CAVOK日記
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2017/6/1 (木) Kafallinia 快晴

 朝レンタカーを借りる。ここではカローラクラスの車であったが45€した。 この島には、イオニア海でも最も美しいと言われているミルトス・ビーチがあるのでレンタカーで行く。最初にメリッサニの洞窟に寄る。何とも言えない青の変化を持った青の洞窟だ。透明度も高く海底まで良く見える。おまけにウナギまで見えた。
 その後国立公園になっている山岳地に足を延ばす。頂上から見たイオニア海替えになった。
 景色の良い海岸線をミルトス・ビーチまでドライブしたかったが、カーナビの指示に従ったら山中を通るルートになってしまった。
 お昼も過ぎたのでレストランを探すが中々ない。ミルトス・ビーチの手前で何とかお店を見つけ、肉と野菜をザジキで味付けしてピタで包んだギロスを食べる。
 食後ミルトス・ビーチに行く。未だシーズン外れのせいかまばらな海水浴客であった。
 泳いで浜辺で日光浴をする。
 戻ると周りにいたヨットが出て行って新しいヨットが入ってきていた。ここはチャターヨットが多く寄るところで船団を組んで入ってくるので繋留場所が直ぐ埋まる。これからシーズンに入り繋留が難しくなってくる。港内でアンカーしているヨットも4,5隻いた。
 3€で入れるシャワーがあったので浴びる。
 夕食は近くのタベルナでグリークサラダ、グリルドシュリンプ、ムサカとヴィールステーキを白と赤ワインで食べる。味も良く、お値段も安く人気のあるお店で15ぐらいあるテーブルがほぼ満席になった。ボトル2本ワインを飲んで65€だった。
 コックピットでウイスキーの水割りを飲んで就寝する。


(ID# 960)
2017/5/31 (水) Zakinthos~Kefallinia(36NM) 快晴 微風 西8ノット

 気持ち良い快晴だ。朝食後08:10にアンカーを揚げる。丁度フェリーと出向が同時になってしまったので先にフェリー行かせるたゆっくり走る。
 湖のような海面だが風が無く機走する。お昼前に南西からの良い風が吹き出したのでジェネカーを揚げる。9ノット前後の風で5ノット以上の速度がでた。
 ワッチは三人で1時間ずつやっている。
 お昼は稲庭の冷やしうどんを頂く。日射の中ビールと冷やしうどんが特別美味しかった。
 良い風は2時間ぐらいで終わってしまったので機走に移り15:20にケファロニア港の北埠頭にアンカーを打っての船尾着けをする。VHF CH74で呼んだらスタッフが出てきてくれたので指示通りの場所に着けた。
 久しぶりに熱い日だったので着後のビールは喉を潤した。チャターヨットが多く来るところで次々入港してきてかなり埠頭はヨットで埋まった。
 レンタカーを借りに行くとレンタカー屋さんのおばさんが私の事を覚えていてくれた。
 ヨットを繋留してある前のタベルナに行きビールを3人で飲みながらWIFIをする。
 夕食はアボガドロ入り野菜サラダ、インゲンのソテーとラムチョップを赤ワインで頂く。
 ラムはザッキントスで仕入れた新鮮な生ラムで柔らかく油もほどほどで美味しかった。


(ID# 959)
2017/5/30 (火) Zakinthos 快晴

 朝6時に起きて空港まで篠崎さんを迎えに行く。長旅にも拘わらず元気に篠崎さんを迎える。
 篠崎さんがザキントス島に来たので、折角なのでトリッパーボートで島巡りを計画した。
 岩崎さんが一緒に付き合ってくれた。
 9:30に出港して16時に帰港した。シップレックビーチはやはり素晴らしかったとの事だった。その後直ぐラガァナスビーチに行く。遠浅で長い海岸線の江の島に似たにぎやかなビーチだ。お店の前のボンボンベットで日光浴をして、篠崎さんは海岸を廻る中国人のマッサージ嬢に足をマッサージしてもらう。長旅だったので疲労回復なったと思う。
 私は泳ぐが水は暖かく綺麗で気持ち良かった。帰りにオリーブ畑を通るがこの島は古いオリーブの木が有名だそうだが、その畑を通る。立派な手入れされたオールド・オリーブ木であった。
 艇に戻り埠頭の先にあるシャワーを浴びてからいつもタベルナでカラマリフライとズッキーニボールをエサにしてビールと白ワインを飲む。
 夕食は近くのレストランでグリークサラダ、ムール貝のワイン蒸、オクトパスのグリル、カラマリのグリルを白ワインで食べる。
 長旅にもめげず篠崎さんは最後まで元気だった。そして艇に戻ったら一瞬のうちに熟睡に入ったようだ。


