該当数 91 件(うち31〜60件目を表示)
<<前のページへ 次のページへ>> |
2016/8/31 (水) Methoni~Kalamata (32NM) 快晴 微風後南10ノット
7:45にアンカーを揚げる。静かな海峡を抜けながら朝食をとる。お昼前まで風が弱い。昼前に南からの7~10ノットぐらいの風が吹き出したのでセーリングにしてお昼に昨晩のラザニアをビールで頂く。静かな海での昼食は美味しい。
14時にカラマタ・マリーナに舫う。
手続きをしてからコインランドリーで洗濯物を洗い、スーパーマーケットに明日からの錨泊に備えて買い出しに行く。買ったものは艇に届けてくれた。
久しぶりにシャワールームで体を洗う。今晩は外食することにしてマリーナオフィッスの女の子にお薦めレストランを聞いてそこに行く。グリークサラダ、ズキーニボール、ザジキ、グリルド・サーデン、グリルドカラマリを白のハウスワインで食べるがお薦めだけあって美味しく、アントニオも喜んでくれた。
我々の係留しているポンツーンの直ぐ前のレストランだったので直ぐ艇に戻れた。
(ID# 906) |
2016/8/30 (火) Methoni 快晴 北西15~20ノット
朝方は風が弱かったが昼前より吹き出し時折20ノットを超える風が吹く。ここは良い錨泊地で波は立たず静かだ。風の音だけがごうごうする。
朝食後PCをもって全員で上陸してそれぞれ充電する。漁師から魚を買おうとしたが小ぶりの魚3匹で25€した。アントニオが高すぎるとアドバイスしてくれ買うのをやめた。
昼前に艇に戻りアントニオは晩御飯の下拵え悦子はお昼のツナサンドを作ってくれる。その間私は泳いでアンカーの確認と水深とチェーンの長さの関係のスコープについて実地検分する。水深5m弱のところにアンカーを打ったが20ノット風でもアンカーからチェーンが底を這っている長さは10m強位で底から残り25m弱は斜めに浮き上がりながら艇に伸びていた。
5m×7倍で35mのチェーンを流したが必要な長さだと痛感した。20ノット以上強い風だと、5倍ではアンカーが抜ける可能性もある。
お昼にサンドイッチを食べた後皆さん午睡する。
この港はホメロスの“イリアッド”に乗っているそうだ。紀元前670年の話になる。
12世紀にヴェネチアが東への海上交通の要所として、海賊から守るため要塞を作った。その後オスマントルコが1499年に征服して1686年にヴェネチアが取り返すまでオスマントルコの支配下にあった。
午睡の後アントニオと私は再度上陸して要塞を見に行く。幸い錠をしてあった要塞の入り口を知り合った管理人が明けてくれてロシア人の若いペアーと一緒に案内してくれた。 中にはトルコ風呂やミモレットや囚人の牢獄等の遺跡があった。
一緒に回ったロシア人の女性は美しく気品もあり楽しかった。
艇に戻りアントニオはラザニアを料理する。私は泳いで明日アンカーを揚げるとき他艇が邪魔にならないかチェックする。
夕食はオニオンソースのトマトとラザニアを赤ワインで頂く。美味しいラザニアだった。
食後音楽を聴きながら風の治まった泊地でウイスキーロックを楽しんだ。
(ID# 905) |
2016/8/29 (月) Keparissia~Methoni(32NM) 快晴 微風~西15ノット
07:40に舫を取る。隣に舫ってある艇のスエーデン人が見送りしてくれる。彼とは3か所で一緒になった。今年の冬はカラマタで越冬するそうだ。とてもフレンドリーな感じの良い夫婦だった。又の再会が楽しみだ。
暫く微風の中機走する。穏やかな海だ。予報通り10時過ぎから東から西に風が変わり段々良い風になってきたのでセーリングする。15ノット以上の追手の風になり観音開きで6ノット以上キープする。
Longos島の間の海峡を抜けて回り込むようにMethoniの入り江に入る。既に5艇ほどアンカーリングしていた。ヴェネチア時代とオスマントルコと歴史に翻弄されたペロポネソス半島の南西端の港である。昨年も寄ったが私のお気に入りの泊地だ。
砂地の4,5mの深さのアンカーレーッジで北、西からの風に完全に守られた良い泊地だ、 4,5mの深さに13;20にアンカーを打つ。35mチェーンを伸ばす。先にアンカーリングしていたドイツ艇の人が泳いでいて我々のアンカーを潜ってみてくれOKサインを送ってくれた。 早速悦子は再確認に泳いで見に行く。
お昼はアントニオがスパゲティ・ペペロンチーノを作ってくれ頂く。
何時もの様に食後はシェスタになる。船内で寝ても暑くない。
16時過ぎにラバーボートを降ろして上陸する。2泊錨泊予定なのでスーパーマーケットを探して食料の買い出しをする 艇に戻ってからいつものように泳いでシャワーを浴びる。このいつもの泳ぎはリフレッシュしてくれる。
夕食は今まで少しずつ残っていた料理を片付ける。この三日間のダイジェスト版で美味しく頂いた。
今日は私の71歳の誕生日だったが今年も海の上で迎えられ幸せだ。
風が20ノット近く吹くので再度再度艇周りを確認して眠りにつく。
(ID# 904) |
2016/8/28 (日) Katakolon~Kiparissia(30NM) 快晴 東後西 微風から順風
08:05に朝食後舫いを解きアンカーを揚げる。港を出ると東からの順風が吹く。早速セーリングに移る。10過ぎに風が凪いでくる。予報通り西風に変わる時期だ。40分ほど2ノット前後の速度で漂っていると期待通り西からの風が吹き出してきた。時間はかかったが全行程出入りは別にしてセーリング出来た。
キパリシアの港に入るとカタコロンでも一緒だったスエーデン人の艇が既に入港していて今回も我々のもやいを取ってくれた。岸壁はかなり空いていたので彼らと同じ様に15:00に横付けする。パイロットブックには水道、電気ありと書いてあったが水道はあったが電気はなかった。
ソーラパネルが故障しているので電気が取れないと不便だ。冷蔵庫も使えなくなるのでミニスーパーに買いに行きついでに町に出るが小さな町でかつ日曜日だったので店は閉まっていた。コーヒーショップで暑くなった体をフローズンヨーグルトで冷やして帰る。途中街路樹のオレンジの木からアントニオは一つもぎ取って今日の晩に使うとの事だった。
心地よい海風が体を冷やしてくれる。
