CAVOK日記
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2017/8/1 (火) Corfu 快晴 微風

 午前中メールの整理をした後、ジョン、エバにお別れの挨拶に行く。彼らはグービアを出た直ぐ脇の錨泊地に繋留する予定だ。
 昼過ぎにメカニックが来てエンジンカットのSWを見るが異常が無いのでCRCをかけてスムースにするだけで終わった。そしてエンジンカットSWでエンジンカットできない時にカットする方法を教えてもらった。
 お昼は具沢山のラーメンを頂く。
 ランドリーに出した洗濯物を取りに行く。
 夕方颯君とプールで泳いでシャワーを浴びてすっきりする。夕食は辛めのカレーライスを頂くが暑さの厳しかった一日にピッタリだった。


(ID# 1022)
2017/7/31 (月) Erikoussa~Gouvia(28NM) 快晴 微風

 10時に出港予定にして岸に上がる。コーヒー、ジュース、パンケーキの朝食をご馳走になる。サンドロ、フランカはじめ皆さんにお礼とお別れの挨拶をする。
 6月4日にエリクーサ島に寄ってから出入りしたものの2か月お世話になったことになる。その間コルフ島のグービアマリーナに艇を置かせて頂いたり、毎食ご馳走になったり大変よくして頂いた。感謝でいっぱいだ。
 艇に戻る時昨晩約束していたカタリーナが泳いでCAVOK5に来ることになっていた。
 颯と一緒に泳いでくる。ご両親も一緒に、そしてギリシャ人夫婦も一緒にそして最後にサンドロ、フランカまで艇に来てくれる。
 艇で日本茶をご馳走してからお別れをする。皆さんフレンドリーで優しい方々で素敵な出会いだった。  私は腰が悪いので正田さんと悦子に任せてグービアマリーナに戻る。
 ジョン、エバのデスティニー号が既にマリーナに入っていた。
 16時にC-31に舫う。エンジンを切る時カットオフのSWを押しても切れない何度かやっているうちに切れたが修理が必要となる。
 ジョン、エバに夕食を招待してもらう。約束の19時に悦子はマッシュルームのアヒージョとお稲荷さんを作って、私はロゼと白ワイン、ビールをもってお邪魔する。オーストラリア人のご夫婦も一緒だ。オーストラリア人夫妻はアフリカや中近東で長い事仕事をしてたそうだ。
 リタイア後、香港から西廻りでソマリア沖を護送船団を組んで通過して、スエズ運河経由で来たそうだ。
 ジョン、エバとは2013年トルコで会って以来4回目の出会いとなる。良き人たちだ。
 すっかりご馳走になり23時過ぎに艇に戻る。


(ID# 1021)
2017/7/30 (日) Erikoussa 快晴

 今日は一日のんびりエリクーサ島でも錨泊を楽しむことにする。
 颯は岸に泳いで行ったり来たりして遊んでいる。カヌーを借りて一人で漕いでいたが上手に漕げないこともあって風に流される。ギックリ腰の私に代わって正田さんがゴムボートで助けに行ってくれた。
 お昼は鶏の丸焼きの残りを使ったラーメンを頂く。相変わらず腰は痛いが無重力の状態になるのと同時に腰を冷やすので泳ぐ。泳いでいるときは腰の痛みは感じない。
 岸に上がり今晩の食事の予約をする。
 8時に上陸して皆さんとお話しするが友達が増える。ギリシャ人の医者の夫婦Diplos、彼らはテッサロニキの近くに住んでいるそうで7歳のお嬢さんマレーナと一緒だった。
 来年テッサロニキに行く予定している旨お話したら是非寄ってくれとの事だった イタリア人はボーローニャ近郊に住んでいるMassimo,Federica夫妻とは子供を通じて仲良くなった。彼らのお子さんカタリーナは10歳で颯と同じ年で一緒に遊んだ。颯も大したもので、ほとんどできない英語の単語を使い遊んでいる。時々意味を聞きに来たり、どう言ったら良いのか聞きに来る。
 折り紙のお土産をカタリーナは大変喜んでくれる。颯は羽ばたき鶴の折り方を教えてあげていた。
 両親も興味深く見ていた。礼儀正しい良い子だと褒めてくれた。
 颯は物怖じしないで積極果敢だ。お店でも教えると自分で注文したり立派なものだ。
 アテネ近郊に住んでいるワイン類の輸出入しているギリシャ人は写真が趣味で撮った写真を送ってくれるという事だった。
 夕食は10時過ぎから始まるが、スパゲティネグロ・ランゴステインがとても美味しかった。サンドロがシェフのアンナローザにカジキマグロのしゃぶしゃぶを作らせたようだがしゃぶしゃぶとは残念ながらちょっと違っていた。サンドロが我が家に来た時やった金目のしゃぶしゃぶの真似をしたようだが、薄く切らないでブロックのままの湯引きみたいなものだった。しゃぶしゃぶの説明をしておいた。
 24時過ぎに艇に戻る。


