CAVOK日記 2012
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2012/11/9(金)

皆様に



お陰様で11月5日に今年の艇の越冬地になるLeros島に無事入港しました。

当初の予定ではクレタ島で越冬を予定していましたが予定していたマリーナが一杯で
予約が取ることが出来ず、ここレロス島に変更しました。

このマリーナは友人のお勧めのマリーナで入り江の奥深くにあり冬も安全に置いてお
けます。

10月に入りますとエーゲ海も秋の気配で時折ヨーロッパ大陸からの前線の尻尾が通過
するようになりお天気を見ながらの行程になりました。

アテネからポロス島、キソノス島、パロス島、ミコノス島、サントリーニ島、アス
ティパリア島を経由してレロス島に到着しました。

途中パロス島では島全体が世界遺産なっているディロス島にも観光船で寄ることが出
来ました。

パロスからは広瀬夫妻(45年卒)も一緒になり航海と観光を楽しみました。

ここレロス島は今までのエーゲ海の島と違い緑が多く、ハイビスカス、ブーゲンビリ
ヤ等のお花が咲き誇ってきれいなところです。

入り江があちこちにあり、小さな漁港が点在してそこにはタベルナや海水浴場があり
ます。今年最後の海水浴も楽しみました。

9日までここで越冬準備をして帰国を予定しています。

ご一緒に航海に参加して下さった方や応援をして下さった方のお蔭で安全航海が出来
ました事を感謝しております。

来年は4月にスタートしてギリシャの島々の春の花を見たいと思っています。

ご声援ありがとうございました。



CAVOKⅤ 松崎義邦



以下の写真を添付させて頂きます。

1.ポロス島 船着き場

2.キソノス島のマリーナ

3.パロス島 

4.サントリーニ島沖より

5.サントリーニ島ティラにて

6.夕暮れのアスティパリア島







(ID# 323)

2012/10/9(火) Athens,Pireus

皆様に
 
 10月5日にアテネ近郊ピリウスのマリーナに入港しました。
 9月は7、8月に一度北上したクロアチアを南下して再度アドリア海を楽しみました。
 ヴェネチアから約3週間ご一緒だった小田切夫妻はドブロヴニクで帰国され、入れ替わりで棚橋道子さんがここからご一緒しました。
 コルチュラでは2年前よりスペイン、アルメニマールから地中海を航海中の“テマリ”の関山さんとピンポイントで会うことが出来ました。夕食をご一緒したり情報交換をしたり楽しいひと時を過ごしました。
 モンテネグロの古都コトルは奥の深い入り江の中にあり神秘的な古都でした。アルバニアはまだまだ整備されてなく見るべきところもないとの情報でしたので通過することにして上田佐和子さん、棚橋道子さんの力を借りて200NM一昼夜半で一気にギリシャのコルフ島までのロングセーリングもしました。コルフ島で道子さんは帰国してここからは佐和子さん、悦子との3人のクルージングになりました。
 イオニア海のギリシャの島々に寄りながらペロポネソス半島に着き、ここでは世界遺産になっているコリントス、ミケーネ、オリンピア、エピダヴロス等の内陸の古代ギリシャ遺跡を堪能しました。対岸のデルフィ遺跡では古代世界の中心と考えられていたところで素晴らしい遺跡の見学が出来ました。コリントス運河もスームスに通過することが出来エーゲ海に入り、アテネ近郊のピリウスに隣接のZea Marinaに入港しました。 ここでHMYCのコモドアをされていた田中厚一郎がお待ちで 5日ほどご一緒にエーゲ海を楽しむことにしています。
 クロアチア航海中は秋の気配が強くなりましたが南下してギリシャに入ったら夏がぶり返してきました。と云いましても日が暮れると秋風で過ごしやすい気候です。
 天候には相変わらず恵まれ空の青さ海の碧さの中でのセーリング、そして歴史探訪を楽しんでいます。

Athens,Pireusにて
松崎義邦

写真を添付させて頂きます。
1.ドブロヴニクにて
2.ドブロヴニクACIマリーナにて
3.コトルにて
4.デルフィのアポロン神殿
5.エピダヴロス、古代劇場
6.コリントス運河
7.アクロポリス、パルテノン神殿








(ID# 300)