(ID# 958)
2017/5/29 (月) Zakinthos 晴れ

 今日はレイデイにする。朝9時にメカニックの彼が来た。一緒に船具屋に加圧ポンプを見つけに行く。自分では見つけられないところにかなり専門的な船具屋があり幸いにサイズに合った加圧ポンプを見つけることが出来た。
 悦子の体調が悪いので岩崎さんと二人で遅い朝食をいつも行く埠頭のタベルナで取る。
 取り付け作業が終わったのは昼過ぎになってしまったが無事修復出来てほっとする。
 洗濯物が溜まったので近くの町のLagnasにあるコインランドリーに持っていく。係員が居てすべてやってくれて20€だった。助かる。
 帰りに事件があり、メイン通りを直進中の私の車にわき道から車が出てきて前方サイドに衝突する。幸いけがはなかった。相手方の車もレンタカーで直ぐ誤りに来た。直ぐレンタカー会社に連絡して事故処理を頼む。警察も来て手際よく処置をしてくれた。レンタカー会社は次の車を提供してくれた。素晴らしい対応だった。聞いてみると観光客が多くこの種の事故は良くあるとの事だった。
 夕暮れにいつも行く埠頭の先のタベルナで岩崎さんとイワシのグリルをエサに一杯やる。
 艇に戻ってから麻婆茄子、切り干し大根、海藻サラダをご飯で頂く。悦子も大分回復したようだ。明日早朝着の篠崎さんを迎えに行くので早めに就寝する。


(ID# 956)
2017/5/28 (日) Zakinthos 快晴

 朝5時前に起きて空港まで柴崎さんを岩崎さんと送りに行く。昨日空港までの道を下見しておいた。
 10分ぐらいの近い距離だ。柴崎さんにはいろいろとお気遣いを頂き感謝している。そして一緒に楽しんでいただいた。昔からの心優しい良き先輩だ。
 見送った後朝早かったのでもう一寝入りする。
 ウオターポンプが故障したので昨日乗ったトリパーボートの係員に修理出来る人を聞きお願いする。2時間後来るとの事だった。案の定遅れて昼過ぎに来る。ポンプの不具合であるのはわかったが不具合のポンプを直すのに時間が掛かる。結局修理では上手く行かず、予備で持っていたシャワードレン用の加圧のポンプをつける。このポンプは19PSIまでの加圧なので、30PSIが必要なアキュムレータには不足で水を出しながらでないとヒューズが飛んでポンプが止まってしまう。一応水を出しながらならポンプを使える。明日彼と一緒に新しいポンプを買いに行くことにした。
 結局一日この件で終始して何もできなかった。レンタカーはもう一日借りることにした。
 お昼はスパゲティ・ペペロンチーノを頂く。
 夕方に悦子の腹の調子が悪くなったので岩崎さんといつも行く埠頭の先のタベルナで夕食を取る。ムール貝の白ワイン蒸、ヒメジのグリルとトマトペーストの載ったブレッドを白ワインで頂く。
 艇では岩崎さんとウイスキーを飲みながらおしゃべりをしてから就寝した。