(ID# 1020)
2017/7/29 (土) Gouvia~Erikoussa(28NM)  快晴 微風

 朝7時に出港を予定していたが私は寝坊して起こされる。自転車をしまう時ギックリ腰をやってしまう。うっかりミスだ。
 歩けないことはないが痛みがありまともではない。
 正田さんに大半の作業をやってもらうことになってしまった。
 7:20に舫いを解く。通いなれたコースを岸辺の景色を見ながら機走する。
 私は横になり正田さんに操船をお願いする。
 12:30にエリクーサの湾にアンカーを打つ。前回より錨泊艇は少なく5隻だけだった。
悦子は早速潜ってアンカーの状態を見に行くが爪の半分が潜って半分が出ている状態だった。再度打ち直すが同じ状態に又なった。風も強く吹かないので良しとする。水深4mで20mチェーンを伸ばす。
 お昼にざるそばとおむすびを頂く。
 食後颯はシュノーケルつけて泳ぐ。海岸まで一人で泳いで行った。
 その後ラバーボートで上陸してサンドロとフランカに挨拶して今晩の夕食の打ち合わせをする。今日はフランカのお誕生会で悦子は寿司を作る予定だ。
 戻ってから颯は魚に餌付けして遊ぶ。私はギックリ腰で躊躇したが泳ぎは腰に負担をかけないだろうと泳ぐ。泳ぎにはギックリ腰には影響なかった。逆に良くなった気がした。
 艇で悦子がおいなりさんを20個ほど作った後、18時過ぎに岸に上がり悦子と正田さんはコックのアンナローザと寿司を作る。
 フランカの誕生日会には20人ほどの来客が集まる。私も8月だが29日生まれという事で一緒に祝ってくれた。料理はピザと寿司のお料理が並ぶ。寿司の評判はすこぶる良い。
 颯も来客の人たちと片言の単語で気後れなく話している。
 同じ10歳の女の子もいて一緒に踊ったりもしていた。礼儀正しい子とお母さん方に褒められていた。
 まだまだパーティーは続いていたが24時過ぎに艇に戻る。ぐっすりだ。


(ID# 1019)
2017/7/28 (金) Corfu 快晴

 最初の予定では今日エリクーサ島に行く予定であったが風がやや強い予報だったのと皆さんの長旅の疲れ具合を勘案してもう一泊することにする。
 朝食後8:30に旧市街にレンタカーで行く。旧要塞の下にあるMandraki Marinaに寄る。エバからデスティニー号をMandraki Marinaに移動するとの連絡があったので寄ってみたが未だ着いていなかった。
 その後ビザンチン時代に建てられた旧要塞を見学した後ハプスブルク家の皇妃エリザベートによって建てられたアヒリオン宮殿を見学する。
 エバからメールが入り現在Kalaminの入り江に居て今日Mandrakiに移動するとの事だったので再会を諦める。
 レンタカーの返却時間が14時なのでグービアマリーナに戻る。途中ABスーパーマーケットで明日からの食料の買い出しをする。
 艇に戻ってから買って来たばかりの鳥の丸焼きとソーメンをビールで頂く。生姜の入った麺つゆで食べるソーメンは海では極上の味がした。
 孫の颯は早速水着に着替え早くプールへ行こうと催促をする。
 食休みもそこそこにプールに行く。夏休みのせいか子供が多い。颯もプールに入った切り出てこない。そのうち正田さんと悦子がプールサイドにきてコーヒーフラッペを飲みながらのんびりした午後をプールサイドで過ごす。
 キノコのアヒジョーを冷えたビールで楽しんだ後、夕食にステーキを頂く。日本の肉には敵わないがまあまあの味だった。
 夜ジントニックを飲みながら夜更けを楽しんだ。


(ID# 1018)
2017/7/27 (木) Corfu 快晴

 今日は朝からデッキ洗いをする。
 午後になると風が強くなってきたので船首からの舫いをもう一本取る。30ノット近い風がマリーナ内でも一時的に吹く。
 レンタカーを近くの安いレンタカー屋に借りに行くが既に出払ってないとの事、仕方なくマリーナ内の高いレンタカー屋に行く。ここでも1台だけ空きがあるとの事で借りる。
 安いところでは一日40€だったがここでは64€だった。クルマはフィアットのプントだった。
 買い物を近くのABスパーマーケットでしてから、空港に悦子達を迎えに行く。
 19時着予定の便だが30分遅れで到着する。
 到着口で待っていると荷物の到着を待っている悦子が元気な声で呼んでくれた。颯も正田さんも長旅にかかわらず元気な姿で出てきた。彼らは成田空港からイスタンブール経由アテネに着いた。アテネで長いインターバルがあってコルフまで飛んできている。長旅お疲れ様だ。
 途中ビザンチン時代に作られた旧要塞を廻ってマリーナに着く。
 皆さん疲れているといるのとお腹も空いてないという事なので、夕食はベーカリーでサンドイッチと野菜サラダを買ってビールで食べる。冷えたビールが美味しい。
 夜風が心地良い。
 その後艇内で生ハムをおつまみにしてスパークリングワインで到着を祝う。


(ID# 1017)
2017/7/26 (水) Corfu 快晴

明日悦子たちが来るのでシーツ等をランドリーに出す。一日艇の清掃と整理に通やす

(ID# 1016)
2017/7/25 (火) Corfu 快晴

 夜中に雷雲が通過して稲光と雷鳴があったが、朝起きてみると雷雲も消え快晴だった。 ジャンが誘ってくれクロワッサンの朝食をマリーナの出たところにあるベーカリーの店先のテーブルで食べる。彼らは10時頃出港してエリクーサ島に行くとの事だった。
 午前中にウインチの修理終わる。工賃は作業時間で決まる。4時間作業と部品代で180€だった。時間単価40€で部品代20€という事だった。
 午後はCAVOK5航海日誌を纏めて皆さんに配布する。