2012/9/15(土) Palmizana

皆様に

  今年の後半のヨーロッパ航海が始まりました。
 8月19日に一旦帰国して28日にヴェネチアに戻りました。帰国中にはインター三田フェステバルにA級&ファミリーチームのメンバーで参加させて頂き優勝のおまけまで頂戴しました。
 ヴェネチアからは小田切(29年卒)夫妻、上田佐和子(45年卒)そして私の全日空時代の同期の関矢夫妻が集合して賑やかなスタートになりました。
 30日までお天気が良かったのですが生憎と出港予定の31日から天気が崩れ予定通り出港出来ず、折角アドリア海の横断を楽しみにしてイタリアに来た関矢夫妻はフェリーでクロアチアのロヴィニに行く羽目になってしまいました。
 日本は大変暑かったのですがこちらは秋の気配を感じます。9月2日に天気が回復したのでやっとヴェネチアを出港することが出来ました。
 滞在中小田切さんが「出港を待つヴェネチアに出会う秋」とヴェネチアでお天気待ちの気持ちを俳句に詩ってくれました。
 その後Pula,Losinj,Simunj,そしてZadarではレンタカーを借りて世界遺産でもあるプリトヴィッツエ湖群国立公園に行って楽しみました。ドライブの途中では偶々村の集会のための豚の丸焼きをやっているビストロを見つけクロアチア名物の豚の丸焼きを味わう事が出来ました。あまりに美味しかったのでお土産に買って帰りました。
 Lavsaでは、Korunati国立公園にあるLavsa島の入り江に停泊して泳いだり、たった一軒のレストランで美味しいオラーダ(鯛)のオイル焼きを味わいました。
 島の頂上に登ってみると360度方向の眺望で、石灰岩で出来た砂丘のようなKorunati諸島の島々、青い空、きらきら輝く湖面のようなアドリア海の景色が美しいコントラストを醸し出し素晴らしい情景でした。
 次のTorgirは旧市街地全体が世界遺産の町でした。島全体が城壁で囲まれた旧市街を海の門の南門から訪ねました。
 こちらは秋の季節なのか、折角の良いお天気も13日以降崩れるということでHvarで待機する予定をしましたが、南風の強風でHvarはうねりが入り心地良くないとの事でHvarから2.5NM離れたパクレニ諸島のPalmizanaに停泊しました。ここは静かな自然の入り江の中にあるマリーナで沢山のヨットが入港していました。
 天気が回復次第Koruculaに向けて出港する予定です。

Palmizanaにて
松崎義邦

以下の写真を添付させて頂きます。

1.ヴェネチアでの出港前の宴会
2.ロヴェニの旧市街地
3.プーラのローマ円形闘技場
4.プリトヴィッツエ国立公園
5.ラブサの入り江
6.パルミザーナのポンツーンにて
7.コルナティ諸島








(ID# 282)

2012/8/17(金) Venezia

皆様に

約1か月のクロアチアの航海を楽しみ8月10日にヴェネチアに着きました。
クロアチアではのんびりセーリングでアンカーリングしたりブイに係留したりマリーナに入ったりしながらアドリア海の自然を楽しみ、又古代ローマから中世に至る歴史を遺跡で触れることが出来ました。
クロアチアは10年前の独立内戦が嘘のような明るい国でした。そして現在海洋レジャーに力を入れているようでマリーナの施設も整っておりヨットでの訪問には最適な環境でした。
まだまだ居たかったクロアチアでしたが9月に又来ますので風の良い日を選んで10日の日にイストラ半島のロビーニからヴェネチアへ渡りました。
アドリア海横断は良い風に恵まれ55NMを8時間で横断出来気持ち良いセーリングでした。
ヴェネチアではサン・マルコ広場を運河から眺望してマリーナに入りました。
これでイタリア4大海洋都市ジェノバ、ピサ、アマルフィ、そしてヴェネチアを海から入ることが出来感無量でした。
ここで約20日間CAVOKⅤを停泊させ、暫くヴェネチア、ミラノを観光した後一時帰国して8月31日から今年の後半の航海をする予定です。
8月31日からはクロアチアを南下してモンテネグロ、ギリシャそしてエーゲ海クレタ島までの航海を予定しています。
後半のスタートからは29年卒小田切先輩ご夫妻、45年卒上田佐和子さんとご一緒することになっていますのでにぎやかになり楽しみです。
皆様の声援と支援でサルデーニャからヴェネチアまで無事航海が出来ました。ありがとうございました。

後半も安全運航で航海したいと思っていますので皆様よろしくお願い致します。

Veneziaにて
CAVOKⅤ 松崎義邦

以下の写真を添付させて頂きます。
1.Saliの港
2.錨泊時の昼食
3.Robinjの旧市街地
4.ブイ係留のCAVOKⅤ
5.Pulaのマリーナからの円形闘技場






