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2014/10/19(日) Agios Nikolaos
皆様に
10月8日に今年のCAVOK5の越冬地クレタ島アギオス・ニコラオスに無事到着しました。
当初の計画ではギリシャ本土ペロポネソス半島まで行く予定をしていましたが、少しゆっくり航海をすることにして手前のニコラオス港で越冬することにしました。
アマルゴス島では友人が来るのを待つのと、強風のため10日間停泊しましましたが、お蔭で綺麗な海でゆっくり過ごすことが出来ました。
次のイオス島ではクノッソスのミノア文明以前に栄えたというキクラデス文明の遺跡を見学しました。この遺跡はポンペイと同じで火山灰に覆われていたので保存状態が良く貴重な遺跡になっています。
キクラデス諸島は、毎日快晴なのですが、メルテメの北風が強く吹くので、天気予報の風と睨めっこの航海でした。
イオス島からは南下のコースなので北風を十二分に受けてサントリーニ島、クレタ島には快調なセーリングを堪能しました。
クレタ島ではイラクリオンの沖合にあるデイア島の入り江で錨泊しましたが、ここは無人島で明かりもなくほぼ満月に近い月明かりの夜を夜間水泳をしたりして楽しみました。
そして今年の最後の目的地ニコラオス港に入る直前にマグロ(メジ)が釣れました。地中海で初めてのトローリングでの釣果でした。
まだまだクレタは夏でヨットの出入りも多く、海水浴場では皆さん泳いでいます。そして此処は昨年クラッチの故障で1か月過ごしたところで懐かしくもあり、暫くクレタの晩夏を艇の越冬準備をしながらゆっくり過ごして帰国予定しています。
お陰様で今年も安全で楽しい航海が出来ました事をお礼申し上げます。
以下写真と航海日誌を添付させて頂きます。
1.イオス島の浜辺
2.イオス港
3.女性ソロセラーと(イオス島)
4.サントリーニ島
5.イラクリオン ベネチアン港
6.メジマグロ
7.アギオス・ニコラオス港
Agios Nikolaosにて
松崎義邦、悦子







(ID# 629)
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2014/9/21(日) Amorgos
皆様に
トルコでの昨年から1年以上に亘る滞在も終わり9月上旬よりギリシャに入りました。
風の穏やかな地中海側トルコから北の強風が強いメルテメが吹くエーゲ海に入ってからは、風と睨めっこで航海の日程に工夫が必要になりました。
幸いにメルテメの一番強い時期は7,8月で9月になると徐々に弱くなってきます。一般にエーゲ海と云うと穏やかな海を思い浮かべますが夏はほぼ北からの強風の世界です。
9月3日には正田さんと酒井さんがマリマリスで下船して、新たに友人の辻夫妻が乗船しました。トルコでの最終地点トルグトレイス迄風にも恵まれ快適な航海が出来ました。
トルグトレイスでは、稲次御夫妻に誘って頂き、1985年のイラン・イラク戦争の時イランに取り残された日本人を救出するために飛び立ってくれたトルコ航空の元チーフパサーをしていたマリノア夫人が経営しているレストランに案内して頂きました。とっても素敵なマダムであらためて感謝の意をお伝えさせて頂きました。
9月11日にはギリシャのレロス島に渡りました。そしてほぼ無人島に近い島の入り江に錨泊して満天の星空を楽しんだりしなりがらの航海をして現在アモルゴス島に係留しています。
アモルゴス島は映画グランブルーのロケ地として知られています。海の色は何とも言えない美しいブルーです。米国からの友人がここで乗船するので暫く滞在して美しい海で泳いだり、観光したりしてのんびり過ごして友人の到着を待っています。
9月も下旬になると朝晩涼しくなり日が暮れてから長袖が必要になってきました。こちらでも夏の終わりを感じてきました。
今日で4日吹き続けたメルテメも明日は治まりそうです。今年のCAVOK5の越冬予定地クレタ島までは約100NMの近い距離になりました。残りの航海をメルテメの強風に注意しがら途中の島々を寄りながら楽しい安全航海を続けたい思っております。
Amorgos にて
松崎義邦
添付写真
1.カウノスの紀元前リキヤ時代の岩窟墓
2.レロス島セロケンボスの泊地
3.レビィツァの泊地
4.アンナの海岸(アモルゴス)
5.グランブルーの海(アモルゴス)
6.海辺の教会(アモルゴス)
7.パナギア・コゾヴィオティッサ修道院(アモルゴス)







