CAVOK日記
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2011/7/15 (金) Lapita 24NM

私はお腹の調子が悪く朝食を抜く。今日は20NM先のLapita に9時出港する。
マヨルカ島を反時計まわりで廻る事にする。南東の7~8mの良い風になりクローズでタックしながら島の景色を遠望しながら13時45分にClub Nautico La Rapittaに到着する。
 到着前にジブセールがトップから突然落ちる。シャックルが取れたようだ。
取り敢えず少しジブセールが落ちたままファーリングする。
 着いてから私は熱ぽくなりダウンして休む。体温を測ったら38.5度あった。熱さましを飲んでそのまま休む。
 皆さんはポークのスペアリブ、野菜のオーブン焼きを楽しんだようだ。


(ID# 78)
2011/7/14 (木)

泊り 今日は前に錨泊したサンタ・ポンサの泊地に行く予定だったが雲行きが悪いので出港を取り止め、もう一日観光をすることにする。ショパンがジョルジュサンドと恋の逃避行をしたバルデモサのカルトウハ修道院に行くことにする。行きは100年前に開通したというクラッシクトレインで島の山を越えてソレイルまで行く。途中アーモンド、オリーブ、レモン果樹園を車窓に見ながら山岳地帯ではトンネルをくぐり田園風景が見ることが出来楽しい電車の旅であった。ソレイルからタクシーでバルデモア迄行き、ショパンが「雨だれ」を作曲してジョルジュサンドが「マヨルカの冬」の作品を残した修道院、近隣を散策する。木陰が多く周りの景色、雰囲気も心地良く、スケッチを得意とするマコはスケッチしたかったようだ。修道院の前の木陰にテラスのあるレストランを見つけお昼を食べる。17時30分発のバスでパルマに戻りデッキの水洗いを、窓を開ける前にする。
 夕食は生ハムで一杯やってメインはマコが持ってきてくれたソーメン、アユの甘露煮、ご飯とジャコ山椒、明太子、キューちゃんで頂く。久しぶりの日本食を堪能する。
 夜私は食べすぎでお腹が痛くなり胃薬のお世話になる。


(ID# 77)
2011/7/13 (水)

泊り 昨日は終日曇りだったが快晴の良いお天気になる。ゆっくり朝食を食べてからパルマの名所観光に行く。昔アラブの要塞だった建物を14世紀にマヨルカ王によって宮殿に改修されたアルムダイナ宮殿、マヨルカ島をイスラム教徒から奪回したのちに建設されたカテドラルを見学した。このカテドラルの中にはガウデイの作品による天蓋飾りが祭壇に飾られていた。スペインを廻っていて感じるのが、建物、橋等を見ていると機能より芸術性を重要視している。さすがピカソ、ダリ、ミロ、ガウデイー等を輩出している国だと思う。
ベルベル城まで行こうとしたが市場が閉まるといけないので諦めて市場に行き果物、野菜、肉の買い物をする。
 帰りにバルを探して定番の生ビールで喉を潤しクラブハウスとクロックムッシュを食べる。二つを4人でシェアーしたが十分な量であった。味も満足だった。
 午後3時ごろに船に戻り体を冷やしにヨットクラブのプールに行きひと泳ぎする。
 夜は市場で買った豚肉の肩ロースをカレーに入れて頂く。


(ID# 76)
2011/7/12 (火)

泊り マリーナの係留で電源が使えるようになったので朝食はいつも通りトーストを食べれた。
 シーツ、タオルのクリーニングを頼もうと思ってオフィスに聞きに行くとここオフィスで手配してくれるとのこと、マリーナ自体が大きく歩く距離が長いので助かる。又桟橋にミニスーパーがありその脇にはカフェテリアもあり便利である。
 ビルジポンプの調子が悪いのと、真水がビルジに溜まるので修理を頼む。ビルジポンプの方はポンプの故障でなく排水管が詰まっていた。又真水はシャーワーの取り付け口が甘くなっていてそこから漏水していた。真水の件はなかなか原因が究明出来ないでいたが分かってほっとする。
 今日日比谷夫妻が到着するので市場で車エビ、ヤリイカ、野菜、そしてカバを買う。
 お昼は市場で買ったヤリイカを使いペペロンチーヌで頂いた。
 18時に日比谷夫妻が空港に着く予定なので迎えに行く。久しぶりにロッコ(日比谷夫人の愛称)の絵顔にお会いする。マリーナまではタクシーで15分くらいの近い距離で尚且つ艇を着けてあるポンツーンの近くまでタクシーが入れたので助かる。
 長旅にも拘わらずマコ(日比谷氏愛称)ロッコとも元気で到着。久しぶりの再会で会話も弾み船上でウエルカムデナーを始める。カバで乾杯して、マッシュルームの詰め物、ハモンイベリコ、サラダ、メインは車エビのガーリックソテーとやりイカのパセリの炒め物を頂く。


(ID# 75)
2011/7/11 (月)