(ID# 1015)
2017/7/24 (月) Erikoussa~Corfu(28NM) 朝もや,晴れ 微風

 朝上陸してさよならの挨拶する。とは言っても悦子たちが来たら又お邪魔することにしている。丁度サンドロの艇もグービアマリーナに今日行って一泊して帰る予定なので彼のバースが使えないかと思っていたがサンドロ艇のスキッパーのスピード自分の属している会社がチャーターヨットもやっているのでその空きバースにサンドロの艇を入れてCAVOK5がバースが使えるようにしてくれた。
 皆さん本当に親切だ。
 John,Evaにも挨拶して10:15にアンカーを揚げる。朝方暫く靄が強く視界が悪かったので見張りに気を使った。
 14:30にグービアマリーナに舫いをとる。今度はマレティモで会ったジャンが待っていてくれプールサイドでビールをご馳走になり行き先について情報交換をする。彼の奥さんのパトリシアは昨日帰国した。
 右舷のウインチがマニュアルで動かなくなったのでスピードにKlousに連絡してもらう。スタンチューブ交換をしてもらった同じメカ来て分解してみるが中のピンが破損しているとの事で持ち帰り明日取り付けることになった。
 ジャンに夕食を誘われていたが先にフランス艇のマディソンと夕食の約束をしていたので断った。
 夕食は旧市街にある前にも言ったことのある“REX”に行く。


(ID# 1013)
2017/7/23 (日) Erikoussa 快晴

 サンドロの息子家族がバルセロナから、そしてお嬢さんがミラノから来る日だ。
 そしてデスティニー号のJohn,Evaが南イタリアのS.Maria Di Leucaからここに17時頃着くとの連絡もあった。(デスティニー号は2013年に出会い3週間ほど一緒にイスタンブールからクルージングしたり、その後シチリアで2回ほど会ったりしている。) 朝上陸して今日帰るKaterinaさんと彼女のお友達で同じ名前のKaterinaさんにお別れの挨拶をする。
 午後うとうとしているとデスティニー号が脇に着て到着を知らせてくれた。早速ボートを降ろし彼の艇に行き再会を祝す。今晩サンドロのところで晩御飯を一緒にすることにした。
 夕食の前に庭に皆さん集まりグラス片手に自己紹介をしてから一杯楽しむ。
 食事が終わってからサンドロ家族のテーブルに行ってチプロを頂く。チプロはクレタ島ではラキと呼んでいるがイタリアのグラッパと同じでブドウの絞りかすから作った蒸留酒だ。
 サンドラ家のホスピタリティにJohn,Evaも大変喜んでくれた。
 0時過ぎに艇に戻る。


(ID# 1012)
2017/7/22 (土) Erikoussa-Othoni-Erikoussa 快晴 微風

今日は新しく雇ったスキッパーのスピードがお客さんを乗せて隣のOthoni島に行くことになっている。私もサンドロとフランカと一緒にCAVOK5で行く。彼らは自分の船に乗らず私の艇に乗ってホリデイだと言ってのんびり楽しんでくれた。
オトーニ島に通称カリプソと呼んでいる海の色がクリスタルブルーでそこまで綺麗に見える海岸がある。人気のある場所で結構な数の艇がアンカーを打っている。
其処に我々もアンカーを打ち泳いでサンドロ艇でお昼を頂く。パルマハム、とブレッドをロゼワインで頂く。イタリアからのパルマハムという事で実に美味しく頂いた。
すっかり女優さんのKaterinaとも親しくなり、アテネに来た折には一緒に食事をしようという事になった。
18時に戻ってきた。サンドロとフランカを陸に送った後、眠気が襲って来てそのままコクピットで転寝をする。
今日もご馳走になり23時過ぎに艇に戻りぐっすり休む。


(ID# 1011)
2017/7/21 (金) Erikoussa 快晴

 今日もサンドロ宅にお世話になりながら錨泊を楽しむ。
 何時もの様に10時前に陸に上がりサンドロ宅でコーヒーをご馳走になり、PCの充電とWIFIを使わせてもらう。
お昼にスパゲティポモドーロをご馳走になってから艇に戻り昼寝したりしながらのんびり過ごす。午後アテネからの女性2人泳いでくる。フルーツと柿の種を出す。感じの良い女性だ。サンドロの話では一人はギリシャでは名の通っている女優さんだそうだ。
水が奇麗なので泳ぐと気持ち良い。熱くなった体を冷やすのにも一番だ。
サンドロは自分で艇を動かすのが大変なったという事でスキッパーを雇うことにしていた。その彼が今日到着してサンドロと打合せをする。サンドロの艇は現在マリーナ建設中の港に繋留してある。
今晩もサンドロ宅で夕飯をご馳走になる。ホテルに宿泊している人たちと同じメニューなのでフルコースを毎日頂いている。サンドロ夫妻と同じテーブルで頂いているが二人とも時々ほかのテーブルに行って世間話や料理の話をしてとっても自然な形で社交している。
 そしてイタリア人は人懐っこい。
 何時もの様に23時過ぎに艇に戻る。月の無い夜で満天星空の中天の川がはっきり見えた。


(ID# 1010)
2017/7/20 (木) Corfu~Erikoussa (28NM) 快晴 微風

 朝10時に舫を解き静かな海面をシングルハンドでエリクーサ島に向かう。微風且つ迎え風だったので全行程機走になる。
 15時に馴染みの錨泊地水深3.5mの砂地にアンカーを打つ。
 ラバーボートを降ろして早速サンドロのところに挨拶に行く。いつもとっても歓迎してくれる。
 ビールとコーヒーをご馳走になり今晩もお邪魔することにする。
 19時過ぎにお邪魔することにして艇に戻り泳いでから読書する。
 19時過ぎにラバーボートで港の方に着けて行く。スパークリングワインをサンドロと飲みながらアピタイザーを摘まむ。お客さんが多い。6つのテーブルが埋まっていた。
 食事はいつもフルコースで今日のメインはグルーパ(鯛の一種)だった。白ワインでサンドロ、フランカと一緒にご馳走になる。
 サンドロには自分の兄弟だと言って色々のテーブルを案内してくれる。アテネから来た若い2人の女性は明日CAVOK5迄泳いでくることになった。
 オーストリアから来たグループは2艇のカタマランで来ている。良くこの辺を知っていて教えてもらう。夜中12時少し前に艇に戻りぐっすり休む。安全な泊地での睡眠は気持ち良い。


