CAVOK日記
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2011/6/13 (月) Almerimar 快晴

今日は藤巻さんがバルセロナに向かう日。史さんが10時に近くの町のバス停まで送ってくれた。藤巻さんはそこから14時間のバスの旅でバルセロナまで行く。彼が帰った後洗濯、掃除等して海岸でひと泳ぎする。
夜10時から近くのバールでパーテイーがあるのでと史さんに誘って頂く。2組のスペイン人夫婦と史さんの彼女のバキさん、その中に我々夫婦も参加させて頂く。史さんの誕生日とスペイン人のアントニオさんのアントニア祭を祝う会であった。バスクから来たご主人は元マグロ漁業船を持っていてマグロ漁をやっていたそうだ。何年か前にリタイヤしてマグロ漁業船を売ってヨットを買ってここアルメリマールに置いてあるそうだ。バスク人の気風と元マグロ船の船長の面影があり魅力的な人だった。もう一組のアントニアオさんは史さんと同じマリーナの同僚だった。


(ID# 44)
2011/6/12 (日) Almerimar 快晴

今日も目を覚ましてハッチから見る空は真っ青だ。朝食はいつも大体同じでコーヒーもしくは紅茶、ジュースもしくは牛乳、トーストにバターとジャムそしてバレンシア特産のオレンジが定番になっている。
藤巻さんは帰りのバスの手配を私はマリーナの隣の海水浴場で海水浴を楽しむ。悦子は船でゆっくり読書を楽しんでいた。夕食は8時半に史さんが迎えに来てくれ史さんの知り合いのレストランに案内してもらう。8時半と云ってもまだまだ太陽が輝いていて明るい。オーダーは史さんにお願いして、出来るだけ地元料理をお願いした。イベリコハム、柔らかく茹でたタコを使った地元料理、トマトとツナのサラダ、バジルソース掛けアンテチョークをオーダーしてくれたがとても味付けが良く美味しかった。夏のワインと云うことでテイント・デ・ベラーノ(夏の赤ワイン)を食前酒で頂いたが悦子は大変気に入ったようだ。白ワインは産地は忘れたがリヨハの近くだそうで辛口で中々いけた。


(ID# 43)
2011/6/11 (土) Almunecar~Almerimar 0815/1645 晴れ後快晴 東3~5m 42nm

珍しく霞がかかったような朝で風の無い中出港する。1時間半ほど機走していると真迎えだが良い風が吹いてきたのでセーリングに移る。久しぶりの真上りのセーリングになるが5~7ノットで海面を気持ちよく走る。
午後3時過ぎより風が弱くなり3ノット前後のスピードになるがコスタ・デル・ソルの静かな海面を機走せず帆走しながらオンザロックのグラスを傾け太陽とアズールカラーを楽しむ。藤巻さんは航海最後のレグになる。
此処アルメリマールはかってシルバー計画で日本のシルバーの滞在先として開発した部分もあったそうだが実現出来なかったようだ。ここのマリーナに日本人の林史と云う方が居て前もって関口さん(前出日本ベネトウの社長)がCAVOKⅤが行く旨連絡をしておいてくれた。私も前日連絡をしておいたのでレセプションポンツーンに着けずに直接係留場所に案内してくれた。地中海方式のスターン着けも慣れてきてかえって係留しやすい。
今日は林さんは休暇で明日戻るとのことで明日の夕食を約束する。
昨日の会ったイギリス艇も入港しており彼らの次の寄港地も我々と同じSan Joseだ。同方向なので暫らくは一緒になる。
此処は大きなマリーナで大きなスーパーがあり新鮮なラングスティーンとカラマリがあったので仕入れる。
前菜にラングスティーンをつまみながらジントニックを飲む。夕食にカラマリのガーリックソテーとラタトウユを頂く。
カラマリは新鮮で美味しかった。
残念ながらガラスのワイングラスが次から次に割れたのでプラスチックグラスになってしまている。日比谷夫妻が来る迄にはバカラとは言わないが地中海に似合うワイングラスを仕入れたいと思っている。
山もあり山麓の白い壁の家々、又海岸沿いの別荘地、大西洋と中々の眺めであった。メデイナ地区との差があまりにもあり過ぎるように感じた。途中ラクダも乗ったがアラブの異文化に接して興味を覚えた。
夕方8時半のセウタ発フェリーに乗りジブラルタルに戻り遅い晩御飯を近くのレストランで取り就寝する。

(ID# 41)
2011/6/10 (金) Almerim 快晴

自然と調和した素晴らしいマリーナなので一日のんびりマリーナで過ごすことにする。気持ち良い快晴で白い建物ブーゲンビリヤ、ハイビスカス、ゼラニウムの花が色鮮やかに先白い壁の家とアズールの空、海とお互いに引き立て地中海カラーの中で過ごす。
お昼はCAVOKⅤの係留場所の前のレストランで船を見ながら頂く。ランドリーがあったのでクリーニングにシーツ等出す。隣がチャターヨットでお客さんが来ていた。マリーナの隣で泳ぐが水温が21度と云うことで少し冷えるが太陽に熱せられた体が冷えて気持ちが良い。水もきれいで魚が良く見える。
夜はお昼を遅く食べたせいかお腹が減らず9時ごろから食べる。肩ロースの煮込みと、ジャガイモ、温野菜で食べる食事が終わるころ今日入ってきたイギリス艇の夫婦がCAVOKⅤの前を歩いてきたので一杯誘って暫らくお話をする彼らもジブラルタルからきて地中海へ同じルートを辿るということで再会を約束する。明日は彼らも同じAlmerimarに行くとのことで楽しみだ。

