CAVOK日記
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2022/8/9 (火) Zakinthos 快晴 順風

 09:30にザキントス島のきれいな入り江を寄りながら一周する観光船に乗る。コスタスの家族も一緒に乗る。今回で三回目の乗船になるがゲストがいるときは価値のある素敵なクルーズなので案内することにしている。観光船出港の前に昨日オフィッスが閉まって係留の手続きが出来なかったポートオーソリテイに入港手続きをしに行く。公共の係留場所なので安い。3日間で19.8€の係留料と電気、水道代5€だけだった。ブルーシャツのYCZが間に入った2018年には一日50€取られた。今年はNavilyの情報で事前に知っていたので違法に近い業者を無視したので公共料金で済んだ。
 9:30にほぼ満席に近くなった海賊船を模した観光船が出港した。
 良いお天気と心地よい風で気持ち良い島周りになる。半時計に回るが、そそり立つ白い岩壁と海水の青の変化が非常に美しい。途中洞窟のある入り江で海水浴をしたり、景勝地に寄ったり楽しませてくれる。葵と同じ年のマレーナは良く泳ぐ。圧巻はシップレックビーチだ。ここの入り江は3方向100m以上の高さのある白い岩壁に囲まれ白い砂地の海岸には、昔の密航船が難破して打ち上げられている。海の色が素晴らしく美しい。
 17時過ぎに帰港する。
 今日は外食でマレーナが探してくれたKomis Fish Tavernで食べる。港に面した素敵なタベルナで生きの良い鱸やイワシのグリルを食べた。新鮮で良い味だった。
 今日からコスタス家族がCAVOK5で寝泊まりする。部屋が3部屋だけなので私とコスタスはコックピットで寝る。コックピットも涼しくて気持ち良く寝れる。


(ID# 1458)
2022/8/8 (月) Kefalonia~Zakinthos(37NM) 晴れ,順風

 朝起きると良い風が吹いている。07:50に横の艇に気を付けながら船尾の舫を解きアンカーを揚げる。横風だったので隣の艇の人がフェンダーを持ってこすらないよう注意してくれた。チェーンの交差もなく無事出港する。
 早速セールを揚げるが港を出ると15ノット以上吹いているのでメイン、ジブともリーフにした。
 湾内は、白波がたって艇速は8ノット出る。クオターの北東風を受けて南に快調に進む。途中行き交う艇も多い。波もあり艇がローリングするので朝食はコーヒー、バナナ、ビスケットで済ます。葵は寝たままでザキントス島迄行った。
 ザキントス島の係留場所はアンカーを打って船尾から岸壁に着けるが今日は横風になるので結構技術がいる。
 この岸壁の係留場所にはヨットクラブ・ザキントスというサービス会社がありこれがパブリックの係留地にも拘わらず手伝いに来て係留料を取る。前回までこれを知らずにパブリック料金の3倍以上の料金を払っていたがこの事情を知ったのでブルーのシャツを着た彼らの声かけを無視して自分で場所を見つけて無事係留した。
 係留後ここのポートオーソリテイに手続きに行くが今日は終了で明日する事にする。
 ここで4年ほど前にエリクーサ島で一緒になり日本にも来たことのあるコスタス家族と待ち合わせをしている。彼らも今日テッサロニキから着いた。
 明日からCAVOK5に2泊乗艇予定だが今日はホテルを取っている。夕方コスタスと奥さんのリア、お嬢さんのマレーナの家族だ。
 久し振りの再会を喜ぶ。前菜でビールを飲んだ後、オニオンソースのトマト、温野菜、ラムチョップを赤ワインで頂く。
 マレーナと葵は同じ年だがマレーナはすっかり大きくなっている。
 明日は島一周の観光船に乗る予定にして別れる。


