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2018/11/30(金)
皆様に
約半年間の地中海クルージングを無事終えて10月16日に今年のCAVOK㈸の越冬地になるイタリアのサルデーニャ島カリアリに入港しました。
5月にトルコのケメルを出港してエーゲ海、ペロポネソス半島を周航して、8月中旬からイオニア海のコルフ島を中心に約1か月コルフ島周辺を楽しみました。この辺りはアルバニアやエリクーサ島、オトーニ島が近くにあり、のんびり過ごすのには良い所です。イオニア海はエーゲ海の様に夏の強風の季節風メルテメが吹かない天候の安定した絶好のクルージングスポットでもあります。
その後イタリア半島の長靴の底の部分の南イタリアを経由して、シチリア島そしてサルデーニャ島までの航海でした。
エリクーサ島では我家にも来たことのあるイタリア人夫妻に大変お世話になり楽しい島生活を楽しみました。
9月には大学時代の友人も来艇して1991年迄鎖国をしていたというアルバニアに寄って内陸の観光も興味深くしてきました。南イタリア半島からは、悦子と二人でシチリア島に向かいました。地中海では珍しいサイクロン並みの低気圧が来たのでカターニャに避航して1週間程風待ちをしましたが、丁度この時期グルメのロシア人の友人が来て彼女の案内でシチリア料理と内陸の観光を大いに楽しみました。すっかりシチリア料理と内陸のシチリアの風景も気に入ってしまいました。
10月にはパレルモからイタリア人の友人が乗艇してサルデーニャ島まで快適なクルージングと観光を楽しめました。
サルデーニャ島カリアリに着いてからは艇を上架して越冬準備をしながら友人宅に泊まりサルデーニャ島でのイタリア生活も楽しみました。
そして帰りにエリクーサ島でお世話になったトスカーナのサンドロ邸にお邪魔して丁度シーズンのトリュフ、ポルチーニを使ったお肉料理をご馳走になりトスカーナ地方の観光のみならずトスカーナ料理を堪能して帰国しました。
今年も沢山の方々と色々な場所で会うことが出来て一層楽しい航海が楽しめました。
来年は10年目の航海になりますが今から楽しみにしながら2019年の航海計画を考えています。
自宅にて
CAVOK5 松崎義邦
1.エガディ諸島 10月のファビリアーノ島 カラ・アズラー
2.シチリア島 セリヌンテ遺跡
3.シチリア島 シャッカ(漁業の町)で刺身の盛り合わせ
4.艇内での食事
5.パウロの料理のブロッコリーのパスタ
6.サルデーニャ島ヴィッラシミーウス無事到着
7.CAVOK5 上架 (Marina Del Solo)
8.サルデーニャ島カリアリのパウロ宅
9.トスカーナ サンドロ宅
10.サンドロ宅のキッチン フランカと
11.サンドロ宅でトスカーナさんビーフを頂く










(ID# 1190)
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2018/10/7(日) シチリア島 パレル
皆様に
夏休みの終わりに孫と正田さんがコルフ島から帰国後、慶応時代の同窓生が来るまでの間アルバニアを訪問したりエリクーサ島で遊んだり悦子とゆっくりとイオニア海を楽しみました。同窓生の太田夫妻と立石さんとは10日程一緒にセーリングしてコルフ島の観光やアルバニアに寄港して、世界遺産になっているブトリントの城塞都市やギロカスタルの街並みを観光しました。そして美味しいシーフードを味わいました。
小さな小島のエリクーサ島、エトーニ島に寄港したのちイタリア半島の足のかかとの部分になるガリポリで太田夫妻と立石さんが下船して、又二人でイタリア半島の足の先からシチリア島に渡りました。イタリア半島の南端もノルマン、アラゴンに支配されたシチリア王国の立派な城塞の遺跡を見ることが出来ました。
シチリア島ではカターニャで友人のリサが乗艇しましたが、台風並みに発達した低気圧が近づき、6日程滞在してお天気の回復を待ちました。お陰でシチリア内陸の観光とシチリアの美味しい料理を堪能出来ました。内陸の丘陵地には農地が広々と広がり、所どころにレモン、オレンジ、オリーブ園やブドウ畑が点在し牧草地には牛、馬、羊が飼われていて、とっても牧歌的な風景でした。そして丘の上には12世紀シチリア王国時代のお城があり、それを囲むように密集した町が要所要所にありました。