(ID# 40)
2011/6/9 (木) Benalmadena~Almunecar 0840/1800 快晴後曇り 南西3~5m 42nm

快晴、無風の中出港、30分位してから南南東から良い風が吹き出しフルセールで5ノットの艇速になる。
地中海に入り進路は東なので東のヘッドウインド以外はOKだ。そのうち風が南南西に回りジェネーカーで朝の爽やかな海面を6~7ノットで滑る。シェラネバダ山脈も良く見えてきて山頂付近では残雪があった。
弱いと思っていたジェネカーのタックロープが切れたのでジェネカーを降ろす。横着してブロックを使用しないで直接取ったのが原因でもある。残り10nmで風が弱くなり3~4ノット位になったがゆっくり海岸線の風景を楽しみながらセーリングを続ける。今日は釣果は無かった。ここアルムニュカールのMaina del Esteはとても風光明媚なところで自然に守られた良港だ。非常にスタッフも親切で設備もきれいで大変気に入った。ここはフランスのヨット販売会社の社長の関口さんに是非寄ってほしいマリーナと云われたところだった。
夜フラメンコをアルムニュカールの町迄見に行くのを計画したがここのマリーナが雰囲気があって落ち着くのでフラメンコは次回の寄港地の楽しみとにした。夜は鶏のワイン煮込みを赤ワインで頂く。

(ID# 39)
2011/6/8 (水) Benalmadena 晴れ

グラナダツアーにバスで行く。朝7時集合で何か所かで観光客を拾い満席での出発になる。途中いくつものうねる様な丘を越えて行くがほとんどがオリブーかオレンジ畑である。約3時間弱でアルハンブラー宮殿に到着する。
最初ヘネラリフェ庭園へ、糸杉、サルビア、ジャスミン等と噴水で造園され、見事に水と緑と花が調和されていた。
カルロス5世宮殿そして王宮を見る。アラベスク模様で埋め尽くされた壁面、見事な装飾の円天井と当時の栄華が偲ばれる。このツアーはお昼付きでホテルのレストランでランチを頂く。二人のイタリア人ご婦人と同席したがお一人英語の教授だとのこと、60歳過ぎだと思うが非常に上品で感じの良い方で又彼女のお友達もスペイン語が話せこの後のグラナダの町では一緒にショッピングをした。彼女たちはベナルマデイーナではなく少し離れた所のホテルであったが夕食をお誘いしたら喜んで来てくれた。サーモンの握り寿司とカニカマとアドガボの巻きずしを用意する。
大変喜んでくれ、彼女達が住んでいるシシリー島に来た折には是非寄ってほしいとのこと再会を約してお開きとした。

(ID# 38)
2011/6/7 (火) Benalmadena 晴れ一時雨

今日、明日と風が強い予報が出ているのでここでコルトバ、グラナダの観光をすることにする。
昨日近くのホテルでコルドバへの観光バスの申し込みをしたが9日までないとの事で諦め電車でマラガ経由で行く。マラガからはスペインの誇る新幹線AVEで1時間で着いた。日本の新幹線には足元にも及ばない。
皮肉にもコスタ・デル・ソルに入りお天気が毎日快晴と云うわけでなく今日も時折雨が降ったりするが晴れ間が出るとカラット日射が強くなる。 定番通りメスキータ、アルカーサル、カラオーラの塔、ユダヤ人街をマップ頼りで歩き回るイスラムとキリストが共存するメスキータ、大理石と赤レンガが交互に組み合わさたアーチが限りなく広がり圧倒された。ユダヤ人街ではパテオのあるレストランに入り昼食をとる。プロウンのガーリック炒め、これがニンニクたっぷりオリーブオイルたっぷりで唐辛子が聞いてぴりりと食欲をそそった。そしてカラマリのグリルとハモンとチーズのピザを食べる。プローンのオリーブオイルたっぷりは私のレシピの一つとすることにした。皆さん乞う御期待。
アルカーサルでは皇帝ネロの家庭教師だったセネカ像を見ることが出来た。
帰りの18:15発のAVEを予約してあったのでローマ橋よりタクシーを拾い駅に行きマラガ経由で帰船した。
一万8千歩の観光だった。疲れたので簡単にトマトと鰯のパスタで夕食を取る。

(ID# 37)
2011/6/6 (月) Estepona~Benalmadena 0920/1510 曇り時々小雨 西の弱い風 34nm

7、8日が風が強くなる予報が出ているので今日ベナルマデーナに向け出港することにした。出港して洋上に出たらアフリカ大陸側に雨雲とライトニングあり懸念して暫らく雲の動きを見ながら機走したが雨雲とライトニングは我々のコースに近寄ることなく並行して西進しているので途中の避難港を考えながら進むことにした。途中軽い雨があったものの避航することもなくコスタ・デル・ソルの海岸線を眺めながらベルマデーナに到着する。
フランソワーズが地中海用に作ってくれた仕掛けで引き釣りしたらカツオに似た型の良い魚が釣れた。
お昼はジブラルタルで仕入れたラーメンとおじやを海岸線の美しい景色を見ながらビールで頂く。
ここもエスタポナと同じの方法でスターン着けで楽に係留出来た。大変豪華な巨大なマリーナでヨーロッパの大リゾート地の感だ。1510にレセプションポンツーンに着いたが書類等の入港手続きと指定の場所に移動して陸電確保等して居ると1時間近く過ぎてしまう。でも陽が長くお昼の感じで船を片付け町に明日のコルドバ観光を調べに行く。 夜は昨日の残りのガンバスと温野菜そして今日の釣果のお魚をお刺身にして食べる。海苔、山葵、梅干しで頂くたらふく食べても1/4は残り、残りは漬けにして明日の朝食とする。お魚が釣れると美味しいのと経費が節約できるので一挙両得である。