(ID# 955)
2017/5/27 (土) Zakinthos 快晴

 朝8:30に我々の繋留してある直ぐ近くにあるトリパーボート乗り場に行く。水着、タオルを持参だ。観光バスも到着して100名以上の客だ。ほぼ満席状態になった。
 島一周の観光で09:00出発、15:00帰着で途中素晴らしい景観のシップレックビーチで着岸したり、青の洞窟を覗いたり、静かな入り江で泳いだり楽しませてくれる。
 海の変化する青さ、白い岩壁がそそり立つ海岸線、見事なターコイズブルーの美しさは何回見ても感激だった。
 帰着後直ぐレンタカーを借りて今度はシップレックビーチを陸から見に行く。そそり立つ高さ100m以上ある岩壁のビューポイントから覗くシップレックビーチの白浜と海の色、岩壁の白砂は見事な眺めだった。
 帰りに港を見下ろす丘の上にあるヴェネチア時代の要塞に行くが遅かったせいか閉まっていた。明日再度訪れることにする。
 港にあるシャワールームで皆さんシャワーを浴びた後隣のタベルナでムール貝をおつまみにビールとワインを飲む。8時過ぎまで明るいので夕暮れを十二分楽しめる。  我々がヴェネチアン・フォートレスに行っている間に悦子がサラダとポテトとひき肉のフランス風重ね焼きを作ってくれる。
 シャワーの後の一杯を終わった後艇内で岩崎さんと柴崎さんの差し入りれの赤ワインで夕食を頂く。今晩が柴崎さんの最後の晩餐になる。
 明日早朝の出発になるので早めに切り上げて就寝する。


(ID# 954)
2017/5/26 (金) Katakolon~Zakinthos (23NM) 晴れ 微風午後北西15ノット

 今日の目的地は近いので朝の食事を終わってからの出港にした。
 08:00に舫いを解いて船首のアンカーを揚げる。
 未だ多少のうねりがある中クローズホールドの帆走をしたり風が弱くなると機走したりの航海になる。
 お昼に玉ねぎ、トマト、レタスとハムをピタで包んだサンドイッチをビールで頂く。久しぶりのピタのサンドイッチを食べたが美味しかった。
 のんびりとセーリングを楽しんでいたのでザキントス到着が14:00になる。午後からは北西風が強くなり真迎えの風になる。
 ここも3回目の入港になる。ヨットの繋留出来る岸壁北西側は電気、水がないので北東側の岸壁に空きを見つけて槍着けしようとしたら係員が来てくれもやいを取ってくれる。アンカーを打ってのスターン着けであった。
 燃料車も来ていて軽油を補給する。146リッター入る。計算すると1時間当たり4.5リッターの使用になる。回転数をいつもより揚げて2300回転で使用したせいかと思う。
 恒例の到着祝いの一杯をやってから岩崎さん、柴崎さんは町に、悦子と私は艇の掃除をする。
 岩崎さんが堤防の突端にあるタベルナの脇にトイレとシャワーがあるのを発見してシャワーを浴びてくる。お湯は出ないが清潔で良いとの事で私も浴びに行くが水は温かくはないが冷たい水でなく心地良かった。帰りにタベルナで港を見ながら一杯皆さんと飲む。
 明日はトリッパーボートで一日島巡りをする予定なので予約に行く。そして明後日早朝に柴崎さんが帰国するのでレンタカーの予約もした。レンタカーの料金は一日25€だった。昨年夏は45€だったのでシーズンによって大分違う。  今晩は柴崎さんが皆にご馳走するということで、港を囲むようにあるタベルナから美味しそうな感じのシーフードのタベルナに入る。知らないところでのレストランやタベルナを探すのに客の込み具合が一つ参考になる。
 何時もの様にグリークサラダから始まり、ムール貝の白ワインガーリック蒸、シュリンプとカラマリのフライ、ズッキーニボール、ガーリックトーストを食べる。
 シュリンプ、カラマリは新鮮だった。


(ID# 953)
2017/5/25 (木) Methoni~Katakolon (75NM) 晴れ 微風後西10ノット

 朝06:30にアンカーを揚げる。若干うねりが残っている海面を機走する。
 出港後暫くして朝食にみそ汁とお握りを頂く。朝早い時は時間の節約になるので出向後に朝食をとるようにしている。
 予定では、我家に今年の冬遊びに来たエリクーサ島で知り合った夫妻に良いところと教わった小さな島Strofadesに行く予定であったが天候の具合を見てカタコロンに目的地を変更した。お昼過ぎまで機走したが13時より風が西に変わりジェネカーをあげて6ノット以上の速度で帆走を楽しめた。お昼に具沢山のラーメンをビールで頂く。
 15:30にカタコロンの岸壁に船首からアンカーを打ってスターン着けする。5隻ほど繋留していた。管理人が集金に来たが水道、電気使用して1日15€だった。
 ここはオリンピアに近いのでオリンピア観光目当ての大きな客船が2隻入港していた。
 岩崎さんと柴崎さんはオリンピアにタクシーをチャーターして見学に行く。タクシーのチャーター料は60€だった。
 夕食に鳥の水炊きを白ワインで頂く。野菜たっぷりで美味しかった。


