CAVOK日記
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2018/9/16 (日) Leuca~Gallipoli 30NM 晴れ 順風

 今日は30NMの距離なので朝食のお握りを頂いてから舫いを解く。
 北風の順風で直ぐセールを揚げる。15ノット前後の風を受けてクローズドリーチで6ノット以上キープする。
 途中風が前に回りクローズホールドになったがセーリングを最後まで楽しんだ。
 ガリポリのガリポリ城を回り込んでMarina Blue Salentoのマリーナに入る。VHF9で呼び出したが暫くしてから返事をしてくれる。予約してあるかと聞かれた。いっぱいのようで予約をしておいて良かった。ここには3つほどマリーナがある。前もってサンドロに教えてもらったマリーナを予約しておいた。
 お昼を食べてなかったのでガリポリ城の前でシーフードとシーアーチャンのパスタを其々ビールで食べる。流石イタリア茹で具合もアルデンテ気味、味も満足だった。
 その後一つの島が城塞都市になっている旧市街に橋を渡って行く。ガリポリ城が橋を渡ったところにあり見学する。このお城は12世紀に東ローマ帝国の要塞として建設されその後アンジュー家、アラゴン王国、メッサピア、ノルマン、ベネチアと統治は推移している。
 私はその後17時からボーダフォーンショップがオープンするという事で行ってみるが日曜日で休みだった。そしてレセプションで艇の受付を済ます。63€だった。
 大田夫妻、立石夫妻のCAVOK5での最後の夕食を艇で取る。
 生ハムメロンから始まり野菜サラダ、ガリポリで手に入れたあさりのガーリック蒸、そしてツナのトマトソース味パスタを白と赤ワインで頂く。ガーリック味の新鮮なあさりは特別美味しかった。
 ここで太田夫妻、立石さんは離船するので荷造りをする。明日は我々が72NM先のクロトーネまで行くので早くやすむ。


(ID# 1170)
2018/9/15 (土) Othoni~Leuca 48NM 晴れ 微風

 朝7時に起きる。直ぐ出港の用意をして7:35に舫いを解く。悦子はその間朝食の準備をする。風が無く穏やかな海だ。出港してから朝食をとる。
 弱い向かい風の中機走するが風が気持よい。隣の艇も同じ目的地だったが先に出港していて既にいなかった。
 途中追い付くかと思ったが最後まで追いつけなかった。イオニア海の出入り口を横切っているので本船が多くなる。お昼にラタトゥイユを使ったオムレツとソーメンをビールで頂く。
 レウカに着く1時間前に半島に出来た入道雲の端っこが被ってきて小雨を降らすが入港前に青空になっていた。
 15:10に舫う。ギリシャとの時差がー時間ある。
 レウカは丁度イタリア半島の南東端なのでギリシャ方面の行き帰りの時に良く寄るマリーナだ。
 隣には先に出たイタリア人の艇が舫っていた。そしてキハダマグロが今朝釣れたという事で切り身を分けてくれた。
 私はイタリアに入ったのでボーダフォーンのSIMを買おうとボーダフォーンショプを聞いたがこの町には無いという事で諦める。そしてイタリアの国旗が無かったのでお店を探してダイバーショップで何とか手に入れた。
 夕方頂いたキハダマグロを刺身にして白ワインで一杯やるが結構おいしかった。マグロをくれたイタリア人夫妻に届けるが奥さんは全く刺身が駄目なようで口にしなかったがご主人の方はパクパク食べた。
 夕食はビーフステーキを頂くが焼きはとっても上手にできていたがお肉自体が今一だった。
 今日も食後太田さんに囲碁の手ほどきを受ける。


(ID# 1169)
2018/9/14 (金) Eriloussa~Othoni(9NM)

 ここのところ滞在する日が多いのでついつい朝寝坊してしまう。
 朝食後車をサンドロのところに返しに行こうとしたところフランカが車を取りに来た。申し訳ない事をした。
 彼らはお客さんと一緒にサンドロの艇で隣のオトーニ島のカリプソ海岸に行く。我々も今日はオトーニ島に停泊予定なので彼らの後に続く。カリプソ海岸は海からしか行けないところでコルフ島からも艇がアンカーリングしに来る。白い崖に囲まれた白砂の海岸で海がクリスタルウオターで魚も結構見れてお気に入りの場所だ。
 先にサンドロの艇がアンカーリングしていた。泳いで彼の艇に行き暫く今後のクルージングの後の予定のお話をする。今回帰国する前にトスカーナにある彼の家にお邪魔する予定になっている。
 又イタリアのマリーナについて教えてもらう。
 彼らはこの後他の島に行って昼食との事で、ここでさよならをする。
 CAVOK5に戻ると足ヒレを落としたという事で潜る。10mあるので耳貫が心配だったが問題なく潜れて足ヒレを回収できた。
 波があって艇が揺れるのでここでの昼食は諦めてオトーニ島の港に移る。幸いに電気、水道の使える岸壁が空いていたので其処に横着けする。
 その後村のタベルナに行きWIFIを使う。
 私は日課の泳ぎをする。水が澄んで気持ち良い。
 夕食はポークの肩ロースのグリルとラタトゥイユを頂く。ラタトゥイユは野菜のエキスが出て美味しい、ポークも柔らかくそしてソースとマッチングしていける。ライスにソースをかけて食べたがそれも美味しかった。白、赤其々1本空ける。


(ID# 1168)
2018/9/13 (木) Eriloussa 快晴 微風

 一日のんびりエリクーサ島の海岸で休むことにした。朝借りていた車を返しに行く。
 係留場所からサンドロのホテルAcantha Boutiqu Hotelまで歩くと若干距離があるのでテンダーを降ろして海岸まで行く。
 お昼のラーメンにサンドロ夫婦を招いて艇で一緒に食事する。
 食後皆さんひと眠りする。起きてから洗濯をする。
 夕方近くになり又海岸に行きビーチベットでのんびり過ごす。3回目のスタンドアップパドリングの練習をするがまだまだ不安定な乗り方だ。結構難しい。
 マリーナの時間制限のシャワーが使えたので皆さんシャワーを浴びる。
 悦子は刺身とたたきを作るため艇に戻らずホテルの厨房で仕事する。
 20時前に我々は歩いてホテルに行き、夕食を食べる。
 今日はオリーブ、カポナータ、そしてスパゲッティはジェノベーゼとシュリンプとツナとオーベルジンのパスタのチョイスでそれぞれお気に入りを頼みイタリア産白ワインと赤ワインで食べる。悦子の作った刺身、たたきは25人いたお客さんに回り我々の口には入らなかった。デザートはパンナコッタとアイスクリームのチョイスだった。
 その後オーストリアから来た4人連れの家族とサンドラ夫婦と一緒にサントリー山崎を楽しんで夜更けを楽しんだ。オーストリア人のお嬢さんは日本が好きで日本に来たこともあり写真を見せてくれた。奥さんは笑顔を絶やさずとっても感じの良い方だった。
 24時過ぎに車を借りて艇に戻る。遅くなったので太田さんに簡単な定石の復復習をしてもらい寝る。