Sant Ponsa錨地を10時30分に出港して15NM先のPalma港Real Club Nautico De Palma(RCNP)に14時に入港する。Sant Ponsaは静かな泊地で魅力があり去りがたかったが明日から日比谷夫妻が約3週間乗艇するのでその準備もありPalmaに移動する。
Palma港には9つのマリーナがありここRCNPのマリーナだけで850艇のバースがある。流石バレアレス諸島の中心だけあってメガヨット、ボートが並んでいて艇の大きさに目が麻痺してしまうほどだ。
マリーナには立派なクラブハウスがありプール、ジムまで備わっている。
陽射しが強く暑いのと4日間の錨泊の後だったので舫った後、早々と桟橋の上にあるバーのテラスでビールを飲む。一休みの後、艇の水洗い、清掃を始めたが暑い中の水作業は心地良い。今までマリーナで着いた艇が直ぐ水洗いを始めるのがやっとわかった。錨泊中は水が自由に使えないので一番やりたかった事を直ぐ始めているようだ。
夕方作業が終わってからプールでひと泳ぎしてマリーナの近くのイタリアンレストランで食事する。お腹がやけに空いていると思ったらお昼を食べてなった。
海老とほうれん草のクリーム煮、サラダとサーロインステーキを食べる。古い町並みの中のレストランだったが味付けが良く美味しかった。
夜は錨泊とは違い電源が入り、久しぶりにコンピュータが使えるので溜まった仕事を艇内でやり夜中の3時に就寝する。


(ID# 74)
2011/7/9 (土) Sant Vicent Santa Ponsa 0700/1600 曇り 南東4~6m 50NM

朝7時出港、今日は昨日と違い南東の風、波もなく又目指すマジョル島パルマは東なので片上りになる。
風も陽が上がるとともに順風になり6~7ノットで快調に滑る。当初パルマ近郊のLas Illetasを目指すがうねりと風が南東で強くなったので南に開いているLas Illetasを止めて半島の反対側のSanta Ponsaにする。
大きな湾に囲まれた良い泊地だが沢山の艇が錨泊しているのでアンカーリングの場所を探すのに苦労してアンカーリングする。上陸するためゴムボートを出したが周りがプライベートビーチで遠くの浜迄行ってやっと上陸出来た。昨日諦めたイギリス艇が6時頃入って来て再会する。
夜は悦子が焼きナスを生姜醤油で食べたいと云うことでナス、ズッキーニとソーセージを焼き、ポテトをハムで巻きロゼワインで入り船、出船を眺めながら頂く。少し暑気あたり気味なのでアルコールを控え水分を取ることにした。

(ID# 72)
2011/7/8 (金) Cala Llamp Sant Vicent 0730/0900 晴れ 北東7~8m 10nm

今日はマヨルカ島を目指して7時30分に出港する。風は予報より強い北東の向かい風になる。一時間程帆走するが真向かい且つ波も悪くこの状態で50NM走るのはつらいので早々と引き返しを決め昨日の錨地の裏のサン・ビセントに入る。同じリャンプから出港したイギリス艇夫婦も我々の後此処に戻ってきた。波に叩かれしんどかったとの事だ一日暇になったので昨日よく寝れなかったので惰眠をむさぼりお昼は上陸してレストランで久しぶりに鰯のグリルを食べる。魚は胃になじむ。浜は海水浴客で賑わっている。泳いだ後は船では節水なので浜のシャワーでサッパリする。夜は昨晩の残りの鶏、野菜のローストを食べる。
アンカーリングは走錨が心配なので注意深く打つが打った後潜って効きをいつも再確認している。透明で10m以上見えるのでアンカーの状態を確認できる。

(ID# 71)
2011/7/7 (木) Sant Eulalia Cala Llamp 1310/1600 快晴 微風 12nm

マリーナで水満タン、携帯、パソコンの電池を充電して今日からの錨泊の準備をしてゆっくり出港する。錨地は風とうねりよって居心地が変わるので南風が続いたので今日は北に開いているCala Llampにする。
10艇ほどのヨット、モーターボートがアンカーリングしていたが出たり入ったりで夏のシーズンを感じる。入江は岩壁で囲まれ周りは人家もなく、まったく自然な入江だ。夜は地上の明かりもなく満天の星空の中、織姫、彦星の逢瀬が天の川と共に見ることが出来た。夕食は鶏モモとズッキーニ、ニンジン、ジャガイモ、ニンニクのローストをエリンゲとマッシュルームのソースで頂く。
夜はうねりが入りかなり揺れて走錨が心配で何回か起きて点検した。

(ID# 70)
2011/7/6 (水) Formentera~ Sant Eulalia 1415/1730 快晴 南8~9m 17nm

昨日から南風が10m近く吹いているが海面は静かだ。朝食は昨日行ったホテルのレストランにゴムボートで食べに行く。此処はサビナ港の近くで陸に上がれば何でも揃う。そして錨泊している入江は静かでマリーナに泊めるより快適だ。但し水の使用制限と陸電が使えないのが不便だ。ここは居心地が良くもう一泊したいところだったが3日間連続して錨泊したので水の補給も必要となり混雑しているイビザ港を避けSant Eulalia港に行くことにする。
朝マリーナに電話したところ満杯なので再度12:30に電話くれとの事、再度電話したら一時間後にもう一度電話くれとの事13時30分過ぎに3回目の電話でやっと予約が取れた。14:15にアンカーを揚げ北17NM先のサント・エウラリアに南風に乗り17:30に到着する。到着後イビザの町にバスで観光と買い物を兼ねて行く。町と云うより 都市だ。エウラリアに戻ってから久しぶりに中華を食べる。北京出身の中国人の店だったが味が濃かったが海老、タケノコ、椎茸の炒め物、チャーハン等食べる。食後イビサ特産のスピリッツHierbas(グラッパの一種)をサービスしてくれた。なかなかの美味で胃がすっきりした。