(ID# 952)
2017/5/24 (水) Kapsalion~Methoni (75NM) 快晴 西8~15ノット

 午後から西風が強くなる予報なので早朝出港してお昼過ぎにはMethoniに着くようにする。75NMあるので夜中の1:40にアンカーを揚げる。
 月明りもなく真っ暗だ。その分満天の星空を満喫する。
 生憎と風は真向かえで全行程75NM機走になる。夜食にラーメン、朝食に親子丼を頂く。
 1時間交代のウオッチをするが岩崎さん、柴崎さんが一緒なので楽だ。しぶきを浴びることなくMethoniに着く。既に4艇ほど錨泊していた。我々もその並びの深さ5mのところにアンカーを打つ。13:40だった。12時間の行程だった。
 早速お昼でハムサンドイッチをビールで頂く。
 食後ラバーボートを浮かべて上陸する。ここは2度目なので様子は知っている。
 入り江の半島全体がヴェネチアン時代の海上要塞になっている。ここはペロポネソス半島の南西端でヴェネチアからの重要な船の寄港地だった。もとはギリシャのポリスの時代からの要所であった。その後ローマ時代そしてヴェネチア時代と続いている。途中オスマントルコの占領地であったりで地中海の他の地域と同じ歴史を持っている。
 要塞内を歩くがイオニア海と湾内の見晴らしが素晴らしい。建物も結構残っていて当時の繁栄が目に浮かぶ。
 タベルナでお茶した後艇に戻りシャワーを浴びて、サラミとチーズをつまみながらジントニックを飲みながら夕陽を楽しむ。
 夕食はサラダとポークのガーリック醤油焼きをご飯で頂く。食後も盛り上がり話が尽きなかった。学生時代のままのようであった。


(ID# 951)
2017/5/23 (火) Khania~Kapsalion(63NM) 快晴 南西の順風から北風の微風

 朝05:30に舫いを解く。オランダ艇のFredが見送ってくれる。8日間滞在したことになる。
 06:12に日の出だ。南西の風が12ノット以上吹き出しコースは北西だったので快調に6ノット以上で帆走する。途中微風になって北に触れたが4時間ほどのセーリングが楽しめた。Khaniaで天気が悪かったりしたので快晴の下でのセーリング心地よい。
 16:30にKapsalionに舫う。素敵なところだと聞いていたがその通りで小さな村で入り江からの景色が美しい。岸壁には4艇ほど槍着けしていた。数艇しか岸壁には係留できないとパイロットブックに書いてあったが10艇は十分繋留出来るスペースがあった。丁度カスタム・オフィッスの前に電気水道がありアンカーを打ってスターン着けで繋ぐ。
 隣のニュージーランド艇の夫婦が来て色々おしゃべりする。1か月ほど前艇を買って航海中だとの事だ。感じの良いご夫婦でメールを通してやり取りすることにする。
 小さな綺麗な村を散策したり、灯台の上に登る。野花がきれいに咲いている。
 夕食は村のタベルナでグリークサラダ、レッド・スナッパー(鯛)の塩焼き、レッド・ムレー(ヒメジ)のフライを食べる。魚は新鮮で上手に焼いてあり美味であった。ヒメジのフライも身が柔らかく美味しかった。明日というより夜中に出港予定だったのでお酒は控え目にした。
 21時に艇に戻り夜中の出航準備をしてから仮眠する。