(ID# 1457)
2022/8/7 (日) Kefalonia 快晴 微風 順風 夕方一時小雨

 昨晩遅かったので8時過ぎに起きる。皆さんも遅く10時前に朝食を頂いてから島内見学にレンタカーで回る。リサの案内で回ったコースのアソスのベネチア時代の要塞のある街を上から覗く。海の青と重なり素晴らしい景観だ。そのあとミルトスビーチの海の青のグラデーションを上から眺めてから、ランチが美味しそうな山中のレストランを探しながら戻るが一軒見つけたお店が18時からという事で諦めてエフミアの街で食べる。ここが当たりでサーディンのグリルが新鮮で美味しかった。そのほかにギリシャ料理のムサカ、ギロスを食べる。
 港の脇の入り江でいつものように泳いで明後日から来るギリシャ人家族の向かい入れの準備をする。葵の部屋を空けて、葵は悦子と私はコックピットで青空を見ながら暫く寝る事にする。
 コインランドリーで洗濯をしてレンタカーを返す。
 夕食はオニオンソースのトマト、野菜サラダ、ポテトサラダにポークのグリルを赤ワインで頂く。柔らかいポークで美味しく完食だった。


(ID# 1456)
2022/8/6 (土) Kefalonia 快晴 微風 順風

 今日はヨット部2年後輩の上田佐和子さんが到着する日だ。結局月曜までの係留許可が下りてホットする。
 午前中葵と入り江の狭い海水浴場で泳ぐ。葵は1時間近く泳いでいた。私は日課の20分泳ぐ。
 お昼にパスタのサラダを頂いてからコックピットで転寝する。佐和子さんが夜21時過ぎの到着なので遅い夜に備える。
 17時過ぎにレンタカー会社で車を借りて19時過ぎに空港に向かう。ここは空港が遠く40KM以上あるので1時間はかかる。グーグルマップを頼りに行くと山岳コースに入ってしまい西海岸の夕日を見損なってしまった。
 アテネから21時20分着の飛行機で佐和子さんが来る予定だったが1時間以上遅れて到着する。長旅にも拘わらず元気な姿を現す。
 艇への到着は24時過ぎになってしまったが佐和子さんのウエルカムを兼ねた夕食を頂く。オニオンソースのトマト、野菜サラダ、そして今回の新兵器の低温調理器で料理したビーフを頂くが、柔らかくて美味しかった。午前2時前になって休む。


(ID# 1455)
2022/8/5 (金) Kefalonia 快晴 微風 順風

 今日はリサが夕方の便でドイツへ帰国する日だ。
 いつものように遅い朝食を食べてから明日以降の係留の許可をもらいに行く。チャーターヨットは金曜もしくは土曜日の返却が中心なのでチャーターヨットの基地があるところはこの日は一杯になる。その関係で月曜までの係留許可はもらえてないがハーバーマスターから日ごと逐次許可をもらっている。幸いに連泊の許可がもらえた。すっかり彼と仲良しになった。そして明日からのレンタカーの予約が出来た。遅く空港に着く上田佐和子さんを迎えに行けるようになりホットする。
 リサと入り江で泳いでからソーメンを卵焼きと野菜サラダで頂いた。葵は午前中精密画の宿題で作成に勤しんでいた。
 16時に予約したタクシーが来てリサは空港に向かった。
 葵と泳ぎに行く。潜水の仕方をマスターして楽しそうに自由自在に泳いでいた。
 夕食はルッコラ入りのサラダに鶏肉と玉ねぎのオーブン焼きを白ワインで頂く。夜は船内でトランプとウノで遊んで休む。


