CAVOK日記 2015
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2015/10/24(土) 自宅

皆様に
 
今年で6年目になる航海の最終レグはリビエラ海岸からコートダジュールにかけての南仏クルージングになりました。この辺りはモナコ、ニース、カンヌ、サントロペと有名な保養地がありますが、その間にも多数のマリーナと錨泊地があります。又この時期9月中旬から10月上旬にかけて、コートダジュールでは、ボートショウやクラッシクボート・レガッタ等海のイベントも多くヨット乗りにとってはタイミングの良いシーズンでもありました。
マントンからは今年3回目の来艇になる平田ご夫妻が乗艇して賑やかになりました。
モナコには8年前エーゲ海でヨットに乗せて頂きお世話になった今は亡きGeraldさんの息子さん夫妻が在住しており、お食事やホームコンサートに招待して頂いたり、又彼の持っているクラシックヨットViolaがカンヌのクラシックボート・レガッタに出場したので、CAVOK5で応援をしたり、彼らのチームメンバーと一緒に宴会したりしてセーリング以外にも大変楽しい日々を過ごしました。又車を貸していただいて内陸を観光したり、美術館巡りをしたり、そしてマリーナでの生活が便利になったり大変助かりました。そんな訳で今回はマリーナに停泊している日数が多くなりセーリングより、どちらかと云うと南仏の海辺を大いに楽しんだ期間になりました。
10月になりますとお天気も変わりやすくなりますが、晴れた日の南仏の陽射しはまだ強くサントロペの海岸では日光浴を皆さん楽しんでいました。
サントロペに着いてからはドライブや海水浴を楽しみながらCAVOK5の越冬準備をして帰国しました。
 
お陰様で今年も安全で楽しい航海が出来ました事をお礼申し上げます。
 
自宅にて
CAVOK5 松崎義邦、悦子
 
 
以下の写真を添付させて頂きます。
1.中世の城Entrevaux
2.Cannesのクラシックレガッタ(Les Regates Royales)
3.Violaの帆走姿
4.ViolaのKostiaさん、Evonさんと1908年のマディラワイン
5.Violaの内装
6.CAVOK5でのパーティ
7.パーティの日本食
8.お世話になった麻記さんと百合子さんと悦子(マチュ宅)
9.Saint-Tropezの風景










(ID# 810)

2015/9/21(月) Menton

皆様に
 
サルディニア島南のカリアリを拠点して2週間程アンカーリングや友人宅を訪問したりして楽しんだ後サルディニア島の東岸を北上しました。
“サルディニアの海は美しい地中海の中でも飛びぬけて美しいと”と聞いていたので海岸めぐりが楽しみでした。その一つでもあるオロセイ湾では観光船に乗ってヨットでは近づけない様な場所にある美しい海岸も楽しみました。オロセイ湾の次はエメラルド海岸に、ここにはアラブ王子アガ・カーン4世により超高級リゾートとして開発された地域で、その中心に世界の金持ちが集まるというマリーナ ポルト・チェルボがありますがスケールの大きさに驚きました。そしてサルディニア島とコルシカ島の間には錨泊に適した入り江が無数にあるマダレーナ諸島があります。其処でも絵葉書にあるような綺麗な入り江で錨泊を楽しみました。ここには2011年に知り合ったグルメの友人アントニオがいて、彼に大変お世話になりました。もっともっとサルディニア島に長居したかったのですがスケジュールの関係もあり約1か月滞在したサルディニア島を後にコルシカ島に渡りました。アントニオも一緒に乗艇して、海辺にある彼の友人の素晴らしい邸宅の前の入り江で錨泊して、ご馳走になりました。コルシカ島からはイタリア本土のサンレモに渡り、現在リビエラ海岸のマントンに停泊中です。丁度この時期カンヌやモナコのボートショウ、クラッシクボートレガッタが連続して開催されマリーナが込んでいるので停泊に苦労していますが暫くコートダジュールを周遊したいと思っています。
今年の航海も残り少なくなりましたが秋になりお天気の移り変わりも出て来ますので注意して安全航海を続けたいと思っております。
 
Mentonにて
松崎義邦
 
 
添付写真
1.オロセイ湾 Cala Marioni
2.グルメAntoniの料理
3.マダレーナ諸島 Cala Govetta
4.コルシカ島 Michel邸
5.コルシカ島カリブの夕暮れ
6.マントン







(ID# 775)

