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2012/11/6 (火) 曇り後晴れ
午前中マリーナのメンテナンスと話して船底塗料、エンジン点検等についてお願いをする。今年の冬も一度来て自分でも整備する予定なのでエンジン点検だけはその時に合わせてするようお願いする。
この島は今までのギリシャの島と違い緑が多く、又ハイビスカスやブーゲンビリヤの花が家々にきれいに咲いている。ここも入り江の多い島でアンカーリングするには良い場所が沢山ある。それほど観光客が訪れる島では無いようだが飛行場があり毎日アテネまで飛んでいるので便利な島である。
12時に予約してあったレンタカーが届きLisaと悦子は島の観光に行く。
私は越冬準備で艇に残りジブセール、ゴムボート等の整理をする。
夜8時にオーナーの車で、島の反対側にあるタベルナに連れて行ってもらう。マネージャーも加わりグリーン野菜、ブロッコリン、カリフラワーの温野菜サラダ、グリルドカラマリ、ひめじのグリルそして此方でいうコッド、ツナを白ワインでご馳走になる。
コッドは鱈、ツナは鮪になるが種類は違っていた。
オーナーのおすすめだけあって新鮮でどれもおいしかった。
帰りは夜の港を回ってくれマリーナに戻る。
(ID# 355) |
2012/11/5 (月) Astypalaia ~Leros (42NM ) 晴れ
クレタ島の越冬予定のマリーナが一杯だったので今年の越冬地をトルコに近いレロス島に変更したので今日の航海今年の最後の航海になる。
07:25に舫いを解き、北東42NM先にあるレロス島に向かう。
久しぶりに湖水の様なエーゲ海になる。当初風がなく機帆走だったが昼前より南からの順風が吹きだし久しぶりにジェネカーを揚げて今年最後のレグの帆走を楽しむ。
15:40にLakki湾の奥にあるレロス・マリーナに係留する。このマリーナは自然の入り江の奥に防波堤を築いたオールランドの風に強いマリーナで既に越冬予定の艇で一杯だ。
最初CAVOKⅤは陸置きを希望したが陸置きは満杯で海上置きになった。
陸に500隻置けるようになっているが隙間が無いほどぎちぎちに詰めて置いてあった。
マリーナのスタッフはとても親切で何でも相談に乗ってくれた。そしてこのマリーナのオーナーが来て初めての日本艇と云うことで歓迎してくれ、明日の夕食に招待してくれた。
夕食はアスティパリアで分けてもらったヤギの肉をバーベキューする。Lisaが昨日から味付けをしてくれてあり、獣臭くもなく中々美味しかった。
今年の航海が無事終了して安全航海に感謝して微動だにしない艇内で眠りにつく。
(ID# 354) |
2012/11/4 (日) Astypalaia 快晴
朝起きたら昨日夜来た艇も出港して我々一艇だけの係留になっていた。秋も深まり皆さん家路を急いでいるのかなと思ったりした。
港の前にあるカフェのようなお店で朝食をとりレンタカーを借りて島内を見学することにする。
アスティパレアは小さな島だがヴェネチアの統治の時代の城が港から続く丘の頂上に建ち、城から下の方に青枠の窓のある白い家が立ち並び美しい光景を醸し出している。
島内を廻るが入り江が多く自然のアンカレージが多数ある。シーズンも過ぎたせいかアンカレージには1艇しか錨泊している艇を見る事が出来なかった。
又ここはある時代に海賊の隠れ家になっていたそうだ。
海水浴場では水が綺麗なので泳いだが我々以外には一家族だけの海水浴客だった。
水は冷たくなく、日差しが暑いくらいだった。
島だが美味しいレストランがあるというのでそこで遅いお昼を食べる。
ボイル野菜、サラダ、ズキーニボール、長唐辛子のフェタチーズ詰め、ベークドオクトパス、イカのグリルそして島の名物ゴートのトマトソースグリル、そしてワインとビールを食べる。ここの店の主人は漁師で魚屋直結のレストランだった。
11月になると観光客相手の殆どの店が閉まってしまい、考古博物館も残念ながら見る事が出来なかった。
今年のシーズンも終わりの様だ。
(ID# 353) |
2012/11/3 (土) Santorini~Astypalaia (48NM)晴れ
今日は48NM東にあるアスティパレア島に向かう。日の出が06:30で日の出後の07:00に舫いを解く。
地中海高気圧で覆われていた晴天続きの地中海気候も終わり10月後半から西からの低気圧、前線が通過するようになり周期的に悪天が来るようになった。サントリーニに来て1日に前線の通過がありその後1週間ほど良い天気が続きそうだがお天気の良いうちにと早めの出港をした。
まだうねりが残っている海を機帆走でアスティパリアまで走る。