(ID# 1009)
2017/7/19 (水) Corfu 快晴

 Dellのパソコンのリカバリー後WINDのインターネット接続ができなくなったので旧市街のWINDショプにバスで行く。最初の女性の店員さんは不案内であったが先日応対してくれた男の店員さんは良く知っていて直ぐ接続してくれるようにしてくれた。
 後はOutlookが通じないだけになったが、午後やってみるがうまく行かなかった。
 ゴムボートのオールを失くしたので一本買う。
 日課の泳ぎは続けている。
 夕食は“Argo”でオラーダのグリルを食べる。


(ID# 1008)
2017/7/18 (火) Corfu 快晴

 昨日と打って変わって気持ち良い青空だ。洗濯物もマリーナ内のランドリーに出す。このランドリーはセルフのシステムを使って洗濯屋さんがやってくれる。安くて便利だ。
 明日か明後日からエリクーサ島に行く予定なので買い出しをする。と言ってもSandroのところで晩御飯をご馳走になるので大した買い物はしなかった。
 これからの計画の詳細を練る。藤木さんが大型クルザーをフロリダで購入してエーゲ海に持ってきて9月にご一緒することになっている。その計画もする。
 することも特になくのんびりした一日を快晴下過ごした。
 夕食は“Argo” に今日も行き今日のスペシャル・骨付きポークのグリルとサラダを食べる。
 なかなか上手く焼いていてソースも美味しく上出来だった。


(ID# 1007)
2017/7/17 (月) Corfu 曇り

 朝マイクロソフトにチャットでの問い合わせをするが現在取り扱い出来ないという事で連絡取れず。色々ウエッブで調べてやってみてからOfficeを再インストールしたら出来た。  今まで同じことを何回もやったがうまく行かなかったのが何かの拍子で出来たという事か?良くわからないが兎に角PCが使えるようになったのでホットした。
パッセーラがガタガタするので木片を探してきてカットしてパッセーラの下に置くようにしてガタガタを止めるようにした。
悦子の居ない時の食事は仕入れた食材を順番に適当に食べることにしている。因みに今日のお昼はソーセージとマッシュルーム、ズッキーニを炒めて、茹で卵とお餅という具合だ。
この3日間はパソコンの回復で座っていることが多かったので自由時間を作ることにした。
ミレニアムを読み切った。面白い本だった。
日課の泳ぎは健康のためにも毎日続けている。
今晩は外食にする。馴染みのレストラン“Argo” でグリークサラダ、ムール貝、イワシのグリルを白ワインで楽しんだ。
帰りに女性から声を掛けられ白髪を誉めてくれた。フランス人で息子二人は日本語を勉強中だそうだ。感じ良いフランス人だった。


(ID# 1006)
2017/7/16 (日) Corfu 晴れ後曇り一時雨

 日曜日でチャーターヨットが出港していく。
 夏休みのせいか小さなお子さんを連れている家族が多い。おじいちゃん、おばあちゃんも孫の面倒を見ながら楽しんでいる。
 今日はコンピュターへのかかりきりは止めにする。とはいってもDellに電話してOfficeのインストールの不具合を話す。長電話になるので電話代もバカにならない。遠隔操作でやってもらうが結局マイクロソフトのソフトの問題という事で打ち切りになる。明日マイクロソフトに電話してみることにする。
 お昼もいつものバーでバゲットをビールで食べる。こちらでは白髭に人気があり、白ひげをお客さんが誉めてくれた。悪い気分ではない。
 ラバーボートの空気入れの送風口が上手くボートに合わなかったが工夫して合うようにして入れた。又パッセーラの取り付けのボルトを締める。艇の内側にナットがあるので結構大変な作業になる。
 折角のんびり時間を楽しむつもりなので適当に休むことにする。小説ミレニアムが面白いので風に吹かれながら読む。素敵な時間だ。
 プールで泳ぐ日課の運動をしてからおつまみを作りコックピットでやる。そのまま夕食は野菜サラダとビーフステーキを焼き食べる。


(ID# 1005)
2017/7/15 (土) Corfu 快晴

 今日は何とかPCを直すことにする。幸いこちらのWINDショップが土曜でも空いていると聞いたので、バスで旧市街地にあるWINDショップに行く。親切な定員さんでインターネットを開通してくれた。
 ついでにマイクロソフトのOfficeが上手くいかないので再インストールをお店でやらせてもらう。散々時間を使ったうえインストール出来てない。諦めてバスで帰る。
 グービアのスパーで買い物をしてお昼を艇で食べる。ステーキ用のお肉も買った。ヒレがあるか聞いたがヒレ肉は置いてなかった。
 午後は艇の前のバーでPCと闘うが成果無し。もう一度初期化する。
 長い間PCばかりでは体に悪いので18時過ぎに止めてプールで泳いでからステーキを食べる。
 食後再度バーに行き今度はOfficeの再インストールをする。インストール終了のメッセージが出たのだが、又動かず時間も23時過ぎになったので今日は諦めて艇に戻る。