夕食は今晩もアントニオが料理してくれた。クレープをパウダーから作り中にハムとチーズを入れた前菜を作る。これまた美味しい。そしてニンニク、オニオン、トマトを使った茄子のスパゲティもイタリア人の味で流石に美味しかった。
デザートは今日街路樹からもいできたオレンジを使ったクレープでウイスキーとぴったりだった。
(ID# 903) |
2016/8/27 (土) Katakolon 快晴 微風
アントニオは港の直ぐ前にある駅から8:30の電車でオリンピア見学に出かける。
我々は行ったことがあるので艇に残り雑用と休養をすることにした。
久しぶりに電気が使えるので冷凍庫も復活してすべての電気器具の充電が艇で出来て助かる。漁から帰ってきた漁船を覗くと大したものが揚がってない。やっと1隻ロブスターを揚げてきた漁船があったので1尾と中振りのエビ3尾買う。彼らのエビの漁獲のすべてだった。
ここは島と違い水道が豊富に出るので洗濯をする。強い太陽とそよ風で洗濯物はアッという間に乾く。
この港は繋留しているヨットも少なく寂しいが昼前に大きなクルーズシップが入港してきた。オリンピア観光のための寄港だ。
アントニオはオリンピア観光に行っているので悦子とみそ汁、肉の佃煮、昨晩の残り物をご飯で頂く。
アントニオが帰ってからハーバーの横にある海水浴場に行くが人影が少なく海水も今一綺麗でないのでちょっとだけ泳いで帰る。水道からの水を直接かぶって体を洗う。
夕食はアントニオが腕を振るってくれてロブスターとエビのスパゲッティ・アラゴスタを作ってくれるが絶妙の味で最高の味のスパゲッティだった。毎日食べたい味だった。
(ID# 902) |
2016/8/26 (金) Zakinthos~Katakolon(24NM) 晴れ 北~西微風
朝食をゆっくり食べて給水した後9:05にアンカーを揚げる。北東風が20ノット近く吹いている。港を出てメイン、ジブを3ポイントで揚げる。波が若干ある。機帆走で8ノット近く出る。帆走に移ってから暫く6ノットぐらいで順調なセーリングだったがその風も1時間立たないうちに弱くなり再び機帆走にする。今日の風の予報は15ノット以上の北風だったので全行程帆走を楽しめると思っていたが期待外れになってしまった。
13:50にカタコロンの港に入る。ここはオリンピアが近くにあるのでクルーズシップが寄港する。今日は、クルーズシップは入港していなかった。マリーナの埠頭にアンカーを打って船尾着けをする。21日にザキントスで会ったスエーデン人の艇が係留してあり彼らが舫いを取ってくれた。22日以降ここに居たそうだ。
マリーナと云っても港の埠頭を利用しただけで水、電気があるだけだ。夕方管理人が集金に来たが繋留料一泊10€、電気と水道代5€でしめて15€だった。
200m以上あるマリーナ用の岸壁にはまばらに4,5艇が係留してあるだけだった。
お昼にアントニオがフレゴラボッタルガを作ってくれビールで頂く。ボッタルガの味が染みて美味しいイタリアンだった。
午後は洗濯をする。小型洗濯機をそのまま210Vにつないでしまって慌てて変圧器で100Vにしたが動かなくなってしまった。仕方なく手洗いする。ついでに艇を水洗いする。
明日はアントニオがオリンピアを見学したいということなのでここに2泊することにする。
夕食は純日本風にして胡瓜の合もの、キャベツのピクルス、茄子のみそ炒めとお稲荷さんを菅原さんから頂いた泡盛の古酒“瑞泉”で頂く。アントニオは、泡盛は苦手のようだった。
食後散歩がてら港のカフェーに行ってここの雰囲気を味わう。日中はほとんど人影がなかったが夜は何件もあるタベルナに沢山のお客さんが入っていた。
海風が心地よい夜だった。
(ID# 901) |
2016/8/25 (木) Zakinthos 曇り 北風
朝食の前にアントニオが漁師から直接魚を仕入れてくる。朝食後アントニオにシップレックビーチを見せたく再度行く。何回見ても海の色、岩壁の白と素晴らしい景観だった。
約2か月ぶりの雨が昨日降り今日も曇りの天気でいつものように北風だ。バルカン半島に夏常駐する高気圧とトルコの南に同じく常駐する低気圧の関係で7,8月はエーゲ海を中心に北風がほぼ吹き続ける。この月の90%は北風だ。特にエーゲ海の中心は一番強く吹きその季節風をメルテメと呼んでいる。
帰りにスーパーマーケットでこれからの航海の食料の買い出しをする。 1時に車を返してからざるそばをお昼に頂く。アントニオは初めてみたいだったが美味しいと食べていた。
昼寝の後港の外で泳ぐ。泳いでシャワーを浴びるのは日課になっている。
相変わらず港の前の道は賑わっている。
夕食は野菜サラダ、アントニオが料理したスパゲティボッタルガ、悦子の料理のアクアパツァを赤ワインで頂く。アントニオは赤ワインが好きなので赤ワインになる。
食後に今日仕入れたブドウを食べるが甘くて美味しかった。
そのままアントニオと私はコックピットで寝てしまい目が覚めたときは1時を回っていた。
(ID# 900) |
2016/8/24 (水) Zakinthos 曇り後雨
今日はハリエットが下船してアントニオが乗船する日だ。いずれも夕方の便で出入りする。午前中ハリエットはバッグ詰め、我々は艇の掃除をする。悦子がチキンサンドイッチのお弁当を作り、オリーブ工場の見学と海岸に行く。オリーブ工場はミュジアムになっていて係員が説明してくれる。
お土産に試飲して美味しかったオリーブオイル、そしてオリーブ石鹸を買う。
その後海岸に行きお弁当を食べてから空港に行きハリエットを見送る。代わりにアントニオがローマから来る。今年の春にはサルデーニャ島のカンジョウーネの彼の家でお世話になり、そして一緒にサルデーニャ島を航海した仲だ。もう一度一緒に航海したいということで急遽来た。久しぶりに会い懐かしかった。
丁度今日はギリシャ正教のお祭りがありザキントスの町は大賑わいで交通規制が引かれていてハーバーに車で入れず車を町の外れに停める。
ハーバーの前の通りは歩行者天国になりパレードが通過して大層な賑わいになった。
夕食はアントニオが来たのでタベルナでギリシャ料理を食べる予定をしていたが、タベルナが非常に混雑していたのでグリークサラダ、グリルドカラマリ、グリルドオクトパス、グリルドプローンをテイクアウトして艇でパレードを見ながら彼の差し入れのワインを飲みながら食べる。生憎と6月19日以来の雨が降った。