15:40にアスティパリアの漁港Skalaに入るが、我々の前にドイツ艇が入り岸壁に槍着けをしていたのでそのわきにバウからアンカーを打ちスターン着けするが彼らが舫いを取ってくれた。小さなうねりがあったので舫いをとってもらい助かる。
地元の人が寄ってきたのでいろいろ港の状況と町の状況を聞く。フェリーが来たとき邪魔になるかと心配であったがこの場所なら問題ないとの事で安心する。
揺れがあり岸壁へ移るのが大変なので町には明日出ることにして艇で過ごすことにする。
サラミでウゾを飲んでから夕食は、リークとチーズのパイ、ラタトーユ、チキンヒレのスパイスグリル、ホウレンソウの付け合せをパロス産白ワインで頂く。
隣の艇は夕食後出港していった。代わりに夜中に一艇入ってきた。
(ID# 352) |
2012/11/2 (金) Santorini 曇り
今日12時過ぎの飛行機で廣瀬夫妻がアテネに発つので、空港まで車で送る。
丁度1週間のCAVOKⅤでの生活だった。奥様も慣れない船上生活でお疲れのことかと思う。
送った後残ったLisaと一緒に古代ティラの遺跡を見に行く。サントリーニ島の最高峰の頂上にありサントリーニ大噴火後の紀元前7世紀からローマ時代を経てビザンチン時代まで栄えた街の遺跡だ。 頂上からの見晴らしは素晴らしい。外敵には守られるがこの高い所に町を良くぞ形成したものだ。
お昼は丘の上のOyrgosの町の近くの村のレストランで食べる。このレストランはLisaが調べていく予定のレストランがシーズンオフになり閉まっていたので町の人に聞いて教えてもらったところで観光客は足を運ばないところだ。
前菜に4点ほど取りメインに羊と子牛の料理を食べるがトルコ料理と似た感じで美味しかった。
日の入りが17:25頃なので前回夕陽を見たイアの町から南側の島の反対の岬から夕陽を眺める。
夕食は2時過ぎにお昼をたっぷり食べたので生ハムとメロン、チーズでワインを飲んで私はお茶漬けで済ます。
(ID# 351) |
2012/11/1 (木) Santorini 曇り
前線が近づき朝から南の強風が吹いている。波も多少入り艇も揺れているので午前中は陸に上がらず艇で過ごす。
お昼はスパゲィー・ノルマを頂き、お昼寝の後、明日アテネに向かう廣瀬夫妻の航空券を買いがてらティラの町に買い物に出かける。
昨日と違って曇り空で、地中海は青空がお似合いでティラの町の光景も青い空と紺碧の海に囲まれた時が美しい。
夕方5:30には日没で暗くなってきたので艇に帰り明日廣瀬夫妻が帰ることになったのでサヨナラパーティーをする。
ビーフステーキ、グリークサラダ、マッシュルームとホウレンソウのソテー、ガーリックポテト、ラムのタイ風カレーを頂く。
(ID# 350) |
2012/10/31 (水) Santorini 晴れ
昨日予約しておいたレンタカーが09:30に届く。今日はLisaが詳しく調べて置いてくれたサントリーニ島の観光に行く。
フィラの町は絵葉書を見るようで白い壁、青い窓枠のホテルや家並みが綺麗だ。
白い壁は石灰で塗ってあり,この石灰は暑い日差しを避けるのと除菌作用にもなっている。
11月になるというのにまだ観光客は多く、お土産屋も開いていた。
折角サントリーニに来たということでティラの町からオールドポートまで階段をロバで降りるが時折ロバが早めに降りることもあり緊張して景色をゆっくり眺めながら降りることは出来なかった。帰りはロープウエイで一気にティラの町まで上がる。
その後イアの町の下にあるAmoudiの小さな漁港にあるレストランに行き遅いお昼を食べるがロケーション、味とも素敵であった。魚は鯛のグリル、ひめじの唐揚げ、イカの丸焼き、タコのグリル、グリークサラダ、ホウレンソウの冷菜、ズッキーニともう一皿レンズ豆を練ったペーストを注文したが野菜の調理、魚介類のグリル調理が上手で大当たりの食事であった。
その後イアの町に上がり散策してから夕陽を見晴らしの良いお店でコーヒーを飲みながら眺める。
すっかり暗くなってから艇に戻り生ハム、サラダ、チーズで一杯飲んで、ご飯を佃煮で頂く。
明日の強風に備えて舫いを強化して眠りにつく。
(ID# 349) |
2012/10/30 (火) Paros~Santorini(58NM)晴れ
風が治まり西に振れる予報だったので今日サントリーニ島に行くことにする。Lisaがパナギア・エガトンタピリアニ教会にどうしても行きたいという事だったので朝7時のオープンに合わせて6:30にレンタカーで出かける。艇に戻ってレンタカーを返してから直ぐ07:45に出港する。
27日から夏時間から通常の時間に変わったのと日没も早くなり日没が17:30頃になったこともあり途中の風の様子によってはサントリーニ到着が暗くなるので、その場合は途中にあるIOS島に停泊する予定で出航する。
幸いに西の風が15ノット前後吹きアビームで7ノット前後の風に恵まれイオス島をパスして17時にサントリーニの南にあるValikadha マリーナに舫いを取る。
