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2015/9/17 (木) Menton 晴れ後曇り
毎朝Port de Niceに電話しているが予約が取れず。明日も朝電話することにする。
朝食はマリーナにある小さなBarでクロワッサンとコーヒ-で済ます。朝食後レンタカーを返す。午前中に電動トイレの不具合を直しに業者がきて直す。良い勉強なので作業状況を観察する。
お昼はインスタントの中華丼とタイ風カレーを頂くがこれが結構おいしい。
昼食後艇内掃除や絨毯の洗浄、布団干し等をする。
午後になり曇り空になるが久しぶりに海岸に泳ぎに行く。水は暖かくまだまだ海水浴を楽しめる。
夕食にオレンジソース味で鳥カツレツをたっぷりの野菜サラダと一緒に頂く。今日も二人でビールを飲んだ後白ワインを空ける。ワインが美味しいく毎日飲んでいる。
(ID# 809) |
2015/9/16 (水) Menton 曇り
朝レンタカーを借りてここから約130㎞西のSt-Ropezに行く。St-RopezにはPort deSt-RopezとLesMarina de Cogolinがありこの二つのマリーナを上手に使ってCAVOK5を今年越冬させる予定だったので調整に行く。地中海のマリーナ係留代は夏と冬では3倍近く違う。この二つのマリーナも料金体系が違うので組み合わせを上手くするためだ。幸いこちらの予定通り10月からの係留、春先に乗架しての船底塗料、セールの修理等の目途がついた。 St- Ropezは相変わらず賑わいでメインピアには大型ボートがずらりと並んでいた。
昼に賑わうピアーに並ぶレストランでニソワーズサラダ、ムール貝を白ワインで食べるが流石美味しいムール貝であった。
帰りにPort di Niceに寄り再度18日からの予約を直に頼むが今日の所いっぱいで予約出来ないとの事明日電話をくれとの事だった。
艇に戻ったのは夕方8時前になり、疲れたので艇でロゼワインをイベリコハムのおつまみに二人で飲む。そのまま夕食にしてご飯とイワシのスジメを味噌汁で頂く。疲れた体にすじめのお酢がピッタリだった。
冬季の越冬目途もついて、シャワーを浴びてからぐっすりと寝る。
(ID# 808) |
2015/9/15 (火) Menton 晴れ
午前中に越冬地含めてマリーナとコンタクトする。やはり今までの所と違い南仏はマリーナの係留料が高いので一考を要する。
お昼を食べた後、コインランドリーに洗濯に行く。海岸線ではまだまだ泳いだり、日光浴をしている。
明日CAVOKⅤの越冬予定地のサン・トロペに行く予定なのでレンタカーを調べに行くが地元で借りると高いのでインターネットで安いレンタカーを探すことにして予約する。
悦子もゲストが続いたので疲れているかと思い今日も夕食は魚介類を入れたアヒジョーと外で買って来た手羽先とサンドウイッチを赤ワインで食べる。
洗濯物を干したのが午後遅くなったので乾きが悪く暗くなってから取り込んで船内で乾す。
(ID# 807) |
2015/9/14 (月) Menton 晴れ
昨日の天気と変わり陽射しが強くなった。
村松夫妻と上田さんがレンタカーで8時過ぎに向かう。CAVOKⅤでNice迄行けなかったのが残念だった。 我々は昨日の雨でぬれたコックピットのソファを干したりしたりしてお昼まで過ごす。
久しぶりに二人だけになったのでのんびりする。お昼はお茶漬けを頂く。私は冬の越冬場所の調整や町に出てランドリーを探したりして過ごす。悦子は一日艇で本を読んだり昼寝をしたりして過ごす。
夕食は昨日のアヒージョーの残りのオイルにムール貝を入れたアヒージョーを前菜にして、レトルト食品を使った蟹玉丼、牛丼をそれぞれ食べるがこれが結構いけた。
(ID# 806) |
2015/9/13 (日) Menton 雨後曇り
寒冷前線の通過で朝から雷と雨風が強い。朝からの雨はこちらで初めての経験だった。
船内で朝食を食べて暫くすると雨も止んできた。Niceのマリーナに移りたかったので再度マリーナのオフィスでPort di Niceに連絡してもらうがいっぱいとの事で諦める。
月末から始まるクラシックヨットレースの関係もあるようだ。
明日帰国予定の村松夫妻、上田佐和子さんはMentonから帰ることになるのでニースの空港まで電車で昼過ぎに行き、レンタカーを借りて明日に備える。そのまま借りたレンタカーでカンヌのボートショウに行く。桁外れの数の艇と大型艇がずらりと並んでいて壮観であった。帰りにエズによって鷹の巣村を見上げる。
夕方戻ってからエビのアヒージョー、生ハムとアンディーブ、ナスの田楽、トマトとモッザレラのサラダそしてボッタルガのスパゲティーを赤ワインで頂く。
(ID# 805) |
2015/9/12 (土) Menton 晴れ後曇り
朝10時にニースのマリーナに電話を入れるが本日はOKだが13日は一杯との事で諦めてマントンに停泊することにする。
午前中にジャン・コクトー美術館に行く。2011年に来たときは未だ新しいコクトーの美術館は完成されてなかったが今回は立派な美術館が出来ていた。前の広場ではクラシックカーのショウがあり見学を楽しんだ。
お昼は旧市街地にあるレストランでムール貝、クスクス、ラザーニャ、ミートボールを食べる。ムール貝はサルディニアに比べて殻が小さく味もサルディニアでAntonioが仕入れて料理してくれたムール貝の方が美味しかった。
私はOrangeに行きインターネットのコネクションが出来る様にする。大変待たされた。