エオリア諸島のヴルカーノ島では泥温泉、海中温泉も楽しみました。パレルモの隣のチェファルは海辺の景勝地ですがマリーナにうねりが入り舫いロープが切れましたがダブルにしていたので大事に至りませんでした。
10月になるとこちらもすっかり秋の気配で朝晩は寒いくらいでフリースを着るようになりました。この後パレルモでイタリア人のパイロット仲間の友人が乗りサルデーニャ島までクルージングを楽しむ予定です。
後一か月弱の今年の航海になりましたが、安全第一に楽しみたいと思っております。
シチリア島 パレルモにて
松崎義邦
写真
1コルフ島 パレオカストッリシャ
2エリクーサ島 サンドラ邸にて サンドラ夫妻と
3エットーナ島 カリプスビーチ
4太田夫妻、立石さんと
5アルバニア ギロカスタルの町
6アルバニア エージェント夫妻のお嬢さん
7シチリア島 カターニャ魚市場
8シチリア島 内陸 エンナ
9シチリア島 チェファール








(ID# 1149)
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2018/9/2(日) ギリシャ Erikoussa島にて
皆様に
エーゲ海に入り順調に航海を続けています。今年も先輩、後輩、友人、そして孫と先客万来で賑やかな航海になっています。
エーゲ海の中央部は7月になるとメルテメと云う強い北風の季節風が吹き出します。その風が吹き出す前にエーゲ海北部の北スポラデス諸島に到着の計画していましたが北風が予想より早く吹き出しそうなのでCAVOK5で行くのは諦めて、地中海の真中になるキクラデス諸島のパロス島に艇を繋留して空路でテッサロニキに行きました。当初からご一緒だった岩崎夫妻はここから帰国され、我々は昨年お友達になって今冬に我が家にも来たことのあるギリシャ人宅にお邪魔しました。大歓迎でお母様のギリシャ料理を堪能させて頂いたり、一度は見てみたいと思っていた奇岩の上に修道院が建つメテオラも案内して頂きました。
パロス島では約2週間滞在して島での、のんびり生活を楽しみました。7月中旬にはヨット部の後輩4名がイタリアでのAクラスデインギー国際大会参加のついでにアテネでCAVOK5に乗艇してサロニコス海域で3泊4日のクルージングを一緒に楽しんだりしました。
その後悦子はいったん帰国して10日ほどしてから中学1年生の孫と正田さんと一緒にアテネに戻ってきて、クルージングを再開しました。アテネ近郊のサラミスには20日近い長期滞在になりましたが昨年知り合ったポールさんにお世話になったり、何十年振りかのスキューバダイビングを楽しんだりしました。孫とのクルージングはペロポネソス半島を時計回りで廻りましたが、海底まできれいに見えるクリスタルウオターの泊地や古代から中世までの遺跡があちこちにあり、そして天候も安定している良い航路でした。
オリンピア遺跡では2020年東京オリンピックの聖火の採火をするヘラ神殿も覗いて来ました。
イオニア海に入ると綺麗な海岸のある島々が点在していて、観光船に乗ったり綺麗なビーチで泳いだり車で島内観光したり楽しみました。
エリクーサ島では友人のサンドロさんのホテルでお世話になり、悦子はお寿司を握ってホテルのお客さんに振る舞ったりもしました。
コルフ島からは孫を正田さんに引率してもらい二人は帰国しました。暫く悦子と二人の航海を楽しみたいと思っています。
後半は暫くエリクーサ島周辺を周遊したりアルバニアによって美味しい魚を食べたりした後、南イタリア半島からシシリー島に抜け、サルデーニャ島にCAVOK5を越冬させて10月末帰国予定をしています。
まだまだ夏真っ盛りのこちらの夏を楽しみたいと思っております。
ギリシャ Erikoussa島にて
松崎義邦
写真
1メテオラ
2コスタス宅にて
3三田A級クラブメンバーと
4アテネ・アクロポリスにて
5ドコス島でのパーティー