(ID# 899) |
2016/8/23 (火) Zakinthos 晴れ 北北西の強風
午前中に町のメイン通りに3人で買い物に出かける。夏のシーズンも終わりに近づき各店バーゲンセールをしていた。
半ズボンを一つ私は買う。お昼の代わりに軽くスナックを食べて13時にレンタカーを借りる。最初に先日トリッパーボートで行ったShipwreck Beachを上から見に行く。上から見ると鳥瞰図の様に見えるので、海の青の色と岸壁の白の色が際立って綺麗だった。今日は北北西風が強く北西に面しているこの湾は波が強くトリッパーボートは近づけず海水浴客は誰もいなかった。難破船だけが鎮座していた。 その後タベルナを探しながら島の南のビーチに行く途中の山中にタベルナを見つけてそこでお昼を取る。グリークサラダ、チキンスブラキ(串焼き)スブラキケバブー、ハンバーグを私以外ビールで食べる。おばあさんと息子夫婦でやっているタベルナでおばあさんの料理は、とっても美味しかった。総額24.5€には驚いた。
時間が遅くなってきたのでビーチは諦めてヴェネチア時代のお城を見学に行く。時間外で場内には入れなかったがザキントスの町を見渡す丘の上にあり港も一望出来て素敵な景観だった。
艇に戻ってからそれぞれ読書をして過ごす。
ブルを夕暮れ楽しんだ後、夕食はハッリエットがサラダを作りチッキングリルを頂く。
ソースがチッキングリルを引き立ててくれた。
(ID# 898) |
2016/8/22 (月) Keri~Zakinthos(15NM) 快晴 微風
朝食後一休みしてから全員海水浴をしてアンカーを10:10に揚げる。
約3時間の行程になるが微風の為、全行程機走する。13:20にほぼ一昨日と同じ位置に船首かアンカーを打ってスターン着けをする。
お昼はハリエットがツナサンドを作ってくれビールで頂く。錨泊していたのでPC等の電池の充電を兼ねてお店で充電をする。町を散歩したりして何もすることもないゆっくりした午後を過ごす。好きな時間だ。
夕方になるといつものように。ハリエットがブルを作ってくれ心地よい風を浴びながら夕暮れを楽しむ。
夕食にエビのグリルをテイクアウトしてサラダ、ラムチョップを昨年CAVOK5にいらした菅原さんの差し入れの泡盛の古酒で食べる。ハリエットは40年前に沖縄に滞在したことがあり泡盛を楽しんでくれた。
(ID# 897) |
2016/8/21 (日) Zakinthos(Main harbor)~Zakinthos(Keri)15NM 快晴 微風
トリパーボートの発着港の前で市場が開いていたので午前中悦子とハリエットが買い物に出かける。結構遠いいので港内をラバーボートで行こうとしたがエンジンがかからないので歩いて行った。ラバーボートのエンジンのかかりが悪く、暫くするとかかったりプラグがウエットになっているので拭いたりするとかかるが今日はエンジンルーム内がウエット過ぎたのかプラグを何回拭いてもかからなかった。23日に島内観光を予定しているのでレンタカーの予約をする。ギリシャではレンタカーは安かったが人気の場所の最盛期と云うことで小さな車で60€はする。隣に繋留しているスエーデン人の夫妻がデスカウントして45€で借りたというのでその店を教えてもらい55€と云われたので、彼は45€だったというと45€にしてくれた。言ってみるものだ。この夫妻は5年前にリタイヤーして冬もヨットで生活しているとの事だった。
11時過ぎに買い物も終わり12時に舫いを解く。今日は島の南の湾にあるKeriに行くがここは昨年陸から来て錨泊したいと思っていたところだった。
お昼はソーメンをビールで頂く。ソーメンとビールと太陽と海は良く合う。
14:40にKeriの入り江にアンカーを打つ。数えると15隻ほどアンカーを打っていた。底は砂地で徐々に15mぐらいから徐々に浅くなりエリアも広くアンカーが打ち易いところだった。6.5mの深さにアンカーを打つ。
泳いでアンカーの効きを見に行く。深く食い込んでいなかったがしっかりと砂を噛んでいた。
夕方までそれぞれ読書をして過ごす。夕食前にブルをメロンと生ハムで楽しむ。 夕食は昨晩のタベルナでのテイクアウトした、ケバブ、ポテト、フライドカラマリで済ます。ギリシャ産白ワインを飲むがドライで食事に合う。
22時過ぎにだんだん丸が欠けて来た月が木星のような橙色で水平線から上がって来た。
3人ともMNSC(Moon light Natural Swimming Club)のメンバーなのでナチュラルになり泳ぐ。水は暖かく気持ちよかった。
月明りが海面を照らし静かな錨泊地の夜をウイスキーの水割りを飲みながら夜半まで楽しんでから就寝する。
(ID# 896) |
2016/8/20 (土) Zakinthos 快晴 微風
朝食の後タンクローリーが来るのを待つ。昨日予約しておいたトリッパーボートに9時前に行かなくてはいけないので来なかったら諦めてようとしたときに来た。105L入る。
港の外れのトリッパーボート乗り場に行くと既に沢山の人たちが乗り込んでいた。3階建てのトリッパーボートに100人以上は乗る。トリッパーボートは途中で投錨して泳いだりビユーポイントに寄ったりして一日中楽しませてくれる。自分で船頭しないで済むので楽だ。最初にブルーケーブに行く石灰岩の岩が削られたケーブだが海の色が変化して素晴らしい景観だった。次にShipwreck海岸に行く。ここは三方100m以上の切り立った岸壁に囲まれ陸からは行けない砂浜だ。昔密輸船が難破して浜に乗り上げたがそのまま浜に鎮座している。海の色と砂浜の色と高い岸壁が絵葉書のようなきれいだ。前回トリッパーボートで来ようとしたが風が強く上陸できず途中で引き返した処だ。
次に小さな入り江の中にある漁港Porto Vromiを覗く。島の南西部に続いている洞窟群を見ながら進むが何とも言えない海の色だ 島の南は自然環境保護地区になるが明日錨泊を予定しているKeriの湾を見ることが出来た。お昼に卵サンドウイッチを持っていて食べたが港に着いたのは17:30になっていた。
途中景色を楽しみながら転寝したり美しい浜で泳いだり楽しんだ遊覧だった。