(ID# 950)
2017/5/22 (月) Khania 早朝雷雨 午後晴れ

 今日も風が強いので風待ちになる。北西からの向かい風でもあり明日風が治まるのを待つ。
 お昼に全員そろって観光客で大いに賑わっている町に出る。ギリシャ料理に少し飽きたのでマルゲリータピザとシザーサラダをビールで食べた後、大きなスーパーマーケットに寄り明日からの航海に備えて買い出しをする。
 することも特になく艇の上で午後はそれぞれのんびり過ごした。明日からは2泊錨泊する予定だ。
 夕方フランス艇LolyとHerveがお別れの挨拶に来てくれる。
 夕食は前回Lisaが来た時彼女の案内で言ったタベルナでシザーサラダ、フライド・ペッパーとラムチョップを赤ワインで食べる。ハウスワインはリーズナブルなお値段でいつも美味しいのだが、今日のハウスワインは薄い味で今一物足りなかった。
明日早朝出港予定なので艇で一杯飲んで早々に就寝する。


(ID# 949)
2017/5/21 (日) Khania 快晴 西強風

 今日も風待ちだ。昨晩寝たのが1時過ぎだったので皆さんゆっくり起きる。朝食後コインランドリーを探して洗濯する。結構混んでいて時間が掛かったが4人分の洗濯を済ます。
 お昼にイワシのかば焼き丼をみそ汁で頂く。
 夕方6時過ぎにご招待を受けているオランダ艇にそら豆、赤白ワイン、ビールをもって4人でお邪魔する。40年の船齢の船で30年前から所有しているそうだ。とっても穏やかな夫婦で奥さんはとっても優しい可愛らしい人だ。大西洋も往復した経歴もあり手入れの行き届いたナイス・オールド・ヨットという感じだった。フランス艇のご夫妻も一緒で楽しい時間を過ごして10時前に艇に戻る。艇でお茶漬けを食べてからウイスキーで夜長を楽しんでやすむ。


(ID# 948)
2017/5/20 (土) Khania 快晴

 天気は回復したが風の予報は強風なので風の治まる火曜まで出港を見送ることにしている。
岩崎さんと柴崎さんは朝6時の発のツアーでサントリーニ島に行った。
我々は土曜市があるので野菜の買い出しに行く。大きな市で500m以上道の両サイドに露店が並んで野菜、果物を売っている。クレタ島の何処でこんなに採れるのかなと思うほどだった。その並びの延長線上には今度は衣類の露店が並んでいた。
快晴で気持ち良いので防波堤を歩いて1600年にヴェネチアンによって建てられた高さ21mある灯台まで防波堤を歩いて行く。防波堤から見る港はドッグヤードや商館が並びヴェネチア時代の面影があり重厚な感じがした。
お昼はオムレツを頂く。
午後チャータヨットのキャプテンが友人と来てくれマストに登りサイズを合わしたマスト灯を取り付けてくれる。今回で3回目のマスト上りになるが気持ちよくやってくれた。
工賃を聞くと“up to you”の返事、前にチャンドラーで聞いたところ1時間の仕事で50€ということなので100€手渡すと、これは多いと言って50€しか受け取らなかった。流石キャプテン取り付けもしっかりやってくれ気持ちの良い男だった。
今度はオランダ艇から明日のお誘いを受ける。
夜10時にお二人が戻る。大分遅れたようだ。
今日はビーフステーキでヒレと熟成ビーフと二種類の料理だ。付け合わせにカリフラワーの酢漬け、ブロッコリー、サヤエンドウ、サラダを赤ワインで頂く。日本のステーキまでとはいかないが柔らかく美味しかった。