女性陣は教会見学とショッピングをして戻る。
夕食はニンジンサラダ、インゲンとポテトのソテー、ローストビーフを頂く。いずれも大変美味しく赤ワインがピッタリだった。
(ID# 804) |
2015/9/11 (金) San Remo~Menton(12NM) 晴れ 南東5~7ノット
朝食後私は今年の艇の越冬先の候補地がサンレモの近くだったので自転車を降ろして見に行く。残念ながら陸置きだけで春先に海に係留出来ないのでパスすることにする。
女性陣は昨日見つけた店に買い物に行く。
お昼にソーメンを久しぶりに頂いた後、13:15に舫いを解く。静かな海をリビエラ海岸の美しい景色を見ながら帆走を楽しむ。
16:40にマントンのMenton Garvan Marinaに舫う。ここはスタッフが手伝いに来ない。仕方なく最初ガソリンステーションに係留したらスタッフが来てポンツーンを指示してくれるが係留場所を教えてくれただけで、手助け無しで自分達で舫う。
今日は外出しないで艇でゆっくりする。
明日からニースに行く予定でPort di Niceに予約を入れるが明日10時に再度電話してくれとの事で明日に期待をつなぐ。
夕食はドライカレーを頂く。
(ID# 803) |
2015/9/10 (木) Calvi~San Remo(84NM) 快晴 5~10ノット
当初はこのままフランスのMentonに行く予定だったがSan RemoのマリーナをCAVOK5の越冬地として候補になるか見たかったのと、皆さんイタリアも覘いてみたいということもありイタリアのサンレモに目的地を変更した。
朝2時に起きると昨日の風が嘘の様に治まっていた。直ぐ出港で02:20に舫いを解く。
新月で真っ暗の中、ここに入港してきた時のGPSの航跡を頼りに湾外にでる。
当初東からの良い風が吹き1時間程セーリングするがその後風が追っ手の南に廻り弱くなったので機走する。
満天の星で天の川もくっきり見え、流れ星も見つけることが出来た。1時間毎村松さんとウオッチを交代しながら夜間を走る。朝食にお握りと味噌汁を食べるが絶品の朝食だった。 日出も大分遅くなり7時に太陽が水平線に現れる。日中は佐和子さんを入れて3人でワッチを交代する。当初波が残っていたが段々治まり静かな海になり機走で16:20にSan RemoのPort Soleに舫いを取る。
夕方町に出て女性陣は買い物を、歩道の石畳にサンレモ音楽祭の歴代の優勝者の名前が順に飾られていた。
折角イタリアに来たということでピッザリアを探して窯焼きのピザを食べる。マルガリータ、クアトロ・フォルマージュ、プロシュートとフンギの3種類のピザ、前菜にはモッツアレラとプロシュートを食べるがモッツアレラの味は今までで一番おいしく感じた。
艇に戻りシャワーを浴びに行く頃ぱらぱらと弱い雨が降る。
未明からの航海だったので瞼が自然に閉じた。
(ID# 802) |
2015/9/9 (水) Calvi 晴れ 午後から北15~25ノット
明日早朝にCalviを出て再びイタリアのサンレモ迄86NM走る予定をしていた。
早朝出港になるので風が治まれば、近くのアンカーレッジに午後移動してアンカーレッジで一休みして夜中の2時頃出発を予定していたが午後風が強まる予報なのでマリーナにこのまま停泊することにする。
隣の54ftの艇が出て行くのに横風で風下のCAVOK5に寄せられる。我々の舫いロープが彼らの艇が寄せられキールに引っかかるので、理不尽にも我々のバウ舫いを離せと言う。 我々の舫いを離せば我々の艇が風下艇に寄せられるのと同時に岩壁にも寄せられる。勝手な自分だけの要求なのではっきり断る。
マリーナのラバーボートも来て手伝うが上手く行かずバタバタする。結局我々を舫ている舫いロープが彼らのキールに潜ってしまったので、こちらから風下の艇のバウに舫いを取ってもらいこちらの舫いを離す。
お互いに助け合いで艇を操船するが自分の事だけ考えて舫いを解けとは最悪なスキーパーだった。少し腹が立った。
風下の艇はオーストラリア人がチャーターした艇だが非常に感じの良い人たちで協力してくれた。話すと3年前にCAVOK5と会った事があるとの事だった。又村松さんはヨットのインターナショナル審判をやっていてシドニーホバートレースの審判もやったことがあるが彼らもシドニーホバートレースに出場したことがあるということで大変親しくなった。
ひと騒動終わってビールで喉を潤しお昼にラーメンを頂く。久しぶりに美味しい。
午後一休みの後村松夫妻と上田さんは山の上にあるマリア教会見学に、私はサンレモのマリーナの予約や冬季係留の場所を調べたり、海水浴場を散策したりして過ごす。海水浴場を散歩していると水着の女性がニコニコして声を掛けてくる。隣のオーストリア艇の女性だった。そして夕方のビールに誘われる。水着の女性に誘われると満更でもない。
夕方村松さんと私は隣の艇に呼ばれてビールをご馳走になる。朝のトラブル騒動の時にチャーターヨットのオーストリア艇の船尾が岩壁に当たり傷がついたのでゲルコートで若干手直しするが時間を要するのでゲルコートを分けて戻る。
夕食は鶏鍋を頂くが久しぶりの野菜タプリの鶏鍋美味しかった。明朝2時起き予定なので9時過ぎに就眠する。
(ID# 801) |
2015/9/8 (火) Calvi 晴れ
Lisaが帰る日なので朝食後レンタカーを空港に返しがてら送る。彼女は毎年来ているが今年は春のクレタに次いで2回目の乗船になった。彼女のお蔭でコルシカ島内の観光と食事を楽しめた。
電動トイレの不具合を頼んでおいたメカニックが来たが不具合の部品が届くのに4日掛かるとの事で修理は持ち越しになった。