(ID# 36)
2011/6/5 (日) Gibraltal~Estepona 0930/1430 晴れ 東5~8m 27nm

0910に舫いを解き給油ポンツーンで軽油を126L入れ満タンにする。税金がなく安いとの事だったが1リットル0.99ポンドした。燃費を計算してみると1時間約2.3Lの消費量であった。
ジブラルタル半島をぐるりと回り地中海に入る。計画ではMarbellaに行く予定であったがフランソーワーズの勧めがありEsteponaに変更する。風は東の7~8mクローズホールドの片上りで5~6ノットで気持ち良く海面を滑る。
右に掲げるフラッグをユニオンジャックからスペインの旗に揚げかえる。コスタ・デル・ソルの海岸線を見ながらお昼は生ハム、レタス、トマトのサンドウイッチとスープ、デザートはネクタリンを頂く。
14:30マリーナのビジターバースに着け手続きをして所定の場所にスターンからの槍付をする。ここもスタッフが舫いを取ってくれスムースに係留出来た。
ここから車で30分ほどの所にアンダルシア地方の白い村ベスト4のCasares(カサレス)があるのでタクシーで行く。
イスラム時代13世紀の要塞跡もあり山の谷間にある白い建物の村の景観は素晴らしいものであった。
夕方(と云っても8時だが)船に戻ってから、ガンバス、オリーブでジントニックを飲みながら夕暮れのマリーナの雰囲気を楽しみ夕飯に豚の肩ロースをご飯と頂く。至福の一時だ。

(ID# 35)
2011/6/4 (土) Gibraltal

風が治まるのを待って今日もジブラルタルでゆっくりする。航海でゆっくりする時間が何とも言えない豊潤な時であるここの銀座通りにマーク&スペンサーのデパートがあり紅茶とジャムを仕入れる。ロンドンジンが4.5ポンドで買えた生鮮食料を売っている市場があったのでイチジク、ネクタリン、オレンジとガンバス、アサリそして豚の肩ロース、鳥のモモを仕入れる。イチジク、ネクタリンは非常に美味しかった。
お昼は買ったアサリでスパゲーテイーボンゴレー頂く。午後は船の掃除、洗濯をしながらくつろぐ。
フランソワーズが地中海用引きずりの仕掛けを作ってくれたり、お昼にビールをご馳走してくれたり、地中海の情報を教えてくれたりしたので今晩はお返しにベイサイドのレストランに誘い楽しい夜を過ごす。

(ID# 34)
2011/6/3 (金) Gibraltal 晴れ

今日はモロッコ日帰りツアーに行く。昨日藤巻さんが自転車で隣のスペイン迄行ってツアーの予約をしてきてくれた。
スペインの国境まで滑走路を横切り歩いて行き、スペインに入ってからタクシーでフェリー乗り場のあるアルヘシラスに9時の集合に間に合うように行った。ここでドイツ人とアメリカ人の若者2人と合流して5人でツアーがスタートした。
スペイン領セウタ迄1時間半弱で着き、ここでフランス人夫婦(ヨットでセウタに来ていた)と合流して案内人と一緒にマイクロバスにのり最初Tetoan(テトウアン)に行く。ここも世界遺産で迷路のあるメデイナ(旧市街)を歩く。小さな露店や店があり現代から一時代昔に戻ったようだ。その後Tanger(タンジール)に行きメデイナの香料店でサフランを買いアラブ風レストランでモロッコ風スープ、シシカバブとクスクスをアラブ音楽の演奏を聴きながら頂く。
シシカバブとパンが美味しかった。帰りセウタの港まで1時間半ほどのドライブを大西洋海岸沿いに走るが緑も多く山もあり山麓の白い壁の家々、又海岸沿いの別荘地、大西洋と中々の眺めであった。メデイナ地区との差があまりにもあり過ぎるように感じた。途中ラクダも乗ったがアラブの異文化に接して興味を覚えた。
夕方8時半のセウタ発フェリーに乗りジブラルタルに戻り遅い晩御飯を近くのレストランで取り就寝する。