(ID# 254)

2012/8/1(水) Dugi島 Sali

皆様に

 クロアチアに入り半月が過ぎました。お陰様で地中海気候の快晴のお天気にも恵まれ順調に航海しています。
 アドリア海はギリシャ、ローマ時代からの歴史、そして中世から海洋貿易の要衝として栄え、今も中世の街並みを残している街が沢山あり、セーリングと歴史探訪の観光を楽しんでいます。
 シベニックではクルカ川をさかのぼりクルカ国立公園の幾重にも連なる滝を見てきました。
 国立公園のコルナティ諸島では真っ青な海の色と石灰岩で出来た白い砂漠の丘陵のような島と澄んだ青い空とのコントラストが見事な光景を描いていました。
 その中の島々の間を抜けながらのセーリング、又いくつかの入り江で錨泊してグランブルーの海で泳いだり、海を見ながら一杯傾ける至福の時間も味わいました。
 そしてあまりにマリーナや錨泊地が多いので何処に泊まるか選択に迷うほどです。時間も十分にありますので午前中にセーリングを楽しんで午後マリーナないし錨泊地に停泊するパターンを楽しんでいます。
 1991年に始まった独立戦争の痛手を感じる事なく、素晴らしい観光地として生き生きしているクロアチアの自然と歴史をもう半月楽しみたいと思っています。
 
  
 Dugi島 Saliにて  
 松崎義邦

 以下の写真を添付させて頂きます。
  1.フヴァルの要塞からの展望
  2.クルカ国立公園の滝
  3.プリモシュテンの街並み
  4.コルナティ諸島
 





(ID# 265)

2012/7/17(火) Korcula

皆様に

 マルタ島を後に、来た航路をタオルミナ迄戻りイタリア本島に渡りました。本来ならオールナイトで航海してイタリア本島に渡れば良いのでしょうが出来る限り夜は停泊することにしていますので一週間連日60NM以上航海しました。南イタリアの靴のつま先の部分は海岸から直ぐ山になり大きな町もなく閑散とした景色でした。半島の土踏まずの部分はパスして踵の部分に直行しました。踵の部分はプーリア州でアドリア海側に入ると平野が続き海岸線には海水浴場が点在していました。今回は寄港しませんでしたがプーリア州のターラントは紀元前8世紀にスパルタの植民地として発展を遂げ、その後もプーリア州はローマ、ノルマン王国、フリードリッヒ2世の時代と繁栄してきています。ブリンディシでは風待ちもありましたが5泊停泊してフリードリッヒ2世が建てたカステル・デル・モンテ、アルベロベッロ、マテーラのサッシと世界遺産を見て回ることもできました。航海の予定ではバリからドブロブニクに渡る予定でしたが距離が110NMあるので、計画を変更してバリの先のヴィエステよりアドリア海を挟み60NM先のラストボ島に渡りました。
 ラストボ島は小さい島ですがクロアチアの入国の手続きも出来ました。自然の素晴らしい入り江の中のプチホテルの前の岸壁に舫いました。16日から北風が暫く強く吹く予報でしたの残念ながら一泊だけで、15日にコルチェラに行きました。海からのコルチュラは紺碧の海とレンガ色の屋根に白い壁の旧市街地の家々、そして対岸のクロアチア本島にそびえ立つ山岳があいまって絵葉書のように美しい景色で感動しました。
 流石にこのマリーナは沢山の艇が集まりチャター艇も多くクルーのお国も様々で国際色豊かで賑やかです。
 ベニスからの帰りにも又寄りたいと思っています。
 これから約1か月クロアチアの島々や世界遺産を楽しみたいと思っています。

Korculaにて
CAVOKⅤ 松崎義邦

以下の写真を添付させて頂きます。
1.アルベロベッロ
2.ラストボ島海水浴場
3.ラストボ島ホテル前の係留
4.コルチュラ島旧市街地、マリーナ、クロアチア本島
5.コルチュラ島ACIマリーナ、日の丸がCAVOK5






(ID# 238)