セールの修理をしていると村松夫妻が来る。セールの修理を手伝ってもらって無事修理も終わりセールを揚げてファーリングする。
お昼にパンと生ハムとニョッキを頂いた後、村松夫妻は山岳鉄道で山中の駅往復を楽しみに行く。バスチィアからアジァクシオへの山岳鉄道の景観は素晴らしいが今回の往復は未経験なのでどの程度の物か不明だ。
午後になると風が強くなり風速計が25ノットを記録する。それでも出入りのヨットがあった。
海水浴場に散歩に行くと25Ft位のヨットが砂浜の遠浅に打ち上げられていた。アンカーロープが切れていた。
村松夫妻は21時頃になるので先に3人で食事をする。今晩のご馳走はイワシの酢締めのお寿司とカモのグリルを柚子胡椒ソースで頂く。スーパーで仕入れたカモ肉だったが柔らかく美味しかった。
食べている途中21時前に村松夫妻が帰艇して合流する。24時前までおしゃべりをして眠りにつく。
(ID# 800) |
2015/9/7 (月) Calvi 晴れ
今日は茶木さんが帰る日、朝食後一緒に空港までタクシーで行く。約5㎞の距離だがバスが無い。今回はゲストが多く殆ど茶木さんにはキャビンの長椅子で寝てもらったが、快く引く受けてくれ一緒に楽しんだ。茶木さんはご飯を美味しく炊た。送りがてら空港で昨日予約しておいたレンタカーを借りてマリーナに戻る。
Lisaの案内で天空の町Sant Antonioに行く。コルシカの山岳地帯の景観は素晴らしい。
鷹の巣に似た町サンアントニオからの山間や海の景観は見ごたえがあった。ミシェランにも載っているレストランの屋上で各種ハム、チーズ、野菜の盛り合わせと、オーベルジンの重ねグリルをコルシカ産ロゼワインで食べる。ミシェランに乗る価値のある料理を出す店であった。次にオリーブの産地Calenzanaに寄ってオリーブオイルを買う。
17時前に艇に戻り私は前方の電動トイレが調子悪くなったので修理を頼む。又ジブセールのリーチロープがセールから飛び出ていたのでジブセールを降ろして修理する。
修理していると村松さんから電話が入り先ほどカルビについてマリーナオフィッスに居るとの事。迎えに行くと途中で会う。長旅にもめげず元気な村松ご夫妻に久しぶりに再会する。予定では一泊ニースに泊まってから来る予定だったが飛行機が乗れたので、今日来たとの事だ。既にホテルは取っていた。
早速コックピットで、ビールで歓迎する。
夕食はシーフードを食べに行く予定をしていたがビールとおつまみで結構お腹が膨れたので艇で簡単な食事にすることにしてそれぞれご飯にカレー、親子丼、マボー豆腐丼のインスタントで頂くが日本のインスタント食品は優れもので美味しくロシア人のLisaも喜んでいた。
(ID# 799) |
2015/9/6 (日) Ajaccio~Calvi(54NM) 快晴 西南西15~25ノット
今日の予報は徐々に風が治まる予報なので06:30起きて朝食前に舫いを解く。
早速サンドウイッチとコーンスープの朝食を頂く。
湾内は比較的弱いうねりだったが湾から出るとうねりが強くなる。幸い追い風の西南西なので助かる。
コルシカの北に向かうにつれて風が強くなり時に艇速が10ノットの速度を超える様になった。風が25ノットを越える様になったのでジブ、メインを2ポイントリーフする。それでも7ノット以上キープしてくれるがうねりがあり艇の揺れが激しい。昨日来たLisaは船酔いして船内で寝たきりになる。
昼食は艇の揺れが激しいのでハムとパンをかじって済ます。 途中昨日来たポルト湾の赤い岩の険しい山々を見ながら予定より早く16:10にCalvi Marinaに舫う。マリーナの入り口でラバーボートが待ち構えてくれ舫う場所を案内してくれた。
Calviは風光明媚な小さな港町だが、最初に海から見えるのが13世紀ジェノバ人の建てた立派な城砦だ。但し本格的に城砦が強化されたのは地元コルシカ人の反乱に備えてだそだ。
又Calviはコロンブスの生誕地と云われているが他にも生誕地と称すところがあり定かではない。
Lisaが直ぐコルシカビールを買いに行ったが、中々人気のあるビールだそうだ。
皆さんそれぞれ町を散策した後、コルシカビールのCoronbaとPietraを飲むが栗のビールだったり赤いビールだったりで地ビールの感じで、少しビターで中々の味であった。夕食は明日帰国する茶木さんのお別れ会を兼ねて野菜サラダ、ポテトサラダ、春雨、ポークのグリルそして茶木さんの炊いたご飯と頂く。柔らかいポークとサルディニア産赤ワインがピッタリ合い美味しく頂く。
港の周りの明かりが綺麗な夜だった。
(ID# 798) |
2015/9/5 (土) Ajaccio 晴れ
Strong wind warningがウエザーサイトに出ている。午後から風が強くなるのでもう一日ここに滞在してレンタカーで観光することにする。
朝食後茶木さんと空港に車を取りに行く。市内のレンタカーと空港のレンタカーでは値段が倍違う。バスの時間が合わなかったのでタクシーで行くが20€かかる。
一度艇に戻り約50㎞北になるPortを目指す。この付近は自然の世界遺産の所だ。途中切り立つ岩山の中腹にある小さな村Otaに寄る。素晴らしい景観だ。山谷を見渡せるレストラン“Chez Telix”で食事をするがコルシカ島の有名なレストランだそうだ。Lisaが探してきたところだ。途中の山道で野ブタやヤギの集団、そして羊やドンキーをあちこちで見た。そのお肉が美味しそうなので、前菜の後にコルシカ産赤ワインでラムチョップ、ヤギのグリル、ラムのレバーのグリル、そしてカボチャのフリターを食べるがフランス料理と云うよりコルシカ料理で上手にお肉を料理してあった。