(ID# 32)
2011/6/2 (木) Gibraltal 晴れ

朝10時フランス人のフランソワーズさんとその友人と我々3人とでロックツアータクシーをチャターしてロック見学に行く。ジブラルタルもフェニキア人からの歴足があり、地中海と大西洋と結ぶ要衝であり17世紀から第二次世界大戦まで軍事的にも重要地点だった。その歴史を石灰岩できてたそびえ立つロックに掘られた要塞で見ることが出来た。
頂上からジブラルタル湾、ジブラルタル海峡、地中海そして最短距離で14kmしか離れていないアフリカ大陸が良く見え絶景であった。風は強く海面には白波がたち我々が予定より2日早めに入ったのが正解であった。
ジブラルタルは英国領土で貨幣はユーローも使えるがポンドそして関税がないのでメインストリートには免税店が沢山ある。ジブラルタルの半島の付け根に滑走路があり滑走路の中央が道路で飛行機の離発着時は通行用のゲートが閉まる。滑走路を越えるとスペインになる。
CAVOKⅤを係留してあるMarina Bayはイギリスを中心とした各国のセーリングヨットと超大型クルーザーが狭い中沢山係留してあり見るだけでも楽しむことが出来る。マリーナの周りも色々お洒落なレストラン、ショップが並んでいる夜はフランソワーズさんとその友人を船に招待する。ズッキーニの詰め物にカレーであったがご飯がおいしいと云ってご飯をお変わりして食べてくれた。彼は赤ワインを3本と自宅で取れたというレモンを持ってきてくれたがジンとウイスキーのソーダー割の後頂いたワインも全て頂いた。
その後彼の船に招待されて行く。1972年製のニコルソンで見事に整備され船内も味のある雰囲気が醸し出されてる。昔からの船を大事に磨いて新艇にない味を楽しんでいるようだ。羨ましい限りである。
なんと38年間この船に乗っているそうだ。ゴッドファザーのヨット版と云う風格がにじみ出ているキャプテンだった。
船でラム酒をご馳走になり、失礼かと思ったがお年を聞いたら81歳とのこと歳を感じさせない若さには敬服した。
出来れば私も見習いたいものだ。

(ID# 31)
2011/6/1 (水) Gibraltal 晴れ

朝いつもの休みの日の通り8時過ぎにデッキで朝食を食べ修理の業者が来るのを待つ。電気のメカが来て直ぐ直す何かの拍子に一時的に多電流が流れサーキットが飛んだせいだった。ここも昨日確認したのだがOFFからONにして再度OFFにしてしまったのがいけなかった。又右の航海灯がもやいロープがからまり壊れたのでその修理もお願いして直した。ここジブラルタルは修理、部品の数含めてヨットの修理には何でも出来る感じである。
こまごました仕事と洗濯をして午後を過ごす。夕方と云っても明るく8時から船のデッキで先日のマグロの燻製とレバーペーストで一杯やりながら過ごして9時過ぎに今回初めて中華レストランで軽くそばをを食べる。
マザゴンで会ったフランス人の船が入港してきたが風と波で大分叩かれたと云っていた。1日違いでこんなに海は違うものだ。明日一緒にタクシーをチャーターしてロック見学をしようと誘ってくれたので一緒に行くことにした。
食事の後カジノがあったのでお遊びで一人10ポンドだけやったが儲けることは出来なかった。

(ID# 30)
2011/5/31 (火) Barbate ~Gibraltal 0820/1600 晴れ時々曇り 西南西4~8m 36

バルバテ2泊予定を1泊にしてジブラルタルに向け出港。バルバテはジブラルタル海峡を渡るときの避難港的な所もあり朝から3隻ほどジブラルタル方向に向け出港して行った。満潮が14時で上潮時は2ノット弱の逆潮になるが岸よりにマグロ用の網に気を付けながら行く。風はアビームで7ノットを昼過ぎまでキープする。13:25に右前方にアフリカ大陸が見えた。途中トラフォルガル沖を通過したがネルソン提督と無敵艦隊との海戦シーンが目に浮かぶ。
半島の南西端のTarifaの町がきれに見えそれを越えてからはコースが東になり観音開きの真ランで走る。
途中10数杯のヨットと行き交う。ここからはアフリカとの距離は10数キロでアフリカ大陸を見ながらの帆走となる。
風が弱くなったが今度は追い潮になりのんびりセーリングを楽しむ。良いお天気で海峡を越えることが出来ラッキーだった。そのうちジブラルタルのロックが見えてきた。ジブラルタル湾は沢山の本船が停泊していてその中をマリーナ迄機走にする。今まで全てポンツーンに横づけであったがここからは地中海スタイルの槍付となる。
初めての着け方なので心配していたがマリーナのスタッフのアドバイスで無事舫った。地中海に入ると干満の差が少なくなるので浮桟橋でなく固定の桟橋となる。バウ着けにしたが乗り降りが不自由なのでスターン着けに入れ替えて乗り降り用のはしごを付ける。
藤巻さんの今回の一つの目標でもあったジブラルタル海峡を通過できホットする。
予報では2日以降東の風が強く吹くとのことだったので一安心である。取り敢えずここで4泊の予定とした。
地中海の出入り口のせいか各国の船が係留してありにぎやかである。
外部電源が一時入ったがその後入らなくなってしまい色々調べたが原因が分からず業者に修理を依頼するが明朝来るとのこと冷蔵庫に氷を買ってきて入れ電源を確保する。
入港に際して表敬用の旗をスペインのままで忘れていたらマリーナのスタッフに注意され慌てて英国の旗を揚げる。

(ID# 29)
2011/5/30 (月) Rota ~Barbate 0920/1645 雨/曇り/晴れ 南西4~6m 37

予定ではもう一泊だったが昨日カデイスも観光出来たのとジブラルタル海峡通過時の天気の関係で一日早く出航する事とした。風はあまり無い予報だったが南西の適度な風が吹いてくれて気持ちの良いセーリングが出来た。
バルバテは小さな町で昔からマグロ漁の盛んなところでマリーナの入り口付近に幅広く網が伸びていた。
街のスーパーに行ったら日本人風の人が居たので声を掛けた所、韓国人で漁船で来ているとの事だった。
大きな倉庫が沢山並んでいたがここで水揚げされたマグロはほとんど日本に行くものだと思われた。
マグロ屋さんあったのでマグロの燻製を買って夕暮れ時のジントニックのおつまみにしたが今一つであった。
夜はスーパーで買ったステーキを食べたがマグロの燻製と同じで今一つであった。