(ID# 69)
2011/7/5 (火) Cala Badella ~Formentera 820/1110 晴れ 微風 15nm

15NM先のフォルメンテラの錨地に向かう。ここはサビナ港にマリーナがあるがCAVOKⅤ(全長14m)のサイズで一日270ユーロこれに税金プラスで300ユーロを越えてしまう。とても泊める気にならずサビナの脇の大きな錨地にアンカーを降ろす。水深10mだが底が良く見えるので海草地帯を避けて砂地にアンカーを降ろす。ここは北に開けているだけで、その他の方向は海岸に囲まれ北以外の風には絶好の錨地だ。今日から明日にかけて南風が強めに吹く予報なので此処を選んだ。早速潜りアンカーの状態を確認する。
砂地だが食い込んであり安心した。午後から南風が10m位吹いてきたがうねりも入らず静かであった。
お昼はスパゲッテイーバロネーズで心地よい風を浴びながらビールを飲む。この入江の中にさらに水深の浅い入江があり小さな漁船、モーターボートが係留してある。その奥が小さなホテルのビーチになっていて長椅子で日光浴をしている女性が絵になっていた。ゴムボートでビーチに行き、テラスでビールを飲みながら入江の風と景色を楽しむ。
日没は21:22で入江から丘に沈んでいく夕日がきれいだ。各艇それぞれの夕べをおくっていた。
我々は豚肉のソテーとサラダを夕日を見ながら頂く。

(ID# 68)
2011/7/4 (月) Cala Badella 晴れ

昨夜遅くからうねりと風が若干強くなり船がかなり揺れてきた。ブイに舫っているが岸壁が近いので心配で何回か起きて点検した。1回の失敗が命取りになるので用心用心である。朝方もうねりは入って来たが風が治まったのでもう一日ここでのんびりする事にする。お昼は浜に上がりレストランでまたまたランチコースを頼む。メインはチキンのグリルであった。西瓜のデザート迄ついて10ユーロだった。
此処は人気のスポットらしく船の出入りも多い。ヨットで来る人は家族連れが多くその次が夫婦で男同士のグループもいた。又アンカーリングの場所が見つからずそのまま出て行く船もあった。特に夕方9時前、まだ日没前だが2艇入って来たが諦めて出て行ったが暗くなってからのアンカーリングは大変だなと同情する。
昨日、今日とお昼のランチが効いていたので夜は残り物を片付ける。

(ID# 67)
2011/7/3 (日) San Antonio Cala Badella 1140/1300 曇り/晴れ 微風 9nm

ノンビリと午前中を過ごし11時40分に9nm先の入江Cala Badellaを目指す。この入江はImary社が出しているガイドブックから良さそうな入江を探して決めた。珍しく一時的に雨がぱらついたが直ぐ止み青空が見えてきた。
風も弱く海面も静かで海水浴客の岸辺を見ながらノンビリ楽しむ。1時に着いたが入江の中には狭くブイへのムアリング艇、アンカーリング艇と所狭しと錨泊している。CAVOKⅤでアンカーリングするのは初めてなので注意深くアンカーを打つ。底は12m位だが砂か海草なので底を見て砂地に落ちるようアンカーを降ろす。周りに船が居るのでアンカーチェーンも長く出せず適当な長さで止める。早速潜りアンカーの効きを確認する。
ゴムボートを降ろして入江を周遊するが入江の奥はきれいな砂の砂浜で海水浴客で賑わっていた。
お昼は船でトマトと鰯のスパゲテイーを食べ、食後ブイが空いたのでアンカーチェーンの長さが気になっていたのでブイにムアリングする。なかなかブイにムアリング出来ないでいたら隣のフランス艇がゴムボートで手伝いに来てくれた。感謝、感謝であったが夕方彼らが夕食に全員(3人)浜に上がっている最中に彼らの艇の走錨を悦子が見つけた。崖の近くにアンカーリングしてあったので岩にぶつかりそうになっていた。早速ゴムボートでそのヨットに乗り込み動かそうと思ったが鍵が繋っていてどうしようも出来ず動かすのは諦め、彼らを探しに浜に行って何とか3人組を見つけ教えた。幸いスターンの梯子が降りていたのでそれで岩をブロックしていた。揚げたアンカーには海草がびっしり付いていた。何とかお昼のお返しが出来た。
昼食後は入江で泳いでゆっくり休む。時間の流れを忘れ至福の時だ。

(ID# 66)
2011/7/2 (土) Denia~ San Antonio 730/1630 晴れ/曇り 南7~10m 55nm

イビザ島サン・アントニオ迄55nmあるので朝06:30に起床して07:30に出港する。朝方は風がなく3時間程機走、10時過ぎより予報通り南風が安定して吹き始めた。時折10mを越える風だったが船はアビームで快調に7ノットを越える速度をキープした。時折9ノットを越えることもあったがこの船は腰が重いので安定して気持ち良く帆走した。
先に小さく見えていたヨットにサン・アントニオ港で追いついた。
参考にしているImray社のガイドブックのBerthingの項では夏のシーズンでは空いたバースは稀にしかないと書いてあったので心配していたが空バースがあった。前もってインターネットで係留をお願いしてたのだが返事が無かった。驚いた事にここの係留料は税金込で179ユーロ、夏のハイシーズン料金でローシーズンの3~4倍している。明日からはアンカーリングを多用する事に決めた。イビザ島も先史時代からの歴史がありローマ、ムアー時代の史跡も残り文化遺産、又島全体の自然が自然遺産になりイザビ島自体が文化、自然の複合世界遺産となっている。久しぶりのセーリングと早起きで疲れたので昨日のカレーにご飯を炊きカレーライスにして食べ就寝する。