帰りは海側に出るが途中の赤色に岩山が奇岩で素晴らしい景観だった。
19時前に艇に戻り明日早朝出港予定なので停泊料の清算をしてからレンタカーを返す。
今回もLisaのお蔭で貴重な内陸観光が出来た。
夕食はお昼食べすぎたのでキツネうどんを頂く。
港の外のポンツーでの係留なのでうねりが入り結構艇は揺れた。
(ID# 797) |
2015/9/4 (金) Ajaccio 晴れ一時雨
茶木さんと佐和子さんはコルシカの東西を走る山岳鉄道でコルテに早朝行く。
悦子とゆっくりした時間を過ごしながら、艇の水洗いや艇の整備をする。
お昼にお蕎麦をネギのつけ汁で頂く。久しぶりのお蕎麦は美味しい。
昼寝をした後、雨が一時的に降る。久しぶりの雨になる。
夕方19時に毎年CAVOK5に来るLisaがバスチアから電車で来るので迎えに行く。
同じ電車で茶木さんと佐和子さんが帰って来た。
ウエルカムパーティを早速始める。今日のメインはカモのローストだ。サルディニアで仕入れた赤ワインがマッチングした。
明日からはLisaの案内でコルシカ島を楽しむのでレンタカーを予約する。
(ID# 796) |
2015/9/3 (木) Ajaccio 晴れ
今日は木村夫妻が下船する日だ。木村さんはこの後陸路コルシカ島を観光してから帰国予定だ。朝食後ナポレオンの生誕した家をそのまま使っているナポレオンミュージアムに行く。ここはナポレオンが生誕したので有名で観光客が多く暫く並んで待ってからの入場になった。日本語の案内イヤホーンがあり仔細に説明が聞けた。
お昼にマリーナに戻りマリーナ脇のレストランでピザ、カラマリフライをビールで食べる。
14:50の電車で木村夫妻はコルシカ島の山の中にあるコルテに向かう。8日間ご一緒の航海だったが慣れないヨットの旅で大変だったと思うが一緒に大変楽しんで頂いた。
マリーナでお見送りした後、茶木さん、佐和子さんは町に、丁度隣の艇にスーパーで買い物した荷物が届いたのでそれを見て悦子は配達人と一緒にスーパーに買い物に行く。重たい物を運んでもらえるので助かる。私は細々した写真、メール等の整理をする。
木村さんからメールが入り明日コルテ駅で茶木さん、佐和子さんと待ち合わせてレンタカーで山中をドライブすることになった。
夕食は鮭のみそ漬けをご飯で頂く。
(ID# 795) |
2015/9/2 (水) Propriano~Ajaccio(25NM) 快晴 西10ノット
Ajaccioには二つのマリーナがある。2011年10月にPort Charles Ornanoに係留した時いっぱいとの事で1泊だけして隣のVieu Portに翌日移動した経緯があるのでマリーナオフィッスに行きPort Charles Ornanoの予約を取る。
ここからAjaccioは大きな半島を廻り込むような感じになる。10:40に舫いを解く。
当初の12,3マイルは西行きで真向いからの風だったので機走する。生憎と弱いうねりが入っていた。半島を越えてからは進路が北東に変わりセーリングに移る。
うねりがあり艇の揺れが悪いので昼食はコックピットでハムサンドを作って食べる。
港の入口で、VHFでマリーナを呼び出したら5分後にラバーボートが来てくれ係留場所を案内してくれた。防波堤の外のポンツーンに案内され船首をブイに取りスターン着けをする。大型船専用のブイでポンツーンよりかなり遠くにあり20m以上の舫いロープが必要になり足りずロープをたす。15:30に舫う。
ここで木村夫婦の下船、Lisaの乗船があるので3,4日過ごすことになる。
早速ビールが切れていたのでマリーナ内のバーで喉を潤す。
町を散歩してから私はOrange ショップにMobile internetがつながるようにしてもらうため行く。
やっとここで繋がるようになるが私のインターネットキーが古いとの事で52€でWifi型のMobileを購入する。
19時過ぎるとオフィッスの鍵が閉まりシャワーに入れなくなったのでデッキでシャワーを浴びる。
夕食は鶏のグリルをメインに野菜のグリルとご飯を頂く。茶木さんは胃が疲れた様で自分でお粥を作って食べた。
(ID# 794) |
2015/9/1 (火) Propriano 快晴
茶木さんが作ってくれたハムエッグで朝食を食べる。午前中それぞれ洗濯したり、お土産を探したりする。
お昼は店頭で買って来た鶏の丸焼きを食べるが国によって多少の味付けが違う。お腹にはハーブや鶏の首、モツ、ハツが入っていて流石フランス風鶏の丸焼きだった。
昨晩史恵さんが働いていた店の主人のCecceさんが、私に付き合ってくれUSBキーのチャージをしに一緒にOrangeの店まで車で連れて行ってくれる。だがここの店では出来ないとの事で、ガソリンステーションにあるタバッチで半年間40€のチャージをするが上手く行かず結局アジャクショのOrangeの店で再度聞いて見る事にした。
Cecceさんは大変親切にしてくれた。彼の話によると父親の時代はコルシカにはホテルも、観光客も少なく、島の人達は旅行者を自宅に泊めてあげたそうだ。因みにサルディニアとコルシカの住民は独自のコルス語を使っていたそうだ。
今晩は史恵さんを招待しているので茶木さんは張り切って日本食を準備してくれる。8時過ぎに史恵さんは料理コンサルタントをしているご主人ダビットさんと来る。