(ID# 28)
2011/5/29 (日) Rota 0850/1640 晴れ/曇り 南5~10m 43nm

対岸のカデイスにフェリーで行く。ここはヨーロッパでも最も古い都市の一つで紀元前10世紀ごろフェニキア人によって築かれた都市だそうだ。その後ヨーロッパの歴史の変遷の中海上貿易の拠点として栄えた。
1805年には無敵艦隊がネルソン提督率いるイギリス艦隊との決戦の為とトラフォルガル沖へと出港した場所である。
フェニキア、ローマ時代の住居の遺跡も残っており大変興味深かった。カテドラルの塔からはアズールカラーの海と長い海岸線と白い建物のコントラストが目に焼き付いた。
カデイスのマリーナは貨物船港の端で殺風景の所にあり、フランス人の彼がカデイスでなくロタを勧めたのが納得できた。現在も貿易港として栄えているが旧市街地は見事であった。流石に無敵艦隊の記念物等は探せなかった。
夜は新婚旅行に日本に来たことがあると云うスペイン人夫妻が進めてくれたマリーナ近くのこじんまりとしたお洒落なプチホテルのレストランで食事をする。前菜にムール貝とタコのバルサミコ和えとツナのエスカベッシュ、プロウンカクテルそれからカジキマグロのステーキをドライの白ワインで頂く。お薦め通りの味で店の雰囲気含めて大満足。

(ID# 27)
2011/5/28 (土) Mazagon ~Rota 0850/1640 晴れ/曇り 南5~10m 43nm

今日はカデイスが計画の目的地であったが先のフランス人の勧めもありカデイスの向かい側のロタに目的地を変更した。8時50分にマザゴンを出港したが日没が21時、そしてマリーナオフィスも21時までオープンとのことで時間を気にせず航程が楽である。マザゴンからはイベリア半島を南に上がるが生憎と風は南風のヘッドウインド、仕方なく機走で真上の目的地に進む。昼過ぎから風が10m位に上がり波に叩かれるのでコースをずらしメインセールを2ポンリーフで揚げ機帆走でスピードをつける。幸いに風が若干西に回り機帆走で7ノットで走れた。
ロタもレスプションポンツーンがあり其処に舫いオフィスで手続きをして所定の場所に舫った。風が強かったが近くのセーラーが舫いを取ってくれ助かる。同じルートを辿る仲間が多くここでも英国艇と再会する。
今日は潮を大分被ったので船を水洗いしてからシャワーを浴びる。
ロタはカデイスの対岸の町でこじんまりとしたムアー人からの歴史のある町だ。
夕食は今日も釣れたカツオもどきの魚を刺身で食べる。少し身が柔らかいが刺身が食べれるのは嬉しい。
先日帰国した柴崎さんの奥さん純子さんの差し入れに佃煮と美味しく頂く。純子さん有難うございます。

(ID# 26)
2011/5/27 (金) Mazagon

未明の夜中雨になる。前線の端っこが通過したようだ。朝起きると快晴になっていた。
スペインに入ると2時から4時までは何処も休みになるので休みの時間に当たらないように一日の計画を考える。
マザゴンの町は小さな町だが海岸沿いの丘の上には豪邸が並んでいる。1993年にオープンしたマリーナでまだ拡張工事をしていた。近くのHuelva(ウエルバ)と云う町にコロンブスが新大陸を発見した時のサンタ・マリア号と随伴艇の実物大のレプリカがあり当時の航海の模様が覗われ興味深かった。コロンブスの最初の航海の出港地はこの近くのPalosだそうだ。引きづりをすると良く釣れるので大型魚用のクーラーボックスを購入する。
夕飯は野菜、鶏肉と色々なものが入ったカレーライスを9時半ごろからコックピットで食べたが外はまだ明るかった。

(ID# 25)
2011/5/26 (木) Santo Antonio 曇り後晴れ 北北東4~5m 32nm

朝起きた時は小ぶりの雨が降っていたが直ぐ止んだので0950に出港する。
川向こうはスペインなので出港して暫らくしてから表敬用フラッグをスペインのフラッグに交換する。2回目のスペインのフラッグが揚がる。風は北から北東風の良い風で静かな海面の中ジェネカーを揚げ快調に走る。アビーム前後の風がこのジェネカーに適しているようで4~5mの風で6ノット以上で走る。風の力をフルに使っての快走は素晴らしいマザゴンはグアルダキビール川の河口で上流にさかのぼるとセビーリャに着く。大航海時代は帆船が行き交っていたかと思う。16:50にアンダルシア地方Puerto Deportivo Mazagonに舫う。ポルトガルはグリニッチ時間のロンドンと一緒だがここスペインはポルトガルより東なのにグリニッチ時間より1時間遅くなる。したがって今まで20時ぐらい日没だったのが21時日没になる。1時間得した気になる。藤巻さんはマザゴンの町の下調べに、私は洗濯、悦子は食事の準備をする。洗濯しているとフランス人のヨットマンが声を掛けてきてこれからどこに行くか?行ったことはあるのか聞いてくれ、初めての行くところだ説明したところ懇切丁寧に教えてくれた。次の寄港地はCadizよりRotaが良いとの郷に入れば郷に従えでRotaに明日の寄港地を代えることにした。そして彼の船に呼ばれてポルトのワインとロープを途中から引っ張れる道具をプレゼントしてくれた。お返しに3Lサイズの大相撲模様のTシャツと浮世絵のメモ用紙をプレゼントする。彼は70歳ぐらいでポルトガルに住んでいるそうで日本にも仕事で来たことがあるそうだ。
日本で生活したことがあるヨーロッパの人たちは特に親しみを込めて親切にしてくれる。
夕食は干しダラをトマト味で煮込みとラクレット風チーズとポテトで頂く。干しダラのトマト味のスープが美味しかった。