2015/8/17(月) Cagliari

皆様に
 
7月9日からパレルモにCAVOK5を停泊させて悦子は帰国、私はビサの関係もあり英国を往復して来ました.
そして7月19日にCAVOK5常連の正田さん、20日に私のANA時代の同期の関矢さんが来艇して男3人での航海が始まりました。
シチリアでは西側のエガディ諸島3島を廻りました。マレッティモの素晴らし港に碇泊した以外、入り江の泊地でブイに舫い素晴らしい海を堪能しました。
海の色が透明からコバルトブルーそしてネビーブルーと変化して言葉では表現できない美しさがありました。
エガディー諸島を後にして、久しぶりの一昼夜の航海を満月の中、サルディニア島カリアリ迄の160海里の航海を楽しみました。カリアリでは友人のPaoloが出迎えてくれ、一緒に正田さんとサルディニア島南西部のサン・ピエトロ島へクルージングしました。帰路には写真集の本で是非見に行ってみたいと思っていたトゥアラッダ湾で錨泊も出来ました。
正田さんが10日に帰国して約3週間弱の男だけの航海も終わり、8日に悦子が娘の舅の米谷さんと戻り、又11日にCAVOK5常連の上田夫妻が来艇して賑やかな航海となりました。
Paolo夫妻の案内でローマ遺跡のあるプーラにクルージングしたり、自宅に泊めて頂いたりPaolo夫妻にすっかりお世話になりました。約2週間カリアリに滞在しましたが15日にカリアリを出港してシチリア島の東側をこれから北上する予定です。日中太陽の下に居ると暑いですが、夕方日が落ちると風が心地良く大変過ごし易い一日を送っています。
これからゲストが多くなりますが楽しい航海を続けたいと思っています。
 
Cagliariにて
松崎義邦
 
以下の写真を添付させて頂きます。
1.トルコからの友人のJohnとEva 彼等の艇Destinyにて
2.Lavanzo島の漁港
3.Frvignana島Cala Rossaの入り江
4.Marettimo島
5.S.Pietro島にて Paoloと彼の艇
6.Teuladaの入り江
7.Paolo宅にて
8.快走中のCAVOK㈸









(ID# 747)

2015/7/14(火) Palermo

皆様に
 
イタリア半島の足の部分をホッピングしてシチリア島タオルミーナに渡りました。タオルミーナは3度目の寄港地になりますが海からそそり立つ丘にあるギリシャ劇場は、エトナ山とイオニア海を背景に素晴らしロケーションにあり古代ギリシャの文化を身に感じ何度来ても感動するところです。
此処で大西洋、太平洋を横断した経験のある菅原夫妻が乗艇して、一緒にどちらかと云うとシチリアの内陸を楽しみました。カターニャの魚市場では新鮮な魚介類が沢山あり、アサリ、エビ、イカそして連日マグロを買ってマグロ三昧を楽しみました。又レンタカーで1泊2日の世界遺産巡りもしました。アグリジェンドの神殿群、カサーレ古代ローマ時代の別荘のモザイク画、ノートの17世紀のバロック建築等、素晴らしい歴史的世界遺産を見て回りました。そしてカターニャからはANA時代の友人がお友達と一緒に乗艇して一時一行6人の賑やかな航海を楽しみました。
シチリアは全島遺跡のある島で、南側では紀元前7世紀にギリシャ人によって建てられたセリヌンテ神殿を海から眺めることが出来ました。食の方も美味しく、ピザ、パスタは流石イタリアならではの味でした。パレルモではアラブ・ノルマン様式の建物に圧倒されました。特にパラティーナ礼拝堂の12世紀の贅を尽くした華麗さの素晴らしさは感激でした。
シチリア滞在中は夏の地中海性気候の良いお天気に恵まれ順調に航海出来ましたが、今回は海を楽しむというよりシチリアの歴史遺産を満喫した航海になりました。
パレルモで約10日間滞在して悦子は一時帰国、私はビサの関係で英国往復を予定して7月後半よりサルデーニャ島に向かう予定をしています。
 
Palermoにて
松崎義邦
 
以下の写真を添付させて頂きます。
1.リポスト港(タオルミーナ)からのエトナ山
2.タオルミーナのギリシャ劇場
3.カターニャの魚市場で
4.ノートのバロック建築
5.アグリジェンドのギリシャ神殿
6.カサレーのビキニを着た乙女のモザイク画
7.ゴッドファザー3のロケ地にもなったマッシモ劇場の入り口
8.パラティーナ礼拝堂










(ID# 718)

