影に使われたという沈船を見てから、西の泊地を見に行く。
 途中山の中に現在殆ど人の住んでいない過疎になったオールドタウンを覘く。山腹には段々畑の跡があるが現在は何も栽培していなかった。
 夕食は久しぶりの外食で港の前のタベルナ(Corner)でグリークサラダ、ズキーニボール、イワシのグリル、カラマリのグリルをハウスワインで食べる。イワシの丸焼きは新鮮で美味しかった。このタベルナはパイロットブックに魚が美味しいと書いてあった。


(ID# 632)
2014/9/20 (土) Amorgos 快晴 強風

 今日も風が強い。出入りの艇はほとんどない。
 鳥が岩陰で天気の回復を待つように、我々も港で湾内の海水浴場で運動兼ねて泳いだり町の中を散歩したりして何することなく過ごす。ここは小さな漁村だが町の坂道を上がっていくと家々の壁が白で窓枠が青、そしてブーゲンビリヤ等の美しい色の花々で飾っていて素敵な光景になっている。一番上に上がると教会が青空に突き出るように建っていた。
 夕食は悦子が、胃が重いということで今晩は断食すると云うことなので、私は昨晩のタイカレーとオムレツを一人で頂いた。
 

(ID# 631)
2014/9/19 (金) Amorgos 快晴 北北西20~30ノット

 今日も強風だ。午前中昨日寄れなかったMouros beachesにバイクで行く。このアモルゴス島には東西に一本メインロードがあるだけだ。そしてこの道は山頂付近がそそり立つ断崖絶壁の上を通っている。場所によっては吹き抜けの風が強く吹きハンドルがとられそうになる。上から見る海の色は綺麗で正にBig Blue表現を変えればGrand Blueだ。
 Mourosビーチは崖の下にある小さな砂浜で崖の上にはシーフード・タベルナが建っている。崖の下の入り江には小さな可愛い漁船が岩に舫ってあって漁師さんがタベルナに魚を届けて戻ってきていた。こちら南側は北風を山で防ぎ風が無く海水浴には絶好だ。
 上からの海の色はまさにここのタベルナの店の名前と同じBig Blueだった。
隣に係留しているポーランド艇が13時に出港する予定だったのでお昼に戻る。横風の強いときアンカーを揚げての離岸は隣の艇にすり寄るのと他艇のアンカーチェーンに絡まることがあるので難しい。風下側にCAVOK5が係留してあるので手伝うことにしていた。
 13時前に戻りお昼に冷やし中華を頂く。ビールと合う。
 結局風が強いのでポーランド艇は出港を諦めた。
 ベルギー人の女性一人で乗っている30ft位のヨットが同じ列に係留してある。前日彼女を夕食に誘っていた。
 彼女Valeaie(バレイー)さんと19時頃からCAVOK5でカクテル・ブルを飲み始める。話を聞いていると2年前からシングルハンドで航海を始めているそうだ。小さいころから両親とヨットに親しんでいたそうだ。可愛らしい女性で楽しい話が聞けた。夕食はタイ風カレーを用意したが彼女は気に入ったようでお替りをしてくれた。これからイタリア方面に向かうそうだ。
 22時前にお開きにして揺れる艇の中で眠りに就く。


(ID# 630)
2014/9/18 (木) Amorgos 晴れ 北北西20ノット

 エーゲ海の夏の季節風メルテメが吹き始める。この風は6月下旬から9月までの季節風で特に7、8月が強くなる。時には風力7,8まで上がるので注意が必要だ。9月も中旬になり強さは弱まり、風力6止まりだが海面は一面白波が立っている。
 我々はこの風の中出港する気にはならないが何艇か出入りしている。ここは槍着けするとき北西風は横風になるので皆さん着岸で苦労している。アンカーが隣の艇のチェーンと絡まったり、他艇のアンカーロープをプロペラからませたりしている。我々も着岸する艇を手助けしてあげる。皆さん協力的で明日は我が身と云う感じで手伝っている。艇がぶつかりそうになっても淡々とフェンダーを間に入れて衝突を未然に防いでいる。それぞれの立場で皆さん協力している。
 レンタカーを借りて島内を観光する予定だったがこのような状況下艇を留守にしたくなかったので風が治まってからにすることにした。
 私は午後バイクを借りて昨日行かなかった島の西側の泊地Kalotaritissaを見に行く。沖合に白波が立ている中この入り江は静かであった。小舟が沢山係留してあったがヨットは1艇だけだった。ここも映画グランブルーのロケ地になった所だ。
 夕暮れ久しぶりにブルを飲む。夕食はトルコ風オムレツと停泊している岸壁の前のタベルナで鶏と豚のスブラキ(串焼き)をテクアウエイして艇内で頂く。風が強くコックピットでは寒い。
 今日も平和な一日が心地よく終わった。