(ID# 65)
2011/7/1 (金) Denia 晴れ

明日からバレアレス諸島に行くので出発準備をする。船の甲板洗いをするがチークデッキはブラシで擦れば擦るほどしみついた垢が出てくる。スピンハリヤードの径が16mmと太すぎてストッパーの規格14mmを越えていたので14mmのハリヤードに交換した。又バレアレス諸島ではアンカーリングの多用を考えているので予備の水用ポりタンク、食料の買い出しをする。お昼はマリーナのレストランで昨日同様本日の定食ランチを食べるが内容も充実して美味く10ユーローと安かった。因みにランチのメインはマッシュルームソースのチキンヒレソテー、あっさりして且つソースの味が美味だった。
此処も大きなマリーナでイビザに近いので各国の船が集まって来ている。マリーナ内にあるマリンショップの夫婦が親切でタクシーの手配、必要備品の調達、観光の相談、イビザの情報等、何でも快くやってくれた。奥さんが我々はサービスがモットーだと胸を張って言っていた。是非此処に来る機会があれば一度お寄りすることをお勧めする。
ここの所お昼を遅い時間にしっかり食べているので夜お腹があまり空かないが食欲増進のカレーを食べる。
明日の風の予報は南の風7~8mなのでアビームでイビザまで行けそうだ。明朝出港することにする。

(ID# 64)
2011/6/30 (木) Denia 晴れ

マリーナの近くに標高753mのDenia Montgoが聳えていて素晴らしい景観なのでタクシーで車の行けるところ迄行き遊歩道を海と岩壁の岩肌を見ながら約3時間歩く。さらに車道を一時間程下り途中レストランがあったので昼食とする。お昼のランチ定食がありスターター、メインデイシュ、デザートが付いて9.5ユーロ。味も美味しく先ずはビールで喉を潤し、それぞれ赤、白のグラスワインを飲む。此処からタクシーを頼み船に戻る。19000歩歩いた。
船で休んだ後頼んでおいたガスボンベ、シーツの洗濯物を取りに行く。これも親切なショップの人が手配してくれた。
火照った体を海水浴場で冷やしシャワーを浴びるがサッパリして気持ちが良い。
明日の風の予報は東風で真向かいになるので二日早朝にここを出て当初の予定地を変更して此処デニアから一番近いサン・アントニオに変更した。E-Mailで停泊のリクエストをした。12日に日比谷夫妻がマヨルカ島パルマに来るので万全の準備をして置く。
お昼でもスターター、メインデイシュ、デザートと食べるとお腹が一杯で9時なってもお腹が空かずハム、昨日のラタトイユで済ます。

(ID# 62)
2011/6/29 (水) Denia 快晴

10時30分にマリーナのゲートにタクシーが来るので井本さん、国友さんは旅行鞄に荷物をパックして帰りの準備をする。タクシーの運転手が英語が分からないというのでショップの女性がわざわざタクシーの来るところまで来てくれ運転手に行き先の説明を再度してくれた。今航海では沢山の人の親切を受けている。お昼は稲庭うどん二人分残っていたので食べる。サッパリしてとっても美味しい。
隣に係留してあったオランダ艇がトーレビエフに戻るため離岸する。夏は地中海暑いので7,8月は避暑の為トーレービエフに船を置いてオランダにお帰るそうだ。昨年オランダで7月を過ごしたが確かに快適だ。
夫婦二人のこの船は同じ経路で航海していたので数か所で一緒になった。親切に舫いも取ってくれたりした。
9月以降の地中海での再会を楽しみにしている。
インターネットはWifiを使ていたがバレアレス諸島に行くと係留料が高くなる(Formenteraで270ユーロ/日)のとアンカ-リングに適した錨地があり、アンカーリングで楽しもうと思っているのでWifiが使えないケースが多くなるのでプリペイドタイプのモデムUSBを午後購入しに行く。これでWifi無しで電話でインターネットが出来るようになった。
SIMカードで一日3.5ユーロと一カ月35ユーロの選択があったので一カ月35ユーロのにした。
無料のWifiもあるがこれなら電話が通じればどこでも出来るので便利でトータルでは安くなる。
悦子と二人だけになったので夜はラタトイユと残り物を整理して白ワインを空ける。