(ID# 1167)
2018/9/12 (水) Corfu(Gouvia)~Erikoussa(31NM)

 朝食後マリーナのオッフィスに行き出港の旨伝える。サンドロのお陰で繋留料は無料になった。前日にフランカが魚を買い付けしたのでエリクーサ島まで運んでほしいとの連絡があったので頼んだ魚を待つ。9時過ぎに受け取り09:30に舫いを解く。
 昨日ドライブした海岸線を見ながら北東端にある小島を通過するまで機走する。其処からコースが西に変わったのと良い風が吹き出して来てセーリングを楽しむ。お昼は野菜たっぷりのサンドウイッチをビールで頂く。このサンドウイッチがトマト、オニオン、レタス、キュウリに生ハムが入っているが野菜のそれぞれの味と生ハムの塩味が相まって美味しい。
 好きな昼食の一つだ。
 15:00にエリクーサ島のマリーナに舫いを取る。今日はスタッフが舫いを取りに来てくれた。
 そしてサンドロとフランカが迎えに来てくれていた。魚の入ったトロ箱を渡す。
 マリーナオッフィスで手続きをする。ここは今年出来たマリーナなのと小さな島のせいか水道とシャワー、トイレが常時使えず時間制限があり多少不便だが錨泊を考えれば問題なしだ。
 サンドロに太田さんに運んでもらったサントリー山崎と日本酒を届ける。
 皆さんとホテルの前の海水浴場に行き、パラソルの下でのんびり過ごす。
 私はスタンドアップパドリングの練習をするがバランスが難しい。
 車を借りて艇に一度戻り夕食にサンドロのホテルに行く。
 アペリティフに其々ワイン、ビールを飲む。
 夕食はムール貝とシーバスの塩釜をイタリア白ワインで食べる。シーバスは今朝我々がコルフから運んだものだ。
 海を臨むテラスで心地よい雰囲気の中で美味しい夕食を楽しんだ。他にお客さんが二組いた。
 帰り車を借りて艇に戻る。
 今夜も太田さんに囲碁の手ほどきを受けるが24時過ぎになり目が開かなくなり就寝する。倒れるようにぐっすり眠りに入る。


(ID# 1166)
2018/9/11 (火) Corfu 快晴

 今日は島内の北側を観光することにする。
 最初ニサキ(Nisssaki)からカシオピ(Kassiop)までの東側の風光明媚な道をドライブして島の北西端にあるシダリ(Sidari)に行く。アルバニアが直ぐそばに見える。シダリは浸食され砂岩郡の景色が青い海とのコントラストで美しい。若者3人の男女が砂岩の上から飛び込んで楽しんでいた。その後島の西になるに行く。ここはリゾート地で上からの海の眺めは素晴らしい。その海を眺めながら山の上のレストランで昼食をとる。太陽の光が一層輝きをましていた。海を眺めた後はパントクラトル(Mt.Pantokrator)を目指す。途中オリーブクラフトのお店で買い物する。オリーブファクトリーを見学したかったがこの時期未だオリーブの収穫時でなく工場は閉まっていた。パントクラトル山は標高906mだが島一番高い山でイオニア海を鳥瞰図のように見ることが出来る。アルバニアは勿論サランダの町も良く見える。イタリア側の方には明日行く予定のエリクーサ島の島も見える。素敵な眺望だ。頂上には教会もありお茶屋もある。一杯コーヒーでも飲んでゆっくりしたいところだったが時間が遅くなってきていたので艇に戻る。
 明日から島めぐりになるのでABスーパーマーケットで買い物する。
 夕食はレンタカーを返しがてら先日行った“Harry’s Taverna”で食べる。
 グリークサラダ、ムール貝、ポークスーヴラキ、ミートボール、クレフティコ(骨付き羊肉をオリーブ油とレモン汁でマリネし、ゆっくりと蒸し焼きした料理)、タコの足のグリルを白のハウスワインで食べる。明日からギリシャ内だが小さな島を訪ねるので今晩はギリシャ料理だけにした。いずれも美味しく、ギリシャ料理は美味しいという事になった。
 今夜も太田さんに囲碁の手ほどきを受けて休む。


(ID# 1165)
2018/9/10 (月) Corfu 快晴 微風夕方順風

 ゆっくり寝てしまう。遅い朝食を食べてからアヒリオン宮殿に行く。ここは1889年にオーストリア エリザベート皇后によって建てられた宮殿だ。ウイーンでの窮屈な生活を逃れるため、静養を名目に訪れていた。エリザベートが好きだった英雄アキレスの名前からアヒリオンと名前をつけたそうだ。庭には一流の彫刻や肖像が並び、広大なテラスガーデンからはイオニア海が見渡せ、宮殿内にはアキレスの大きな油絵を始め貴重な芸術作品が展示してある。
 見学の後ケルキラ市内に戻り海とケルキラ城の見えるKAOKヨットマリーナの上にあるレストランで昼食をとる。
その後旧市街地を観光して16時過ぎに艇に戻りプールサイドで休んで過ごす。
夕食は旧市街地のレストラン“Rex”に行くが休みで仕方なくマリーナに戻りレストラン“Argo”で食べる。グリークサラダ、シェフサラダ、そして今日のお店の特選料理の“魚の盛り合わせ”とポークの足肉のグリルを食べるが皆で食べきれずポークの足肉は一人前持ち帰る。
魚の盛り合わせは色々な小魚とイカが入っていた。ポークの足肉は上手にグリルされ美味しく食べた。
艇に戻ってから今晩も太田さんから囲碁の手ほどきを受ける。
深い眠りに入った。


(ID# 1164)
2018/9/9 (日) Albania(Saranda)~Corfu(Gouvia)15NM 快晴 微風

 朝約束の時間にエージェントが出国手続きを終えて書類を持ってきてくれた。2泊の係留料入れて90€だった。
 8:40に舫いを解く。暫く帆走を楽しんだ後風が無くなり機走する。コルフに近づくにつれてヨット、モータークルザーの数が多くなる。
 12:30にグービアマリーナのガソリンスタンドに着けて燃料を入れる。51ℓだけだったが燃料は入れられるときに出来るだけ入れるようにしている。
 13:00にサンドラのバースC31に繋留する。毎年のようにコルフに来た時は彼のバースを借りている。彼の艇は夏の間エリクーサ島に繋留しているからだ。前回は彼の友人の艇が入っていてここに泊められなかったが今回は空いたのでOKとの連絡をもらっていた。
 1日75€の係留費がただになるので助かる。
お昼にお蕎麦を食べた後本港に行って入国する。非常にスムースに出入国がアルバニア、ギリシャ間で出来るので助かる。入国手数料は15€だった。
 今日の観光は止めてマリーナのプールサイドでゆっくりする。
 夕食はマリーナの外にあるレンタカー屋のおばさんに教えてもらった“Harry’s Taverna”に行くが大繁盛していた。
 野菜サラダ2種類、カラマリフライ、ムサカ、ムール貝、サーディングリルをハウス白ワインで食べるがすべてが新鮮で味付けも良く大成功だった。ギターの生演奏もあってヨット関係のお客さんが多かった。
 帰りにレンタカーを借りて帰る。2泊3日で75€だった。
 艇に戻り太田さんに囲碁の手ほどきをしてもらい休む。