(ID# 1004)
2017/7/14 (金) Corfu 快晴

 朝10時にPatriciaの艇にコーヒーの招待を受ける。フランスから友人が来てこれからPaxoi島に行くそうだ。22日に戻ってくるという事なので再会を約す。とてもおっとりしたご主人のJeanさんと素敵な夫婦だ。情報も色々頂く。
 午前中はトイレの部品を新品と交換する。弁の所にカルシュームみたいな塊がびっしりとついていた。毎年これは代えるべきだと思った。
 ビルジがなくなりビルジポンプの音が聞こえ無くなって気持ち良い。調子悪くなっていたボーズのスピカーからも音が出るようになった。
 次から次へとやることがあって結構忙しい。
 お昼はお餅をフライパンで焼いてソーセージと野菜サラダで食べる。お昼のビールは控えている。
 午後コンピュターの初期化をするがOfficeのインストールが上手くいかず、時間だけ食う。4,5時間苦戦したがインストール出来ず明日再挑戦することにした。夕食はPCと闘いながらマリーナのバーで、簡単にクラブサンドウイッチで済ます。
 23時過ぎに諦めてシャワーを浴びて一杯飲んで寝る。


(ID# 1003)
2017/7/13 (木) Corfu 快晴

 10時に給水用アキュムレターの修理に来る約束なので待つ。その間チャンドラーに行ってラバーボートの空気入れの部品や舫いロープ、ゴムボートのオール、オールを止めるナット、トイレの部品等々細々したものを購入する。
 お昼はアマノフーズのカレーライスを食べる。
 午後に給水アキュムレターの取り付けも終わり外注の修理は終わった。
 船と陸との渡り用の梯子をパッセーラというがそれを使いやすくするため上からパッセーラを釣っているロープにゴムを入れて調整したり、船内のシャットオフコックの動きをスムースにしたり諸々の作業をする。まだまだやることはあるのだが17時以降はゆっくりすることにして作業を中断してプールで泳いでから生ビーで喉を潤おす。
 夕食はダルマチアン・生ハムで赤ワインを楽しんだ後、大盛の野菜サラダと茹でソーセージを食べる。簡単な一人の食事だ。
 今日は夕方になっても暑い。この二日はここでも大変暑い日だったそうだ。
 明日から少し暑さも和らぐとの事だ。


(ID# 1002)
2017/7/12 (水) Corfu 快晴 微風

 朝Klouseに電話してスタンチューブの交換を依頼する。10時にメカニックが来て交換を始めるがプロペラのシャフトについているジンクが邪魔してシャフトを必要な距離を動かせないのでダイバーに頼んでジンクをずらしてもらい取り付けを終わる。これでビルジの問題が解決した。
 もう一つ給水ポンプが水を出すとき常に作動するので其処も見てもらう。彼はかなり詳しいメカニックでこれも悪い部分を直ぐ見つけてくれた。アキュムレターの中のゴム風船が破損していた。部品が無いので明日修理することになった。
 ヨットは常に何か不都合が起こるがこれを一つ一つ直していくのが気持ち良い。
 お昼はカレーライスで済ます。
 午後は雑用をしたり買い物をしたりして過ごす。エリクーサ島から用事でコルフ島に来たFrancaが寄ってくれる。いつエリクーサ島に来るのか催促してくれる。
夕方プールに行くとJeanさんの奥さんのPatriciaさんが居て夕食を誘ってくれる。
 21時前に行ってJean夫妻と息子さんの4人であれこれ航海の話をしながら食事を楽しむ。これから行く方面の良い泊地を教えてもらったりする。結局ご馳走してもらった。
 明日はコルフ島内を観光するとの事で明後日彼らが出港する前10時にお茶をご一緒することを約してお別れする。


(ID# 1001)
2017/7/11 (火) Corfu 快晴 微風

 朝9時からPort Authorityが開くとの事だったので、荷物を持って直ぐ出発できるように朝食をマリーナのコーヒーショップで食べる。11:20コルフ島発の便なので艇の入国検査とその後本港に行って我々の入国検査をしなければいけないのでぎりぎりの時間になる。
 出入国検査をする場所について特別な例が所どころありその一例が今回のギリシャ出入国のコルフ島だ。
 通常は出入国管理できる港に入り、かつ決められた所定の位置(黄色のマークで表示してある)に繋留してそこで出入国の検査が終わり初めてマリーナに入る。ところがここは便宜を図ってくれてマリーナに入港してそこで艇の入国検査ができる。乗員に関しては艇の入港書類をもらって本港の出入港管理事務所に行ってパスポートにスタンプを押してもらう。
 我々は昨日マリーナに入港したが昨日はハーバーマスターが居なく艇の入国が出来なくて今朝の入国になる。
 時間が無いので早めに8時過ぎにAuthorityに行ってみると既に一人が開くのを待っている。
 彼に確認すると8:30に開くとの事だったので私も並んで手続きするが一人20分以上かかり9:20に手続きが終わる。その足でタクシーに乗り本港に行く。(こういう時に限って2分おきに来るタクシーが来ない)本港は5隻ほど大型客船が入港してロビーは人でいっぱいだ。いつもは裏口から入って手続きしていたのだが、表から出入国管理事務所に行くようにとの事だ。諦めて表から行って係員に説明すると待てとの事。こちらは10時近くになり心配だ。20分ほど待つと案内してくれた。其処での審査はPort Authorityから連絡が来ていたのでスムースに終わり、空港にタクシーで飛ばす。何とか出発の50分前に到着して無事悦子はアテネに飛び立っていった。
 私はバスで旧市街地に出てI PadのSIMカードを買って艇に戻る。お昼をマリーナの近くのタベルナでスパゲティ・ナポリターナを食べる。
 午後ビルジの原因を調べに来てくれることになっていたので床板をはがして再検査して待つ。Sandroが連絡しておいてくれたKlouseの代理人が来てみてくれる。彼は直ぐ原因を見つけてくれた。
 私はスタンチューブからの漏れはないと思っていたが、原因はそこでスタンチューブがある隔壁から直にビルジポンプの溜まる場所にパイプが引かれていて直接ビルジ溜まりにビルジが流れるようになっていた。従って見た目にはビルジが無いのでスタンチューブからの漏れでは無いと思っていたが、彼がスタンチューブ直接を触って濡れているのを教えてくれ、ここからだと断定してくれた。
 オズモシス(FRPが水の浸食によって劣化する現象)やキールの取り付け部分からのビルジでなくほっとした。
 一応暫くビルジの流れを確認してスタンチューブの修理をお願いすることにした。
 床のマットとデッキの水洗いをする。非常に暑い日なので途中自ら水をかぶりながら作業する。洗濯物も溜まったのでここのランドリーに出す。
 一仕事した後冷やしてあったメロンを半分食べてからプールでひと泳ぎして体を冷やす。
 夕暮れ時はコックピットで読書を楽しんで9時過ぎにマリーナのレストランに食事に行く。ここで偶然にも昨年シシリア島のマレティモでお会いしたJean夫妻に声を掛けられる。
 私の方は覚えていなかったがJean夫妻は覚えていてくれた。偶然のめぐり逢いが結構ある。