途中サントリーニ島沖合から見た断崖絶壁の上に白い建物が重なり合う景色は、紺碧の海と青い空の中素晴らしい光景であった。
ここのマリーナは電気、水道はあるがシャワーが無く艇のシャワーを浴びて、夕食は昨日買っておいた鶏肉の串刺しをバーベキューして頂く。ほぼ満月できれいな夜だった。
(ID# 348) |
2012/10/29 (月) Paros 曇り
午前中廣瀬夫妻、悦子は町内散歩と買い物に出かける。
午後レンタカーを借りてパロス島の頂上に行くが雲が被って雲中になったので途中で引き返す。山間にポツン、ポツンとある町並みが綺麗だ。
先日行ったワイナリーに寄って数本のワインを買う。
夕食はイワシのマリネ、グリークサラダ、キャベツとニンジンの和風サラダ、インゲンとキノコのソテー、ラムチョップを頂くがラムが大当たりで素晴らしく美味しい味であった。私は今日ここから10㎞位離れたパリキアの港に21:45にフェリーで着く友人のLisaを車で迎えに行くので地元のワイナリーで仕入れた赤ワインは飲めなかった。
食後迎えに行くがほぼ定刻通りアテネからのフェリーが到着して半年ぶりにLisa に再会をする。
彼女はロシア人のピアニストだがウイーンに住み音楽活動をしている。毎年CAVOKⅤに参加して今年で3回目だ。
艇に戻ってから簡単な歓迎会をして就眠する。
(ID# 347) |
2012/10/28 (日) Paros 晴れ
今日でパロス滞在12日目になる。
今日から風が南に変わり強風になる。隣の島のNaxosに行く予定だったが風が強いのでフェリーで渡ることにした。パリキアの埠頭から1時間弱で着く。海上は白波だらけのかなりの強風だった。流石に帆走しているヨットは見なかった。
ナクソスは演劇と酒の神ディオニソスが最後に落ち着いた島として知られている。
港から延びる岬の丘の上にはアポロン神殿の遺跡があり、高さ59mある神殿の門が残っている。
又ここもベネチュア時代に建てられたべネチュアン要塞があり、中には当時の商館の調度品が展示されていたが当時のべネチュアの繁栄ぶりが目に浮かぶ。
帰りのフェリーが18時なのでそれまで海岸線を散策したりお茶を飲んだりして過ごす。
艇に戻りシャワーを浴びてからお食事をとるがお昼にナクソスでギリシャ料理を一杯食べたので皆さんお腹があまり空いてなく、おつまみをつまみながら日本酒を久しぶりに頂いて讃岐うどんで締めくくる。
相変わらず外は風が強く南の強風が時折35ノットを越えて吹いている。ここの港は南に陸なので北風の時と違い風割には揺れが無く比較的艇は静かだ。
夜デッキに出ると満月の月明かりに照らされた雲が早い速度で北に流されて行っていた。
(ID# 346) |
2012/10/27 (土) Paros 晴れ後曇り
今日は廣瀬夫妻がパロス空港に来るので08:30にマリーナから空港にレンタルカーで迎えに行く。 飛行機は定刻に着陸、久しぶりに廣瀬さんと会う。
そのままパリキアに行きベネチャア時代に出来た教会と古代博物館に行く。二回目のゴルゴン像を見るが中々見応えがある。
お昼は艇を泊めてあるナウサの漁船溜まりの港に隣接しているレストランで取る。
グリークサラダ、サーデンのグリル、小魚のフライ、イカのグリルを地ビールで食べるが魚、イカが新鮮で美味しかった。
午後は島内をドライブして夕方は廣瀬夫妻のウエルカム晩餐会をする。
ムール貝のニンニクオイル煮、酢漬けサーデンとオニオンで廣瀬さんとデッキで一杯やる。
夕食はグリークサラダ、キャベツの酢漬け、芽カブワカメと大豆と切り干し大根とにんじんと胡瓜とキャベツの和え物、そしてオーストリア艇から頂いたマグロをグリルするが、マグロのかま焼きは別にして、マグロは刺身か、漬けが美味しい。
シャンペンで廣瀬夫妻の来艇を歓迎する。
(ID# 345) |
2012/10/26 (金) Paros 快晴
久しぶりの良いお天気で気持ち良い朝を迎える。オーストラリア艇のトリスミック号を見送ってから、明日から広瀬夫妻を迎えるので布団を干したり艇を片づけたりたりする。
ここパロスの町はミコノスの町並みと似てギリシャらしい美しい光景の場所が沢山あるので作業の後は写真を写しに町を散策する。
暫く風が強く曇りがちだったので今日の日差しは心地よく爽やかな一日であった。
今後のお天気だがこちらも秋の変わり易い天気になっていて低気圧と前線が近づき荒れ模様になる周期があるので、ゲストが来てからの計画が難しく毎日天気予報とにらめっこしながら予定に頭を巡らせている。
夕方に明日朝着く廣瀬夫妻(昭和45年卒)を空港に迎えに行くのにレンタルカーを借りに行く。レンタルカー代25€はタクシー代より安い。
後2週間ほどで帰国するので大事にしまっておいた皆さんからのお土産の日本食を頂くことにする。