(ID# 23)
2011/5/25 (水) Santo Antonio 晴れ

グラデアナ川のリバークルーズに行こうと思っていたが、本日は就航しないとのことなのでセビーリャ観光に片道片道3時間かけてバスで行く。セビーリャに着いてからツアーバスに乗り市内を一周するが日本語の案内があり助かる。スタートはイスラム時代に建てられた黄金の塔から始まり、カルメンの舞台になった女工カルメンが衛兵ホセと知り合った旧王立タバコ工場(現セビーリャ大学)スペインを代表する闘牛場の一つであるマエストロ闘牛場、スペイン広場、万博後の各国のパビリヨン等々を見ながツアーバスを降りた後、世界三大カテドラルの一つであるヒラルダの塔のあるカテドラルを観光する。
イスラム時代の大モスクを基礎として建てられそうだがゴシックとルネサンスの混合様式で規模と荘厳で豪奢な装飾には圧倒された。ムリーリョ始め有名な宗教画を見ることが出来た。ヒラルダの塔は70mの高さがあり36廻りの回廊を上がりセビーリャの町を一望する。セビーリャは次の寄港地マザゴンからグアルダルキビール川の上流にあり大航海時代に植民地貿易の富を集めた所である。コロンブスが大陸発見に出港したのもマザゴンの近くである。
県立美術館はじめまだまだ見たいところが沢山あったがバスの時間もあり諦めた。本来はここで一泊したいところだポルトガル最後の夕飯は地元で買ったアサリのガーリック炒めと鶏肉とジャガイモ、玉ねぎのシチュウを頂く。
アサリが大変美味しかったので次回見つけたら買うことにした。


(ID# 22)
2011/5/24 (火) Vilamoura~ Santo Antonio 0900/1730 快晴 東7~8m 50NM

此処は9時にマリーナオフィスがオープンなのでそれに合わせて出港.東寄りの風であったが片上り気味で7~8mの風の中を快調に走る。途中若干風が強まったのでリーフするがそれでもスピードは7ノットと快調であった。
1230にFarowo通過してからヘッドウィンドになったので機走にする。海岸線はどこまでも砂浜が続いていた。
お昼に食べたメロンは甘く水分も多く美味しかった。前回西瓜を食べたが固く甘くなかった。
1730にサン・アントニオのビジターポンツーンに着ける。グラデアナ川の河口にあるマリーナなので干満による流れがあるので注意して入港したがマリーナのスタッフが舫いを取ってくれた。
いつものようにマリーナオフィスで書類(登録証明、保険、パスポート)の点検、そして入り口、トイレ、シャワーに入るための指紋登録を行う。指紋登録のセキュリテーは初めてだった。
此処はヴィラモウラと違い静かなマリーナで落ち着く、町の中も人通りが少なく閑散としている。
3艇ほどビジターヨットが来ていたがいずれも夫婦でいかにもヨットライフを楽しんでいるようで馴染む。
未だ明るいので町に繰り出しこの町の雰囲気を味わう。ここも大震災と津波に合った街でその後きれいに区画が整理されていた。今日は外食にして美味しそうなレストランを探して入る。道に張り出した席を選ぶ。
ポルトガル最後と云うのとヴィラモウラでのカタプラーナが今一だったので再度トライする。前菜の海老のガーリックグリル、シュリンプのカクテルも良っかたが、エビ、貝、アンコウの入ったカタプラーナは最高の味だった。
此処でもワインを2本空け、ビール、エスプレッソを飲んで60ユーロ ポルトガルを十二分に楽しんだ。
此のお店で会ったオランダ人夫婦がヨットを訪問してくる。
CAVOKⅤはオランダ、メーデンブリックからなので親近感があった。明後日のマザゴンまでクルーズを誘う。


(ID# 21)
2011/5/23 (月) Vilamoura 快晴

柴崎さん10時45分のバスでリスボンに出発なので3人でバス停迄見送りに行く。10時過ぎに時刻表にないリスボン行のバスが来たのでこのバスに乗る。12日から今日まで本当に楽しくお付き合いをして頂き有難うございました。
お陰様でポルトガルの楽しい航海をすることが出来ました。
ヴィラモウラは特に歴史的な史跡はなく北ヨーロッパの人たちの保養地と云う感じなので我々もこれを甘受して今日も休むことにした。藤巻さんは5つ星ホテルの探索に私は近くのホテルのプールで体を冷やし悦子は船のデッキの日陰で読書と云うことで午後を過ごした。ポンツーンの近くに酒屋があったので重たいミネラルウオーターとビールを大量に仕入れた。夜は残りの肉をステーキにしてポテトとマシュルームの付けあわせとサラダで赤ワインを2本空ける。いまだ一日としてお酒を抜く日を作ってないのでそろそろ作らねばと思っている。
此処のマリーナは高いと云われていたが一日24ユーロとラゴスよりも安い係留費だった。ただし5月なのでハイシーズンは倍以上の係留費になっている。