(ID# 61)
2011/6/28 (火) Moraira ~Denia 1040/1410 快晴 東南東4~5m 16nm

朝食でトーストを焼こうとしたら電源入らず、調べたら外部電源が接続されていなかった。船のトラブルかと思いサーキット等調べたら異常なし。オフィスに聞きに行ったら8時から10時まで停電とのこと、船のトラブルでなくほっとする。今日もレグが短いのでゆっくりと10:40に出港する。暫らくは風弱く機走したが1時間過ぎに東南東の風が4~5m吹き出したのでセールを揚げる。真追手なので観音開きで5~6ノットで青い空、アズールカラーの海、陸側は岩壁の上に瀟洒な別荘が立ち並ぶ光景を見ながら気持ち良く走る。
デニアのマリーナは直ぐ近くにアルプスを思い起こすような山がそびえ立ち、海とのコントラストが素晴らしい。此処も歴史のある町で紀元前はギリシャの植民地でもあった。
お昼は稲庭うどんを冷やして生姜を入れた麺つゆで頂く。冷やしたうどん、ソーメンは何処の海で食べても美味しい。
食後11世紀に出来たお城跡に登る。小高い丘の上にあるお城から地中海を見下ろす。
大変暑い日だったので帰りにビールを飲む。タパスが美味しそうだったので鰯の酢漬け、ムール貝の酢漬け、ツナのカルパッチョ、オリーブを食べる。船に戻ってから汗を流しにシャワーに行き帰りにマリーナのバーでマルガリータ、ビールでシャワー上がりの喉の渇きを癒す。明日5日間ご一緒した井本さん、国友さんがアリカンテ経由で帰るのでマリーナのショップでアリカンテまでの電車の時間を調べていたらショップの方が親切でタクシーで85ユーロでアリカンテの空港まで行けると云うことなのでこれ幸いとお願いする。電車で行くと乗り換え含めて3時間は掛かる所を高速道路で1時間で行けるので荷物ある彼女達は助かった。
夜は井本さん、国友さんの最後の晩なのだが昼間の冷やし稲庭とパトスが効いたのイベリコハム、ソーセージ、ピーマンの肉詰めの軽い晩餐にしてカバで乾杯する。

(ID# 60)
2011/6/27 (月) Altea ~Geenwich ~Moraira 1000/1100 /1350 快晴 東北東4~6m 16nm

今日のレグは短いので東経0度にあるMarina Greenwichに寄って行く。ここから3NMの距離なので直ぐだ。記念の寄港なので軽油だけ補給する。100L補給したが計算したら燃費は1時間当たり2.6Lで燃費が良い。
給油後マリーナ グリニッチを出港して東経、西経経度0度を通過する。モレイラに入港する前に近くの入江でアンカーリングして泳ぐ。水がきれいで10mの底まできれいに見える。数隻の船も楽しんでいた。入江の周りの岩の上には瀟洒な別荘が立ち並んでいた。
お昼はコバルトブルーの海の上で茹でた海老、生ハム、黒トマト、各種チーズとパテをパンで頂くモレイラはビジターバースがないということで心配していたがスタッフがすぐ来てくれ岸壁に横づけ出来た。ここがビジターバースで各艇が横づけしていた。こじんまりして水がきれいなハーバーで景観も素晴らしい。
入港してから町を散策してスーパーで買い物をする。夕食はイベリコハムを前菜にローストチキンがメインデシュで楽しむ。星空がきれいだったので食後マリーナの岸壁に皆で上がり空一面に広がる星空を眺める。
ここも皆さんが気に入ったマリーナだった。

(ID# 59)
2011/6/26 (日) Alicante ~Altea

午前中に旧市街地とそこにあるカテドラルを観光しに行く。小高い丘の頂上に屋根が青と白のタイルで飾られたカテドラルを中心に漆喰の壁の家が狭い路地を挟んで立っている。路地は日陰になり又風の通りが良く気持ち良い丁度お祭りの様で民族衣装を着飾った人たちを見ることが出来た。ここから見る地中海の色は格別であった。
丘の広場のテラスで女性たちはロゼを私はビールを飲んで喉の渇きを取る。
お昼は船に戻り井本さんが運んで来てくれたソーメンを氷で冷やしてトマトとツナ缶で食べる。海にソーメンは合う。
女性陣はお昼寝、私は日課になった海水浴に行く。
夕食は茹で海老とサラダ、メインは皮付きポークのトマト煮込み、デザートはアップルケーキと私の得意な特製カフェ・コンラチェだった。

(ID# 58)
2011/6/25 (土) Alicante ~Altea 1035/1630 快晴 東北東4~6m 30nm

昨晩は遅かったのと一昨日出したシーツのクリーニングを取りに行くためゆっくり出港した。東北東の4~5m位の良い風だが今日は北東の進路なので上りになってしまう。CAVOKⅤは上り角度は悪いがチョット上り角度を落とすだけでスピードがぐんと上がる。6~7ノットで気持ち良く走る。クローズでは7m位まではフルセールでオバーヒールしないで快調に走る。7m超えるとリーフするがヒールが抑えられ快適にセーリングが出来る。
夕飯はズッキーニの詰め物とガーリックポテト(ポテトが美味しい)とステーキを食べる。
アルテアはアルカンテと違い静かなマリーナで近くに岩山がそそり立ち景観も良く気に入った。

(ID# 56)
2011/6/24 (金) Alicante 曇り

今日はANA時代の後輩の井本美子さん、国友美奈子さんが乗船する日なので午前中に昨日行った中央市場に買い出しに行ったがお祭りの為休みだった。
仕方なくスーパーマーケットで買い出しを済ます。彼女たちが空港からマリーナに着いた電話があり迎えに行くがマリーナ自体が広く何回か電話のやり取りをしてやっと会うことが出来た。
お昼は船で彼女たちの歓迎をイベリコハムとレタス、グリーントマトとアンチョビ、ケソ・テチージャを用意してカバで乾杯する。彼女たちは長旅の疲れも見せず昼食をした後皆で街の見学に行く。
今日も闘牛を開催していたので彼女たちに良い機会なので見るように勧め見に行った。彼女たちも初めての闘牛で充分楽しんだようだ。彼女たちの気持ちを察して夕食は鶏肉にした。