サバの味噌煮、味噌汁とご飯は最高のご馳走であった。
静かな海の上で眠りにつく。
(ID# 344) |
2012/10/25 (木) Paros曇り
朝港の前のカフェで朝食をとる。日中は艇の整備、読書、昼寝とのんびり過ごす。
今日も風が又強くなった。
夕方オーストライア艇から夕食の招待を受け、巻きずしとリンゴのデザートを持ってお邪魔する。カタマランの広いデッキで本格的なカレーをご飯で頂く。何と炊飯器を積んでいた。美味しい何種類かのカレーで悦子はレシピを教えてもらっていた。
彼らからサントリーニの島のマリーナ、観光情報を教えてもらう。
オーナーのマイクさんは前にホビーキャットを持っていたそうだが、初めて所有するクルザーがこの45FTのカタマランだそうだ。彼の話によるとカタマランは家族、仲間の大勢で乗るときや海水浴等には良いがセーリングには向かないので次はモノハルにしたいと言っていた。
私もカタマランの乗り心地からしても同感だ。
散々ご馳走になって艇に戻るがとっても楽しい夜だった。
彼らは明日ここを出港して約40NM先のAmorgos島に行き、その後Bodrumで艇を越冬させて帰国するそうだ。
(ID# 343) |
2012/10/24 (水) Paros 晴れ後曇り
昨日の雨もやみお日様が見えてきた。オーストライア艇のオーナーの主人がミコノス島に来るので迎えに行くが一緒に行かないかとの誘いを受けたので行くことにする。
45Ftのカタマランですべて電気器具が備わっている快適な艇だ。昨日までの天気と打って変わり、晴れの中気持ち良くワインを頂きながら20NM先のミコノスまで機走で行く。
お昼はサンドウイッチを頂くが中にトマト、キュウリ、レタス、ラム肉をヨーグトソースで味付けしてそれをクレープ生地で包んだものでとても美味しかった。
ミコノスでは我々の係留した新港の方でなく、トリシアさんの夫のマイクさんが旧港の方で待っていたので旧港に着けて彼を拾う。
とても穏やかで愛想の良い方で今年まで仕事をするそうだが来年から2年間仕事を休み航海するそうだ。
奥さんが62歳ご主人は52歳のカップルだ。
暫く港に居たので久しぶりの海は良い。ただし周りには積乱雲が広がり帰りは様子を見たが降られないで済んだ。
パロス港に戻りスターン着けをするが横風が強くやり直すが隣の艇の協力も得て無事舫う。
槍着けの時はスターンを岸壁に寄せて先にスターンの舫いを取り、その後前の舫いロープを岸壁から手繰り寄せながら前に持って行くので横風が強いときタイミングがずれるとバウが風下に持って行かれてしまうので油断が出来ない。
ミコノスへの道中、オーストリア艇で散々飲み食いさせて頂いたのでお腹も空かず夕食はムール貝のオイル煮と温麺で済ます。
(ID# 342) |
2012/10/23 (火) Paros 曇り
11:30よりオーストリア艇に誘われてワイナリーを訪ねる。歴史のある中々立派なワイナリーで流石ワインの発祥地だと思わせるほどだ。白、赤、ロゼ、デザートワインと各種テスティングをする。お値段も安く7€から25€位が中心だ。地下のカーブにはかなりの数の樽が貯蔵されていた。ブルゴニューのカーブと遜色がないぐらいであったが夏暑いギリシャの気候のせいかカーブには空調機が回っていた。
手ごろな値段で美味しいワインが買えるのと、お店の人が艇まで運んでくれるということなので10本ほど仕入れる。
帰りにイタリアンレストランに寄りグリークサラダ、ピザ、パスタ、チキンのレモンソースを皆さんでシェアして食べる。
夕方悦子はオーストラリアの女性に着物を着せてあげる。
夕食はお昼結構食べたのであっさりとハモンセラーノと玉ねぎ、アジアン風ヌードルを頂く。
夜は驟雨と共に雷が光っていた。
(ID# 341) |
2012/10/22 (月) Paros 曇り時々雨
やっと風が少し治まって来た。
この北風はメルテミではなくシリア側の低気圧と地中海側の高気圧の気圧配置による風だ。
悦子は読書を電子書店で本を購入して読んでいる。私は今後のプランを考えて連絡を取っていたが結局友人のイタリア人のPaoloが紹介してくれたLeros島のマリーナに越冬させることにした。陸置きは一杯との事海上置きにした。海上置きは25%引きで半年係留して係留費が税込で2090€だ。
日本でマリーナに14Mの艇を係留することを思うとはるかに安い。
レロス島はトルコとの境界線近くにあり来年のスタートにも便利だし、飛行機がアテネまで飛んでいるので交通の便も良い。又マリーナもしっかりしていて安全、防犯面でも心配がなさそうだ。
11月9日現地を発つことにしてフランクフルトまでの航空券、アテネでのホテルの手配を早速する。
午後自転車で湾の反対側までサイクリングするが新築の立派な白い色の別荘が並んでいて大理石を使ったお庭のお花がきれいで別のエーゲ海を見た様だ。