帰る途中で市場が未だ開いていて覗いて帰るが明日もやっているとの事なので朝市場に寄ってから出港することにした。
艇に戻ると朝お願いしてあったプロパンボンベが届いていたのと昨日出した洗濯物も運んできてくれた。
夕食はハリエットがご馳走してくれるとの事で外食する。ギリシャ料理のお店だったがカラマリフライ、ズッキーニボール、チーズ、グリークサラダの後メインにケバブ、テンダーロインステーキ、ラムチョップを頼んだが食べきれずドギーバックをもらい明日の食料とすることにした。味は美味しく沢山食べたが如何せん量が多かった。
帰ってから水割りを楽しんでから就寝する。
(ID# 895) |
2016/8/19 (金) AY Nikolous~Zakinthos(Main harbor)(13NM) 快晴 微風
何時もと同じようにコーヒー、ヨーグルト、パンと果物はピーチで朝食を済ませた後、9時に舫いを解く。既に前後に繋留していたヨットは出港していた。
今日は13NMと短いので気楽だ。静かな海面を機走するが行き交う艇が多い。
12時にザキントス島の中心になるメインハーバーに入港する。電気、水道のある岸壁は一杯で諦めてメイン通りの前にある岸壁に槍着けするスタッフが来て手伝ってくれた。
ここは水しかない。2泊で45€だった。お昼を冷やしソーメンと残っていたラムチョップをビールで頂く。
ランドリーを確認したところコインランドリーがなく洗濯屋さんが来てくれるとの事で頼んだ。次々艇が入ってくる。
PCや携帯のバッテリーがなくなってきたので前のお店でコーヒーを飲みながら充電をする。明日は島一周の観光船で一日遊ぶ予定でトリッパーボートを予約する。 小型タンクローリーが居たので給油を頼む。燃料はタンクに200L入るが半分なくなる前に給油するようにしている。夕方給油の予定が明日の朝になることになる。大変にぎわっているウオターフロントだ。行き交う人間模様も楽しい風物詩だ。港の防波堤の外が海水浴場になっていたのでひと泳ぎしてからシャワーを浴びる。
ブルを飲んだ後に晩御飯はサラダ、鶏の照り焼きとラーメンを頂く。いつも美味しい。
月を見ながらコックピットでウイスキーのロックを飲みながらうとうとした。
(ID# 894) |
2016/8/18 (木) Ithaca~Zakinthos(AY Nikolaos)(30NM) 晴れ 微風~西10~20ノット
昨晩は夜中の2時過ぎに寝たのでゆっくり起きて朝食を食べた後岸の岩から取っていた舫いを取る。ハリエットと悦子は泳ぐ。9:55にアンカーを揚げてザキントス島目指す。行き交う艇が多い。暫く東の微風で機帆走するがお昼過ぎると西風に代わりだんだん強くなる。ケファロニ島の南の岬を超えてから15ノット以上の風になり帆走を楽しむ。時折20ノットぐらいになるのでメインを3ポイントリーフするが6ノット以上をキープする。
同じ方向に行くヨットと伴走を楽しむ。
15時にニコラウスの港に入り空いていた南側の岸壁に横づけをしようとするとドイツ艇の人が舫いを取ってくれる。風が未だ強かったので助かった。
風に押されて岸壁との間はフェンダーで確保しているがあまり良い状態ではない。でも夕方には風が治まるので良いことにする。そうこうしているうちに次から次にヨットが入ってきて岸壁は一杯になる。
港の脇に小さな砂浜があるので泳ぐ。透明度が良く何色もの青を醸し出した海の色が素晴らしい海水浴場だった。
艇にも戻って皆さん船尾のシャワーを浴びる。
夕暮れはハリエットが来てからの定番のブルで喉を潤す。レモンが沢山入っているので泳いだ後にピッタリの飲み物だ。
今晩はとんかつ。ハリエットの大好物だ。ハリエットとは同じ1945年生まれなので今晩お祝いをすることにした。日本で手に入れた1945年のボルドーワインを開けることにする。
着けている岸壁埠頭の明かりが煌々と明るい。デッキは昼間のようだこの岸壁埠頭は電気も水もない代わり無料だ。
ハリエットと私は1945年の生まれでお互いに71歳になるお誕生会をする。1945年のワインを見ると2014年に1945年の樽からビン詰めしたと書いてあった。
古いワインの特徴で甘く香りが良く、とろけるようなまろやかなワインだった。
日本の豚には及ばないが肩ロースを上手に揚げたとんかつ美味しかった 食後折角満月の日だが埠頭の照明塔が明るいので海岸に行って月見をする。月は時折薄い雲に隠れるが海岸を月が照らし素晴らしい光景だった。
(ID# 893) |
2016/8/17 (水) Kefallinia~Ithaca(Pega Pigadhi)(12NM) 快晴 微風
今日の帆走距離は短いのでパンとヨーグルトとネクタリンの朝食をゆっくりと済ませる。ハーバーの繋留代を支払うと2泊して電気、水道使って44€だった。
10時に舫いを解き隣のイタキ島に向かう。イタキ島はホメロスの叙事詩「オデュッセイア」の中の英雄オデュッセイウスの故郷と云われている。静かな海面を多数の艇が行き交う。13時にイタキ島の南東部にある入り江のPega Pigadhiにアンカーを打つ。既に20隻ほどアンカーリングしていた。底が砂と岩と海藻なので底を見ながら水深8mのところにアンカーを打ってから、ラバーボートで岸の岩場に船尾から舫いを取りに行く。今晩は風も強くならない予報なので心配はないが、陸からも舫いを取り安心だ。潜ってアンカーを見ると岩にかかった状態だった。陸からも舫いを取っているので反対側に艇が移動することが無いので心配ない。
皆さん早速泳いでからソーメンの昼食をとる。午後はゆっくり艇で昼寝をしたり読書をしたり泳いだりする。水温は26度だった。火照った体を冷やすには丁度良い温度だ。
今晩は満月の前日だ。月が上がってくるのと合わせてブルをハリエットのお土産のスモークサーモンで楽しむ。日が暮れるのと同時に月明りが明るくなり海面をキラキラ照らしてくれる。素敵な情景だった。 夕食はグリーンカレーを白ワインで月光の明かりで頂く。グリーンカレーのスパイスが食欲を誘った。
食後は月明りの下で飲みながら深夜まで自然を楽しんだ。
(ID# 892) |
2016/8/16 (火) Kefallinia 快晴