2012/7/2(月) Malta

皆様に

地中海気候に恵まれ快晴の日がずーと続いています。航海の方も順調で計画通り進んでいます。
今回はエオリア諸島、タオルミナ、シラクーサ、マルタ島と世界遺産廻りのような航海でした。
16日にイタリア本土を離れてシシリア島エオリア諸島に渡りました。エオリア諸島のボルカノー島では海底の噴気孔から温泉が湧出す海中温泉に浸かりました。
メッシィーナ海峡ではカジキマグロを取る異様な姿をした漁船にも遭遇出来ました。残念ながらCAVOKⅤは未だマグロを釣り上げることは出来ませんが市場ではクロマグロを手に入れることが出来てトロ鮨をご馳走になりました。
タオルミナではギリシャ古代劇場を見学したりカステロモロの旧市街地を観光したり、又錨泊をきれいな海で楽しむことが出来ました。
カターニャでは昨年スペインで知り合った方のご自宅に招待を受けイタリア人の家庭を垣間見ることも出来ました。
シラークーサではギリシャ劇場跡で古代ギリシャ劇を観劇するチャンスもあり古の時代を味わえました。
圧巻はマルタ島です。1565年オスマントルコ軍の大包囲戦に戦い抜いた聖ヨハネ騎士団の姿を想像しながらヴァレッタ、グランドハーバーに入港しました。
又マルタ島は古代歴史があるところで巨石神殿も興味あるところでした。
ここGrand Habour Marina は入り江を挟んでヴァレッタの対面にありますがここも旧市街地に囲まれ天然の素晴らしいマリーナです。
折角なのでマルタ島の西にあるコミノ島で海水浴と錨泊を楽しみシシリアに戻りました。
暫く悦子と二人ですが元気に航海と観光を楽しんでいます。

Maltaにて
松崎義邦

写真を添付させて頂きます。
1.Tropeaの海水浴場
2.タオルミナ ギリシャ劇場
3.Erishiliaさん宅
4.聖エルモ砦
5.マルタ、コミノ島泊地






(ID# 220)

2012/6/16(土) Tropea

皆様に
 6月の初旬は地中海の高気圧に恵まれ快晴の天気中セーリングと観光を楽しんでいます。6月になるとこちらは3か月間の夏休みに入るので海辺もにぎやかになってきました。
 プロチダ島ではイタリアの名画“イル・ポスティーノ”の舞台になったコッリチェッラの漁村に行き、主人公マリオが愛した娘が働いていたパブの場面になったお店を覘いて来ました。
 プロチーダ島からカプリ島に渡りカプリ島では幸運にも“青の洞窟”も観光出来ました。カプリ島からはポジターノを海から眺めアマルフィに入港しました。海洋国家アマルフィに海から上陸するのが夢の一つであったので大感激でした。
 アマルフィではレンタカーを借りてソレント半島の風光明媚な海岸線のドライブも楽しみました。
 10日にサレルノで柴崎、中里両氏は下船してローマ経由で帰国しましたが両氏には大変お世話になりお陰様で大変楽しい航海が出来感謝しております。
 サレルノからは悦子と二人で南イタリアの豊かな自然を海岸線に見ながら航海しました。海岸から一気に高原のようになる景観は素晴らしく、これからの一帯が“ティレニア海の真珠”と言われる所以がわかりました。
 昨日トロペアに着き明日はイタリア半島と別れエオリエ諸島経由でシチリア島を目指します。
 南に下ったせいもあり日増しに日中の暑さが強くなってきてますが地中海の高気圧のお蔭で好天に恵まれ素晴らしい航海を楽しんでいます。

1.プロチーダ島コッリチェッラにて
2.カプリ島マリーナグランデ
3.青の洞窟
3.ポジターノ
4.アマルフィ

CAVOKⅤ Tropeaにて
          松崎義邦






(ID# 208)

2012/6/5(火) Procida

皆様に

 今回はローマより柴崎さん中里さんが一緒になりました。
 ローマでは5日間停泊してその間に幸運にもローマ オペラ座でオペラを観劇する機会がありました。
 お天気の方も恵まれて柴崎さん達が来た日に雨が降りましたがその日以外は快晴で風にも恵まれジェネカーを張ったりしてフリーのセーリングを楽しみました。
 ナポリに近いイスキア島では柴崎夫人がお友達との旅行の日程を我々とランデブー出来るように計画してましたが首尾よく予定通り会うことが出来一緒にセーリングを楽しみました。
 イスキア島は温泉の島で柴崎夫人の宿泊のホテルでプールで泳いだりスパを楽しめました。
 ローマを出港してからポンザ島、イスキア島、プローチダ島と寄りましたがいずれも古い漁村でパステルカラーの家々が地中海の青と融和して絵葉書のような美しい風景を見ることが出来ました。
 プローチダ島からはフェリーに乗ってナポリ迄行きナポリ歴史地区、ポンペイも観光してきました。
 今日は前線の通過でお天気が崩れましたが明日は快晴の予報なのでカプリ島に行く予定です。
 