そしてCecceさんと奥さんも参加して美味しい冨山の炊き立てのご飯に各種ふりかけを掛けそして味噌汁、卵焼き、鮭のグリル、ナス焼きをご馳走する。Cecceさんの奥さんには悦子が着物をきせてあげる。女性の方は着物を着るのを喜ぶが帯で締められきついようだった。
すっかり盛り上がり23時過ぎになってお開きした。
(ID# 793) |
2015/8/31 (月) Arbitro~Propriano(25NM) 快晴 東10~15ノット
朝食後ワイナリーに行って量り売りで買って来た5リットルの壜に入れた赤ワインと白ワインをペットボトルに移し替え、壜をAntonioに返しがてらお礼に悦子と上陸する。
サルディニアからコルシカのMichel宅でご馳走になるまで、ほぼ毎日10日間付き合ってくれたAntonioとそして二日間お世話になったMichelと奥さんのMarieにお礼を言って別れる。
09:30にアンカーを揚げて東からの10ノット前後の風を受けて直ぐセーリングに移る。
艇速も5ノット以上をキープして気持ち良いセーリングを楽しむ。
お昼にパスタポモドーロを頂く。15:30にプロプリアノのPort Valincoに舫う。2011年にここのマリーナに入港したのだが記憶が薄れて初めての感での入港であった。
ビールが切れたので舫った後直ぐBarに行き生ビールを一気に干す。フランスに入り初めての町の訪問であるがイタリアとは趣が違ってくる。この町はのんびりした田舎風の町で遠景の山々も美しく居て心地よい。クルーズ船も入り観光客も多い。
夕方一杯飲んでいると日本人女性の史恵さんが訪ねてきた。佐和子さんが町のお店に入った所店の主人がわざわざ知り合いの史恵さんに電話してくれたそうだ。フランス人のご主人でコルシカ島に来て5年経つそうだ。とっても聡明な美人の奥さんだった。茶木さんの要望でここにもう一泊して彼女を明日の夕飯に誘うことにした。
夕食はサラダとカツレツでオレンジ味のソースで頂く。柔らかいお肉で美味しかった。
(ID# 792) |
2015/8/30 (日) Arbitro 快晴
ゆっくりした朝食をとる。お昼前にラバーボートで上陸してMichel 宅に行く。木村夫妻は海水浴、茶木さんは水道を借りて洗濯、私はWifiを借りて天気を調べる。お昼皆さんとのBBQに誘われ一同海岸脇のBBQスペースに行く。総勢16名の大勢のBBQになったがサラダやベーコンのキッシュを用意していてくれて、ソーセージ、ラム肉を焼く。ロゼワインを飲みながら食べた味付けも何もしないで焼いたラムが美味しかった。
食後にデザート迄ご馳走になる。
まったく見ず知らずの我々6人を昨日から歓迎してくれたMichel家族に感謝する。Antonioのお蔭だ。
食後泳いだり日光浴をしたりして過ごして17時過ぎに艇に戻る。
夕食は茶木さんがソーメンと茶木さん持参の冨山産コシヒカリを炊いてくれ炊き具合も抜群に美味しく、昆布等のご飯のお供と一緒に食べる。月が明るく照らすデッキで暫く過ごす。
(ID# 791) |
2015/8/29 (土) Cannigione~Arbitro (30NM) 快晴 東南東10~20ノット
今日はフランスに渡る日だ。散々楽しんだサルディニアとの別れが寂しくもある。
又来年訪問したい。
朝9時前にAntonioが来てAntonioの家の冷蔵庫で預かってもらっていた食料を積み込み09:05に舫いを解く。
木村夫妻は未だマダレーヌ諸島の島に行ってないのでコルシカ島に渡る前にサンタ・マリア島の美しい入り江に寄る。暫く泳いでコルシカ島Arbitroの入り江に向かう。追い風の東南東が20ノット近く吹き7ノット以上の速度でボニフェチオを遠くに見ながら快調に走る。
16時にArbitroの入り江にアンカーを打つ。既に8艇程のヨットがアンカーを打っていた。電子チャートでは水深が2M以下になっているが皆さんアンカーを打っているので水深計を見ながら水深4mの砂地にアンカーを打つ。20m程チャーンを延ばすがしっかり砂地に食い込んでいた。
ラバーボートを降ろしてAntonio と上陸して彼の友達のMichelの家に行く。海からも見えていたが広大な敷地に石と木をふんだんに使った素晴らしい邸宅だった。
今度はMichelのボートでCAVOK5に向かい皆と一緒に持って来たワイン、食料を運ぶ。
綺麗な庭園で夕暮れを楽しみ満月が昇るのを眺める。シャワーも借りて夕食はコルシカ産生ハム、Antonioがムール貝の鍋とパスタボンゴレーを作ってくれる。今日は私の70歳の誕生日だったので皆さんで祝ってくれた。
そしてMichelの奥さんが手製の誕生日ケーキをプレゼントしてくれた。
素晴らしい誕生日を満月の中素晴らしい場所で迎える事が出来て幸せだ。
23時過ぎにMichelにテンダーで送ってもらう。月明かりが海を照らしてくれた。
(ID# 790) |
2015/8/28 (金) Cannigione 快晴
今日はレンタカーを借りてゲスト組4人と悦子はサルディア島観光に行く。途中にあるヌラーゲ迄Antonioが先導してくれるので悦子と私はAntonio の車に同乗して行く。ヌラーゲ遺跡で私とAntonioは別れて、明日からお邪魔するコルシカ島の友人宅での食料の買い出しをする。
ワイナリーで5Lボトルに赤と白合わせて3ボトル、10Lボトルに赤ワインを入れてもらう。有名なワイナリーで日本にも輸出しているそうだ。魚屋、肉屋でムール貝、アサリ、ソーセージ、肉を買う。
Antonioは午後用事があるので別れて艇に戻り昨日の残りのお寿司を味噌汁で頂く。
ゆっくり昼寝したり片づけをしたりして午後を過ごす。
5時過ぎに観光組が帰って来てシャワーを浴びた後、私がニンニクを効かせたイカのソテーを料理する。