朝4:20に起きる。不覚にも米谷さんに起こされる。直ぐ荷物を積んで約45km先にある空港に向かう。途中工事中で通行止めがあったが迂回路が分からず細い道をくねくね彷徨う。GPSは何度も工事中の道に戻ろうとする。何とか6:40発の飛行機に間に合うよう空港に着くが何があるかわからない。この便の到着便でHarrietが6:15にアテネより来る。元気な姿でHariietが出てきて2年ぶりの再会を喜ぶ。
帰りは来た道と違う道を行く。途中ミルトス・ビーチを上から見る。
朝食後彼女も早い時間にアテネを出発しているので暫く艇で休むことにする。
休んだ後昨日と同じメリッサニ洞窟を案内してからミルトス・ビーチに行くが駐車場が満車だったので諦めて上から海の青色の見事な変化と砂浜を眺めるだけにしてアソスに向かう。ここは小さな入り江でそれを囲む街並みが美しい、又丘の上にはヴェネチア時代の要塞跡がある。数隻のヨットが錨泊していた。小さなピアにはカタマランとモノハル艇がそれぞれ1艇舫っていた。周りはレストランで囲まれ小さな砂浜ではビーチパラソルが並び海はクリスタルウオターで緑に囲まれ丘の上にはお城があり箱庭のような風景だった。お昼はピアの一番先にあるタベルナでグリークサラダ、グリルドカラマリ、ケファロニアミートパイ、ポークスブラキを食べる。
鮮度の良いカラマリだった。この島はギリシャの美食の島といわれているだけあって食べるものは美味しい。
食後泳ぐ、若干水が冷たかった。朝早かったので早めに艇に戻り買い物をしてからレンタカーを返す。
プロパンガスボンベを換えに行く。場所によって値段が違うので面白い。ここは安く16€だった。艇の水も満タンにする。船尾でシャワーをいつものように浴びる。女性陣は艇内で浴びる。
Harrietがジンとレモンそしてビールを入れたブルと云うカクテルを作ってくれ楽しむ。レモンが効いて美味しい。
夕食は昨晩と同じでオニオンを載せたトマト、ペパーの細切りしたオイル漬け、生ハムそして3日連続でラムチョップをテイクアウトする。連続して食べても飽きないほど美味しい。柔らかく上手にグリルしてある。
昨晩のズッキーニのリゾットも出る。
食後はHarrietの娘のKateの結婚式の写真を、アイリッシュミルクを飲みながら見せてもらう。
(ID# 891) |
2016/8/15 (月) Kefallinia 快晴
朝食後ラバーボートのエンジンのかかりが悪いのでプラグをチェックする。案の定プラグがウエットだった。ドライにしたら一発でかかった。
岸壁に舫ってある艇が2艇ほど出港していたので、エンジンが調子良くなったラバーボートで上陸して港のスタッフに空いた場所に繋留して良いか確認するとOKとの事、艇に戻りアンカーを揚げて岸に舫う。
係留して昨日予約してあったレンタカーを借りる。早速観光地を廻ることにして最初メリッサニ洞窟に行く。海と直結している洞窟が陸上から空いている穴から光が差し込んで幻想的な青の色を醸し出している。
その後島のメインになるアルゴストの町を訪ねる。中心地だけあってショッピングアケードが連なってにぎやかな町だった。お昼を食べるがハンバーガーにした。マクドナルドのハンバーガーと違って手作りの美味しいバーガーだった。そしてお昼の後ミルトス・ビーチに行くが、山の中腹から見るミルトス・ビーチは白い浜と海の変化のある青の色は素晴らしかった。ビーチは沢山の海水浴客が日光浴をしていた。
米谷さんと私はミルトス・ビーチで泳ぐが海の青の色は上から眺めた方が美しい。
帰りにアソスを上から見に行く。錨泊したら気持ちよさそうな入り江だった。
その後島の南西になるミルトス・ビーチを上から眺めるが海の色の素晴らしさは天下一品だった。ビーチに行くと沢山の人々がビーチパラソルの下で日光浴をしている。米谷さんと私は泳ぐ。熱くなった体を冷やすの海に浸かるのが一番だ。18時過ぎに艇に戻る。 細かくしたオニオンをトマトの上に載せたサラダと生ハムでジントニックを楽しむ。
夕食は昨日のラムチョップとケバブが美味しかったので再度テイクアウトする。
そしてズッキーニのリゾットを頂く。今日は赤ワインを楽しんだ。
明日米谷さん達が早朝の飛行機なので早々と就寝する。
(ID# 890) |
2016/8/14 (日) Meganisi~Kefallinia(Eufimia) (25NM) 快晴 東15~20ノット
朝昨晩注文しておいたパンを米谷さんがタベルナから持ってきてくれ朝食をとる。未だ暖かいパンでバターを塗って食べたが美味しかった。
8:20に舫いを解く。イオニア海のこの辺りは島に囲まれ風が強くても静かな海面で走りやすい。東の風が予報より強く15~20ノット吹く。当初フルセールで横風を受けて8ノットの速度で快調に帆走する。後半海峡の通り道からの時折20ノットを超える風が吹くようになりメインセールを3ポイントリーフする。イタキ島とケファロニア島の海峡に入ると風が前に回ったので機帆走にする。夏真っ盛りで行き交うヨットが多い。
港が混むといけないと思って13:20にケファロニア島のエフミア港に入るが空いている岸壁の場所に着けようとするとダメとの事だ。チャーターヨットの基地があり岸壁の係留場所はチャーターヨット用に確保されている繋留場所だった。VHFで、港内でアンカーを打って待てとの指示を港の管理人から受ける。
アンカーを打ってソーメンのお昼を食べて待つが音沙汰ない。ラバーボートを降ろして様子を見に行く。ついでに明日のレンタカーの予約をする。
ここはチャーターボートの会社サンセールの基地になっていて今日日曜日が1週間単位のチャーターボートの返却の日で繋留場所は最終的に満杯になった。
結局18時になっても連絡がなく諦めて湾内で錨泊することにする。再度上陸してケバブとラムチョップをテイクオアウトしてくる。
どちらも良い味だった。
風が結構強く、日が暮れてからは半袖では寒く長袖、長ズボンが必要だった。
戻ってきたチャーターボートを数えると20艇を超えていた。明日はこの艇が出て行くので空くだろうとの事だった。
港内で錨泊する。
(ID# 889) |
2016/8/13 (土) Meganisi 快晴 微風
今回初めて朝ゆっくり起きる。今日はのんびり此処で過ごすことにする。朝食をタベルナに食べに行くが8時過ぎにやっとオープンした。