(ID# 947)
2017/5/19 (金) Khania 曇り後快晴 強風

 朝食後ゆっくりしていると話しかけてくる我々と同世代の女性がいる。最初気が付かなかったが2011年にサルデーニャ島のカンジジョウネで一緒になったNoroce号の方だった。
 CAVOK5の横に舫を取るため状況を見に来たようだ。生憎と風が強く又両サイドの艇のチェーンが伸びているので間に入れるのが難しい。一度失敗して再度やり直して舫う。船長はその女性Elaineさんが操船しての入港だった。
 イラクリオンから来たそうで3m以上の波があったそうだ。4人のメンバーだったが年配の方ばかりでの航海だ。
 2011年からメールでのやり取りはやっていたが顔をすぐ思い出せず失礼した。
 岩崎さんと柴崎さんが明日サントリーニ等に日帰り旅行をすることになり旅行会社に行くと塩梅良くハニアからの出発のツアーがあった。ハニアからレシムノ迄バスで行き、そこから高速船で1時間30分でサントリーニ島に行くツアーだった。160€と高いが効率が良いツアーでお天気待ちの時丁度良い観光だ。
 帰りに市場に寄り食料の買い出しをしてから、市場で小魚のフライ、タコのグリル、スタッフッドライスカラマリリングを食べる。
 相変わらずうねりがあり、梯子を使っての艇からの出入りが大変だ。
 午後は各自それぞれのんびり過ごす。先日招待した艇から今晩ご招待を受ける。
 19時に艇にお邪魔してオランダ艇と一緒にご馳走になる。素敵な奥様方と一緒に楽しい時間を過ごす。岩崎さんは得意な歌を披露して皆さんにうける。
 22時前に艇に戻り、のり、鮭、鯨の角煮、雑魚山椒、友人から頂いた特性のお味噌でみそ汁とご飯を頂く。明日岩崎さん、柴崎さんが朝6時出発なので早く就寝する。


(ID# 946)
2017/5/18 (木) Khania 曇り

 22日に天候が回復するまでハニアに滞在予定を余儀なくする。
 午前中に岩崎さん、柴崎さんとインターネットをしにコーヒーを飲みに行く。
 私はその後マストトップライトの部品の調達と取り付けの依頼をしに行く。マストトップに先日登ったが上での作業は無理だと分かったので作業は頼むことにした。
 チャーターボートのキャプテンが取り付けに来てくれる。流石自分の力で登るので下からボースンチェアーを揚げるのも比較的楽だった。生憎と揃えた部品が上手く取り付けられず再度部品を調整することで今日の取り付けは諦める。
 明朝からの強風に備えて舫いを詰めて岸壁から艇を少し離す。
 夕方風も強くなり寒くなったのでキャビンでアヒージョをつまみながら一杯始める。
 そのまま夕食になりラタツーユとソーセージを頂く。諸先輩と話が盛り上がる。


(ID# 945)
2017/5/17 (水) Khania 曇り,夕方雷雨

 今日は寒冷前線の通過で雨模様の天気だ。
 お握りとみそ汁の朝食後紀元前7世紀に小高い丘の上に建てられたという古代都市アプテラに行く。巨大な貯水槽、ローマ時代の公衆浴場、城壁の跡そしてスーダ湾を見下ろすようにオスマントルコ時代に築かれた要塞が残っている。遺跡を歩く道には色とりどりの可憐な野花が咲きその中にアマポーラが真っ赤に咲いて遺跡を一層引き立てていた。
 その後、山中にある村ヴァモスにお昼を食べに行く。途中オリーブ工場があり其処で皆さんオリーブ、蜂蜜やハーブ等をお土産に買う。
 ヴァモスの村は意外と普通の村で伝統的料理を食べれるというレストランも見つからなかった。仕方ないので小さなタベルナで岩崎さん、柴崎さんにギリシャの料理ギロスを勧める。ギロスは鶏または豚肉を火であぶり、薄くそぎ落としたものをサジキ(ヨーグルト)、タマネギ、トマトやレタスをピタで包んだ代表的なギリシャのファーストフードだ。
 帰りに家具のイケヤがあったのでヨットで必要なものを購入して艇に戻る。
 今晩は近くに泊めてあるフランス艇(Loly&Herve)のとオランダ艇(Fred&Maria)の夫婦を呼んで飲み会をする。生憎と夕立が降りだして激しい雨になったが皆さん来てくれる。キャビンでアヒジョ、そら豆、グリーンペッパーとパプリカのオイル炒め、アンチョビブレッドを頂きながらビール、ワインそして最後に泡盛の古酒を飲み盛り上がる。