夕方オーストラリア艇にカクテルタイムの招待を受けてカタマランの大きなデッキで夕暮れを楽しむ。オーストラリア人は明るくて楽しい。
夕食は棚橋さんが持ってきてくれたサバの味噌煮と味噌汁とご飯の純和風で頂く。
(ID# 340) |
2012/10/21 (日) Paros曇り後一時雨
予報では強風は今日迄で、前線通過なのか朝方から雲が多くなり夕方には珍しく雨も降った。
お昼はオーストラリア艇の皆さんを招待していたので悦子はソーメンとチラシ寿司を用意する。
皆さん日本食には興味があるようでワインと共に楽しんでもらった。ただし使った食材は艇に来た皆さんが持ってきて頂いたもので感謝する。
艇は相変わらず揺れていて岸壁からの乗り降りに板を使っているが、ちょっとした不注意で板と艇の間に私の足を挟み危うくは骨折と云う事態になったが打撲で終わってホットした。 ちょっとした不注意が危険だ。
風は港内で最高35ノットを記録した。天気も悪いので艇内で読書や調べごとをして過ごす。
(ID# 339) |
2012/10/20 (土) Pros快晴
今日も風が強い。港内でも30ノット以上吹いている。
揺れっぱなしの艇に居るのも居心地が悪いので朝食は外のレストランに行って取る。お昼まで借りている車で海水浴場まで行ってみるが、シーズンが過ぎたのと風、波が強いせいか誰も居ない。
私は暫く床屋に行っていなかったので美容院を見つけたのでそこでカットしてもらう。
パロス漁港の周りを探索すると可愛い漁船が繋がれている小さな船溜まりがあり、船溜まりの周りは白い建物とタベルナが並び箱庭に居るような素敵な組み合わせの光景だった。 この町の旧市街地は例にもれず白い迷路で木洩れ日の様に入ってくる光に白い壁が照らされ青く塗った窓枠と空の青とで美しい光景を醸し出している。
我々は今年クレタ島に越冬する予定でいたが先日予約を入れたところ一杯との事で越冬場所を変更してトルコの直ぐ近くのLeros島にする予定にした。
今度は彼女の艇の方からお誘いがありカタマランの大きなデッキの上でワインをご馳走になる。
一人の女性のお父さんはキャセイ航空のパイロットだったそうで日本にも来たことがあり話が弾んだ。
夕食は昨日彼らが釣って冷凍してあったマグロのソテーをご飯と頂くが美味しかった。
(ID# 338) |
2012/10/19 (金) Pros快晴
今日も雲一つない青空だが強風だ。昨日見つけたランドリーに洗濯物を出しに行ってからレンタカーを借りて島内を観光することにした。何とレンタル代が一日25€嬉しくなる。マリーナの係留料も電気、水、トイレ、シャワーがあって一日15€ クロアチアの係留料が平均90€だったのでこれまた嬉しくなる。確かにクロアチアはマリーナ関係の施設は良く整っていて便利だがヨットマンの間では高いとの悪評もある。
昨日見る事が出来なかったパリキアの考古学博物館、ここには先史時代からのパロス島からの出土品が展示されており、又紀元前7世紀には地元産の大理石を用いた彫刻が盛んにつくられ、それらが沢山展示されていた。特に素晴らしいのはギリシャ神話に登場するメデューサをモデルにしたゴルゴン像だった。
そのほかここはベネチュア時代も栄えて当時のフランク砦、この城壁は紀元前500年ごろに建てられた神殿跡に作られ城壁にはその時代の円柱等を一部使い建てられていた。
そして同じベネチュア時代に建てられたギリシャで最も古い教会の一つとされているパナギア・エカトンピリアニ教会に行くがユニークな建物で見応えがあった。
現在ここに係留してあるヨットは5艇だけで今日は強風のためか入出港が無い。2日前オーストラリアの旗を揚げた45ftの大きなカタマランが我々の後入ってきたが昨年フランスのブルタニューで艇を購入して我々と同じようなルートでここまで来ている。何と乗員は62,3歳の女性3人とスキッパーに雇っている30歳ぐらいの英国人の青年だ。 彼女達とパリキアの町で出会い、帰ってからCAVOKⅤに日本茶を飲みに来るよう誘う。
聞いてみると、ご主人は休みを見つけてくるそうでその間自分たちで航海しているそうだ。
それにしても逞しい。
夕方5時よりオーストラリア艇の皆さんを呼んで日本茶とお菓子でおしゃべりをする。
話をしていると9月にペロポネソス半島のパトラで我々の艇と一緒だったとの事だ。その時はお話をしてなかったので我々は気づかなかったが彼女たちは日の丸で覚えていたそうだ。
同じような経路を辿っていて今年はトルコのボドラムに艇を越冬させて帰国するそうだ。
暫くここでご主人の来るのを待って出港するそうだ。
お土産に彼らが釣ったマグロを持ってきてくれた。
皆さん帰った後、夕陽を見ながらワインを生ハムで楽しんで夕食はあっさりお茶漬けを頂く。
(ID# 337) |