小さなビーチがあり其処のビーチパラソルと長椅子を借りてゆっくりすることにした。私はPCのメールが起動しなくなったのでタベルナでWIFIを使って何とか直す。午前中一杯かかってしまった。
お昼は艇に戻りソーメンを頂く。食後はビーチで休む。パラソルの日陰で長椅子に寝そべって海風を浴びていると暑さも感ぜず心地良い。
艇に戻り泳いだ後ついでにプロペラの貝落としをする。艇でシャワーを浴びた後ジンライムでハッピーアワーを過ごす。
夕食はタベルナで今日も食べる。
例の如くグリークサラダ、グリルド・ペッパー、フライドカラマリ、グリルド・サーデン、ラムチョップ、スタッフド・トマト、スタッフド・ペパーを白ワインで食べる。特にラムチョップが柔らかく美味しかった。最後はギリシャの地酒チポロとグリークコーヒでしめた。
のんびりした一日であった。
(ID# 888) |
2016/8/12 (金) Paxoi~Meganisi(45NM) 快晴 西北西微風~20ノット
午後から北西風が強くなる予報だったので7時にアンカーを揚げる。狭いところに横並びの各艇がアンカーを打っているので交差を心配していたが交差もなくアンカーが揚がる。
ここから32NM先のレフカダ島と本島の間は運河になっている。入り口に道路の橋がありこれが開門しないと通れない。パイロットブックによると毎時丁度に開くことになっていたので13時丁度に合わせて速度を調整していく。20分前に着いたが13時になっても開門しない。入り口には5,6隻の艇が岸壁に舫っているので開門は何時か聞いてみると14時との事だった。我々も岸壁に舫いみそ汁とお握りのお昼を頂く。理香さんも少し元気が出てきた。
14時の開門とともに約3NMある運河に入る。10艇ほどの艇が開門を待っていた。
風が段々強くなり運河を出るころには20ノットになるが内海に入ったので波もなく静かだった。
Meganisi島には良い錨泊地があちこちあるがレストラン桟橋のあるSpartochoriの入り江に入りレストランSpiliaの桟橋に着ける。前回は電源を確保できたがほぼ満席の状態で電源は確保できなかった。早速泳ぐ。夕方には満杯になった。
夕食は20時に予約する。理香さんも元気になり食欲が出てきたので安心する。
カラマリフライ、タコグリル、グリークサラダの定番にヅキーニのフライ、ペッパーのフライ、スブラキ、エビのグリル、チッキンのグリルをハウスワインで食べる。タベルナは30弱あるテーブルが満席になっていた。
どれもシンプルな味付けだが新鮮で美味しかった。海辺の素敵なタベルナであった。
食事が終わったのが23時過ぎになっていた。もう一泊ここに停泊することにして静かなヨットの中で安らかな眠りにつく。
(ID# 887) |
2016/8/11 (木) Erikoussa~Paxoi(Gaios)(50NM) 快晴 北西微風~10ノット
07:20にアンカーを揚げる。今日も寝坊してしまった。今日も又静かな海だ。追い風だが弱いので機走する。当初目的地はPaxoi島のLakkaの入り江であったが理香さんが日射病にやられたみたいなので具合が良くない。熱さましの薬を飲んだが良くならないのでLakkaの錨泊は止めてPaxoi島のメイン港のGaiosに目的地を変える。16時にGaiosの入り江に入るが繋留場所は満杯で入る余地がない。パイロットブックによると17時過ぎに観光船が出たあと岸壁が空くので係留できると書いてあったので粘り強く待つ。地元の艇は良く知っていて観光船が出た後直ぐ係留して入る余地がなくなってしまった。困ったなと思っていると既に係留していた艇から脇に入れる旨親切に勧誘してくれる。早速バウにアンカーを打って岸壁に槍付けする。いつも親切に救われている。着岸すると親切な年配のギリシャ人が世話してくれて電気、水も使えるようにしてくれた。彼は昔船員で日本に何回も来ていたそうだ。ギリシャでは彼みたいな昔船員で日本に来た事のある人によく合う。
理香さんの熱が下がらないので医者を彼にお願いすると20分後に医者が来てくれた。
やっぱり日射病で処方箋を用意してくれた。
理香さんもお医者さんに診てもらったのと薬を飲んだこともあり少し元気になりホットする。
米谷さんと港の脇の海水浴場で泳いでからシャワーを浴びていつもの夕暮れのハッピーアワーに入る。生ハム、エビのアヒージョ、グリークサラダを肴に、ジントニックで始まってから白ワインに移る。理香さんはやっと食事が食べられるようになり梅干しと佃煮でご飯を食べらることが出来るようになった。我々もご飯と梅干佃煮を頂いた。ここは観光船がコルフ島から来るところなので明日10時前に出なければいけないとの事だ。電気、水道が来てメインの通りの前でラッキーな場所に繋留出来た。
(ID# 886) |
2016/8/10 (水) Corfu~Erikoussa(30NM) 快晴 北北西微風
朝7時前に出る予定をしていたが寝坊してしまう。久しぶりの出航なのでミスが無い様点検をしてから07:20に舫いを解く。静かな海面だ。
風は向かい風の微風だったので慣れた海域をエリコウサ島迄機走する。
13:00にエリコウサの入り江の7mの深さの砂地にアンカーを打つ。既に10艇以上錨泊していた。
早速ラバーボートを降ろして上陸してお昼を海辺のレストランでツナクラブサンド、ハムクラブサンドとムサカをビールで食べる。
理香さんが未だ調子が良くないのでそのまま砂浜でパラソルとビーチベットを借りてそこで休むことにした。
夏の海のバカンス真最中の浜辺だった。ついでにSandroの家に行きコルフ島のグービアマリーナのバースを借りたお礼と今晩の食事の予約をして悦子と私は艇に戻る。
お昼にビールを飲んだので暫く転寝を楽しむ。海底もきれいに見える海なので転寝の後泳ぐ。ついでにペラと速度計の貝落としをする。アンカーはしっかり砂地に食い込んでいた。
夕方米谷さんを迎えに行く。皆さん疲れたのか暫く横になってから20時にSandroの家に行く。バースを借りたお礼に日本からのお土産を渡す。彼はイタリア人なのでメニューはイタリアンになる。タコのポテトクリームソース、セピアのグリーンソース、ムール貝のパスタ、マグロトロのたたき、タイとスズキの入ったフィッシュスープをスパークリングワインと白ワインで食べる。野菜のすり身のソースはクリーミーで絶品だった。