2015/6/14(日) Crotone

皆様に
 
お陰様で無事イタリア半島に到着致しました。
エーゲ海は結構風の強い海域で季節風メルテメが有名です。未だメルテメのシーズンではないのですが風が強くクレタ島ハニアには10日ほど風待ちで滞在しました。
ハニアは歴史ある町なので退屈することなく毎日を陸の上で楽しみました。
5月16日に風もやっと治まりペロポネソス半島の突端にあるキテラ島に渡りました。CAVOK5は強風は避ける日和見航海しているのでいつも天気と睨めっこです。
ゆっくりキテラ島周辺の入り江で錨泊したかったのですが次の強風帯が来る予報だったので、大きなマリーナのカラマタに入港してここでも1週間の滞在をしました。
ペロポネソス半島の西側に入るとイオニア海になり風も治まり順調な航海になりました。途中メトニーの入り江、ザキントス島のビーチ、ケファロニア島そしてコルフ島の西にある小さな島エリクーサを楽しみました。エリクーサでは優雅なイタリア人夫妻と知り合い板前さん顔負けのお刺身をご馳走になりました。イオニア海はヨーロッパのクルージングのメッカで沢山の絶好の泊地があちこちあるところです。天候も安定しているせいか沢山のチャーターヨット会社があり、沢山のヨットが出ていました。次回はもっとゆっくり滞在したいところです。
6月11日にオトニー島からイオニア海を横断して48NM先のイタリア半島南東端のサンタ・マリナー・レウカに順風に恵まれ到着しました。現在はレウカの次のマリーナ・クロトーネで滞在中です。
トルコ、ギリシャに2年に亘り滞在したので“ボンジョウルノ”を乱発しながらイタリアを悦子と楽しんでいます。
来週にはシシリアに上陸してゲストをお迎えする予定です。
 
Crotoneにて
松崎義邦
 
以下の写真を添付させて頂きます。
   1.クレタ島グラムボウサの入り江
   2.カラマタ ミストラ遺跡
   3.カラマタ ヨテイー達と
   4.ザキントス島シップレック・ビーチ
   5.ザキントス島ケリのアンカーレッジ
   6.ケファロニア島ミルトスビーチ
   7.エリクーサ島イタリア人夫妻と
   8.二人で食事









(ID# 680)

2015/5/10(日) Khania

皆様に
 
 早いもので、今年で6年目のヨーロッパでの航海になりました。
 今年は越冬先のクレタ島アギオス・ニコラウスより5月4日にスタートしました。ヴェネチア時代の町並みを残すクレタ島を西に進み、その後ペロポネソス半島に渡りスパルタ、ミストス、オリンピア遺跡を訪問しながらエリザベートがこよなく愛したと云うコルフ島までギリシャを航海する予定です。コルフ島からイオニア海を横断してイタリアに入り、イタリア半島の南端の靴のヒールの部分に沿って航海し、シシリー島に7月頃到着する予定です。
 約1か月ほどギリシャ時代からの歴史の入り混じったシシリー島の遺跡を見ながら綺麗な海と食を楽しみたいと思っています。特に島の西北にあるトロペアはイタリアチームのアメリカズカップのキャンプ基地だったので寄るのが楽しみです。
 シシリー島からはダイレクト、サルデーニャ島に渡ります。サルデーニャ島でも約1か月間コスタ・スメラルダを中心に美しいエメラルド海岸を楽しみたいと思っています。そしてコルシカ島から南仏に入りコートダジュールに艇を越冬させ今年の航海の終着点にしたいと思っています。今年の航海は3年前に航海したところをコースを変えて戻る様になりますが寄れなかったところや、又行ってみたいところを中心に計画しました。
 現在クレタ島の西の旧ヴェネッツアポートのハニアに入港しています。丁度良いシーズンで観光客もそれ程多くなく、又日中は夏、夜は春と云う感じでとっても凌ぎ易気候です。
 ハニアはヴェネッツア時代の面影を残す美しい町で中世の港に停泊している錯覚を起こすような素敵な港です。天候の関係もあり暫くここで係留した後ペロポネソス半島に渡る予定です。
 今年も海を楽しみ、歴史を訪ねて、そして人との出会いを大切に航海を楽しみたいと思っています。
 航海中に慶応ヨット部の春季関東インカレの完全優勝の吉報を聞くことも出来、幸先良いスタートになりました。
 今年も安全航海を念頭に楽しみたいと思っておりますので皆様の応援よろしくお願い致します。
 
Khaniaにて
松崎義邦
 
以下の写真を添付させて頂きます。
1.アギオス・ニコラウスで上架中のCAVOK5
2.アギオス・ニコラウス ビーチ風景
3.クレタ島 ピグロス村
4.ディーア島での錨泊
5.海から見たレフカオリ山
6.ハニア港のヴェネチア時代の灯台
7.ゲストのLisaとタベルナで
8.ハニア港でのCAVOK5









(ID# 656)


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