(ID# 55)
2011/6/23 (木) Alicante 晴れ

今日は午前中に船を移動する予定だ。船内で待っていたが連絡が来ないのでオフィスに聞きに行くと移動は午後になったので2時までに船に戻れば良いとの事だったので港の前に聳え立つサンタ・バーバラ城見学に行く。16世紀に建てられた比較的新しい城だ。上から見る眺望は素晴らしく地中海を一望する。
その後中央市場に行くが大きな市場で1階は魚介類と青果類、2回は肉類と分けてあった。
南スペインはヨーロッパの野菜、果物の台所だけあって新鮮で安い。野菜はズッキーニ、トマト、マッシュルーム、レタスとジャガイモ、果物はリンゴ、オレンジを買う。嬉しいことに日本の半分近い値段だ。
お昼は昨日の残りのラタトイユをカレー味にして食べる。ビールとワインで心地良くなりコックピットの日陰で昼寝をしてしまう。まだ船の移動の連絡来ないので再度確認に行ったら移動しないでこのままの場所で良いとの事だった。
7時からの闘牛見物を予約してあったのでシャワーを浴びてサッパリさせてから歩いて行く。マリーナは町のほぼ中心街にあるので便利だ。ヨット旅行の良い所の一つはトランクを持たないで旅行できる事だ。
初めて闘牛を見るので興奮気味で場内に入る。ファンファーレと共に始まる。牛が勢いよく扉から飛び出てきて闘牛士がカボーテ(赤い布)で牛を走らせる。牛は盲目で赤に引かれるのでなくヒラヒラに反応するそうだ。
この時の牛の動きで牛の強さが分かる気がする。ヘミングウェイがなりたかったと云うピカドールが馬に跨り牛の背中に槍を突く。牛の角が馬のお腹を突くが馬は防御してあるので怪我はしないが必死に牛の押しに耐える。昔は馬の防御がなく馬が度々死んだそうだ。バンデリジェーロが牛の背中に槍を数本刺す。最後にマタドールが華麗なる演技で牛を自分に寄せて牛との対決を見せる。最後に一気に剣を一突きして牛を昇天さす。マタドールの出来栄えが良いと白いハンケチを観衆が振り盛り上がる。最後にマタドールの演技が良いと牛の耳を切り取り観客に投げる。
初めての経験をしたがスペイン人の熱気を感じ取ることが出来た。
丁度19日から24日まで夏至を祝うサン・ファン祭りで街は大賑わい。色々な催しをあちこちでやっている。
9時に闘牛が終わり帰り道のメーン通りでは両サイドびっしりの人垣でパレードの通過を待っていた。夜通し祭りは続くそうだ。流石に今晩は肉は食べる気はしなかったのでカレーライスを頂く。

(ID# 54)
2011/6/22 (水) Torrevieja ~Alicante 0840/1400 快晴 無風後南3m 25nm

無風の中出港。トリマランを選んだフランス人のセイラーがトリマランを選んだ理由として夏の地中海は風がなくモノハル艇では60%が機走になるから微風でも走れるトリマランにしたと云っていたが分からないでもない。
出航して2時間程してから南から微風が吹き出して来たのでエンジンを止めのんびり3ノット前後の速度で帆走する。
何といっても帆走は気持ちが良い。今日は25nmと短いので亀の足で楽しむ。そのうち風も安定してきてので観音開きにして4~5ノット出る。アリカンテの港は大きなマイーナが二つあるが予約した東側のMarina de Alcanteに着ける。レセプションポンツーンに着けて所定の手続きをするが今晩と明日からのバースが変わる旨云われる。
6月なのに混んでいるらしい。係留後街を歩いてみる。ここは昨年ヨット探しで来たところで懐かしい。
丁度18日から25日まで闘牛を開催していたので早速明日の予約をする。ちょっと張ってSombraサイドの良い席を取る。初めて闘牛を見るので楽しみだ。ここは丁度お祭りで屋台が一杯出ていたのでそこで焼いていたリブステーキを買ってラタテューユと共に夕食とする。リブステーキは焼きすぎで失敗の買い物だった。