(ID# 607)
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2014/9/1(月) Marmaris
皆様に
8月16日より今年の後半の航海をスタートしました。
昨年の秋からの係留ですっかり馴染みになったトルコ地中海側をおさらいするようにエーゲ海への向けての航海です。
今回のゲストは昨年も参加した慶応の後輩の正田さん(ホッケー部53年度卒)が最初のケメル(Kemer)からマリマリス(Marmaris)迄約3週間、そして途中からイスタンブール在中の奥村純代さん(A級ディンギー関係)が1週間ほどご一緒しました。
この海域は天候が大変安定していて毎日快晴、そして陸風、海風の程よい風が吹き、午後からの10~20ノットの海風はセーリングに快適です。
地中海側トルコは夏は大変暑く、日中は気温が40度近く上がります。幸いなことに湿度が低いため日陰で風に吹かれると心地よく過ごせます。
錨泊の静かな海で夜空の満天の星を見ながらコックピットでオンザロックを飲むのは極上の世界でした。
カロロッザ(Karoloz)の錨泊地では竜宮の世界を思い起こすような亀と一緒に泳ぐシーンにも遭遇しました。
この航海の楽しみの一つであるお料理を、35度を超す暑い艇内で汗をかきながら料理してくれる妻の悦子には大変感謝です。
8月29日には69歳の誕生日を迎えましたが、心はまだまだ青春、自由時間を十二分に楽しみたいと思っていますので皆様の応援よろしくお願い致します。
以下添付させて頂きます。
1.Kemerをブレントの見送りを受けて出航(8。16)
2.Karoloz で亀さんと(8.19)
3.Kas Marinaにて英国人家族と(8.22)
4.CAVOK5の快走(8・23)
5.EkrincikでのCAVOK5(8・23)
6.仲間たち(8・28)
* 航海日誌
Marmarisにて
松崎義邦






(ID# 588)
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2014/6/23(月) Kemel
皆様に
3日ほどトルグトレイスで強風のため風待ちをしましたが、その後日比谷、磯両夫妻との航海はお天気と風に恵まれて順調な航海が出来ました。
午前中出港して昼ごろ到着するパターンを繰り返しましたが、サマータイムのお蔭で日没が遅く暗くなるのが21時頃にんるので日中の時間が長くなり現地での観光も楽しむことが出来ました。
カルカン(Kalkan)では世界遺産になっているクサントスの遺跡も観光しました。
我々夫婦にとっては三回目のルートになりますが、何処も素晴らしいので今回も新鮮な航海でした。
地中海に面している南トルコの風は、この時期南西風が季節風になりますが、午前中は殆ど無風です。午後1時過ぎになると南西風が強くなるのが日常のパターンです。
我々はその南西風の恩恵にあずかりセーリングの時は殆ど追い風で気持ち良いセーリングが出来ました。
予定通り17日にケメルに到着して20日に日比谷、磯両夫妻がイスタンブール経由での帰路に着きました。
ケメルでは昨年知り合ったトルコ人のブレンドさんの案内で色々楽しむことも出来ました。
22日からは私の山の師匠がお嬢さんと一緒に来られ、綺麗な海を又楽しみたいと思っています。
今年の前半の航海はこの航海で終りなので、次回はトルコからギリシャへの後半の日誌を送らせて頂きます。
Kemelにて
CAVOK5 松崎義邦
添付写真
1.Ekrincik(6/11)
2.Fethiyeの岩窟墓(6/12)
3.FethiyeのYacht Calassic Hotel Marina(6/12)
4.Gemiler((6/13)
5.Kale koy(6/15)
6. Karolozの入り江のガッレタ船(6/16)






(ID# 574)
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2014/6/9(月) Kunidos
皆様に
今年の航海を始めて1か月過ぎました。
マルマリスでは上田さんのご主人が帰国の途に就き上田佐和子さんと悦子との三人での航海になりました。
マルマリス出港時にエンジンの掛かりが悪くなりスターターの修理をして事なきを得ましたが、整備の出来るマリーナで助かりました。
長期の航海では不具合は常に覚悟していますが時と場所によっては苦労しますがタイミングが良かったでした。
マルマリスの次に雑誌の写真を見て美しかったCiftlikに寄ってみました。この付近は綺麗な入り江の中にレストランが桟橋を持っていて、その桟橋に舫い採りたての新鮮な魚を食べました。
入り江から入り江への航海を続けて楽しみ、前回も寄ったBozukaleでは馴染みになったアリババ・レストランの桟橋に着け、Knidosでは4日間の長逗留を楽しみました。
6月4日には日比谷夫妻(43年卒)磯夫妻がTurgutreis で乗艇して、又にぎやかになりました。生憎と着いた日から風が強い日が続き8日迄4日程Turgutreisに滞在しました。
滞在中ボドルム城を見学したり地元のレストランでトルコ料理を味わったり艇で奥様シェフの美味しい料理を楽しみました。
又全日空時代の友人が私の航海日誌を見てTurgutreisに来てくれ会うことも出来ました。
8日にやっと風も治まり静かなエーゲ海から地中海のKnidosに移動しました。
予報では暫く好天が続くのでこれからの航海が楽しみです。
Kunidosにて
CAVOK5 松崎義邦
1.Ciftlik 5/19
2.Bozukale 5/21
3.Knidos 5/23
4.Bodrum ボドラム城 6/6
5.ボドルム城とガレッタ船 6/6
6.地中海の積乱雲とCAVOK5