2012/10/18 (木) Pros快晴
朝方から風が強く吹き出し海上は白波だらけだ。港の中も多少うねりが入り艇も揺れている。今日はこの島の中心の町になるパリキアに観光しに行くことにするが隣に係留してある3艇の艇がこの強風をもろともせず出港していった。港内でも30ノットの風が吹いているのに出航していくのには感心する。我々は全く出港する気にはなれない。
バスでパリキアまで行くが旧市街地はミコノスの様に真っ白な街並みで迷路のように細い道でつながっている。
海岸線にはエーゲ海を一望するようにレストランが並んでいる。夏のシーズンはすごい人だと思うがもうシーズンが過ぎたのかまばらな人影であった。
艇に戻ってからランドリーを探し、食料の買い出しをする。
今日から22日まで5日間は強風が続く予報だが予報通りの強風になった。
ここNaousa Marinaはパイロットブックによればオールラウンドの風に対するシェルターだが北風が強く吹くとうねりが入り艇は揺れ動いている。
二人の夕食はお腹にやさしく、野菜中心と日本食でキャベツ炒め、赤軸ホウレンソウに似たギリシャ産野菜のガーリックソテー、そして佃煮とご飯で頂く。
(ID# 336) |
2012/10/17 (水) Niknos~Paros (19NM) 快晴
08:40にShacky 君と別れパロス島に向かう。
昨日観光船で行ったディロス島の脇を抜けて微風の風を後ろから受けながらのんびりセーリングをする。紺碧の空、海、島々正にエーゲ海だ。
エーゲ海で食べるお昼の付け麺もなかなかいける。
14:45にパロス島のNaousa Marinaに舫う。港は小さな漁村だが町並みがミコノス並みに美しい。
底まできれいに見える海に早速飛び込む。隣の海水浴場は10月にもなったせいか海水浴客はまばらだった。
港の周りにはタベルナが並んでいて、マリーナのスタッフにどの店が美味しいか聞いてそこに行く。
ギリシャの定番料理のひめじに似た魚のフライ、エビのフライ、タコのグリル、グリークサラダを食べるが魚が新鮮で特にエビが美味しかった。
明日から4,5日は北風の強風なのでここで27日来る予定の廣瀬(昭和44年卒)夫妻を待つことにする。
(ID# 335) |
2012/10/16 (火) Miknos 快晴
今日は隣の島のDelos島に観光船で行く。この島はプライベートの船は寄港できないことになっている。ディロス島はギリシャ神話でアポロンとアルテミス神が生誕したところとされている。そしてここはペルシャと対抗するためにディロス同盟が結成されその資金がここに置かれた所だそうだ。紀元前7世紀から発展してその後ローマ時代にはキクラデス諸島の中心として貿易で栄えたが紀元前1世紀に他民族に侵略されその後、19世紀に発掘されるまで歴史上消えていた島で、島全体が世界遺産になっている。
島にはアポロン神殿、ライオン像の遺跡等が残っている。島の頂上のキントス山頂から360度のパノラマでエーゲ海が見える。遺跡と島々そして海の色、空の色素晴らしい景観であった。
昼過ぎにミコノス島に戻り、青い屋根の教会、5基の白い風車小屋、白壁の教会の観光三点セットを見て回る。一歩町に踏み込むと白い壁、細く曲がりくねった道、ハイビスカスやブーゲンビリヤの花、両側にお店が連なり全体が芸術作品の様な町だった。港の前のタベルナでお昼にケバブ、イカグリル、サガナキを食べる。安くて美味しかった。
艇に戻ってから再度スクリューに絡まったロープを外そうしたが中々しぶとく外れないので、結局マリーナに居た地元のダイバーに頼んで外してもらった。
8日から一緒に航海していた知り合いの息子のShacky君はここが気に入り下船して20日までここに滞在してからヨーロッパを旅行してから帰国することになった。
夕食は薄暮のコックピットではビーンズサラダ、グリークサラダ、生ハム、そして昨日の残りのカレーを頂く。
(ID# 334) |
2012/10/15 (月) Kithnos~Mikonos (43NM) 晴れ
ここに3泊する予定であったが南風がそれほど強くならなかったのと18日以降の予報が北風の強風なので、計画を変更して前回行ったことのあるシロス島を通過してミコノス島まで一気に行くことにした。
朝起きるまでは、ここで停泊予定だったので出港が遅くなり10時に舫いを解く。
南南東の12~16ノット位の良い風の中、クローズドリーチで7~8ノットの速度で快調にシロス島の岬まで帆走する。シロス島を過ぎてコースが東から東南東に変わったのと風が東によったので登り一杯となり途中から到着時間も考えて機走にする。
17:30にNikonos Marinaに入るがここも管理者が居なく運営されていない。ただ施設はありバウ用のレイド・ムアリングロープは設置されている。