(ID# 1163)
2018/9/8 (土) Saranda 快晴 微風

 今日はサランダから60㎞位北にあるギロカスタルに行く。世界遺産になっている歴史的建物の並ぶ街並みとギロカスタル城の観光をする。サランダの町を出てから国道を道なりに走る。途中森林地帯の公園を抜けてから山脈を越えてギロカスタルのある広い盆地に入る。途中森林地帯の湖に湧水が青く湧き出ているブルーアイとういう池がある。帰り寄ることにする。
 ギロカスタルの町はアルベロベッロの近代版というような感じで屋根は白い平岩に統一され建物は石積になっている。そしてその建物が集まって町を形成している。通りはお土産物屋さんがずらーと並んでいた。
 ギロカスタル城はその街を見下ろすように丘に建っている。城の起源はヘレニズム時代からでその後ローマ帝国、ビザンチン、ヴェネチアそしてオスマントルコと続いている。
近代では第一次大戦、そして第2次大戦と戦争の舞台になっている。特にパルチザンとドイツ軍との戦いの戦場であった。
 お城の中にはドイツ軍がパルチザンを捕まえたときの牢屋や、水攻めの部屋があった。
 当時の戦争の形跡を残した博物館の様になっていた。
 ギロカスタル城から見る世界遺産の町の風景は統一された作りの家々と遠くの山脈と相まって美しい光景だった。
 お昼は町の広場で食べ、帰りにブルーアイに向かう。来るとき場所は分かったつもりだったが見過ごしてしまい通り過ぎガソリンスタンドで教えてもらい戻る羽目になった。
 ブルーアイのある公園は綺麗な急流の川が流れている森林の中にある。
 ブルーアイはその流れの途中の池にあり湧水が勢いよく底から湧いていてその分がコバルト色の鮮やかな青になり上から見るとブルーアイとなる。
 足を入れてみると大変冷たい。10℃との事だった。
 ブルーアイから戻る途中に湧水がでてそこで飲めるようになっているので飲んでみる。水道の水と違い柔らかい感じの味だった。
 町に戻りレンタカーを返してから全米オープンテニスで大阪なおみとセレーナとの決勝戦がこちらの時間で22時からやるのでこれが見れる場所と魚の美味しいレストランを教えてもらう。
 20:30にレストランに行くことにしてその間にシャワーを浴びて、ハッピーアワーをする。
 レストランは海岸沿いの小さなホテルにあり、そこで大画面の映像も見れる。幸い22時から放映するのでその前に食事をする。何時もの様に野菜サラダ2種類、ムール貝、ピッザ、スパゲッティそしてワインはハウスワインを1ℓ頼む。ムール貝が新鮮なのとちょっとスパイシーな味付けがとっても美味しかった。
 食後丁度試合が始まる。嬉しいことに大阪なおみがストレート勝ちで優勝する。大変な快挙をアルバニアで味わった。


(ID# 1162)
2018/9/7 (金) Corfu(Gouvia)~Albania(Saranda)15NM 晴れ 微風

 皆さん長旅でお疲れだったので朝食は遅く9時に頂く。
 その後今日はアルバニアに行くのでギリシャの出国手続きをする。
 最初にマリーナ内にあるポートポリスで艇の出国手続きをしてから本港のパスポートコントロールで我々の出国手続きをした。
 艇に戻りレンタカーを返して、11:30に舫いを解く。
 昨日の風が治まり静かな海を暫く帆走する。15NM先と近いので速度が4ノット以下に落ちても帆走するが1時間弱で風が無くなり機走にする。
 コルフ島とアルバニアは近いところで1NMも離れていない。その間を抜けて行く。
 お昼にパスタを頂き13:30にサランダに入港する。サランダはギリシャより1時間早い時差なので約3時間で着いた。
 入港前にVHFでエージェントに無線を入れると指示してくれ埠頭で待っていてくれた。ボート用の岸壁に横着けする。3艇ぐらい横着け出来るスペースがあり槍着けすれば6,7艇は入りそうだった。水、電気もあり入国のペーパーワークはエージェントが艇の上でやってくれた。すべてがスムースで助かる。先着にドイツ艇1艇いた。
 早速レンタカーを借りてブトリント遺跡に行く。サランダから南に30km行ったところにある。ブトリント遺跡はイオニア海の港として栄えた城塞都市でその歴史はギリシャ、ローマ、ビザンチン、ヴェネチアそしてオスマントルコ時代と歴史の変遷の都市になっている。
 一つの島を要塞都市にしている。島一周を廻って見学する。
 持参のカーナビの指示の読み方が難しく細い車の通らないようなところを指示してくるので難儀した。
 サランダの町は観光主流の町でコルフからフェリーが数便、イタリアのブリンデシからも来ている。綺麗な街でホテルや旅行者用のアパートメントが立ち並んでいる。海岸線は海水浴場だ。
 美味しいシーフードレストランをエージェントに聞いて食べに行く。サラダにオラーダ(黒鯛の一種)とシーバスをグリルでエビを揚げてもらい食べる。魚は上手く焼いてあり新鮮で美味しかった。地元の白ワインを頼んだ。
 美味しく頂いて5人で52€だった。
 艇に戻ってから今晩も太田さんから囲碁を教えてもらってから休む。


(ID# 1161)
2018/9/6 (木) Corfu

11時に太田夫妻をホテルに迎えに行く。艇に着いて荷物の整理をした後、コックピットでアイスコーヒーを飲んで一休みする。
お昼はマリーナ内のレストラン“Argo”でサラダを食べる。
 明日からの航海に備えてLidlとABスーパーマーケットに行って当面の買い出しをする。
 艇に戻って太田さんとプールでひと泳ぎしてプールサイドでビールを飲んでからシャワーを浴びる。
 風が心地よく日中でも暑さを感じない天気だった。
 太田さんは囲碁三段の腕前だ。今回わざわざ私の為に碁盤を買って持ってきてくれた。
 食事前にブルを飲みながら定石を教えてもらう。個人教授で贅沢だが私の記憶力が良ければ結構腕が上がるはずだ。
 夕食はひよこ豆、野菜サラダ、サーモンのグリルを白ワインで頂く。
 私は今晩22:40に着く立石さんを迎えに行かなければならないのでお酒は控えた。
 涼しい心地よいコックピットでの食事だった。
 空港に太田さんと二人で出迎えに行く。ローマからの飛行機は少し遅れて23時過ぎに到着したがロスアンゼルス~ストックホルム~ローマ経由の長時間飛行にかかわらず元気に姿を現した。
 艇に着いてからコックピットで心地よい夜風を浴びながらウイスキーの水割りを飲みながら歓迎会をする。話も弾んだが1時過ぎになったのでお開きにした。