(ID# 573)
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2014/5/20(火) Kemer
皆様に
早いものでオランダを出港してから今年で5年目のヨーロッパクルーズが5月1日よりスタートしました。
今年はヨット部OG,OBの上田夫妻、斉藤夫妻がスタートからご一緒で賑やかな航海になりました。今年の前半の行程はケメルからトルグトレイスまでの往復になりますが、地中海に面したトルコは海辺の宝庫を訪ねる航海になります。この辺りは紀元前3000年頃からリキア、カリア文明が栄えたところです。その後ローマ、ベネチア、セルジュクトルコ時代と歴史が続き、遺跡があちこち点在しています。
リキア、カリア地方の海岸線は至る所に泊地に適した入り江があります。又要所要所には設備の整ったマリーナがあり、遺跡に囲まれた静かな泊地での錨泊が出来、レストラン桟橋に舫ってのシーフード料理を楽しめ、そして透明度の高い綺麗な海での海水浴、どれをとっても素晴らしい所です。
未だ季節は毎日快晴の地中海気候でなく、時折雨も降ったりしましたが、タイミングをみながら順調な航海のスタートを切ることが出来ました。
ケメルを出港してから、錨泊して自然を楽しんだり、マリーナに碇泊して観光したり、レストラン桟橋に着け美味しい料理を食べたりしながら10か所程寄港して、ここマルマリスに到着しました。マルマリスはヨーロッパの大バカンス基地になっています。設備の整った600~800隻係留できる大きなマリーナが二つもあります。
トルコ料理も我々の口に合いレストランでの食事も大いに楽しんでいます。
途中艇の不具合も発生しましたが、トルコ人のメカニックは几帳面で的確に修理してくれ直ぐ直り助かりました。
これからも綺麗な海を楽しみたいと思っています。
今年も天候に注意しながら安全を第一に考えて航海したいと思っていますのでよろしく応援の程お願いいたします。
マルマリスにて
松崎義邦
写真の添付
1. ケメルの海水浴場(4月)
2.トルコの友人ファミリーとピクニッククルーズ
3.カレキョイのレストラン桟橋のCAVOK5
4.上田夫妻、斉藤夫妻との艇内でのお食事
5.エキンチックの桟橋
6.マルマリスの港






(ID# 533)
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2014/4/30(水) Kemer
皆様に
越冬地だったケメルに来て約3週間経ちましたが出港の準備が整い予定通り5月1日より出港する予定です。
オランダから海岸沿いにビスケー湾、大西洋、地中海と4年かけて航海してきました。今年5年目はシリア、レバノン、イスラエルそしてエジプトと航海したいかったのですが、この地区の政情が不安定なので、トルコより東南の地中海は諦めることにしました。その代わりに素晴らしい自然と古代遺跡が点在している南トルコを、ここケメルを拠点として夏まで周遊する予定です。
夏以降は、これまで来た道を戻るような形になりますが、今まで寄って無い所やもう一度行ってみたいところをのんびり航海する予定です。
トルコから再度エーゲ海の島々を周遊して、今年の冬予定している越冬地、ギリシャ・ペロポネソス半島の南にあるカラマタ迄航海を予定しています。
今年は三田ヨット倶楽部の方だけでなく、近所の知り合いの方も参加してくれることになり一段と楽しい航海が出来ると思っています。
ここケメルは、もう夏のシーズンが始まり海岸では海水浴客でにぎやかになっています。マリーナでは色々な国のヨットマンが集まり出港前の整備で賑やかです。殆ど年配の夫婦ですが英国、ドイツ、オランダ、ノルウエー、スイス、南アフリカ、カナダ、と集まっています。夕方になるとマリーナのレストランに皆さん集まりハッピーアワーのビールを楽しんでいます。
今年も航海だけでなく、文化、歴史そして人との触れ合いを楽しみに航海を続けたいと思っております。
今年の航海計画を添付させて頂きます。又下記のグーグルマップを開いて頂くと寄港地が分かります。
リンク: https://www.google.co.jp/maps/ms?msid=201272454239459560748.0004ef1efcab5540f0c04&msa=0&hl=ja&brcurrent=3,0x0
今年もよろしく応援お願い致します。
Kemerにて
松崎義邦、悦子






(ID# 532)
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記事数 7 件(うち1〜7件目を表示)
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