(ID# 944)
2017/5/16 (火) Khania 曇り,一時雨

 朝食後レンタカーを借りがてら市場に買い出しに出かける。途中から私は分かれてチャンドラー(船具屋)に行きマストトップライトを探す。完全にマストトップライトがケースごとなくなっているので取り付け業者もお願いする。買い出しグループは、これからの食料とシャコを2kg買ってきた。
 2日間小型レンタカーを借りて60€だった。
 クレタ島の北西端にあるGramvousaに行く。車で岬の先迄行ってそこから2kmほど徒歩で崖の下にあるBalos Beachまで降りるのだが途中の見晴らしの良いところストップして白い砂浜とクリアクリスタルの海水と白い砂地の浅瀬が長く続く光景はとってもきれいだった。
 帰りに村のレストランに寄りお昼を食べる。グリークサラダ、ポークステーキ、ラムチョップを食べる。果物がテーブルに並べてあり食べ放題であった。とっても感じの良いレストランだった。
 食事中に雨がパラパラ降りだした。
 食後西側の海岸線をドライブする予定だったがお天気がすぐれないので艇に戻る。
 艇に戻ってから港の周りを3人で散策してバーでビールを飲む。
 悦子はシャコを茹でておいたので夕食前にシャコをつまみながら白ワインを頂く。あっという間に2kgのシャコは消化された。
 夕食はチキンシチューをご飯で頂く。


(ID# 943)
2017/5/15 (月) Heraklion~Rethimno(36NM) 快晴 微風後北順風

 朝悦子は朝食の買い物に出かけ、帰りに港の前で自分の船で取れた魚を売っている小屋に寄ってコチ、カサゴ、小魚を買う。今晩アクアパッツァのご馳走予定になる。
 マリーナの管理事務所に行って停泊料22€を支払ってからいつものようにコーヒー、オレンジジュース、パン、蜂蜜、ヨーグルトそしてブドウを頂いてから昨日約束していたレストランにクッションを取りに行く。彼はお店と同じクッションを二つ用意してくれていた。   4つ欲しいと伝えていたが2つしかないということで、クッションを売っているお店にバイクで連れて行ってくれたので2つ買った。そしてお店のクッションは気持ちだと言って無料で2つ頂いた。とっても気持ちの良いレストランのオーナーだった。又寄りたいレストランだ。
 10:40に舫を解き静かな海面を機走する。この3日間は風が弱くほとんど機走だ。
 お昼に具沢山のサンドイッチをビールとスープで頂く。楽しみの時間だ。  日よけを張っているとTシャツでは寒いくらいで日よけを取る。クレタ島の残雪のある高い山を見ながらの島の景観を楽しみながらの航海になる。小さな半島を超えてからコースが南になり、又北風が順風になり観音開きで2時間ほどセーリングを楽しめた。
 今回で3回目になるハニアのヴェネチアンポートに入りポンツーンが空いていたので16:30に横付けするが、横の船がそこは観光ヨットが入るから駄目と教えてくれたので、一時繋留の後管理事務所に行こうとすると途中でフランス人の夫婦が声を掛けてくれて繋留出来る場所を教えてくれる。早速そこに移動して槍付けするがフランス人夫妻が手伝ってくれ助かる。
 彼らも今日ここに着いたそうだ。
 早速冷たいビールで乾杯した後ポートの周りを散策してカフェで休む。
 夕食は今朝仕入れたコチとカサゴのアクアパッツァを白ワインで頂く。小魚も入って美味しいスープを楽しんだ。