(ID# 628)
2014/9/17 (水) Amorgos 晴れ メルテメ吹き始める

 朝から風が吹いている。朝食は挨拶がてらCAVOK5の係留してある前のタベルナでコーヒーとブレッドで済ます。
 今日はゆっくり艇で過ごすことにする。隣のチャーターグループの艇は強い風にも拘わらず出港していった。
 バイクを借りて島の泊地とビーチを見に行く。ビーチを丘の上から見ると海の色が何とも言えなく美しく夢の世界のようだ。女性が海から突き出ている岩の上で全裸になって日光浴をしていたが芸術的で自然との調和が見事であった。流石映画グランブルーのロケ地になっただけある。
 二つの泊地KalotiriとAyios Annasも見て回る。Kalotiriは北側の島に囲まれた入り江で天然の良好な錨泊地で安全だ。4艇程錨泊していた。島の東側のAyios Annasは小さな漁港でヨットは係留してなく漁船で占められていた。
 アマルゴス島はキクラデス文明として古代イオニア人により紀元前3200年前から栄えたところでクレタ島ミノア文明より前からだそうだ。ミノア文明クレタの支配下に入ったそうだ。丘の上にはミノア文明の遺跡が残っている。
 遺跡がある丘の上から展望する。海は白波がたっているが次ぎ次とヨットが出港していく。南に下る追い風ルートだったら良いが登りは厳しい。  そして午後になると今度は入港してきた。
 バイクを返して一杯飲んで夕暮れをゆっくり味わった後、夕食を赤ワインで頂く。
 トマトサラダ、胡瓜とオニオンのサラダ、ヒレステーキ、ガーリック・パセリライスだった。ヒレは柔らかくニンニク味で美味しかった。


(ID# 627)
2014/9/16 (火) Levithha~Amorgos(Katapola港)35NM  快晴 北西10~15ノット

 朝0700日出と同時に舫いを解く。朝から北西の良い風で西南西に向けてクローズドホールドで帆走する。北西12ノットの風で6ノット以上の速度で快調だ。
 Levithha島をかわしてからコースが西寄りになり、クローズホールドぎりぎりになる。
 気持ち良い帆走が続いたがアマルゴス島の岬を越えるには登りきれないので機帆走にする。それでも登りきれずタックするが波が悪く艇が叩かれる。風は15ノット位になっている。暫くして岬をかわせるようになったのでタックをする。このスターボードタックは波が良く岬をかわしてからコースが南側に若干変針出来たので、エンジンを切り帆走する。  お昼は朝悦子が作ってくれたお握りをビールで頂く。この日悦子は艇内で休んでコックピットには出てこなかった。
 島の中央に位置するKatapolaの入り江に入り、船首からアンカーを打ってから船尾を港の岸壁に舫う。14:00の到着だった。意外と停泊しているヨットが少なく、係留場所も簡単に選べた。
 艇でゆっくりしていると次々ヨットが来てすし詰めになってきた。昨年我々はフェリー乗り場の横につけてアンカーがフェリーの下に入り出られないことがあったが、見ていると1艇がフェリー到着の為移動させられていた。
 水深が8m位だったのでアンカーを潜って見ようしたが海の透明度が今一つで見る事は出来なかった。但し海底は固い砂地でアンカーの効きの良さそうな底質だったのとチェーンを45m伸ばしているので心配は無い。4,5日はメルテメが吹く予報なので慎重には慎重を重ねてアンカーを打った。
 夕食は野菜サラダとタイカレーをこの島で購入したギリシャ産白ワインで頂く。

(ID# 626)
2014/9/15 (月) Leros~Levithha(レビィツァ)(20NM)  快晴 北北西8~15ノット

 土、日曜日が終わり出港前に開店の9時に合わせて隣の町のAgiaにある通信会社WINDに電話とインターネットがギリシャで通信出来るようにしてもらえるようタクシーで行く。
 着いて店で聞くと今WINDの回線に不具合があり出来ないとの事、回復も何時になるか宛てにならないので戻る。帰りにレロス・マリーナのあるLakiの町でガスボンベを交換して戻る。
 マリーナの船具屋に久しぶりに1年半振りに顔を出したら店のマダムが覚えていてくれた。
 出港前に昨日訪れてくれたオランダ人の艇STERNにお別れの挨拶をしに行く。彼らも地中海を西に回るので再会を約す。
 準備して出港しようとして居たらオランダ人夫妻が見送りに来てくれオランダの大きな国旗をプレゼントしてくれる。我々のオランダの国旗はもう5年も使っているので色あせていた。因みに船の旗は船尾にその船の登録している国の国旗、マストの右側に表敬旗として訪れている国の国旗、左側には乗組員の国の国旗を揚げることになっている。 流石海洋王国だっただけに5年使っていたフラッグもほころぶこと無く現役活躍中だった。
 11:00に舫いを解く。北北西の風が10ノット以上吹き直ぐ帆走に移るが、前日の風の影響か、波があり揺れがあった。
 片登りに近い風の中5~6ノットで帆走するが時折風が強くなり一時メインだけリーフしてヒールを抑えた。
 15:20にレビィツァ(Levithha)の入り江の奥まった場所にあるブイに舫う。
 既に14個あるブイのうち11個は舫ってあった。舫うとき前方に舫っていた英国人男性が飛び込んできて我々の舫いをブイに通してくれた。お礼に日本からの扇子と巾着付き手鏡を届ける。
 16時にはすべてのブイは一杯になり、小さなコンクリート桟橋にも1艇係留した。
 入り江の周りには家一軒もない自然の中のこじんまりした入り江だ。奥まっているのでシェルターとしても安全な所だ。
 島の中に1軒だけタベルナがあるので夕食はそこで食べることにする。自家発電の店で魚は釜戸で焼いている。我々はグリークサラダとカマスのグリルを食べるがカマスは新鮮で良い味であった。いつの間にかこのお店も係留艇の人達でテーブルが埋まった。
 インターネットが出来ないので明日の天気を確認して艇に戻る。  明日から弱いメルテメになるそうなので明日は早朝に出港することにする。
 この入り江の周りの丘は低いので遮るものが無く展望が開け、星空が良く見える。満天の星と南北に延びる天の川を見ながらグラスを傾け静かな入り江での夜を楽しんだ。


(ID# 625)

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