満月前の素晴らしい月が上がってきて海面を照らす。
21時過ぎの夕食はサラダにカレーライスを頂く。
静かな素晴らしい夜の海だった。
(ID# 789) |
2015/8/27 (木) Cala Napoletana~Cannigione(8NM) 快晴
朝起床後シャワー代わりに海で泳ぐ。海岸まで行くが狭い砂浜が綺麗だ。
朝食後10:00にアンカーを揚げCannigioneを目指す。AntonioにAlbatros Marina を予約しておいてもらい12:30に舫いを取る。早速水洗い、艇内の清掃を行う。今日は14:19着のバスで木村夫妻が到着する。お昼はAntonioの知り合いの店でムール貝入りのパスタを食べる。味が濃密で美味しいかった。コインランドリーで洗濯物を出した後、バス停で木村夫妻を迎える。元気な姿でバスから降りてきて再会を祝す。悦子達はAntonioと買い物に出かける。
夕食はAntonioと彼の息子とその彼女をCAVOK5に招待して寿司パーティーをやる予定だ。総勢9名の大パーティーになる。Antonioには大変お世話になっているので彼の息子も参加して賑やかなパーティーだ。
悦子と佐和子さんが巻寿司、ちらし寿司、お稲荷さんを作ってくれた。日本食好きのAntonioの息子が非常に喜んでくれた。彼は大学で小津安二郎の“東京物語”について勉強した程の親日派だ。彼と一緒に来た彼女もとっても魅力的な女性で一緒に居るだけで楽しくなった。
Antonioは自慢のパスタを持って来てくれた。
木村夫妻の歓迎パーティーを兼ねての素晴らしいディナーであった。Antonio達も大変喜んでくれた。間もなく満月で月明かりがカンジーネの湾を照らし綺麗な海面が印象的だった。
(ID# 788) |
2015/8/26 (水) Cannigione ~Maddalena~Cala Gavetta~Cala Napoletana(14NM)
快晴
08:40にブイの舫いを解きマリーナのガソリンステーションで給油と水を入れる。ここでAntonioと待ち合わせしていて彼が乗船する。ここから約6NM 先のMaddalena島の病院に彼が行くので一緒に行ってマダレーナの町を見学して近くのCala Govettaに行く。ここはマダレーナ一番と云われているくらい底の石と砂との具合で素晴らしい海の色をしている。長い海峡には100隻近いボート、ヨットが停泊している。我々もアンカーを打った後ラバーボートで上陸する。素晴らしい自然の色の共演だった。
その後更に5NM先のCala Napoletanaに行く。ここも18時だというのに狭い入り江の中に15艇程アンカーリングしていた。殆どがデイトリパーもモーターボートだがアンカーを打つ位置に苦労した。水深5mの砂底に打つ。ここは2011年以来3度来たことになる。
入り江の奥は砂浜で民家も無く素晴らしい泊地だ。
泳いだ後、夕陽を見ながら今朝マダレーナで仕入れたイワシの酢締めで一杯飲む。
夕食は魚のBBQでオラーダ(鯛の一種)、鯖とイワシを焼く。いずれも脂がのっていて最上の味であった。
沢山居た艇も夕方にはアンカーを揚げ5艇だけの錨泊となった。
茶木さんがラムベースのカクテルを作ってくれ月を見ながら飲む。そのまま自然に眠りにつく。
(ID# 787) |
2015/8/25 (火) Cannigione 快晴 北西10~30ノット
強風予報につきカンジオーネで過ごすことにする。朝Antomioと一緒にBarで朝食を食べて、上田佐和子さんと茶木さんはバスでオルビア空港に行く。上田さんのご主人の忘れ物のIpadを取に行くのと観光を兼ねてだ。
Antonioとは14:30に待ち合せてCapicheraのワインセーラに行く。有名なワインセーラで日本にも輸出しているそうだ。29日からコルシカのAntonioの友人宅にお邪魔することになったのでお土産兼ねて4l壜4本に白、赤ワインを詰めてもらう。トータル16Lで75€だった。良いワインを直に分けてもらうので大変安く購入できる。
茶木さん、上田さんが17時過ぎのバスで帰って来たのでブイに舫っている艇からラバーボートで迎えに行く。
今日は20時からAntonioの自宅に夕食の招待を受けているので19時過ぎに陸に上がりシャワーを浴びてお邪魔する。
Antonioの料理は素晴らしく、自家製オリーブ、サラミ、アーティチョークを前菜に、セコンドにラビオリ、これもトマト味をベースに素晴らしい味付けであった。メインは鶏とポークとソーセージのBBQをAntonioの友人が焼いてくれ美味しく頂く。ワインはお土産に持ってきたAntonioが選んだ赤ワインを飲むがお肉にピッタリのサルディニアらしい美味しいワインであった。途中彼の次男のルッカが来て賑やかになる。彼は寿司が大好きと云うことで27日CAVOK5で寿司パーティーをすることにした。
デザートにフルーツポンチをご馳走になり、満腹になり艇に戻る。
素晴らしい彼の家で素敵なご馳走を頂いた素晴らしい晩餐会であった。
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2015/8/24 (月) Cannigione~Portese~Cannigione(12NM)
晴れ
コックピットでいつもの様にフルーツ、ヨーグルト、パン、蜂蜜、コーヒーの朝食を頂いた後、09:55に舫いを解く。6NM 先のマダレーナ諸島のカプレラ島ポルテッセの入り江に向かう。Antonio が近場のアンカーレッジを選んでくれた。南東の良い風を受けて直ぐセーリングに移る。