(ID# 1454)
2022/8/4 (木) Kefalonia 快晴 微風 順風

 毎日同じ天気が続く。本当に過ごしやすい気候だ。今日はレンタカーで島の観光をする。最初に島の北になるフィスカルドに行く。入り江でもともとは漁港みたいなところがレジャー基地になっていて狭い港だがレストランが並び賑わっている。小さいがチャーターヨットの基地にもなっている。シーフードが美味しいという事でリサが調べてレストランに行ったが14時にオープンという事で諦め別のレストランに入る。サーモンサラダ、マグロのタルタル、グリルドカラマリ、マッシュルームソテーを食べる。
 次に海岸の村アソスに行く。アソスはヴェネツィアの支配下にあり当時の要塞が残った風光明媚なところだ。その後、島の西側になるミルトスビーチを上から眺める。ヨーロッパで最も美しいとビーチの一つ言われているだけあって海岸線そしてそこから沖への海の色の変化が素晴らしいかった。
 その後、東海岸に行きサミのビーチに寄るがここは完全なビーチリゾートになっていて魅力を感ぜず、途中あちこちにあった小さなきれいな入り江の一つで泳いで艇に戻る。素敵な観光ツアーであった。  やっと借りられたレンタカー代は70€だった。
 チーズにイチジクのジャムを載せて赤ワインを飲みながら夕食を迎える。いつも悦子が料理してくれるので感謝だ。今日は彼女のお得意のラムチョップを野菜サラダと温野菜で頂く。ラムの肉も良い肉が手に入ってとても美味しく頂いた。沢山あったラムを完食した。今日はリサの最後の晩さん会で明日帰国する。
 ここのマリーナでは取り敢えず2日間の係留許可をもらったが3日以降は未だもらえずにいたが今日確認してもう一日はOKになった。ここは港内でも錨泊できるのでそれほど心配はしていない。


(ID# 1453)
2022/8/3 (水) Meganisi~Kefalonia (28NM)  快晴 微風

 いつもの風のパターンで午前中、無風ないし微風で午後2時過ぎから順風、夕方前に少し強めの順風という日が続いている。
 今日も同じで微風の中09:55に舫を解く。島の間を抜けていくが静かな海面で湖水の様だ。行き交う艇も多い。
 二人のゲストは起きるのが遅いので出港してから朝食になる。
 お昼過ぎにケファロニア島とイタキ島の間の海峡に入る。イタキ島はホメロスの書いた“オデュッセイア”ではオデュッセイアの故郷として知られている。
 港に入りVHF74でハーバーマスターを呼ぶとすぐ答えてくれて岸壁から係留場を指定してくれる。アンカーを打ってからのスターン着けになる。親切なハーバーマスターで評判が良い。15:05に舫う。
 ここで5日にリサが下船して6日に佐和子さんが乗船するので8日迄5日間の係留を希望するが取り敢えず2日間しか係留出来ない旨言われる。丁度金,土、日曜日になりチャーターヨットが戻ってくる日になるからだ。前回は1日港内で錨泊して翌日から係留出来た経緯がある。
 ここの港の外にきれいな海水の小さな海水浴場があり葵、リサと泳ぐ。海水温度も丁度良く毎日の海水浴が気持ち良い。
 葵は何時までも泳いでいた。
 コインランドリーがありそこで洗濯したり、レンタカーを借りに行ったりする。以前借りたことのあるレンタカー会社は一杯で無いと断られてしまった。仕方なく明日朝来てキャンセルがあれば借りたというと、ここの親父さんが私の事を覚えていてくれて何のことない直ぐ借りることが出来た。
 夕暮れの湾内がきれいだった。
 艇でメロンと古代ローマ生まれの生ハム・コッパで赤ワインを頂く。メロンとコッパの相性は良かった。夕食はルッコラの入った野菜サラダに鶏肉のトマトソース煮を頂くがトマトソース味が美味しかった。
 そのまま私はコックピットで寝てしまう。