そのムアリングロープを取るときにムアリングロープにつながっている細いリード用のロープをスクリューに絡ませてしまい、舫った後潜ってロープを外そうとするが取れず仕方なくカットしてカットしたリード用ロープをつないでおく。
スクリューの間に挟まったロープがしっかりと食い込み取れないので明日取ることにする。
夕食は電気が取れないので節電して電池からの明かりの中、生ハムとカレーライスを頂く。
(ID# 333) |
2012/10/14 (日) Kithnos 晴れ
16日迄ここに居て強風を避けることにした。
昨日入っていたヨットは殆ど今日出港していった。北に向かう艇にとっては追っ手の良い風だ。
ここは私の気に入った場所なので2,3日はゆっくりしたい。舫いを調整していると英国人女性が話しかけてきた。夫婦で我々と同じように夏の半年を地中海で航海しているそうだ。彼女たちの艇は隣の入り江に錨泊していてそこから歩いてきたそうだ。散歩に良いとの事なので昼食後歩いて行く。入り江に停泊してある艇は直ぐ見つかり手を振るとテンダーに乗って夫婦で岸まで来てくれる。一緒にお茶を飲みながら四方山話をする。
夕方私は泳いで、海中温泉を浴びゆっくりするが、悦子は夕食に隣の岸壁に舫ってある艇の夫婦を招待しているので食事の準備で忙しい。
朝小さな漁船から水揚げ直後に仕入れたイカとひめじに似た魚をアクアパッツア風に、ミソワール、鶏肉のグリル、お稲荷さんデザートはリンゴのワイン煮を料理する。
招待した夫婦はドイツ人夫婦でご主人が53歳だが8年前よりエンジニアの仕事を止めて夫婦で地中海を航海しているそうだ。
地中海には詳しくこれから行くところの情報を教えてもらう。
爽やかな夫婦でとても感じが良かった。こちらで長期に亘りヨットに乗っている人は親切で良い感じの方が多い。
(ID# 332) |
2012/10/13 (土) Poros~Kithnos(48NM) 晴れ
計画ではKea島に行く予定であったが14日から南風が強く吹くので今日中にキスノス島まで行くことにした。
今日も南風の予報であったが中々吹かず昼過ぎまで機帆走で走る。お昼にサルデーニャ風スープパスタを頂いてから南の風が徐々に吹き出しセーリングに移り15ノット前後の風をアビームに受けて7ノット以上の速度で快調に走る。風が強くなる予報だったので早めにワンポイントリーフしたが速度は落ちなかった。
キスノス島の北にあるLoutra のマリーナの岸壁に一艇だけ横付け出来るスペースがあったので16:30に横付けする。
ここは前回来たことがある島でその時は西側にある湾に停泊した。その時ここのマリーナを陸路見に来て素敵な雰囲気のあるマリーナだと思い何時か来てみたいと思っていたところだ。
小さな村の漁港にマリーナがあり、港を囲んで瀟洒なレストランが並んでいる。
数十件足らずの民家が白い壁と青色の扉の窓で統一されてギリシャらしい風景だ。
又ここは温泉も出て港の前の海岸に石で囲んだ中に温泉が流れてきている。
早速入りに行ったが流れてくる温泉の温度が比較的高く海水と相まって心地良かった。
夕食は海辺にあるタベルナで島料理のカチカキ(ヤギ肉のシチュー)、ムサカ、イカのグリル、グリークサラダを食べる。ヤギ肉にしては、くせのないあっさり味であった。
(ID# 330) |
2012/10/12 (金) Poros 曇り
今日は休養日にしてゆっくり休むことにした。
ポロスの港は埠頭が1キロぐらい続いておりその前にタベルナが軒を並べている。埠頭にはフェリー、対岸のペロポネソス半島への渡し船、大小の漁船そして多数のヨットが係留されていてギリシャの港らしい光景だ。
朝食後その埠頭を散歩したら小さな漁船が数隻その場で水揚げした魚を売っていた。
種類はイカ、このしろ、鯵、小ぶりのめじマグロ等々が並べてあった。
めじマグロは先客が2本20€で買って行った。
その先に船具屋がありそこで艇から岸壁に移るラダーを売っていたので早速購入する。今まで探しても見つからなかったのでラッキーだった。
昨日オイル交換をしたので試運転をしてオイルレベルを確認する。
明日から南風が強くなる予報なのでバウのアンカーの効きが心配だったので一度上げて打ち直す。用心に越したことはない。
お昼は道子さんが日本から運んでくれたしゃけのおにぎりを味噌汁で頂く。エーゲ海での日本食は又おつなもんだ。
アンカーを打ち直す時に、お昼寝中の皆さんを起こしたのでジェラードを皆さんにご馳走する。海と島々を見ながら埠頭のベンチで食べる。その後Shacky君とビールをタベルナで夕陽を浴びながら飲む。
これから今年の越冬地クレタ島迄200NM弱を1か月かけて航海するが、200NMは佐和子さん、道子さんとコトルからコルフ島まで1昼夜半で帆走した距離だ。
のんびりセーリングを楽しみたいと思っている。