(ID# 1160)
2018/9/5 (水) Corfu 快晴 強風

 朝洗濯物をランドリーに出してから艇の水洗いをする。アンカーとチェーンとのコネクションの一部にネジを使っているがそれが緩むとアンカーが離れてしまうのでネジが緩まないように整備をする。
 マリーナに7日の係留の件を確認するが未だ空きがないとの事だ。昨日寄ったがハーバーマスターが不在で確認取れなかったNAOKヨットクラブに行って聞いてみたが現在ビジター用バースが無いという事で断られる。
 結局7日のコルフ島滞在は止めて7日アルバニアのサランダに2泊で行くことに決めた。
 早速調べておいたサランダのエージェントのAgimさんに電話するとサランダでの出入国手続き、繋留の確保をしてくれるとの事であった。これで安心して行ける。
お昼過ぎに島の西側をドライブしてパレオカストリッアの綺麗な海岸線を上から眺め、その後海から聳え立つ岩山の上に建つアゲロカストロの城塞の下の店でお昼を食べる。    残念ながらお粗末なお昼だった。
17:15に太田夫妻が空港に着くのに迎えに行く。長い飛行機の旅にも拘わらず元気に姿を現す。機内で良く寝れたそうだ。
今日彼らはホテルを予約してあったので其処まで送った後、旧市街地で一緒に食事をする。
いつも行く“REX”でコルフ産赤ワインにサラダ、ヒレステーキ、ヴィールステーキ、ハンバーグを食べる。デザートにケーキをサービスしてくれた。お肉は柔らかったがソースがイタリア風味のクリームソースでどちらかと云うとシンプルなガーリック、塩、コショウの方が良かった。
10時過ぎても人が沢山溢れていた。
ホテルに太田夫妻を送って戻る。


(ID# 1159)
2018/9/4 (火) Eriloussa~Corfu(Gouvia)31NM 晴れ 微風

 今日の午後から6日迄風が強くなる予報なので5日にコルフ島に行く予定をしていたのを一日早めて今朝8:10にアンカーを揚げる。生憎と午前中は風が吹かず全行程機走になる。
 13:30にグービアマリーナに舫う。
 アルバニアで出国してから未だギリシャに入国していないので手続きをする。マリーナにあるポート・ポリスでいつも艇の入国が出来るのだがいつも手続きしてくれる愛想の良いポリスが休暇に入っていていなく、別の若い女性のポリスが対応してくれたが彼女では手続きできなく結局本港のポート・ポリスに行くことになった。
 タクシーで往復すると40€位かかるのでレンタカーを三日間105€で借りた。
 本港のポート・ポリスは美人のポリスで尚且つテキパキ書類を作成してくれた。これを持ってパス・コントロールに行って入国を無事済ます。
 アルバニア出国の際ポリスボートが追いかけて来てサランダで出国手続きをしろと言われていたのでギリシャへの入国が心配だったがアウロラさんの云った通り問題なしに入国出来た。
 グービアマリーナの7日の予約がマリーナ満杯という事で取れてないので帰りにケルキラ城の脇にあるMandrakiとNAOK YACHT ClUBによって7日のバースの空きを聞いてみる。生憎とMandrakiは満杯との事NAOKの方はマスターがいなく後日確認することにした。
 グービアマリーナは大きいマリーナだがチャター艇の大きな基地になっていて金曜日はその艇が戻ってくるので前回も金曜日は取れなかった。
 6日に来る友人の観光を7日に考えていたので計画を再度練り直す必要が出てきた。
 帰りにお店に寄り丁度艇に良さそうなワイングラスを見つけたので六脚買う。艇でもグラスのワインで飲みたいのでグラスを使っているが結構割れてしまう。
 食料も切らしてきたので途中のスーパーマーケットで当面の食材を購入して艇に戻る。
 夕食は野菜サラダ、ひよこ豆、ジャガイモ、ニンジン、オニオンと一緒に蒸したポークを白ワインで頂く。
 夜風が涼しくなり半袖と半ズボンで、外で食事しているとちょっと寒いかなぐらいになるがアルコールが入ると丁度良くなる。
 野菜でお腹いっぱいになる。


(ID# 1158)
2018/9/3 (月) Erikoussa 晴れ 微風

 午前中艇の上でのんびり過ごす。
 錨泊している艇も今日は少なく3艇だけだった。
 お昼に蕎麦と、昨日テオさんからもらったひよこ豆を玉ねぎと煮た料理で頂く。ひよこ豆が美味しい。
 15時過ぎに泳いで浜に上がりスタンドアップパドリングボードの練習をする。結構バランスをとるのが難しく足の筋肉がぴくぴくしてくる。何とかへっぴり腰ながら倒れないで漕ぐことが出来たが足の方がへばってきたので長くは出来なかった。
 今晩は夕食の予約をする。いつもご馳走になって居るので今日はレストランのお客さんという事になる。
 19時前に悦子とテンダーで上陸する。今日のお客さんはオーストリアからの夫婦、この島に別荘を持っているイタリア人夫妻、アテネから来た写真家とモデル、その他家族連れが二組程いる。
 アペリティフにロゼワインを飲みながらパノラマに見える海を見ながら食事までの時間を楽しむ。
 テオさんが調理した、お刺身も加えたフルコースの美味しい料理をサンドロ夫妻と一緒に頂いた。
 ここではワインはいつもイタリアワインになる。
 仕上げは、悦子はチポリ、私はウイスキーのオンザロックにした。
 23時過ぎに真っ暗な海をテンダーで戻り静かな海で眠りにつく。


(ID# 1157)
2018/9/2 (日) Erikoussa~Othoni(9NM) 晴れ 微風

 シェフのテオさんと彼の13歳になる息子バジーリズと一緒に隣の島エトーニに海水浴に行く。ここエリクーサ島のマリーナは小さな島のせいか水の制限があり朝と夕方しか使えないので不便だ。そんな訳で水の出るうちに洗濯して給水したので出航が遅くなり11:30に舫いを解く。
 9NMと近いので2時間弱でとてもきれいな猫の額ほどの海からしか来れない砂浜のカリプソ沖にアンカーを打つ。10m以上ある底が奇麗に見える。皆さん泳いでお昼に彼らが持って来たミートパイと日本そばを頂く。約3時間弱遊んでエリクーサに17:40着く。今日は沖合にアンカーを打った。
 サンドロ邸に行って美味しいアイスコーヒーを頂いて来客者とおしゃべりをしてから艇に戻る。今日は艇で、メロン生ハムでハッピーアワーをしてから野菜サラダと日本風味の鶏料理を頂く。オニオン混じりのソースが良い味を出していた。