(ID# 1452)
2022/8/2 (火) Paxoi~Meganisi(44NM) 快晴 微風,順風

 後から入ってきた隣の艇のアンカーがCAVOK5のアンカーチェーンと交差するように打ったので今朝何時に出るか確認しておいた。8時頃出港だというので先に出てもらえば問題がない。我々はその後出る旨を昨日伝えておいた。彼らは9時に出て行ったが案の定他の艇ともアンカーチェーンが交差していてあげるのに多少手こづっていた。
 我々は9:15にアンカーを無事揚げて出港する。
 隣の島のアンチ・パクシ島のあちこちの小さな入り江には大型ボートを中心に多数の艇がアンカーリングしていた。
 メガニシ島の手前でレフカダ島と本土との間の狭い水路を通るが入り口に橋が架かっていて毎時丁度に橋が回転して開くことになっているのでそれに合わせて15時前に着くが開かない。数艇時間合わせて待っていたが皆さん諦めてアンカーを打って16時を待つ。
 16時にはちゃんと開いて10数隻が通過していった。長い水路を通過して途中小さな島Skorpios島の脇を通るがこの島はもともとオナシスがギリシャ政府から買い取った島で現在はアルマニーの所有だそうだ。
 メガニシ島のSpartakhoriの湾に入り、以前2回ほど係留してお気に入りのTavern Spilaのレストランポンツーンに向かったが一杯で南東側にあるPorto Sliliaのレストラン桟橋に向かうとスタッフが出てきて食事すると無料で係留できる旨伝えてきたのでそこに係留した。
 Tavern Spilaは満杯だったがここは2艇ぐらいしか係留していなかった。
 きれいな海水で早速泳ぐ。泳いだ後はコックピットでビールを飲んで喉を潤し、ワインでチーズをつまむ。
 夕食はこのマリーナの海辺のレストランでトルコ風のメゼと葵はチキンのスブラキを食べる。
 占めて80€で係留代込みなのでお得であった。


(ID# 1451)
2022/8/1 (月) Voltou~Paxoi(Gaios)(20NM)  快晴,微風,順風

 朝08:00にアンカーを揚げるとしっかりと泥がチェーンにまでついて上がってきた。
 生憎と向かい風になり機帆走でPaxoi島に向かう。Paxoi島の北にあるLakkaの入り江がとてもきれいなのだが、港のあるGaiosの係留場所が直ぐ一杯になるので場所の空いている間の早い時間に着きたいので諦めてGaiosに直行する。行き交う艇が多い。
 12時に港に到着したら岸壁の係留場所が数か所空いていた。黄色い線が引いてある所は観光船が着くのでそれ以外の場所に12:20にアンカーを打ってスターンから舫う。
 横風が強い時はアンカーを打つ位置がむつかしくアンカーが交差することがある。横に係留している艇の人がアンカーの打つ場所を注視していて交差の可能性があるとあれこれ言ってくることがある。交差することなくアンカーを打った。
 係留場所が空いていて無事係留出来てホットする。
 お昼はズッキーニのリゾットを頂く。港の脇に小さな海水浴場がありそこで葵、リサと泳ぐ。水がきれいだ。
 電気、水道が有料で12€、係留料は29€で安い。電気、水道は別途お店でカードを買って使うが販売店が分からずヨットマンに聞いてやっと買えた。
 葵はお土産を探しに悦子と出かける。
 夕食はリサが探したお店でグリークサラダ、カラマリフライ、ナスとフェタチーズのミルフイーユ、アンチョビフライ、タラのフライをハウスロゼワインで食べる。


(ID# 1450)
2022/7/31 (日) Kamira~Voltou (19NM)  快晴 順風 夕方強風

 今日は午後遅くから北西風が20ノット以上吹く予報なので奥深い入り江で避難する事にする。入り江の奥で3方囲まれた絶好の錨泊地Voltouに行く事にする。
 朝ひと泳ぎした後10時にアンカーを揚げる。良い風が横から吹いているので久しぶりのセーリングを楽しむ。距離が短いので途中凪もあったがセーリングだけで入り江の入り口まで行く。お昼にお蕎麦を頂く。
 Voltouは長い入り江の奥にあり水深5mの底が泥でアンカーリングに適している。強風を予想して水深4mのところに15:00にアンカーを打ち30mチェーンを延ばす。しかり効いた。
 ここは水がクリーンでないので皆さん泳ぐのはやめた。広い錨泊地に5艇アンカーリングした。
 周りに人家が無く全く自然の入り江で30ノット近く風が吹いたが風波だけで素晴らしいアンカレッジだ。
 夕食は前日のグリーンカレーを頂く。21時過ぎには風も収まり三日月と星を楽しんでから寝る。