SandroとFrancaは今年の3月に日本に来るとの事で再会を約して別れる。
半月の月光に照らされた海面をラバーボートで艇に戻る。
(ID# 885) |
2016/8/9 (火) Corfu 快晴
今日の15時に定刻通りコルフ空港に到着する。本来は7日に到着して8日に来る娘婿のお父さん米谷さんを迎える予定であったが私の手違いで2日遅れの本日の到着になってしまった。米谷さんには、マリーナの近くのホテルに泊まってもらった。
コルフ空港に着いて直ぐ米谷さんに電話すると既にマリーナに来ておりCAVOK5を見つけてそこにいるとの事で安心した。空港からマリーナ迄近い。20分弱でマリーナに着くと近くのお店で休んでいた米谷さんが来てくれた。私の手違いにも関わらずにこやかな米谷さんに会ってホットする。お連れの理香さんが暑さにやられているのが気がかりだ。
早速荷物の整理とデッキの水洗いを米谷さんに手伝ってもらう。
買い物をお願いして、私は旧市街地に行ってインターネットのSIMカードを買いに行く。3か月間6Gで25€だった。
慌ただしい一日になったが何とか明日からの出航準備も出来てビールで喉を潤す。
夕食はフェタチーズの入ったグリークサラダ、メロンとプロシュート、パンとタラモを白ワインで頂く。理香さんは暑さに負けて日射病気味で食欲は無い。
食後24時過ぎまで米谷さんと水割りを飲みながら子供達の話を中心にあれやこれやお話しながら良い時間を過ごす。
時差に関係なくぐっすりと休めた。
(ID# 884) |
2016/7/21 (木) Corfu~Japan
朝5:00にタクシーが迎えにくる。シーコック、戸締り等の確認をして離船する。Lisaは遅い便だが一緒に出る。Lisaとは空港で別れ彼女はそのまま市内に行く。
06:40に飛行機は定刻通り出発する。アテネで乗り継いでウィーンから成田へ帰るがアテネでの乗継時間が40分しかないので心配していたがスムースに行き問題は無かった。
ウイーンでは約6時間のインターバルがあったが無事成田空港に22日お昼に着いた。
(ID# 881) |
2016/7/20 (水) Corfu 快晴 微風
今日はエリザベートが愛したというアヒリオン宮殿と世界遺産のコルフ(ケルキラ)の旧市街を廻る。
アヒリオン宮殿は2回目の見学になるが宮殿の中庭にギリシャの英雄アキレゥスの像がイオニア海を見渡すように立って居る姿が見事だ。
クルーズ船が2隻コルフ港の沖合に錨泊しているせいもありクルーズ船の人達で賑わっている。
旧市街地ではシーフードで定評のあるという1932年創業のレストラン〝REX”で前菜に生ハム入りサラダ、アーティチョークのフライ、ナスの和え物を食べて、メインにムール貝の白ワイン蒸しとヒラメのグリルを食べる。ヒラメは新鮮で上手に焼いてあり中々の味だった。
明朝早く帰国するので悦子は孫へのお土産を探して買う。
レンタカーが16時返しなのでマリーナに戻りレンタカーを返してから艇を2週間強の間繋留しておくので留守の間の準備をしておく。明日の空港までのタクシーも頼む。
ソーラーシステムの業者と、我々がここに戻ってくる8月7日までには確実に取り付けて置くよう確認した。
プールで泳いだ後シャワーを浴びて20時前からコックピットでメロンを中心にサラミ、生ハム、タラモで宴を始める。
今日もグリーンカレー迄届かなかった。明日は05:00にタクシーが迎えにくる。
早いので早く寝る。
(ID# 880) |
2016/7/19 (火) Corfu 快晴 微風
朝ソーラパネルの交換について業者と作業の行程について話す。今ついている同じパネルを取り付ける様に要請する。同じパネルを取り寄せるのに時間が掛かるとの事だ。こちらは8月7日にコルフに戻り9日にはここを出航する予定だ。中々ヨットの整備は予定通り行かないのでかなりのネゴシエーションが必要だ。結果メールで詳細を連絡くれることになった。
今日はコルフ島の南部をドライブすることにした。コルフ島の一番高い山Mt. Pantokratorに最初に行く。コルフ島は他のギリシャの島に比べてはるかに緑が多い。山道はオリーブの木と雑木林だ。所々小さな村があり、ブーゲンビリア、ノウゼンカズラの鮮やかな色の花々でテラスや塀を飾ってあり、目を楽しませてくれる。山の頂上に上がるとコルフ島の海岸の変化する海の色、その先にはアルバニアの高い山々が聳え素晴らしい景観だった。山の上のショップでコーヒーを飲みながら景色を楽しむ。
その後Lisaが調べたコルフ料理のレストランを探していく。ピンポイントになるレストランを何とか見つけた。グリークサラダ、オニオンリング、ペッパーのグリル、ズッキーニボールを前菜にしてメインにナス、ジャガイモ、ミートソースにパルミザンチーズを重ね焼きしたギリシャの典型的な家庭料理ムサカ、そしてラムチョップ、ビーフステーキをハウスワインで食べる。ここのムサカはお店の主人のお母さんの料理だそうで今までで一番おいしかった。お勘定は51€だった。素晴らしすぎる。
お腹を一杯にした後島の南東部のKalamakiビーチに行ってデッキチェアーを借りて食休みをする。砂浜で遠浅の綺麗なビーチだ。直ぐ先にはアルバニアの山々が見えた。
休んだ後いつもの様に泳ぐ。駐車場は無料で、デッキチェアーは三人分パラソル付いて7€と安い。
帰りの途中でベーカーリーによってブレッドを買う。ロシア人のLisaはブレッドにこだわる。
21時過ぎの夕食は前菜にメロンと生ハム、キャビアとパンを白ワインで頂く。御馳走の遅かった昼食のせいもあって用意してあったグリーンカレーには届かなかった。
満月の夜を楽しんだ。
(ID# 879) |
2016/7/18 (月) Corfu 快晴 北北西強風
朝11時にソーラシステムの業者が来ることになっていたが12時になるとの事で明日にしてもらう。いつものメニューの朝食後、ハムのサンドウイッチを作って今日は島の中央部を観光することにする。すべてLisaがプランを作ってくれるので助かる。
コルフ島は歴史ある島で紀元前8000年前の青銅器時代に人が住み始め、紀元前5世紀からは古代ギリシャその後ローマ、ヴェネチア時代、そして1716年にはオスマン帝国の攻撃も凌いでいる。近代ではナポレオンのフランスへそしてイギリスの統治に入り1864年にギリシャへと歴史のるつぼのある島だ。