1. 5/29 Ponza
2. 5/31 Ischia
3. 6/1 Ischia Hotel Le Querce
4 .6/2 Procida
 
Procida島にて 
CAVOKⅤ 松崎義邦





(ID# 198)

2012/5/22(火) ローマ

皆様に

今回のレグは最初お天気に恵まれてポルト・チェルボからコスタ・スメラルダを抜けてサルデーニャ島の北のカンニジョーネに来ました。
それからお天気が悪くなり(マエストロ)4日程カンニジョーネに停泊しました。
停泊中は昨年来た時に友達になったアントニオさんにドライブに連れて行ってもらったり、お料理をご馳走になったりたりと陸を楽しみました。又航海を始めて2週間経ちましたので疲れた体を休めるには丁度良かった様です。
出来れば国立公園のマダレーヌ諸島で錨泊したかったのですがお天気に恵まれず諦めました。
この航海をしていると何処に行っても長居をしたくなってしまいます。
お天気が回復して又風もローマに行くのに良い方向になるので23日に出港しました。折角なのでマダレーヌ諸島のカブリア島の綺麗な入江のカラ・ナポリターナでアンカーを打ってお昼を食べてからローマに向かいました。
130NM 約22時間の航海を平田さんと二人で楽しみました。日中はシャツ1枚でも暑いのですが夜間は冷え込み大分寒い思いをしました。
丁度新月で満天の星空を見ながらの航海は格別でした。奥様方は満天の星空に感激したようですがその後一度もデッキに上がることはありませんでした。
ローマでは1日平田夫妻とご一緒にランチを食べてショッピングを楽しみました。平田夫妻は此処で下船され帰国の途につきました。
私より10歳も年上の平田さんの体力、気力には敬服致しました。艇でも色々お手伝いをして頂き感謝しております。
平田夫人の百合子さんは英語、フランス語はもとよりイタリア語も堪能で十二分に現地を楽しむことが出来ました。
カリアリからローマまでご一緒に楽しく付き合って頂き有難うございました。
 我々は28日に来る予定の三田ヨット倶楽部の柴崎、中里両氏を待ってイタリア半島をマルタ島に向けて徐々に南下して行く予定です。

1.カンニジョーネのマリーナ横の海岸線からマダレーヌ諸島を望む
2.アントニオ宅にて
3.カラ・ナポリターナの入江にて

 ローマにて
 松崎義邦




(ID# 190)

2012/5/19(土) Porto Cervo

皆様に



お陰様でヨーロッパクルーズの3年目も順調にスタートをきることが出来ました。

今年は学習院ヨット部OBの平田夫妻がカリアリのスタートからローマまでの間ご一緒
することになりました。

半年越冬したカリアリでは一昨年フランスで知り合ったPaolo夫妻に平田夫妻含めて
大歓迎をして頂きました。

出航に先立っての準備も手伝って頂き大変助かりました。

5月11日にカリアリを出港してカンニジョーネまで昨年通った航路を辿ります。途中
マリーナは昨年入らなかったヴィラシミウス、ポルト・チェルボそして昨年も立ち
寄ったサンタ・マリーナ・ナベレッセ、ラカレッタに寄りました。

晴天には恵まれていますが未だ5月の天気で時折北西風の強風マエストロが吹いたり
したりして不安定になります。風の強い時はマリーナで通過を待ちながら内陸を観光
したりしています。

サンタ・マリーナ・ナベレッセでは無人島の入江でアンカーを打って泳ぎましたがク
ラゲに刺されしんどい思いもしました。

昨日ポルト・チェルボに着き豪華なマリーナを堪能しています。

暫らくコスタ・エスメラルダ周辺を楽しんで今月25日迄にはローマに渡る予定をして
います。

平田夫妻も航海を楽しんで頂いているようです。平田さんは真っ黒になり顔の皮は一
皮剥けてしまいました。

そして奥様の百合子さんは明るくてイタリア語が堪能で助かっています。

明日はカンニジョーネに行き昨年お世話になったAntonioさんと再会する予定です。



CAVOK日誌と写真を添付致します。



1.5月8日 Cagliari “Portus Karalis” マリーナにて 平田さん夫妻、Paolo奥さ
んと

2.5月10日 Noraの遺跡

3.5月14日 山岳地帯の放牧

4.5月17日 Porto Cervoにて

5.5月10日 海岸風景



今年も皆様とご一緒に航海出来たらと思っていますので宜しくお願い致します。



Porto Cervoにて

松崎義邦






(ID# 178)


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