(ID# 1449)
2022/7/30 (土) Erikoussa~Kalami (22NM)  快晴 微風

 朝サンドロのところに出港の挨拶に行く。二人とも睡眠中だったのでメイドにその旨伝えておくようお願いする。
 9:45に舫を解く。葵とリサは寝たままでいた。葵は慣れない英語、ギリシャ語の中で皆さんと一緒することが多いので少し疲れた感じなのでゆっくり休ます。
 二人が起きてから静かな海面で朝食を頂く。3艇ほど同方向に機走している。コルフ島のアルバニアに一番近い北東の岬を越えて暫く南下したところにあるKalamiの入り江に入る。5艇ほどアンカーリングしていたが比較的湾が広く海岸近くまで深さがあるのでアンカーが打ちやすい。海底は砂地に海藻が生えている。9mの深さにアンカーを打つ。25mチェーンを延ばしてバックをかけると走錨したので45m延ばしてバックをかけるとぴったり止まった。後で泳いで見に行くとしっかり砂地に食い込んでいた。
 水温が温かく測ると30℃あった。葵と海岸まで泳いでフラッペ・アイスクリームを食べて艇に戻る。艇に戻り遅いお昼にソーメンとパスタノルマを頂く。ランチはビールでなく冷水にしている。
 一休みして日課の水泳を20分する。
 陽射しが強いのでビミニのテントだけでは横からの日射を防げないので、太陽の方向に大きな布地でカーテンを張って防いでいるが艇は風の変化によって向きが変わるのでそのたびに位置を移し替えている。
 夕方から良い風が吹きだし心地良い。夕食はサラダ、ザジキそしてグリーンカレーを頂く。葵にはグリーンカレーはスパイシー過ぎるので普通のカレーにした。
 暑さとスパイシーの味はマッチングして美味しいかった。
 星空を眺めてから就寝に着く。葵と私はコックピットでそのままウトウトするが葵は本格的にコックピットで寝た。私は夜中に起きてベッドに入る。


(ID# 1448)
2022/7/29 (金) Erikoussa 快晴,午前中微風,午後順風

 今日はフランカのお誕生日会があり招待されている。
 ここのところのお天気はいつも同じで青空と午前中微風、午後順風の心地よい風が吹くパターンで過ごしやすい。日陰で風を受けていると涼しいぐらいになる。海水温度が比較的低く海に20分ぐらい入っていると体が冷えるぐらいだ。
 皆さん遅い朝で10時過ぎに朝食を取る。それぞれ午前中読書をしたりしてのんびり過ごす。
 お昼に卵焼きとソーメンを頂く。リサもソーメンが気に入ったようだ。
 葵は食欲もあり元気に海を楽しんでいる。午後二人で海岸にテンダーで行ってパドルボードで遊ぶ。帰り葵は泳いで艇に帰る。
 16時にアンカーを揚げてマリーナに入る。感じの良いお兄さんがバイクで来て舫を取ってくれる。洗濯をする。買い物がてら村のバーに行ってガラスに入っている美味しいジェラードを食べる。ここのお店の人は前にアカンサにいた人で我々の事を良く覚えていてくれた。
 久し振りにシャワーを浴びてからビールで喉を潤す。ここのところビールが美味しい。
 20時過ぎにアカンサに行く。バースデーパーティーには30人ぐらいの来客があった。
 サンドロの日本人の友人という事と前に悦子が寿司を作ったのが評判の様だ。
 ギリシャ人夫妻と一緒のテーブルになり楽しい時間を24時過ぎまで楽しむ。
 サンドロとはお土産の日本酒を一緒に飲む。フランカも最後は踊って楽しんでいた。
 葵は少しづつ英語に慣れる様にしているが我々以外日本語を話さないので疲れるようだ。