(ID# 1156)
2018/9/1 (土) Himare(Albania)~Erikoussa(15NM) 快晴 微風

 出入国の手続きをしているアオロラさんが10時に来る。すべて出入国手続きが終了という事でパスポートを受け取り10:15(アルバニア時間)に舫いを解く。暫く機走していると後ろからポリスボートが追いかけて来て何処に行くか確認してきた。ギリシャ・コルフ島に行くというと出国書類にはイタリア・ブリンデシになっているという。そしてコルフに行くにはアルバニアのサランダによってパスポートコントロールを受けなければいけないといわれる。全く意味がわからないのでアオロラさんに電話で聞いてみると彼らがおかしいとの事でサランダに寄ることなく、コルフから入国で問題ないとの事だったのでそのままエリクーサ島に向かう。
 14:50にエリクーサ島のマリーナに舫う。
 ここのホテルのシェフのテオさんは日本食に大変興味を持っていて悦子に日本食に着いて色々教わっている。彼も日本料理はある程度知っていて一応魚を日本流にさばける。
 悦子が寿司飯を艇で炊いてイカの姿寿司、ホウボウの刺身、マグロの握り寿司、そして私はイカと野菜の天ぷらを揚げる。
 結構評判良くホテルのお客さんが日本食を楽しんでくれた。
今晩の夕食はご馳走になった。


(ID# 1155)
2018/8/31 (金) Himare(Albania) 快晴 微風

 アルバニアの海岸も綺麗と聞いていたので観光船に乗ることにした。CAVOK5の係留してある直ぐ脇から出港になる。10時予定が30分程遅れて出港する。小さめの観光船で12,3名の乗船客だった。殆どアルバニア人だった。
 2か所ほど陸から行けない綺麗な砂浜で停泊して泳いだ。
 約6時間のクルーズで戻る。
 夕方漁船が着いてサンドロに頼まれた魚をアオロラさんのご主人に買ってもらう。
 大きなアイスボックスにはホウボウ、アンコウ、イカで一杯になる。
 夕食は昨晩も行った“Esperia”に行く。今晩はホウボウの良いのがあったのでグリルを註文した。新鮮で美味しいかった。アルバニア産の白ワインを飲んだが癖のない飲みやすいワインだった。


(ID# 1154)
2018/8/30 (木) Corfu~Erikoussa~Himara(Albania)31NM 15NM 快晴 微風

 朝食後07:55に舫いを解きサンドロのいるエリクーサに向かう。今日も静かな海面を機帆走する。コルフ島は緑が多く海から見る景色もきれいだ。12:50にエリクーサの泊地にアンカーを打つ。どこにでもアンカーが打てる絶好の泊地だ。テンダーを降ろしてサンドロ邸に行きアルバニアの情報を聞く。彼は明日忙しいので行けないとの事で我々だけで行くことにする。サンドロが良く知っているHimaraに行くのだが、彼が現地に電話してくれ入港、入国の手配もしてくれるエージェントに連絡してくれた。
 約15NMと近いので14:00にアンカーを揚げて向かう。お昼にサンドウイッチを頂く。
 ヒマラは小さな漁港の町だが出入国出来る港だ。埠頭に近づくとサンドロの知合いのエージェントの方夫婦で来てくれ漁船の脇に横抱きするよう教えてくれる。 16:55に舫う。
エージェントの奥さんは英語、イタリア語、ギリシャ語、ドイツ語を喋れるそうだ。アルバニアでは高校で英語の先生をしているとの事だった。とっても感じの良い女性でアオララさんという。CAVOK5の上で入国書類を作成してくれた。魚の美味しいレストランの予約も取ってくれ20時予約の時間に迎えに来てくれレストランを案内してくれた。
夕食までの間私は直ぐ近くの海水浴場で泳ぐ。港のある海岸線がすべて海水浴場になっていた。アンカーリングしている艇が2艇程いた。
レストランは港の脇にあり見晴らしの良い場所にある。結構立派なレストランで彼女の教え子がウエイターでいた。
アルバニアのワインはわからないのでハウスワインを頼む。お薦めのサラダはここのお店の名前のサラダだったのでそれにする。ブドウ入りの甘酸っぱいビネガー味で美味しい味付けだった。   魚は色々の種類を見せてくれる。カレイを選んでグリルにしてもらう。又フレッシュなイカもあるというのでこれもグリルにしてもらう。新鮮で料理方法もギリシャの様にオリーブオイルをたくさん使わず食材の味を生かしていた。大満足でご馳走になった。22時過ぎにお客さんが増えてきたので食事の時間帯が遅いと思っていたらギリシャとの時差1時間あったのを失念していた。お値段も安く40€だった。


(ID# 1153)
2018/8/29 (水) Corfu 快晴 微風

 今日は私の73歳の誕生日だ。健康な体を生んでくれた両親に感謝する。
 午前中悦子は艇内の清掃、片付けをする。明日エリクーサに寄ってからサンドロとフランカとアルバニアに行く予定なのでその準備をした。
 悦子に日誌の誤字脱字を点検してもらう。
 お昼に昨晩の残りの物のキャセロールを頂いた後、出国手続きと買い物があるので半日レンタカーを借りたいと思いレンタカー会社と交渉すると1日50€のところ35€で貸してくれた。
 マリーナ内にあるポートポリスで艇の出国手続きを最初にする。ここのポリスとも顔なじみになりスムースに手続きが終わる。その後本港にあるイミグレーションに行きパスポートに出国のスタンプをもらう。マリーナに艇を置いといて出国出来るので便利だ。出国のスタンプをもらっても実際に出国するのは明日だ。
 帰りにABスーパーマーケットにより買い出しをする。
 今日は私の誕生日という事で、ビーフステーキで祝ってもらうことにした。
 日中は大変暑かったが陽が沈むと半袖では寒いくらいの気温になった。
 上等のヒレステーキは1㎏31€だったがとっても柔らかくレアに焼いて美味しく頂いた。
 地中海のヨットの上で誕生日を迎えられ幸せだ。


(ID# 1152)
2018/8/28 (火) Corfu 快晴

 ここのところ雷雲の発生が続き、珍しく時折雨が降る日が続いたが今日の朝は快晴だ。
 午前中に昨日の業者が来てチェーンカウンターの修理の仕上げをして帰る。コネクションをクリアーしただけだったが50€した。簡単な修理だが作業手順が分からなかったので必要経費と諦める。昨日ランドリーに出せなかった絨毯やクッションを手洗いする。艇の上では皆さん裸で過ごすのでクッションも汚れてくる。1か月クルージングしているとあれこれやることが出てくる。
 お昼に冷やし中華を頂く。ビールと合う。そして昼食の後は心地よい転寝だ。
 午後ランドリーに出した洗濯物も出来て届けてくれる。
 ほぼやることも終わったのでプールで泳いで熱くなった体を冷やしシャワーを浴びてハッピーアワーをする。
 夕食はオニオンとジンジャーで味付けしてニンジンとズッキーニを盛り合わせて鶏もも肉のキャセロールを頂く。和風味で美味しかった。
 のんびりした一日を過ごした。