(ID# 52)
2011/6/21 (火) Torrevieja 快晴

トレビエフでゆっくりする事にする。午前中は冷蔵庫の霜取りと整理、デッキの清掃をする。チークのデッキは昔の船で甲板員がヤシの実でデッキを清掃したというが擦れば擦るほど汚れが出てくる。チークが汚れを吸収するせいだと思う。気持ち良くきれいになる。お昼は残りのイワシの缶詰とタコのオリブー漬けの缶詰と混ぜたスパゲッテイーを食る。ここは大きなマリーナでヨット、モーターボートの出入りが多い。それを見ながらビールを飲みながら食事をして日除けの下で午睡をする。そよ風が心地良い。目を空けると眩しいばかりの青の空、海そして行き交うヨット絵葉書の世界にいるようだ。午睡の後マリーナに隣接している海水浴場に泳ぎに行く。沢山の海水浴客ですっかりここは夏だ船にはドジャー(コックピット前の波除け)とビニトップ(コックピットの日除け)はついているが西日になると日陰がなくなるので葦簀になる様なものを探していたが町の店で葦簀になりそうな布を見つけたのでそれを加工してもらった。
明日行くアリカンテは昨年の5月の連休にヨットを探しに行ったところなので懐かしい。ガイドブックでは夏場は混んでいるとのことなので予約の電話を入れた。幸いの事に予定の3泊はOKだったが4日目は他の予約があるので駄目との事だった。これからシーズンになるので停泊に苦労するかと思う。
夜は昨日予約したレストランでフラメンコを見ながら食事をする。スペインに来て初め観たフラメンコだが歯切れの良いリズムの踊りが心地良い。料理は前回紹介した私のレシピになった小海老をニンニク、唐辛子をオリーブで茹でたガーリックプルポ、これはシンプルで美味しい、それとシーフードパエリヤを食べる。前回のパエリヤの方が一枚上で味付けが濃く塩味が効きすぎていた。


(ID# 51)
2011/6/20 (月) Cartagena ~Torrevieja 0835/1730 曇り 東4~5m 51nm

今日は42nm先のトレビエフを目指が朝方風がない。機走だけでは味がないので場合に拠っては手前のMar Menorに目的地を変更するつもりで出港する。2時間程機走していたら東北東の風が4~5m吹いてきた。進路は変針するPalos岬迄真上りになるが帆走にして静かな海面をクローズホールドでタックを入れながら走る。Palos岬から進路が北になるのでクローズドリーチで6ノット強で気持ち良く走る。Palos 岬は一つの変針点になるので船が集まってきた。
Cartagenaで隣にいたオランダ艇とは並走する。
Torreviejaでは二つのマリーナが隣接してどちらか迷うが手前のMarina Internacionalの空いているポンツーンに着けCaptarinaに行き手続きをして指定の場所に移動する。スタッフが親切に舫いを取ってくれる。若い人懐っこい男で日本がきれいで好きだと話してくれた。
マリーナの前のレストランで火曜日と土曜日はフラメンコがあるというので明日はやっとフラメンコを鑑賞することが出来そうだ。夕食は冷蔵庫の霜取りをしたいので残り物の整理をする。悦子が気に入ったズッキニーの詰め物、メロンとイベリコハム、プルポとムール貝の缶詰、チャーハンを静かなマリナーの中コックピットで頂く。


(ID# 50)
2011/6/19 (日) Cartagena 晴れ

朝食後カタルヘナの観光に出かける。市内観光バスがあったのでこれに乗り市内を一周してから13世紀に建てられた城Castillo Je La Concepcion に登る。上からは市内が一望できローマ劇場の反対側には同じくローマ時代の円形劇場が修復の工事をしていた。他にも遺跡が見られ至る所遺跡だらけと云う感じだ。
マリーナの前には国立博物館がありフェニキア時代からの海洋交通の歴史が出土品の展示から分かるようにしてある。フェニキア時代の紀元前10世紀ごろからの歴史で石でできたアンカーから時代ごとに出土品が展示してあった。
港に大きな客船が着岸してあったのでカフェテリアで眺めながらビールを飲む。
夕食はアンテイーブとイベリコハム、黒トマトとセロリのサラダ、ガーリックトマトとマシュルームの詰め物をリオハの赤ワインで頂く。

(ID# 49)
2011/6/18 (土) Montiel ~Cartagena 0905/1540 快晴 無風~南から 2~3m 32nm

朝起きたら水平線に靄がかかっていて無風であった。昨日登ったSan Juan城をポートサイドに見ながら機走で北東進する。土曜日のせいか釣りのモーターボートが沢山出ているので油断しないで見張りをする。この辺りは海岸線が崖でその切れ間に港がある感じだ。2時間位機走していると南からの風が2~3mで吹いてくる。艇速は落ちるが今日は30nmのレグなので急ぐこともないのでジェネカーを揚げてセーリングを楽しむ。4~5ノットの速度で3時間位帆走できたが又風がなくなり機走にした。先行しているイギリス艇のアランさんから電話メールが来てカルタヘナのマリーナは西側より東側の方が静かで良いので自分たちも東側に移ったと教えてくれた。東側はポンツーンに横づけで久しぶりの横づけとなった。ポンツーンに着ける際も隣に停泊している船がジブラルタルで会ったオランダ艇で彼が舫いを取ってくれた。暇な人間考えることが一緒なのかで彼らも同じコースをたどっている。
着いてからメルカド(スパーマーケット)に買い物に行ったが途中ローマ劇場の遺跡のミュージアムがあり中に入る。
6000人収容できる劇場で保存状態も良く、又当時の演劇を3Dのビデオで再現したのが見れた。
ここカルタヘナは3000年の歴史がありフェニキア人が紀元前7世紀ごろから住みだし紀元前3世紀にはカルタゴの植民地そして第二次ポエニ戦争で209年にローマ帝国コンスル、スキピオが攻略してローマの植民地になった所です。正に歴史の宝庫だ。これが遺跡として見れるので以前読んだ「ローマ人の物語」が生き生きしてきた。
夕食は2回もお世話になったイギリス艇アラン夫妻を食事に誘う。
アボガドとカニカマとレタスの巻きずし、前菜にイベリコハムとメロン、こちらで美味しかった黒トマトとアンチョビのサラダそしてズッキーニにオニオン、ベーコン、マッシュルームを詰めてにチーズを掛けて蒸し焼きにしたタパスで会食する。彼はシェル石油に勤めていて現在は半年だけ仕事しているそうだ。年は私と同じか少し若いぐらいだ。
住まいはWeymouthで2012年ロンドンオリンピックのヨットの会場になる所だ。海が近いので子供たちが遊びに良く来るそうだ。彼らとも同じルートでこれからも所々でご一緒すると思う。