(ID# 1000)
2017/7/10 (月) Erikoussa~Corfu(Gouvia)(28NM) 快晴,北微風

 朝起きるとひどい霧で隣の艇が見えない。8時に朝食に招待されていたがこの状況では海に出れないので暫く待つと霧が薄くなり青空が出てきた。
 上陸してフランカ宅で朝食をご馳走になる。悦子の母が骨折したとの連絡があったので日程を変更して悦子は早く帰国することになり航空券の日にちの変更を行う。又フランカがバースをGuvia Marinaに持っていて彼の艇はErikoussaに来ているので彼のバースを貸してくれることになった。グービアマリーナは一日72€するので大変助かる。
昨日ご一緒したミラノ近郊から来ていたご婦人方にもお別れのご挨拶をして11:00にアンカーを揚げる。砂地の底がしっかり見える綺麗な海だ。
 穏やかな海を機走する。行き交う艇が多い。
 16時前にGouvia Marinaに入りガソリンスタンドで給油する。今回はエンジンの回転を揚げなかったのと機帆走も多かったので燃費は2L/Hだった。
 その後C 31のフランカのバースに16:20に舫う。ここのスタッフも親切だ。
 艇を舫うとフランカが連絡しておいてくれたメカニックの奥さんが来ていてくれ明日午後にメカニックが来てくれ見てもらう事にする。ビルジが入り海水なので精密検査をすることにしている。
アルバニアからギリシャに入ったので入国検査が必要だがここはマリーナに艇を停泊させて出来る。国によって呼び方が違うのだがここは艇の出入国の管理はPort Authorityがやっているが17時迄やっているのが16:30に行ったらクローズという事で手続きが出来なかった。明日悦子が11:20コルフ発の便で帰るので入国手続き含めて忙しくなる。
 夕食は明日悦子が帰国するので、艇の残りの惣菜をオムレツにして頂く。
 

(ID# 999)
2017/7/9 (日) Erikoussa 快晴 微風

 起床してデッキに出る。今日も快晴、海の上での朝は最高だ。
 今日は何もしない日だ。夕方前回と同様寿司の注文があり悦子が料理することになっている。
 朝食に焼きおにぎりを味噌汁で頂いた後、昨日オールを海に落としたみたいなので泳で探す。透明度は良いのだがどこで落としたのか分からず見つけることは出来なかった。
 お昼には冷やしうどんを頂き、読書と惰眠をむさぼった後ラバーボートで上陸して浜辺の店でお茶を飲みながらWIFIを使う。
  夕方浜に上陸してサンドロ宅の厨房で悦子はシェフのアマリーサとコックの人達と一緒になり稲荷寿司、巻鮨、握り寿司を料理する。お客さん入れて総勢11名だった。寿司はどちらかと云うと前菜でその後シェフの自慢のイタリア料理が出てきた。美味しいので総て頂いてお腹一杯になる。彼は辛丹波の純米酒を用意してくれた。
 11時過ぎにラバーボートで艇に戻る。


(ID# 998)
2017/7/8 (土) Vlore~Erikoussa(50NM) 快晴 北微風

 今日も典型的な夏のイオニア海の天候で良いお天気だ。風は午後から吹いてくるパターンになっている。
 出国手続きは昨日終了しているのでそのまま出国だ。07:20に舫いを解く。出入り口が狭く浅いので用心深く昨日の入港経路をGPSの航跡を辿りながら出港する。
 湾内を10NM程戻る形で北上した後、半島を越えて南下することになる。静かな湾内で朝食に鮭と昆布のお握りを味噌汁で頂く。
 半島を越えると良い風になり1時間程セーリングするがその後風が無くなり機走する。
 お昼はラーメンをビールで頂く、セーリングでは食事は楽しみだ。
 15:30にエリクーサ島の入り江にアンカーを打つ。砂地で遠浅で打ちやすい。既に20艇程アンカーを打っていた。
 ここは前回もお邪魔したサンドロ、フランカの別荘があるので上陸して再会を祝す。
 夕食の招待を受ける。彼の友人たちと同じテーブルでトマトの冷製、イエローテールのカルパッチョ、エビのリゾット、タラ料理をロゼワインで頂く。シェフのアマリーサは若いが熱心で料理も上手ですべて美味しく頂いた。最後はクレームビュルレとグラッパだった。大満足で月光に照らされた海面をラバーボートで艇に戻る。