(ID# 1151)
2018/8/27 (月) Corfu 曇り 微風

 朝方ぱらぱらと雨が降る。ここのところ連日積乱雲が発生して、時折マリーナにかかることがある。通常は通過するとカラッと晴れるが今日は太陽を見る機会が少なかった。
 午前中にランドリーに洗濯物を出したり、メールの整理をしたりして過ごす。悦子はランドリーに出せないクッションを手洗いする。
 一通り作業が終わってから、レンタカーがある内にと大きなスーパーマーケットに当面の食材と重いビール、水を大量に買い出しに行った。あれこれやっているとあっという間にお昼が来る。健康的な生活なのか正確に腹時計がお昼を教えてくれる。昨晩の鶏の胸肉を使ったサンドウイッチと野菜サラダを頂く。出来立てのパンで美味しかった。
 アンカーチェーンのカウンターが表示しなくなっていたので前回もお世話になった業者に修理を午前中お願いしておいた。食後修理に来るが予想していた通り計器と導線の接触不良であった。
 ラバーボートのエアーポンプが壊れたのでマリーナのチャンドラーで購入したが吸入口がボートと合わず色々工夫して何とかエアーが入るようにした。クルージングしていると次から次へと修理箇所が出てくるのでそれの対応で常に頭を悩ます。同時に解決する楽しみもある。
 久しぶりに悦子と二人でのんびりした夕暮れを過ごし夕食にサーモンのグリルを頂く。


(ID# 1150)
2018/8/26 (日) Corfu 晴れ,雨,晴れ

 11:25発のアテネ行きに乗るので食後9:20に空港に向かう。予定通り彼らは離陸して行った。正田さんには長い事翔君と付き合って頂き尚且つ帰国の道中まで面倒を見て頂き感謝している。
艇に戻ってくる途中から雨がパラと降ってきた。今日も早くから雷雲が発生してそこからの通り雨のようだ。慌てて帰り干しておいたソファを取り込む。
 Yenerさんから連絡があり雨が激しくなりタクシーも拾えないので行けないとの連絡をもらう。会えなくて残念だがこの雨では仕方ない。
 お昼はマリーナ内のタベルナに行きビールとシーフードサラダ、シザーサラダを食べる。一人で一皿サラダを食べると結構お腹がいっぱいになる。
 午後になると雷雲も去って太陽が出てきたので濡れたソファ等を干す。この3日間毎日雷雲が一時的に被ってきて雨を降らすので干すのが日課のようだ。
 シーツ等の洗濯を出しに行ったら日曜日でランドリーが休みで明日にする。
 今晩は悦子に休んで貰おうと思って外食も止めて私が夕食を作ることにした。生憎と大きなスーパーマーケットが休みでマリーナ内のミニマーケットで当面の野菜、果物そして冷凍の鶏肉を買って総菜の材料にする。
 得意の健康料理で蒸鍋に玉ねぎを下に敷いてその上に鶏の胸肉、そして一緒にポテト、ニンニクを入れる。約30分蒸して出来上がりだ。
 鶏肉にはステーキソースをかけて食べるがヘルシーで美味しい。サラダはこれまた簡単でトマト、胡瓜、そしてパックの葉っぱを入れるだけだ。それを黒酢で食べる。
 赤ワインで食べたが自分としては美味しかったが人様にはご馳走する料理ではないと自覚している。悦子は美味しいと食べてくれた。
 後片付けも悦子がシャワーに行っている間にやっておいた。長い間賄いをやってくれたので気持ちだけのお礼をした。  正田さんからメールがありアテネでは翔君を連れて市内を観光してこれから搭乗との連絡をもらう。感謝する。
 彼らのイスタンブールでの乗り継ぎ時間の24時過ぎに就寝する。


(ID# 1147)
2018/8/24 (金) Erikoussa 曇り 微風

 予定では今日コルフ島のグービアマリーナに入る予定であったが予約の段階で24日は繋留場所がいっぱいとの事で取れなかったのでここでマリーナを出て外で錨泊することにして予約の取れた25日に行くことにした。
 午前中お昼まではマリーナ内で過ごして昼食後出港して沖合水深5mにアンカーを打つ。ここは砂底のアンカーの打ち易い南風以外は安全な錨泊地だ。
 翔君は先に海水浴場に行っていて後から泳いで艇に来た。
 浜からアカンタ・ホテルのシェフのテラさんと彼の友人のソフィアさんが泳いで艇に来て私のボーダフォンがインターネットに繋がらなかったのをボーダフォンに電話して繋がるようにしてくれた。
 アテネ在中のソフィアさんは美人の素敵な女性だった。
 26日に悦子、翔君、正田さんと帰国する予定であったが悦子は帰国しないで正田さんが翔君を連れて帰ってくれることになった。悦子は1週間ぐらいの帰国だったので疲れずに助かる。
 正田さんには迷惑になるが快く引き受けてくれたのでお願いすることにした。
 明日エリクーサを離れるので夕方浜に上がり皆さんにサヨナラの挨拶をする。昨年と一緒になった方も偶然にいて楽しい時を過ごした。
 艇でBBQをする予定であったが魚が手に入らなかったので諦めて簡単に味噌汁、ご飯。冷奴、ノリ、昆布で頂く。この冷奴の豆腐は3か月持つ保存食で味がとっても良い優れもので私の好物でもある。
 風が南に代わりうねりも若干入るようになる。艇も揺れゆりかごの中での睡眠になった。
 朝5時頃雨と共に雷鳴がなりだした。幸いに8時過ぎに雨が止んだのでアンカーを揚げてコルフ島グービアを目指す。
 幸いその後は青空も覗くようになり、途中セーリングも挟み14時前にグービアマリーナに着いてガスステーションで70L軽油を入れてから無線でポンツーンへの案内を頼むと16時にならないとポンツーンが空かないのでそのころに又来るよう言われる。仕方ないのでアンカーリングの場所に行きアンカーを打って待つ。
 待っていると東の空から大きな入道雲が接近してきた。被ると嫌だと思いながら16時前に再度グービアマリーナに入ってVHFで呼ぶと直ぐ案内してくれた。
 16:00に舫った直ぐ後から雨が降り始め雷雨になった。絶妙なタイミングで舫えた。
 雨が小降りになってから翔君はプールに泳ぎに行く。私と正田さんはオッフィスでマリーナの手続きをする。暫く清掃等色々やることがあるので5泊居ることにした。5泊で375€だった。ついでにレンタカーを二日間借りる。これは二日で100€だった。
 早速城塞都市で有名なケルキラ旧市街地の観光に行く。最初要塞を見てから旧市街地を散策がてら翔君のお土産探しに付き合う。途中翔君ドクターフィシュのお店で足を魚につっついてもらう。途中パクシー島でお友達になったYenerさんから連絡が入り良かったら食事を一緒にと誘ってくれる。お店も旧市街にある“REX”という店で私も3回ほど行ったことのあるお店で直ぐわかる。生憎とお客さんが多く別々のテーブルになる。
 私はドライバーなので飲めないがお店のお薦めのコルフ産伝統の白ワインを二人は飲む。サラダは2種類、カラマリフライ、ラムの長時間グリル、ポークのスブラキを食べる。評判のお店だけありラムも美味しくグリルされ、イカも新鮮で美味しかった。
 Yenerさんは30年来の友達夫婦と二人の子供4人と来ている。食後一緒に飲みましょうと誘ってくれて別の店で赤ワインとコーヒーを飲む。
 Yenerさんは洋服の輸出をしているそうで大の日本贔屓で日本に2回来ているとの事だった。彼らの小学生の子供たちは英語をきちんとしゃべる。日本も英語教育を早い時期からやるべきだと思う。
 奥さん方が着物を着たいという事で明日CAVOK5に来て悦子に着せてもらうことになった。
 艇に戻ってから翔君と正田さんは荷物造りをする。終わってから翔君のリクエストで、全員でトランプを楽しんでから1時過ぎに休む。