(ID# 1447)
2022/7/28 (木) Erikoussa 快晴 微風

 昨日の30ノット近くの突風もあって夜中起きたので今日の朝はゆっくり起きる。
 今日は一日のんびりする日と決めていたので悦子以外は遅くまで寝てしまう。私は8時前には起きて悦子と朝食を頂く。
 午前中キャビンで仕事をしてお昼にコルフ独特のお米に似たローカルパスタのアジアン風サラダを頂く。
 午後はリサと悦子は艇でのんびり過ごす。葵と私は陸に上がりジェラードをおやつに食べてからアカンサのホテルでパドルボードを借りて葵はパドリングの練習をする。立ってパドリングが出来るようになる。岸からの北風があったので沖に流されるので私はテンダーで時々引っ張りに行った。
 ついでに皆さんのスマホの充電をした。
 夕方ひと泳ぎの後のビールはご機嫌だった。
 夕食はグリークサラダ、ザジキ、そしてニンニク醤油のポークソテーを赤ワインで頂く。リサ曰くギリシャのワインは味が落ちるとのことだった。確かにブドウの栽培には適した環境ではなさそうだ。


(ID# 1446)
2022/7/27 (水) Gouvia~Othoni~Erikoussa (46NM)  快晴 微風

 葵は長時間の飛行機の旅と時差があり良く寝ている。リサもドイツ早朝の飛行機だったたので同じく良く寝ている。
 悦子と7時前に起きて7:40に舫を解く。今日はオトーニ島のカリプソのアンカーレッジで泳いでその後エリクーサ島で錨泊予定だ。
 海は凪で穏やかで葵の航海初日には好条件だった。皆さん出港と同時に起きて来て朝食を海の上で頂く。
 通いなれたオトーニ島への海路を機帆走する。夏休みも始まり行き交う艇が沢山だ。
アルバニアとコルフ島の狭いところで2KM弱の海峡を抜ける。この間コルフ島には格好の錨泊地が続いている。
 湖のような静かな海面を滑る。エリクーサ島をやり過ごしてオトーニ島のカリプソのアンカレッジに向かう。お昼にサンドウイッチを頂きカリプソの水深10mの場所に14時過ぎにアンカーを打つ。クリスタルの海に葵も感激したようだ。早速泳ぐ。私と葵は岸までシュノーケルと足ヒレを着けて泳いだ。
  ヨットとモーターボートが数隻アンカーリングしていた。
1時間ほど遊んだ後、ここから10NM東になるエリクーサ島のアンカーレッジに向かい、馴染みの場所に17:45にアンカーを打つ。早速テンダーで上陸してフランカに到着の旨を伝え夕食の予約をする。
葵はパドルボートを借りてCAVOK5迄往復した。又もぐりの練習もして少し潜れるようになった。
 夕食を20:30に予約しておいたので20時過ぎに4人テンダーに乗り上陸する。29日がフランカのお誕生日なので来る予定をしていたが、予定通り間に合って良かった。久し振りの再会を喜ぶ。ご主人のサンドロは糖尿を患っていて思わしくない。思うように歩けないようでフランカに支えられ歩いてきたが、とっても元気で大きな体に優しい顔はいつも通りだ。
 今日はウニのスパゲッティがあるとのことで楽しみだ。プロセッコでカジキのカルパッチョ、リサは南米料理のココナッツを使ったスープ、皆さんでグリークサラダそしてウニのスパゲッティ、葵は、ウニは苦手の様でプローンと魚介のスパゲッティを食べた。
 デザートにリサはタルト・オン・ジェラード、葵はテラミスを食べた。流石に悦子と私は食べられなかった。
 艇に戻って私はそのままコックピットで横になってしまう。葵もコックピットで寝ている。夜中に寒くなり葵に毛布をかけて私は船内に入り休む。しばらくすると悦子が起きて風が強くなったと教えてくれる。突風の様で30ノット位吹きだしている。アンカーが効いているかGPSで艇の動きを見るが走錨していないので安心する。静かな海だったが水深5mの場所に25mチェーンを延ばしていたのとアンカーを打った時に潜ってアンカーの具合を見て砂への食い込みが少なかったので再度エンジンをかけて食い込ましたのが安心になった。
 暫く様子を見ていると突風も収まったので船内で眠りに着く。