66年振りの出会
7ペロポネソス半島エラフォニイソスの錨泊地
8イタキ島ピガーダ
9ケファロニア島エフミイア港
10.ミルトスビーチ
11.隣艇の友達
12.オトーニ島カリプソ












(ID# 1148)
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2018/6/21(木) Paros島
皆様に
9年目の欧州クルージングを今年も始めました。
今年の計画はトルコ南岸よりエーゲ海を北上してテッサロニキへ、その後アテネからペロポネソス半島を時計回りに回りイオニア海のコルフ島迄、ついでにアルバニアに訪問する予定です。9月に入ってからイタリアに入り、南イタリア、シシリー島を経由してサルデーニャ島で艇を越冬させて帰国を考えています。
4月22日にCAVOK5を越冬させていたトルコ・ケメルに到着して今年の航海の準備をしながら約1か月のんびり過ごしました。アンタリア地方のケメルは暖かく北の国特にロシアからの避寒客の多いところです。
4月から海水浴が出来、数キロ延びる海岸線にはホテルが立ち並んでいます。既に4月には多くの海水浴客が来ていて賑わっていました。
5月25日に悦子とヨット部1年先輩の岩崎夫妻がケメルに到着して岩崎夫妻とご一緒でのスタートになりました。
トルコ南岸は素晴らしく綺麗な海と、静かな入り江、レストランやおしゃれなホテルの桟橋、大きな完備されたマリーナがありクルージングを楽しむにはもってこいのエリアです。そこを錨泊したり繋留したり又現地の友人と会ったりして楽しみました。
そして今年は昨年お会い出来なかったボドルム在住の1985年のイラン・イラク戦争時イラン在住の日本人救出にトルコ政府が救援機をテヘランに派遣してくれた折りの救援機のチーフパ-サーのマノリアさんに再会することが出来ました。
そして6月7日にトルコ・ボドルムからギリシャ・レロス島に渡りました。昨年までギリシャに入国出来たレロス島ですが今年から出来なくなったとの事で隣のパトモス島でギリシャに入国しました。パトモス島では聖ヨハネが黙示録を書いたと言われている洞窟も見学しました。又隣のボートの方が日本語で声を掛けてくれて、こちらが気づかなかったですが日本人女性でした。礼子Smithさんという方でご主人と離婚してから一人で“Spartan”というボートで13年間ここパトモスが気に入り観光船業をやっているとの事でした。1951年生まれとの事でしたがお一人でたくましく海のお仕事をしている日本人女性に感動してしまいました。
次にアモルゴス島に行き4日ほど滞在しました。ここは映画“グランブルー”のロケ地になったお気に入りの島で綺麗な海や絶壁の中に建つ修道院と景観の素晴らしい島で今回で4度目の訪問になりました。
ラビータ島やシュケノウサ島の入り江では錨泊して満天の星を眺めたりして錨泊を楽しみ、現在パロス島に滞在中です。本来は北のテッサロニキに向かう予定でしたが日程的にきつくなるのでここパロスから飛行機でテッサロニキに行くことにしました。22日岩崎夫妻はパロス島よりテッサロニキ経由帰国予定です。
一日だけ積乱雲が被って大雨が降った日がありましたが、この季節日中日差しの中では大変暑いですが、日陰では心地よい風が吹き快適です。陽がかげると湿度も少なく海に居ながら高原の爽やかさを感じます。
これから北の強風メルテメが吹くシーズンになるので注意して航海を続けたいと思っています。
パロス島にて
松崎義邦
添付写真
1.4月のケメル海岸
2.アンタリア・アスペンドス遺跡
3.エキンジック
4.ボズッカレ
5.元トルコ航空 マノリアさんと
6.シフトリック
7.アマルゴス島アンナ海岸
8.アモルゴス島にて山羊
9.ホゾビオテッサ修道院
10.パロス島ナウサ










(ID# 1054)
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記事数 4 件(うち1〜4件目を表示)
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