(ID# 20)
2011/5/22 (日) Vilamoura 快晴

今日は休養日。マリーナの左右は長い海水浴場でお店も沢山並んでいる。久しぶりにコインランドリーで洗濯する。
航海の疲れ又泊り先では観光巡りで歩いているので疲れもたまってきたので良い休養となる。
サマータイムを採用しているせいか朝は明るくなるのが7時前だが夕方日没が8時頃なので我々みたいなアウトドア派には一日が有効に使えて助かる。明日柴崎さんが下船してリスボンにバスで向かうのでバス停と時間をを調べに行く。悦子は少し疲れが出たようなので船でゆっくり読書をしながら休む。柴崎、藤巻さんはホテルのプールに泳ぎに行く。今日は柴崎さんのCAVOKⅤでの最後の夜なので此処アルガルヴェ地方の郷土料理カタプラーナを食べに行く。ポルトガル名物野菜スープと海老のカクテル、アサリのニンニク炒めをヴィノ・ベルデとドウロ産白ワインで頂く。最後はシャングリアで乾杯する。


(ID# 19)
2011/5/21 (土) Lagos ~Vilamoura 1030/1610 快晴 30nm

今日は帆走距離が短いのでゆっくりしと10:30に出航する。当初風がなく機走になるが1時過ぎから南の風が吹き出したので帆走に移る。アビームでの帆走になったのでジェネカーを揚げ5ノットの速度で静かな海面を気持ち良く走る太陽海岸と云われるアルガルヴェ地方の景色を見ながら青い空、青い海の中至福を味わう。お昼は生ハムのサンドウイッチとピクルスをビールでデザートはリンゴをかじる。ビラモウラスの入り口の灯台が海岸線に突き出た堤防に赤白,青白の縞模様で色鮮やかに立っていた。カスカエスからマリーナが充実していてここビラモウラもレセプションバースがあり、そこに着けてからマリーナオフィスで手続きをして指示されたバースで舫うので分かりやすく助かる。
16:10に舫い先ずはマリーナの周りを散策する。ここはヨーロッパの大リゾート地で豪華モーターボートが所狭しと係留してあり周りはショピング、レストランと並びその後ろには数件のホテル、マンションが立ち並んでいる。
今晩はメジカグロが続いたのでカスカエスのヒレステーキの再現を期待してレストランに行ったがカスカエスのステーキには遥か及ばなかった。もうここでは夏でヨーロッパ各地からの海水浴客で賑わっている。レストランで英国人女性7人のグループと親しくエールの交換をした。船に戻りコックピットでジントニックを飲みながら2時近く迄飲んでいたがマリーナはまだまだ賑やかであった。

(ID# 14)
2011/5/20 (金) Sines    ~Lagos 0630/2045 快晴一時曇り

朝9時からマリーナオフィスが開くのでそれに合わせて起きて手続きをする。ここでもパスコントローラーが居て全員のパスポートを調べた。いつものようにシャワールーム、ポンツーンの出入り口用の磁気カードを受け取り。
跳ね橋を通過して所定のポンツーンに舫い朝食とする。朝食は漬けにした昨日のメジマグロでお茶漬けを快晴のもとデッキで食べる。マリーナはレストラン、バーが立ち並び大勢の観光客が来ている。
清水の水漏れの修理をここの業者に頼んだら幸いの事に本日来てくれることになったオーストラリア人で世界を2周した男でここにきて働き始め10日だそうだ。船を良く知っていて愉快な男で船が大好きだそうだ。ビルジポンプのフイルターも掃除してくれた。工賃40ユーロだった。お昼は奴隷市場、要塞、エンリケ航海王子葬っている教会を見て歩く。、白を基調とした街並みがきれいであった。ここは歴史ある町で紀元前350年位から地中海、大西洋貿易で栄えたそうだ。夕方よりサグレス岬にバスで出かける。エンリケ航海王子が航海学校を作ったところでユーラシア大陸の南西の果てそそり立つ岸壁の上、荒涼とした大地の上にある。
此処の要塞から大西洋、サン・ヴィセンテ岬を眺めていると未知の大海を目指した航海者たちの気持ちが分かる。
8時過ぎに船に帰り昨日のメジマグロをたたき風にして食べる。これで3食連続でメジマグロを楽しんだ。

(ID# 13)
2011/5/19 (木) Sines    ~Lagos 0630/2045 晴れ/曇り 一時雨 85NM

朝5:30起床外はまだ暗い。6:00出港東北東の風4~5m 06:28日の出 06:50風が6~7mにアップしてきたのでフルセールで77nm先のラゴスに向ける。うねりがあるが後ろからなので助かる。その後風は後ろから吹いているが6~7m位でこの船では5ノット位しかでない。今日は距離が長いので機帆走とセーリングの交互となる。
サグレス岬の手前で5kgは優にあるメジマグロを2本あげる。紀州仕掛けが釣果を上げている。引き釣りする方にはお勧めです。17:25サグレス岬を通過。 サン・ヴィセンテ岬からサグレス岬にかけての絶壁を見ながらフルセールでで走る。サグレス岬から約15nm先のラゴスに20:45に到着。ここは運河の中にあるマリーナで入り口に跳ね橋があり19:00以降は動かないので手前にあるレセプションポンツーンに舫いを取る。オフィスも閉まっているので手続きは明日にする。早速今日の釣果を刺身にしたが脂がのっていてトロ味であった。
これから地中海に入ってからクロマグロになるだろうと思った。皆さん大満足で約15時間の航海をねぎらった。