静かな港での夕食はアペリテフにニンニク、オリーブ茹での小海老、そして鶏肉のささみのグリル、キノコとナスのグリルを白ワインで頂く。
こうして至福の時間は過ぎていく。
(ID# 329) |
2012/10/11 (木) Piraeus~Poros (27NM)晴れ時々曇り
今日は田中さんがロンドンに立つ日で田中さんの見送りを岸壁から受けて09:15にZea Mrina から出港する。
穏やかな天気の中機走でエギナ島まで行くがその後南東からの弱い風を受けて3~4ノットの速度でセーリングを楽しむ。昨日寄ったエギナ島の海水浴場の沖を抜けてパロス島に15:30に着く。賑やかなレストラン街の岸壁にアンカーを打ってからスターン着けする。
ここは5年前にモナコに住んでいるカナダ人の艇に乗せてもらいエーゲ海クルーズをした島なので懐かしかった。
着いてから気になっていたオイル交換を昨日仕入れたオイルチェンジャーを使い交換する。
ここの電気、水道は岸壁に施設があるがカードを入れて有料で使用するようになっている。
我々はカードを持っていなかったが前に停泊した人の残りの量がありそのまま使わしてもらった。
ここはギリシャらしく岸壁沿いにタベルナやお土産物屋さんが沢山並びにぎやかだ。
ヨットも長い岸壁にかなりの数係留されていた。
夕食は野菜の浅漬け、ポテトサラダとインゲン、豚の肩ロースのニンニク焼きを頂く。
久しぶりの肩ロース柔らかくて美味しかった。
(ID# 328) |
2012/10/10 (水) Piraeus~Aegina~Pireus曇り
09:30にZea Marinaを出港して先日停泊したエギナ島マリーナの反対の東側の小さな港のあるAyia Marinaに向かう。
12NM位の近い所で海水浴場として人気のあるところだ。風がなく機走で行き人気のないマリーナの沖にアンカーを打ってのんびり昼食を食べる。お握りと味噌汁、イワシの味醂干しで頂く。
帰りはアビームの良い風になりセーリングを楽しむ。16:00にゼア・マリーナに舫う。
17時過ぎに雷雨が降り始めた。少し帰りが遅かったら雷雨の中のセーリングとなった。
今日は田中さんのラストの晩になるので、先日美味しかったオラーダ(黒鯛)をバーベキューにする。
田中さん自ら買ったシャンペンで乾杯して生ハムとメロンで美味しく飲む。
雷雨の後で風が涼しくなったので野菜のホットスープを用意してくれフンギの炒め物とオラーダ(黒鯛)を頂く。いずれも美味しかった。
(ID# 327) |
2012/10/9 (火) Piraeus 曇り
午前中風が強いこともあり一日ここでゆっくりすることにする。
スターンから岸壁に渡るための梯子を吊るためのブロックの位置が低かったのでボースンチェアーでバックステーの中間の高さまで登りそこにブロックを取り付けて使い勝手を良くする。Shacky君のパワーを借りる。
それとエンジンオイルの交換のためにヤンマーの純正オイルを受注して手に入れる。
エンジンは大事なのでヤンマーのマニュアル通りの運用をしている。
お昼は久しぶりにスパゲティ・ポモドーロを頂く。
午後悦子はShacky君と一緒に市場まで買い出しに行く。田中さんと私は、近くの船具屋さんを覘いたり、昼寝したりして休む。こんな時間も豊かで休まる時間だ。
夕食は市場で仕入れたエビ、イカをそれぞれ茹で海老、イカ焼きにする。田中さんからの差し入れの日本酒を久しぶりに美味しく頂く。ニンジンの卵和え、ブロッコリンそしてご飯と佃煮を頂く。
(ID# 326) |
2012/10/8 (月) Aegina~Piraeus(12NM)晴れ
10:00舫いを解き後ろからの西北西の15ノット前後の風を受けピレウスに戻る。
今日は佐和子さんが明日アテネ空港から朝早く出発するので前泊でアテネ空港の前のホテルに泊まることになっている。そして私が元居た会社の米国人パイロットの息子さんのShacky 君がマリーナに来ることになっている。彼のお母さんは日本人で日本名は博君だそうだ。
13:20にZea Marinaに舫いを取る。佐和子さんは帰国の準備をする。暫くするとShacky君がきてお昼をソーメンで頂く。彼は26歳で190cmはある気持ちの良い青年だ。
彼はギリシャに来たのは初めてだというのでアクロポリスを見てくるよう勧める。
今晩佐和子さんはホテルに行く前にお別れ夕食会をする。生ハムとオニオン、インゲン、ラタトゥユ、イワシのマリネ、エギナ 島の魚市場で買った新鮮な黒鯛を艇にあるバーベキュー台で焼く。岩塩をまぶして焼いただけだが大変美味しく頂けた。
夕食後みんなでタクシーに乗る佐和子さんを送る。
長いこと一緒に楽しんでくれて感謝する。
(ID# 325) |
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