(ID# 942)
2017/5/14 (日) Heraklion~Rethimno(36NM) 晴れ 北西風

連日の航海になるが来週の風が心配なので一泊だけでイラクリオンを08:30に出港する。
生憎の向かい風の北西風が15ノット強吹いている。機走する。そのうち風も収まるが相変わらずの向かい風なので全行程機走になる。暖気が入り珍しく霞んだ空になっている。お昼は具たくさんのラーメンをビールで頂く。途中の海岸線には所どころ合間を縫うようにホテル群とビーチパラソルが満開の海水浴場が見える。 15:30予定通りレシムノのマリーナに入る。管理者が居なく勝手に開いているバースに入れる。静かな良港である。レイドラインが見つからず結局ずらして隣に移動しての繋留だった。
岩崎さん、柴崎さんはマリーナの外にあるバーでWIFIを使う。途中スズキ自動車のキャンペーンをやっていたので覗くと皆さん集まってくれて写真を撮ってくれた。
夕食前にお土産物屋さんが並ぶ旧市街地を散歩して要塞のあるヴェネツィアポートにあるレストランで食事をする。小さなヴェネチア時代の港を囲むようにあるレストラン街で景色の良いところだ。
グリークサラダ、小魚のフライ、カラマリフライ、ムール貝のワイン蒸そしてスパゲッティ・ナポリタンを白ワインで食べる。最後に赤ワインが飲みたくなり“フェタチーズを少し”と頼むとちゃんとひとかけら持ってきてくれた。最後にスイートとラキを持ってきてくれ締めくくる。
クレタ島ではこのサービスが多い。
お店のソファのクッションが大きさも色合いも良かったのでお店にクッションを売ってくれないかと聞くと明日10時に来れば用意しておくとの事、聞いてみるものだ。艇のクッションが古くなり処分したので探していたが適当なものが見つからなかったので助かる。
港のレストラン街は大いに賑わっていた。
艇に戻り艇のシャワーを浴びて、一杯やってぐっすりと眠りにつく。


(ID# 941)
2017/5/13 (土) Agios Nikolaos~Irakulion(42NM) 晴れ 微風

今年の初航海は通いなれたクレタ島の北側を西進するレグから始まった。
申し訳ないが皆さん到着した次の日に早速航海することにした。この3日間は風が落ち着いているがその後3日ほど強風の予報が出ているので行程を早めることにしたからだ。
一人で出来なかったマスト灯(停泊灯)の交換を朝食後岩崎さん、柴崎さんにウインチで引き上げてもらいマストトップに登るがマスト灯のケースがなくなっていたので修理が出来なかった。諦めて次回業者に依頼することにする。
11時に半年お世話になったアギオス・ニコラウスを出港する。無風の中機走で6ノット強の速度で走る。
お昼は稲庭うどんとマッシュルーム入り卵焼き、胡瓜の漬物をビールで頂く。久しぶりのCAVOK5での海でのお昼は美味しかった。
予定通り18時にイラクリオンのマリーナに入る。昨日見ておいたポンツーンに着ける。
外側の岸壁に舫うのとは違い静かで乗り降りも便利で雲泥の差だった。おまけに繋留料は12€だった。
折角クレタ島に来たのでクレタ考古学博物館を案内する。
夕食はマリーナを見渡すレストランでグリークサラダ、ズッキーニボール、そしてスチームドムールを白ワインで、ラムチョップを赤ワインで食べる。


(ID# 940)
2017/5/12 (金) Agios Nikolaos 晴れ

今日悦子とヨット部一年先輩の主将だった岩崎さん、柴崎さんが到着する。長旅にも関わらず3人ともとっても元気な姿で再会する。
帰りに空港近くのイラクリオン・ポートにより繋留についてコーストガードに聞く。今まで一杯で入れなかった大型専用の港の脇にある小型船用のヴェネチアンポートの空いているところに繋留して良いとの事で良い場所に繋留出来る事になり安心する。当初次の目的地はイラクリオンの沖合にあるデア島に錨泊を予定してあったが、明日行くとすると前線の通過があり夜間一時的に風が強くなるのでイラクリオンに変更した。空港からアギオス・ニコラウスのマリーナ迄車で約1時間の距離だが途中スピナロンガ島のヴェネチア時代の要塞のあるエルンダを観光してからCAVOK5に着く。皆さんとっても元気なので夕食は素敵な小さな漁村マコロスのレストランに行くことにする。途中5年前にロドス島で知り合ったクリスティーナさんの借りているアパートに寄る。アパートで一杯ご馳走なった後マコロスにクリスティーナも一緒に夕食を食べに行く。ザジキ、タラモ、アンチョビ、イワシのグリル、ズキーニのフラワーとグレイプの葉で包んだドルマデス、グリークサラダ、ヒメジのグリルをハウスワインで楽しむ。目の前の島はミノア時代の遺跡があり風光明媚な素敵なお気に入りの場所だ。帰りにクリスティーナからは取りたてのレモンとアボガトを頂き小さなスーパーマーケットで明日からの食料の買い出しをする。
艇に戻ってからコックピットで水割りを楽しむ。


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