11:20に入り江にアンカーを打つ。ここも透き通るような綺麗な海で沢山の舟がアンカーリングしている。砂浜にはビーチパラソルが並んでいる。
泳いで再度キールをチェックしに行くが問題ないと判断する。
お昼にAntonioが本場イタリアパスタを料理してくれる。フッレシュトマトを使った少しスパイシーの美味しい味だった。
上田さんのご主人からIpadをオルビア空港にセキュリティの際置き忘れたとの連絡がローマよりありAntonioに空港に確認してもらったところ保管しているとの事で安心する。
食後シェスタをしてラバーボートで砂浜にAntonioと上がる。まだまだ夏真っ盛りだ。
ひと泳ぎして16:20にアンカーを揚げて17:30にカンジオーネのブイに舫う。
ラバーボートで上陸してシャワーを浴びてから置き泊めの艇に皆さん戻る。
Antonio は艇に残ってラタトーユを作っておいてくれた。
野菜サラダ、ラタトーユとご飯、メインはカサゴのアクアッパツアを頂く。見事なスープの味でAntonioも称賛してくれた。彼は料理に詳しく一緒のときいつも一品は料理してくれる。
22時過ぎにAntonioを陸に送って我々も寝る。
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2015/8/23 (日) Cannigione~Cala Napoletana (18NM) 晴れ 南東10~25ノット
朝Antonioが上田新次郎さんを空港まで送ってくれる。一緒に佐和子さん、茶木さん、悦子が買い物兼ねて見送りに行く。私はプロパンガスボンベを交換したり掃除したり細かな買い物をしたりして過ごす。12時頃戻ってくる。Antoni を待って13:30に10NM先のCaprera島のNapoletanaの入り江に錨泊に行く。南東からの20ノット以上の替えを受けクオターで気持ち良く走る。途中風が30ノット近くなったのでメインを仕舞いジブだけで6ノット以上キープする。Napoletanaの入り江は北東に開け南東の強風に強い入り江だ。
最後の岬を回るときに少し岸に近すぎ過ぎキールを岩に擦る。幸いに岩に乗るようロックしたのでダメージは無いと思ったが、今日の錨泊は止めてCanngioneに戻ることにした。
16:30に今度はCanngioneの港の外にあるブイに舫う。風が強くブイに舫うのにバウから取るのは難しくスターンから近づき舫いを取る。ここは1泊40€だ。140€のマリーナに比べるとはるかに経済的で環境も気持ち良い。
早速潜って損傷を調べるがキールバラストの底が削れていたがキールの付根等には異常はなく安心した。艇内に戻りキールのボルトを調べるがここも異常なかった。
夕暮れになり少しずつ風も治まってくる。Antonioがアピタイザーを作ってくれ白ワインで乾杯する。生ハムメロンを頂き、久しぶりにBBQをやる。サバとイカをAntonioが捌いてくれレモングラスを中に入れて焼く。塩とオリーブで美味しく焼けた。
食事が終わる頃にはすっかり風も治まり、Antonio,悦子と私はそのままコックリしてしまう。
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2015/8/22 (土) Santa Maria~Cannigione(14NM) 快晴 北東5~10ノット
朝起きてから朝のシャワーの代わりに海に飛び込む。Antonioは朝5時に過ぎに起きて泳いだそうだ。艇は上田夫妻で1室、茶木さんで1室、3室しかないのでAntonio にはリビングのセティーバースで寝てもらった。
朝食後09:40にアンカーを揚げる。明日上田新次郎さんが帰国するのでカンジジョーネの港に向かう。途中すごい数のヨット、モーターボートと行き交う。前回泊まったアルバトロス・マリーナはいっぱいなのでAntonioに隣のSardamarマリーナを取ってもらう。アルバトロスは1泊129€をAntonioの紹介と云うことで100€だったがここは140€だ。7,8月がシーズンと云いながらあまりに高すぎる。明日は上田さんが帰国した後、アンカーリングすることにした。Antonioの居るお蔭で色々助かる。
12:15にSardamarのポンツーンに舫う。
午後レンタカーを借りてサルディニア内陸を観光する予定であったが生憎とレンタカーは売り切れで無かった。
お昼にAntonioと悦子の合作のアサリ、ムール貝、エビの入ったスパゲティ・ラ・マールをご馳走になる。サルディニア産白ワインとぴったりで最高の味だった。
午後Antonioはシェスタで帰り5時前に迎えに来てくれ悦子は留守番でPort Cervoに行く。ポルトチェルボはゴージャスなヨット、モーターボートが集まり別世界である。夏の最盛期もあり大変な人出であった。ラッキーにセレモニーがありコーラスでサルデニィアの民謡をポルトチェルボの海を見ながら聞くことが出来た。
帰りに両サイドに海が見えるゴージャスな別荘地を案内してくれ艇に戻る。すべてAntonio が案内してくれ感謝する。
9時に帰るが悦子が夕食を準備していてくれる。明日上田新次郎さんが帰国するのでお別れ晩餐会をする。前菜に生ハムメロン、ペコリーノチーズでAntonioからのシャンパンを開けて乾杯する。野菜サラダ、ラタトーユ、車エビのグリルを頂くが車エビの味がエビの味噌と相まって素晴らし味であった。食に詳しいAntonioも絶賛してくれた。