(ID# 48)
2011/6/17 (金) Montiel 快晴

一日ここでのんびりすることにする。此処Juan Montielは新しいハーバーで海岸に人工的に作ったマリーナだ。
ホテルも隣接していて強大な資本が投下されている感がする。コスタ・デル・ソル、コスタ・ブランカのマリーナ、ホテルを見ているとスペインと云うよりヨーロッパの大リゾート地と云う感がする。近くの岸壁の上のSan Juan城に登ので行く。1492年レコンキスタでグラナダをイスラムから奪回した後、イスラムの攻撃を防ぐために築城された要塞る。航海中も岸壁の上を見ているとローマ時代からの遺跡らしき要塞が所々見ることが出来る。
此処も海水浴場がマリーナの両サイドに広がっており整備されている。お昼は船上でカレーうどんを汗かきながらビールを飲みながら食べる。シェスタの後海水浴場で泳ぐ、海水の温度も少し上がってきたようで長い間入っていてもさほど体が冷えなくなった。
町の魚屋さんに取り立ての新鮮なチピローネス(子イカ)と芝エビがあったので夕食用に買う。
夕食はチピローネスと野菜を入れたビーフン(これは悦子の友人の岡田さんから伝授したもの)にレモンをたっぷり掛けて食べる。芝エビは茹でてチリソースを付けてジントニックの伴とする。

(ID# 47)
2011/6/16 (木) San Jose ~Montiel 0850/1700 快晴 南1~7m 46nm

今日はAguilasを予定していたが変更してJuan Montielにする。昨日Aguilasのマリーナに予約の電話を入れた所、確約できないので明朝再度電話が欲しいとのことであった。又先にSan Joseを出て行ったイギリス艇からメールが入りAguilasの1nm手前に新しく出来たJuan Montielと云うマリーナが入りやすく設備も良いとの連絡をくれたのでこれ幸いと変更する。ただし電子チャート、ガイドブックにも一切載ってなく彼の情報とインターネットで探してGPSにプロットして出港する。
南の風で追手になり風向きは良いのだが風が弱く機走する。帆走が気持ち良いのでチョット風が吹いてきたところでいきなりジェネカーを張り小一時間帆走したが再びベロンコ状態、諦め機走。13時過ぎより風が6~7mになったので再度ジェネカーを揚げ風を入れながら快調に7ノットで滑る。航路の途中まで岸よりを走りコスタ・ブランカの海岸線を楽しむ。
GPSにプロットした目的地付近に来たので探すが海岸線に人口的に防波堤を作ったハーバーで直ぐ見つかった。
未だ新しいせいかマリーナ内はガラガラでスタッフが直ぐ係留場所を指示してくれ舫いを取ってくれた。
今日は日中とても暑い。ここのスタッフも暑いと云っていた。暑い体を冷やしに隣の浜に泳ぎに行く。
此処は巨大資本が入っているようでホテルも隣接している。シャワーを浴びてからそのホテルのタベルナで食事するシーフードパエリアを食べるが魚介類が新鮮で豊富に入って味付けも良く美味しかった。最近悦子がお気に入りのテイント・デ・ベラーノを早速頼んだ。暑い日中だったが陽が沈むと心地よい気温となる。今までも日中は暑くなり夕方より涼しくなる気候で凌ぎやすい。これから7,8月になると暑さが大変厳しくなるかと思う。

(ID# 46)
2011/6/14 (火) Almerimar ~San Jose 0900/1700 快晴 東3~4m 45nm

0900史さんに舫いを解いてもらい出港。東の弱いヘッドウィンドの中、シェラネバタ山脈の残雪を後に機走する。
この辺りは冬のヨーロッパの野菜の台所で沢山のビニールハウスがある。昼前から良い風が吹き出したのでクローズで帆走する。徐々に風が強くなり東風10~12mになる。メイン3ポイント、ジブ1ポイントにする。
今日の目的地SanJoseの少し手前のCobo de Gata(ガタ岬)の陰で風を避けて早めにジブとメインをファーリングして機走にする。此処のガタ岬よりコスタ・ブランカになるが岬を越えると白い岩が見えてきた。
San Joseのマリーナは小さな漁船やモーターボートが多く係留してあり田舎の落ち着いたマリーナの雰囲気だ。
一杯で係留できずアンカーリングした日本艇もあったとの情報を聞いていたがスタッフがすぐ来て係留場所を指定してくれ舫いを取ってくれた。一応前日にメールで係留をお願いしてあったがホットする。
此処は海の透明度が良く底まで良く見える。後から昨日アルメリマールで一緒だったイギリス艇が入ってきた。
水がきれいなので手続き(これが時間が大分掛かる、郷に入れば郷に従えでスペイン風にゆっくり待つ)と片付けが終わってから海水浴をして体を冷やす。こちらは6時でも海水浴をしている。久しぶりに潜ったがお魚が沢山いた。


(ID# 45)

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