最初に1200年代のヴェネチア時代に建てられた要塞Agelokastroに行く。島の西の海から聳え立った岩壁の上にイオニア海を見下ろすように建って居る。素晴らしい海の景観だ。お店に入り生レモンジュースを飲みながら景観を楽しんだ。途中殆どがオリーブの木で覆われていた。その後Vatosのリゾート地を覘いてGordisの海水浴場に行く。島の西側のこの辺りの海岸線はコバルトブルーの海で大リゾート地になっている。
日光浴用のベットを借りて遅いお昼を食べながらのんびり過ごす。波が高く泳いでいる人は稀だった。
19時に予約しておいた、来る途中にあるレストランに行く。フェタチーズの乗ったグリークサラダ、チーズとオリーブオイルとトマトで煮込んだエビとムール貝のサガナキ、ラムチョップそして魚(オラーダ)のオーブン焼きを地元赤ワインで食べる。この店はLisaが友人から是非行くように薦められてきただけあって、野菜も肉も魚もフレッシュでサガナキの味付けは見事な味であった。3人でお腹一杯食べて60€だった。
日没が21時頃なので艇に戻っても未だ明るさが残っていた。コックピットでワインを飲みながら再度Lisaの教授昇格祝いをする。風が心地よい過ごしやすい夜だった。
(ID# 878) |
2016/7/17 (日) Corfu 晴れ 北強風
Lisaは艇で寝る静かさが好きだそうだ。今朝も9時過ぎまでゆっくり寝ている。
コーヒー、フレンチトースト、ヨーグルトとネクタリンで朝食をとる。
これから暫く風が強いのでセーリングと錨泊は諦める。
今晩はLisaのプロフェッサー昇格祝いの晩餐会を予定しているので島内観光の前にシャンパンと生ハムの買い物をする。冷蔵庫にしまった後、Lisaのナビゲーションでコルフ島の南に行く。途中日曜市がありそこで羊の丸焼きをしていたのでお昼用に買って浜辺で昼食をとる。上手に焼けていて美味しい。特に皮の部分が特別美味しかった。
その後Limini Korissionの湖によってバード・ウオッチングをするが風が強いせいか数羽の鳥を見ただけだった。
島の南の海水浴場のKavosに行く。大変大きな海水浴場で町も賑やかだ。夏休みに入ったせいか若い男女で賑わっていた。
一日一度海に浸かると体がしゃきしゃきする。
艇に戻ってから、シャンパンと彼女のロシアからのお土産のメロンとキャビアでプロフェッサー昇格祝いをする。メロンは生ハムと、そしてキャビアはブレッドにバターをぬってその上にキャビアをたっぷりのせて食べる。
満月が近づいてきて、夜風が寒いくらいの爽やかな夜だった。
(ID# 877) |
2016/7/16 (土) Corfu 快晴
コーヒー、ヨーグルト、フルーツの朝食をすましてから、艇の水洗い、洗濯をする。10時過ぎにバッテリーの劣化具合とソーラシステムのチェックに業者が来る。バッテリーは4つあるうちエンジンバッテリーを除き3つ弱っていたので交換する。前回2012年に代えたので丁度時期だと思う。エンジンバッテリーは2013年に交換したのと、いつもエンジンバッテリーだけは切り離しているので問題は無かった。
ソーラシステムの方は充電電圧が低いという事でパネル4枚の交換を考える。
業者が出たり入ったりしている中でソーメンをお昼に頂く。
今日の夕方Lisaが来るのでレンタカーを借りる。3日間で185€で繁忙期料金だ。
18:50コルフ空港着の便で来るが早めにマリーナを出てスーパー・マーケットで買い物をする。
予定通りLisaは到着して久しぶりの再会を喜ぶ。彼女は毎年乗艇しにくる。
艇に戻ると時間は21時になっていた。サラミ、ソーセージ、ハムとペッパーオリーブオイルマリネをつまみながら簡単な歓迎会をする。彼女は何とドイツの大学のプロフェッサーに昇進したとの事、明日昇進祝いをすることにした。
お土産に20種類はある香辛料のセットとロシア産のメロンを持って来てくれた。
彼女は行く所を良く調べているのでこれからが楽しみだ。
(ID# 876) |
2016/7/15 (金) Elikoussa~Corfu(30NM) 晴れ 南10ノット
08:20にアンカーを揚げる。アビームの風になる南風を受けてセーリングする。風が大変変化する日で無風になったり、東になったり南に戻ったりした。結局セーリング出来たのは最初だけで後は機走になる。アルバニアとコルフ島の間の海峡に入ると無数のヨット、モーターボートが行き来している。コルフ島の歴史はギリシャ時代に遡るがヴェネツィア時代の旧市街地は世界遺産に登録されている。又エリザベートが愛した島としても有名だ。
ギリシャ人、英国人に人気の島になっている。
Gouviaマリーナに入ってからガガソリンステーションに横着けして給油する。77L入る。1時間当たり3Lの消費量であった。若干多めだった。
ここでマリーナのスタッフにSandroからのメッセージを伝えると彼のバースに案内してくれた。14:00に彼のポンツーンC-32に舫う。
オッフィスに行って手続きをするが係留料も無料で8月中旬まで置けることになった。
このマリーナはギリシャとトルコに多数の良いマリーナを持つグループD-Marineの一つで、係留で1235隻、陸上で600隻置ける大きなマリーナで完璧な設備が整っている。
早速マリーナのバーに行き乾いた喉を潤しお昼を食べてなかったのでハムサンドを食べる。
ソーラパネルの充電を示すランプが点かないのと、スプレーフードを新しくしたいのでマリーナのテクニカルサポートに行くと直ぐ業者を紹介してくれた。チャンドラーに寄ると前に来たのを覚えていてくれた。
熱い体をプールで冷やす。子供はプールではしゃぎ、大人は長椅子に寝ころび日光浴をしている。3日間錨泊したのでプールで泳いだ後のシャワーが気持ち良い。全身を隈なくシャンプー、石鹸で洗う。
明日Lisaが来るので空港に迎えに行く手配を整える。
9時過ぎに夕食になる。ペッパーのオリーブオイルマリネ、エビのアヒージョ、野菜サラダと冷やし中華を頂く。
揺れのないマリーナの中でゆっくりやすむ。
(ID# 875) |
記事数 91 件(うち31〜60件目を表示)
<<前のページへ 次のページへ>> |