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2015/8/21 (金) Cannigione~Santa Maria(14NM) 快晴 北西10ノット
朝8:30にアントニオが迎えに来てくれる。上田夫妻を最初ヌラーゲの遺跡に降ろしてから途中これからの食材を購入する。アントニオのお蔭で我々の欲しいものと、そして彼はグルメなのでサルディニアの美味し物が買える。その後オルビア空港に着く茶木さんを迎えに行く。
先に茶木さんが到着ロービに出ていた。元気そうな茶木さんに再会してホットする。
艇に着いて上田夫婦も戻ってから昨晩のテイクアウエイのポークで昼食を食べてから14:50に舫いを解く。アントニオも一緒にマダレーヌ諸島のセント・マリア島に向かう。夏真盛りで行き交う船が多い。島々のある海峡なので風の虚弱が大きくて帆走と機走t交えながら14NM先のサント・マリアの入り江に舫う。ここもアントニアに教えてもらったアンカーレッジだ。沢山のヨット、モーターボートがアンカーリングしている。底が砂地で4mの深さの海が明るいコバルトブルーの所に17:40アンカーを落とした。早速泳いでチェックするがしっかり砂地に食い込んでいた。25M程チェーンを延ばす。チェーンのお蔭で砂地のアンカーの効きはすこぶる良い。ここも人気の場所で40艇以上の艇が既にアンカーリングしていた。
夕陽を見ながら今日手に入れた白ワインをチーズとイカのグリルで楽しむ。
夕食はアントニオが調理してくれたムール貝とアクアパッツアをサルディニア産カンノナウのワインで楽しむ。とても美味しいアクアパッツアだった。
今夕も心地よい夜風を浴びながら星を見て夜長を楽しんだ。
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2015/8/20 (木) La Caletta~Cannigione(43NM) 南東~北東10~20ノット
舫いを08:20に解く。今日も不思議な風で当初北東の10ノットの風が吹いていたが、それが止まり暫くした後南東の10ノット位の風になる。そしてお昼に卵とじうどんをご馳走になってると、北東の風が強まり15ノット以上になり3ポイントリーフする。予報より大分強い風になった。
ポルトチェルボを覘く予定をしていたが風が強まったので寄るのを止めてカンジジョウーネに直に向かった。途中遠方にエメラルド海岸を見ながらであった。
前日カンジジョーネに居る友人のAntonioにカンジジョーネのマリーナを頼んでおいた。
此処には小さな4つのマリーナがあり、ポンツーンごとにマリーナが違うのでどこがベストかお願いしておいた。
カンジジョーネに近づいてAntonioに電話してマリーナを確認する。マリーナに電話すると何といっぱいとの事、Antonioの名前を出してやっと予約の確認が出来た。
予約してなかったら入れなかった。3年前に来たときはこんなに混雑していなかったが大変な賑わいになっていた。
16:30に無事舫う。Antonioが来てくれ今後の予定について相談する。
明日友人が一人乗艇、そして23日に上田新次郎さん帰国、27日に友人夫妻乗船と忙しい。その間に内陸観光、エメラルド海岸での錨泊等の計画をしなければならない。
そして今晩はAntonioが地元オーベルジュスタイルのAgrisiturisho Candelaのレストランを9時に予約してくれた。彼が迎えに来てくれ、街灯一つない山道を走り、その中にポツンと1軒ある、レストランに行く。
50人ほどのお客さんが居て同じコースを食べる。前菜にハム、サラミ、チーズ、オニオンの煮物、ペッパーとパプリカのグリル、セコンドにラザニア、チーズと野菜のグリル、メインに子豚のグリルを食べる。メインの前までにお腹がいっぱいになってしまったが子豚のグリルは皮はパリパリに焼けていて程よい脂と相まって美味しかった。残念ながらお腹いっぱいだったので残りを持ち帰った。
明日Antonioが空港まで午前中に着く友人を一緒に迎えに行ってくれ、帰りに買い物をして午後からマダレーヌ諸島の島にアンカーリングに行くことにした。
(ID# 781) |
2015/8/19 (水) S.Maria Navarrese~La Callete(41NM) 快晴
08:05舫いを解き、昨日トリッパーボートで回ったオロセイ湾沖を通過してラ・カレッタに向かう。
風も12,3ノットのフリーの良い風が吹きセーリングをオロセイ湾の海岸線を見ながら楽しむ。4艇程同方向のヨットが居てスピードを楽しむ。
お昼にスパゲティ・ナポリタンをビールで頂く。ビールの売れ行きが非常によろしい。
今日もTシャツ、短パンのスタイルだ。燦々と輝く太陽の下では、テントになるビミニは必需品だ。お蔭で日陰が出来てその下に居ると大変居心地が良い。
15:20に漁港の中にあるマリーナに入るがイタリア語しか分からず一度港の防波堤に舫いを取る。その後スタッフが来て新たにポンツーンの係留場所を指定してくれそこに移る。
ビールで乾杯した後町に野菜等の買い物に出かける。小さな街だが観光客で活気があった。
夕暮れのおつまみにムール貝のアヒージョを頂きながらブルを飲む。ムール貝、ニンニク、オリーブオイルのアヒージョは絶品であった。
夕食はタイカレーを赤ワインで頂くが北西の風が涼しくしてくれ上着が必要だった。
カラッとした天気で日中の太陽の暑さ、日暮れは夜風の心地よさで大変過ごしやすい。
(ID# 780) |
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