(ID# 1445)
2022/7/26 (火) Gouvia 快晴 微風

 12時に旧市街地のレストラン“REX” で、今日ドイツから到着するLisaと待ち合わせをしている。葵は長旅の疲れと時差の関係もあり10時近くまで寝ていた、フルーツとヨーグルトとパンだけの簡単な朝食を食べてバスで市内に向かう。
 日中になってくると日差しが強くなり暑い。リサから30分ほど遅れての到着のメールが入るが、12時過ぎにレストランに到着する。3年振りの再会を祝う。
 それぞれムサカ、チキンスブラキ、ギリシャ風クスクス料理、シーバスのギリシャ風ソースのソテーを食べる。
 食後葵はコルフ島初めてなので皆で旧要塞に行く。今日も良いお天気で大変暑いが葵は砦の一番上に上がる。悦子とリサは見晴らし台のバーで休憩、私は途中まで一緒に上がったが暑さに負けて8合目で休憩して待った。上からは歴史的世界遺産の旧市街、イオニア海その先のアルバニアやギリシャ本土が良く見える。
 バスでグービア迄戻りABスーパーマーケットで当分の食材を購入して艇に帰る。
 私はガスボンベの補充、アンカーライトの電球や必要部品を購入したりする。
 Lisaと葵はシャワーを浴びてコックピットで転寝をする。悦子は簡易洗濯機で洗濯をした。
 私はシャワーを浴びる前にプールで20分ほど泳いだ。20分以上の水泳を日課としている。
 夕食は久しぶりに悦子の手料理を頂く。プロシュートにメロンをプロセッコ・ロゼでスタートして、グリークサラダ、もろ胡瓜、メインにチキンカツのオレンジソースを頂いた。
 孫、ゲストのリサが一緒になりにぎやかな食事を静かなマリーナで楽しんだ。

(ID# 1444)
2022/7/25 (月) Gouvia 快晴 微風

 今日は悦子が娘孫の葵を連れて夕方コルフ島に到着する日だ。
 今まで12年間加入していたDNA保険会社から、今年から条件が変わって船体登録がEU内で、それと船体保有者の住所もEU内この二つの条件が揃う事が必要という事で船体保険の更新が出来なくなった。別のスペインの保険会社と連絡を取っているが中々進んでいないのでコルフ島で艇を購入した村山さんにコルフの業者を紹介してもらった。
午前中に紹介してもらったDe Valk Yacht BrokerのSofiaさんに相談に行く。PANTENIUSの保険会社を紹介してもらいコンタクトを取るがオランダ在住でなければ引き受けられないという事で加入できなかった。
 夕方8時に30分遅れで悦子と葵がコルフ空港へ無事到着する。
 エミレーツ航空でドバイ、アテネ経由で来たが夏休みに入ったせいかほぼ満席で、流石に疲れたそうだ。
 夕食をマリーナのレストランでグリークサラダ、悦子はポークヒレ、私はムサカ、そして葵はビーフステーキを食べるがビーフステーキは300g以上あった。ムサカも大変美味しかった。皆さんお疲れなのでシャワーを浴びて直ぐ休んだ。