(ID# 997)
2017/7/6 (木) Budva~Vlora(120NM) 快晴 北西順風から微風

 10時前にカスタムの岸壁に艇を移す。昨晩入国して今朝出国の手続きだ。我々だけが出国艇と出国者だがこの手続きに時間が掛かる。ハーバーマスターがいてここで艇の出国手続きをしてそれが終わると、次に警察で我々の出国手続きをしてその後通関するのだが、書類を作るのに大層時間が掛かる。結局30分以上かかった。非常に非合理な方法を取っている。
 ここは出入国の手続きが出来るが場所によってはエージェントが手続きを代行してくれるが経費を取られる。
 すべて終わって海に出るとほっとする。
 お昼にキツネうどんを頂いた後良い風が斜め後ろから吹き出し快調なセーリングが始まる。夕方8時過ぎまで7時間程吹き続けてくれた。
 6ノット前後の速度で気持ち良いセーリングを楽しむ。
 夕食はワンプレートにポテトサラダ、ポークグリルとご飯をのせて頂く。波が出てきてローリングするので手に持って食べられるようにワンプレートにしてくれた。今晩は徹夜なのでビールは控えた。
 途中風が無くなり5時間程機走するが夜半に良い風が吹き出し月夜の晩のセーリングが楽しめた。月明かりは明るく夜の航海とは思えないほどだ。
 朝方4時に月は沈み、その後薄暮が始まり05:23には雲一つない空に太陽が顔を出した。
 順調に来たのでこのままだと早朝にマリーナ着になるので時間調整をして、朝方風が落ちて3ノット前後の速度になったがそのままセーリングする。
 11:45にVloraのOrikumマリーナに舫う。前回来て顔見知りになったマネジャーが舫いを取ってくれた。
 ここでは彼がエージェントもやっていて出入国の手配をしてくれる。助かるが今回は入国して明日早朝出国なのだが出入りで80€の手続き料がとられる。
 悦子の母が骨折して入院したとの連絡が娘から入ったので悦子は急遽帰国を早めることにしたのでコルフ島まで急いでいる。
 日本語を勉強中のイタリア人女性(ココロさん)が可愛らしく声を掛けてくれる。名刺をあげて日本に来たら電話するよう話す。
 夕食は前回も行ったお気に入りのレストラン“Tiku & Mato”でエクストラサラダ、ムール貝セラーズ風、グリルドカラマリ、フレッシュトマトのスパゲティーを白ワインで食べ今日もとても新鮮で美味しかった。特にムール貝の身はふっくらして今までで一番美味しい位だった。二人で35€嬉しくなる。
 帰りの夜道に歩道が無く危険なので懐中電灯を照らしながら帰る。


(ID# 995)
2017/7/5 (水) Cavtat~Budva(37NM) 快晴 北よりの微風

 出国手続きは8時からという事なので07:40にカスタム用岸壁に舫い手続きをして08:20に舫いを解く。
 クロアチアに来て4回目のチャブタットなので別れの寂しさを感じた。
 ブダバ(Budva)も出入港管理が15時までという事なので急ぐ。幸い追風になり全行程機帆走で14:40に着きカスタム岸壁で舫って入国手続きをする。手続き終了後マリーナに艇を移す。
 ブダバは長いビーチ沿いにある町で大変活気のある大きなリゾート地だ。一面ビーチパラソルが立ち並び沢山の観光客、海水浴客で賑わっている。
 マリーナのスタッフも親切で気持ち良い。オフィッスではコーヒーと冷たいお水のサービスしてくれた。シャワーする前に泳ぐ。シャワーした後、海辺のバーで飲んでいると店員が来て店のマスターが私の写真を取りたいが良いかと聞いてきた。勿論OKと答えるとマスターが来て数枚撮ってビールをサービスしてくれた。その後又別のお客さんが来て一緒に写真を撮りたいと言って来たので勿論OKした。結構地中海では髭が人気あるようだ。
 港で新鮮なプローンを売っていたので500g9€で買う。安い。
 夕暮れ時は仕入れたプローンを茹でて、それをチリソースにつけて食べる。美味しい。夕食はアボガドとトマトのサラダ、野菜サラダとソーセージのスープカレーを頂く。
 静かな夜を過ごす。
 明日はオールナイトのセーリングを楽しむ予定だ。月も丸くなり月明かりが楽しみだ。
 