(ID# 1146)
2018/8/23 (木) Erikoussa~Othoni~Erkoussa 快晴 微風

 サンドロの艇と一緒にOthoni島のカリプソ海岸に行く。10:50に舫いを解き彼らの艇の後をついて行く。サンドラの艇に彼は乗らず雇っているスキッパーとゲストが乗っている。約10NM 先のカリプソ海岸に2時間弱で着いて12m位の底にアンカーを打つ。素晴らしく海の透明度が良く12mに打ったアンカーもはっきり見える。何とも言えない青の海がきれいだ。岸まで泳いで体で綺麗な海を味わう 10艇程の艇がアンカーリングしているが混雑という感じでなく隠れた素敵なスポットだ。翔君は泳ぎまくっている。
 お昼にソーメンを頂く。15時前にアンカーを揚げて帰りマリーナに16:40舫う。
 今日の夕食は悦子が刺身とお寿司を作ることになっている。
 サンドロの車を借りて18時に悦子をホテルに送る。悦子はホテルの厨房に入りシェフのテオさんとコックさんと一緒に料理を始める。寿司飯を艇で炊いて行ったがゲスト入れて21人分という事でとても寿司飯が間に合わず一人2~4貫の配分になる。お刺身は、10㎏はあるクエと鯛科の魚であったが久しぶりに美味しいお刺身を頂いた。21人分のお刺身とお寿司を握ってくれた悦子にサンドロとフランカから感謝される。
 我々も大変ご馳走になり車で送ってもらい艇に24時過ぎに戻る。


(ID# 1145)
2018/8/22 (水) Paxoi~Erikoussa 52NM 快晴 微風,一時順風

 07:00にアンカーを揚げる。両サイドの艇共交差することなくスムースに上がる。
 湾を出てから日の出とともに朝食を頂く。
 静かな海面だが風もない。幸いに弱い風ながら斜め後ろからの風だったので機帆走で6ノット以上出る。
 コルフ島を左手に見ながら島の景色を見ながら行く。お昼にマイタケご飯を御味噌汁 で頂く。  13時過ぎから西からの8ノット前後の風が吹き出し約3時間5ノット強の速度でセーリングを楽しめた。
 16時前に見慣れたエリコウサ島に着くが昨年工事中だったマリーナが完成されていて多数のヨットが繋留されていた。錨泊を予定していたが繋留に替えて16:10舫う。スタッフが来てくれもやいを取ってくれた。レイドラインも水、電気、トイレ、シャワーもあり立派なマリーナになっていた。オフィッスに行って手続きをする。2日分で69€だった。
 早速サンドロの家に行き再会をする。又昨年ここでお会いした2組の夫婦も丁度サンドロのホテルに泊まっていて再会を祝す。何と明日は寿司デイと決まっていたそうだ。
 今晩はサンドロが夕食に招待してくれた。
 翔君とここのカヌーとスタンドアップパドリングボードを借りて遊ぶがスタンドアップパドリングボードは難しくまともに立てなかった。
 久しぶりにシャワールームで全身気持ち良く洗う。
 21時から夕食に招待を受けていたので行く。久しぶりのデイナーコースでイタリアンを頂く。前のコックさんと変わり新しいコックさんになっていた。
 テーブルはサンドロ夫妻、昨年一緒だったイタリア人のアリチェ夫妻と同じ席にしてくれた。
 外のテラスのテーブルで月夜の中,そよ風が心地良い中の食事だった。
 オードブルをイタリア・プーリア産白ワイン頂いた後ガーリックの効いたアーモンドスープから始まり上品に飾った野菜サラダ、ラビオリ、カジキマグロのソテーを美味しく頂く。
 デザートはチョコレート味のアイスクリームを頂く。食後は日本のウイスキーを飲みながら夜を楽しんだ。
 ここのところ毎年サンドロ夫妻と会って親交を深めている。サンドロは77歳だが兄弟の様に私とお付き合いしてくれている。


(ID# 1144)
2018/8/21 (火) Paxios~Paxios(Gaios) 快晴 微風

 昨晩が遅くなったので8時過ぎまで寝てしまう。朝食後パクシーの港が空いていれば繋留するという事でアンカーを揚げにかかる。若干手こずって前後に艇を移動さすが9:40に無事アンカーが揚がり、狭くて水深が最小2mという水門を抜けて港に入る。幸い出て行く艇があり其処にアンカーを打って9:55に舫うが隣にいた艇がアンカー交差を気にしてあれこれうるさかった。お互いさまと言っといた。
 別隣りとの艇とのチェーン交差が心配なので潜ってみるが交差している。テンダーを降ろして正田さんと翔君に手伝ってもらいアンカーにロープを舫い揚げてテンダーでずらして打ち換えた。交差は解除された。
 早速水を浴びる。お昼にお蕎麦を頂く。食休みの後近くの海水浴場で翔君と泳ぐ。彼は潜りも上手になり自由自在に泳いでいる。
 日本の国旗を左舷に揚げた艇が入ってきたので日本人がいますか?と確認したところ日本人でなく日本大好きのお嬢さんが乗って居る艇だった。彼らはトルコ人の家族で日本にも何回か来ていて皆さん日本が好きだそうだ。
 ボーダフォンのインターネットがつながらないのでコーヒーショップのおじさんに聞いて行くがこの島はボーダフォンの受信が良くないという事で片付けられた。
 トルコ人の艇から翔君を自邸に誘って良いかと丁寧に親が聞きに来てくれた。彼らはイスタンブールに住んでいてこの6年間イオニア海でヨットをチャーターして夏休みを過ごしているとの事だった。二組の家族で翔君と同じ年位の子と年下の子供が計4名いた。
楽しく翔君が遊んでいたようで今度は食事に翔君を誘って良いかと聞きに来てくれた。勿論よろしく願いした。23時過ぎに皆さん一緒に帰って来て翔君も上機嫌で楽しかった様で興奮気味だった。
 孫を誘ってくれたトルコ人のYenerさんに感謝する。