(ID# 12)
2011/5/18 (水) Sines 雨後曇り

朝5:30起床6時出港を予定していたが雨が強く出港を取りやめて朝寝坊とした。
暇になったので柴崎、藤巻両氏は自転車で街を散策。私は床板を剥がして水漏れを探求。清水タンクからの漏れでなくビルジに配管されてあるドレインパイプからの水であることが判明、ウオタープレシャを掛けるとドレインが出ることをつきとめた。メカの居るところでに見てもらうことにする。
お昼は炭焼きレストランで鰯と鯵の炭焼きを食べる。鰯、鯵それぞれ1人前を4人で分ける。それでも十分な量だ。
岩塩を掛けて焼いてあり身も新鮮で満足。付け足しのジャガイモもホカホカで美味しかった。ここではジャガイモが大変美味しい。夕暮れ時にジントニックを楽しんだ。夜はポルトガル名物干しダラをジャガイモと玉ねぎでソテーにして食べる。初めて干しダラを塩抜きして食べたが良い味であった。

(ID# 11)
2011/5/17 (火) Sines 泊り 晴後曇り 雨

夜中前線の影響で雷が鳴る。雨も時折強く降る。朝起きると晴れ間が出てきていつもの日射が強いが乾燥した爽やかな天気になる。午前中藤巻さんは町に13:15にヴァスコ・ダ・ガマ像の前に集合しておいしそうなレストランを探し昼食をとる。ポルトガルではライスがついている料理は間違いなく我々に合うのでMonkfish(アンコウの一種)Riceを頼む。トマト味のおじや風で2人前を4人で分ける。その他海老のガーリックグリル、ベークドチーズ、ニンニク漬けオリブーを冷えた地元の”スパーボック”ビールと微発泡ワイン ヴェノ・ベルデで頂く。これも大当たりで大満足帰りに食料の買い物をして帰る。この辺りはスキュバーダイビングの盛んなところでダイビングショップに道具が沢山おいてあるので潜水三点セットを購入する。早速それを使い海岸まで泳ぐ。ポルトガルで初めてトップレスを拝見した。少しラッキーだった。夜は魚が続いたのでステーキとする。前回の肉より良っかたがカスカエスののステーキには遥か及ばなった。明日は早朝出港予定なので早めに就寝。

(ID# 10)
2011/5/16 (月) Sines 泊り 快晴後曇り 雨

朝起きてコクピットから見るシネスの海岸線、町並みは静けさの中に美しさを感じる。
ゆっくり朝食を食べた後 街に歩いて4人で観光と買い物に行く。ここはヴァスコ・ダ・ガマの生誕地で記念像の前で記念写真を撮る。ス-パーマーケットとインターネットカフェを探し帰りに買い物をして店の前でチキンを焼いていたのが美味しそうだったのでお昼に買って帰る。
午後はゆっくりと街を散歩したり船で仕事したりする。真水のあかが溜まっているので点検してみた所清水タンクのドレインパイプからポタポタ水が落ちているを見つけたが原因不明。メカニックのいるところで見てもらうことにする。
柴崎さんがカワハギに似た魚を釣る。弱い温暖前線が出来て夕方一雨ある。夜は柴崎さんの釣ったカワハギもどきを煮付けにしてカツオを照り焼きに、ズキーニとタマネギのソテー、ガーリックライスで食べる。ウイスキー一本を白ワインと共に空ける。連日飲み過ぎの気がある。
前線があるので明日の出港は見合わせることにする。

(ID# 9)
2011/5/15 (日) Sesimble  ~ Sines 1130/1725 快晴 北東10~13m 36nm

今日はシネスに行く予定だったが、快晴なれど好天をもたらしてくれている北大西洋高気圧からの吹き出しの風が強くなり風待ちをする。こちらではWindguruと云うウェッブで海上気象を見ているが各地の風、波の予報が出ていて非常に良い参考になる。興味のある方は開いてみてください。日本も出ています www/windguru/cz/intです。
午後風が収まる予報なので出港する。風はアビームでフルセールで7~8ktで快調に3時間程走るがその後風が北に変わり追手になり弱くなったので機帆走にする。入港間近にカツオ二本ゲットする。
シネスのマリーナ事務所で手続きをしているとイミグレーションの係りが偶々来て私のパスポートの提示を求め90日間のシェンゲン協定がある旨念を押されパスポートをコピーしてた。
此処のマリーナは片方が海岸線に開け小高い丘の上の家々がきれいに見える田舎の雰囲気のする感じの良いマリーナである。夕方6時過ぎになっても陽は高く浜では海水浴を楽しんでいる。
夕飯は釣りたてのカツオの刺身と味噌汁とご飯の純日本風であった。久しぶりに美味しい刺身を満喫した。
月は満月に近く月から離れた空の色がアズールカラーであった。

(ID# 8)

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