(ID# 994)
2017/7/4 (火) Kobas~Cavtat(25NM) 快晴 北,北西10~15ノット

 相変わらず北風が15ノット以上吹いている。艇で朝食を済ました後、NikoレストランでPCの回復を試みるが上手くいかない。諦める。
 11:20にトーマスとブランカにサヨナラをして舫いを解く。本島と島の間を湖面の様な海面を後ろからの風を受けてセーリングを楽しむ。途中水上飛行機が着水して離陸していく。いわゆるタッチ&ゴーだ。本島の方で煙が前上がっていて山火事の様でそれの消火のためのフライトの様だった。何回もタッチ&ゴーをする海面を横切るためタイミング調整に気を使った。
 チャブタットの湾に入り明日出国するだけなのでカスタム岸壁に舫う。出国手続きをしてから錨泊して明朝モンテネグロへ行く予定をしていたが、係員が来て出国手続きをしたら直ぐクロアチを出るか、明日であればカスタム岸壁以外に舫って明朝来るようにとの事だった。アシストが居ないでの、波がある中でのスターン着けは難しいので湾内にアンカーを打つ。ところが夕方になって観光船が近くのブイに舫う。こちらはアンカーを打っているので風が振れると観光船にぶつかるのでアンカーを揚げて再度岸壁に向かう。係員が居たので舫いをとってもらい岸壁に舫う。ところが顔見知りの係留の係員が申し訳なさそうに一泊620KN(約1万1000円)と云う。6月は290KNだったのが3倍近く値上がりだ。彼も親切に錨泊すればフリーですよと教えてくれる。ばかばかしいので岸壁を離れ、再度アンカーを別の場所に打つ。ここで4回目のアンカー打ちになった。ここの錨泊地の底は泥なのでアンカーの効きは良い。12mの深さに40mチェーンを伸ばした。
 熱い体を海で冷やす。
 夕食は純日本食で鮭、椎茸の佃煮、雑魚山椒、アジ味噌そして柚子茶漬けそして味噌汁でご飯を頂く。白ワインが結構合った。


(ID# 993)
2017/7/3 (月) Mljet(Pomena)~Kobas(25NM)  晴れ 北10~20ノット

 朝食後トーマスの艇が出港した後、我々も10:40に舫いを解く。前日は狭い海峡を遠慮して遠回りしたが、聞いたところ問題ないという事で其処を通る。
 当初予報より弱い風だったが1時間程機帆走した後良い風になり帆走する。時折20ノットを越えるブローが吹き出したのでメインを1ポイントリーフする。
 お昼はヒールしているので簡単なラーメンをビールで頂く。
 15:10に小さな入り江のKobasにあるNikoレストランの桟橋にスターン着けする。
 風が強く着岸を心配していたが丁度風が治まっていて助かった。 既にトーマスの艇は入っていた。
 島と違ってここは水が使えるので洗濯とデッキの水洗いをする。雨が降ると土が混じっているようでデッキが汚れる。
 小さな村でレストランが海辺に散らばって4,5件ある。海の水もきれいで素敵な係留地だ。
 早速綺麗な海で泳ぎ、水浴びをする。気持ち良い。
 夕食はNikoで食べる。
 ムール貝や魚を入れてある生簀が桟橋にあり其処から料理の材料を出してくる。生簀から出してくるムール貝が美味しそうだ。
 店の主が料理の説明に来る。お奨めのムール貝、グリルドプローンとグリルドフィッシュそして白ワイン注文する。すべて鮮度が良く素朴な味付けだったが美味しく食べる。
 食後トーマスペアーとグラッパで夜を過ごす。とても知的なお二人で楽しい夜であった。
 彼は空手一段だそうで日本が好きだが未だ一度も行ったことが無いとの事だった。日本に来たときは是非連絡するよう約束する。
 風は相変わらず20ノット以上吹き続けているが艇の揺れは無い。


(ID# 992)
2017/7/2 (日) Korcula~Mljet(Pomena)(12NM) 晴れ後曇り 北北西順風

 今夕前線の尻尾の通過があるようなので今日はムリュト島のポメナの入り江にあるレストラン桟橋に舫うことにする。
 朝食後08:20にアンカーを揚げる。快晴の良いお天気だ。風も北寄りの風で10ノット前後吹いている。湾を抜けてから直ぐセーリングに移る。途中風が弱くなり速度も4ノットを切るようになったが、今日は目的地まで12NMの距離なのでノンビリセーリングを楽しむ。
 12:10にポメナのレストランが並んでいる店の岸壁にスターン着けする。レイドラインもある。
 レストランが数軒並んでいてそれぞれが客寄せで手招きしてくれる。その中で“ADIO”と云う名のレストランに着ける。
 早速このレストランでビールを飲んでから、艇でざるそばを頂く。蕎麦が美味しい。
 船底のビルジが気になり見ていると洗面器一杯分位溜まっていた。原因が分からないので困る。
 艇が着いてから暫くすると雲が出てきて一時的な小雨を降らす。天気雨みたいなものでその後青空が出たりする不規則な天気だ。今日も海水浴をしてからシャワーを浴びる。
 PCの回復に努める。メールは出来る様になったがインターネットが上手くいかない。時間ばかり取られて困る。
 隣にスロベニア人夫婦の艇が入ってきた。
 夕食はレストランでシーフードサラダ、ムール貝、イカのグリルとシーフード・スパゲティを白ワインで食べる。ムール貝の身は小さかったがふっくらして新鮮だった。イカは今までこちらで食べた中で一番美味しかったと思うぐらい鮮度も新しくグリル具合も丁度良く美味であった。すべて鮮度が良くそして味付けも上手で気に入った。お値段は60€、艇を係留して電気も使って係留代はフリーでのこの値段だった。
 隣のテーブルがスロベニア夫妻で食後、お話をした。夫のトーマスさんは日本が好きで空手初段だそうだ。彼らはアドリア海を冬夏関係なくセーリングを楽しんでいるとの事だった。明日彼らは本島のKobasに行くそうだ。彼らは艇をクロアチアのシベニックに置いてクロアチを熟知している。KobasにNikoと云うシーフードの美味しいレストランがあるので其処に行くとの事だった。我々もこの際一緒に行って美味しいシーフードを食べることにした。
 夜になると雷が遠くの空で光っていた。


(ID# 991)

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