(ID# 1143)
2018/8/20 (月) Levkas~Paxoi(Gaieos) 50NM 快晴 順風

 今日は50NMと距離があるので早出にする。朝6時に起きるがまだ暗い。悦子が朝食の用意をしてから06:40に舫いを解く。日の出は7時ちょっと前だった。朝食のみそ汁とお握りを頂きながらレフカス島の南端を通過する。
 9時過ぎから東からの順風が吹き出しセーリング移る。横からの風は20ノット近くまで上がり艇速は7ノット以上出る。ブローも入ってきたのでメインを3ポイント迄リーフする。それで7ノットはキープして快調だ。その後ジブもリーフするが速度は変わらないで維持した。
 この風は3時間位続いたがお昼過ぎに弱くなってしまった。お昼にトマトソースのパスタをビールで頂く。
 パクシー島の最初予定していた泊地のMongonisを覗くが狭い入り江にアンカーリングの艇がいっぱいだったので次の1NM 先のGaieosの泊地に行く。ここは埠頭に舫うことが出来るがこのシーズン空繋留場所を見つけるのが難しいので入り口にあるアンカーレッジにアンカーを打つ。7Mの底地に打ったがアンカーが効かないので再度打ち直す。   翔君と潜ってみるとアンカーが岩の間に落ちている。岩から外れそうもないので良しとする。
 ここも夕方には20艇以上アンカーリングになっていた。
 艇のデッキでシャワーを浴びてブルでハッピーアワーをする。至福な時間だ。
 夕食はマーボ豆腐かけごはんを頂いた。
  群青色の空には段々丸くなってきた月が奇麗に浮かんでいた。夜風が心地よい夜を錨泊で楽しんでいたが21時過ぎより東の空に雷雲が出来て風が強く吹き出し波も出てきた。
 前方のヨットが走錨を始めてCAVOK5に近づいてきた。乗員は食事にテンダーで出かけているようでいない。1艇身近くなったのでこちらのアンカーを伸ばす。テンダーも降ろして緊急時の準備をしておく。幸いに22時過ぎに乗員がテンダーで戻ってきたので走錨の旨伝える。波があるのでテンダーからの乗船に苦労していた。彼らはアンカーを揚げて別の場所に移動して一難去る。その他の艇もアンカーを打ち換えたりしていた。幸いにCAVOK5は明るいうちにアンカーチェックをしておいて効きを確認しておいたので走錨の心配はなかったが、逆に岩にチェーンが絡んでいたので揚げるときの心配だった。
 夜中の1時過ぎまで正田さんと様子を見ていたが落ち着いたようなのでベッドにもぐる。


(ID# 1142)
2018/8/19 (日) Kefalonia~Levkas(Sivota) 22NM

 今日は距離が短いので朝食を済まして08:55にアンカーを揚げる。
 ケファロニア島とイタキ島の間を抜けてレフカス島に向かう。一時良い風が吹いてセーリングに移ったが1時間も続かなかった。
 お昼にビールでサンドイッチを頂いた後シボウタの入り江に入る。ここも人気の場所で多数のヨットが来ている。いくつもの埠頭やポンツーンがあるが入り江に入って最初にあったポンツーンに13:30着ける。レイドラインも電気、水もあり一日35€だった。ここも夕方にはいっぱいになった。
 翔君の運転のテンダーで入り江の入り口の方に行き、岩場に小さな棚があって海水浴が出来るその場所まで行く。先着者がいて、彼が昨年ザキントスで我々と会ったと話してくれた。その時も孫と一緒だったと覚えていてくれた。結構他の艇の人達と再会することが多い。
 ほとんどヨット、モーターボートで占められている格好の泊地であった。夏休みなので家族連れや仲間での集団が多くいた。
 ブルを飲んだ後に夕食を野菜サラダとポークカレーを頂く。
 翔君がブラックジャックに凝って今晩もトランプで遊んでから休む。


(ID# 1141)
2018/8/18 (土) Kefalonia(Efimia) 快晴 微風

 正田さんが昨年ここで知り会ったイタリア人の女性ダイアナさんと待ち合わせを17日にしていたが彼女の乗って居る艇が今日の朝到着という事で彼は艇で彼女の到着を待つ。
 悦子と翔はメリッサニ洞窟を見学に行く。洞窟の天井に開いた穴から差し込む光が澄んだターコイズブルーの海面を照らし幻想的な空間を作り出している。
 前回は長蛇の列で見ることが出来なかったが今回は午前中の早い時間でもあり並ぶことなく観光できた。
 正田さんはダイアナさんと面会出来た。
 13時までにここの繋留場所を空けなければいけないのでひと泳ぎして水を浴びて電気器具の充電を終わらせお昼用にタベルナでポークのギロス(ケバブ)をテイクアウトする。
 ここの場所は今日14艇程チャター艇が入るそうだ。レンタカーを返して12時過ぎに舫いを解きアンカーを揚げて港内にアンカーリングする。
 かえってアンカーリングの方が静かで落ち着く。
 夕食は一昨日行ったタベルナでダイアナさんを呼んで一緒に食事をする。イタリア人で英語の先生をしていて毎年1か月ここで仲間とチャターヨットをレンタルして楽しんでいるそうだ。息子さんが秋に結婚との事で楽しみにしているとの事だった。とっても感じの良い上品な女性だった。
 食事はグリークサラダ、酢漬けアンチョビ、一昨日美味しかったポークのグリル、シー・ブリームのグリル、プローンのグリルをシェして食べる。ここのレストランのシェフが簡潔明瞭に料理を説明してくれる。いずれも美味しかった。
 テンダーで艇に戻ってから翔君とブラックジャックを遊んで寝る。風のある涼しい夜だった。


(ID# 1140)
2018/8/17 (金) Kefallinia(Efimia) 快晴 微風

 朝食後9時過ぎにVHFでマリーナを呼び出して出て行った艇の後に入れて良いか聞くともう少し待てとの返事だった。テンダーで上陸して許可を待っていると10時前1日だけの繋留ならOKとの返事をもらい艇に戻りアンカー打っての槍付けをする。チャター艇が次々出て行く。
 舫ってから早速水でデッキを洗う。電位器具の充電も行う。お昼に冷やしラーメンをビールで頂く。
 レンタカーを借りて島内見学をしようと思い2軒あたるが生憎空きがない。船具屋さん聞くともう一軒あるという事でそこに行ったら幸いあった。小さなサイズで一日50€だった。
 早速白い砂浜と青の海の色が奇麗なイオニア海で最も美しいビーチの一つと云われているミルトスビーチに行く。大混雑で駐車を坂の上の方にする。
 海岸線はビーチパラソルで埋まっていた。
 泳いだ後島の中心街アルゴストリに行く。ここにボーダフォーンショップがあるので先日購入したSIMカードが上手く働かなかったので見てもらうが直ぐ直ってしまった。スタッフがSIMカードを出し入れしただけで直り原因不明だった。
 艇に戻ってコインランドリーで洗濯をした後、水道からの水で体を洗うが十二分に水が使えて気持ち良かった。シャワーの後はレモンとビールとジンのブルで喉を潤おす。夕食に鶏肉のグリルを頂く。柔らかく美味しく頂いた。


(ID# 1139)

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