(ID# 1443)
2022/7/11 (月) Corfu  快晴 順風

 今日はコルフ空港発14:35の飛行機で悦子がアテネ経由帰国の途につく。
 久しぶりに施設の整ったマリーナに入ったので午前中にランドリーに洗濯物を出したり、必要な部品を購入したり、チェーンカウンターが動かなくなっていたので修理の依頼をしたりして過ごす。タクシーは出かける10分前に電話してくれという事で出発予定時間の10分前に電話するが電話が待てど暮らせど通じず30分ほど待っても駄目だったのでマリーナオッフィスに行って呼んでもらう。時間に余裕があったので助かった。
 空港まで送りに行き無事帰国の途についた。
 私は帰りにコルフの街によりボーダホーンのWIFI機器が動かなくなったので見てもらいにショップに寄る。結局修理不能という事で新品を購入する。
 途中でお昼を軽くサーモンサラダで済まし艇に戻る。丁度アンカーチェーンカウンターを直しにメカが来てセンサーの部分を交換してOKになった。
 WIFIはショップでは動いたのだがこちらで使ってみるとインターネット使用不可になってしまうのでショップのクローズ時間を調べて、バスで街のショップに行ってみたが閉まっていた。明日にする。
 今日から自炊生活になる。時間も遅くなったのでスーパーマーケットで買ってきたサーモンの切り身と野菜を蒸して食べる。あちこち歩きまわり疲れもありぐっすり休む。


(ID# 1441)
2022/7/10 (日) Mandraki~Corfu (5NM)  快晴 微風

 お昼に病院にPCR検査陰性証明書の厚生労働省版を取りに行く。これでPCR検査に関しては万全になる。
 今日からグービアマリーナに予約が取れているので移動する。13:20に舫を解き静かな海面を機走する。行き来するヨット、モターボートが多い。コルフ港には豪華大型客船が3隻入港していた。グービアマリーナに着いてから昼食と思っていたが急にお腹が空いたのでカレーライスを温めて頂く。グービアマリーナの入り口で、VHFで連絡するとゴムボートで迎えに来てくれ誘導してくれた。大きなマリーナなので誘導無しではポンツーンにたどり着けない。14:45に舫う。
 久しぶりのグービアマリーナで懐かしい。ここは施設が整っているので整備等も完全に出来る。
 プールで泳いでからシャワーに入り、涼しくなった体をコックピットで休める。
 夕食に野菜サラダそしてチキンカツをオレンジソースで頂く。オレンジソースのチキンカツが大変美味しい。明日悦子は孫娘を迎えに一時帰国する。


(ID# 1440)
2022/7/9 (土) Mandraki  快晴

 11日に悦子が一時帰国する。日本入国には出国72時間前にPCR検査の陰性証明がなければ入国できないので今日予約してあった病院に行きPCR検査を受ける。結果はメールで送ってくれるのだが厚生労働省の必要とされる項目に合致してなくてはならないで手数がかかるが厚生労働省発行の書式用紙を持っていってこの用紙に記載してもらうことにした。用紙の方は明日再度病院に取りに行くことになる。
 帰りに旧市街地にあるレストラン“REX”でお昼を食べる。
 午後泳いで帰ると早速病院からPCR検査陰性の証明書が送られてきてホットする。
 夕食はグリークサラダに久しぶりにカレーを頂く。久しぶりのカレー美味しくて食べすぎ気味になる。
 明日はここから5NM先のグービアマリーナに移動を予定している。


(ID# 1439)
2022/7/8 (金) Mandraki  晴れ 一時雷雨 寒冷前線通過

 寒冷前線の通過で雷雨の予報が出ている。一日艇に居ることにする。午前中航海日誌の整理をする。お昼にチキントマトパスタを頂く。そのころ積乱雲が被ってきて雷光と共に激しい雨になるが1時間ほどで過ぎ去る。寒冷前線の通過で寒気側に入り3,4度冷えた風になり心地よい。積乱雲が去った後は青空を取り戻した。
 雨上がりなのでデッキを水洗いする。日課の泳ぎもする。一昨日に舫を結ぶとき腰を少し痛めたので水泳で腰の負担を軽くして直すつもりだ。
 風が冷ややかになり半袖、半ズボンでは夕暮れデッキでは寒いので船内で夕食を頂く。
 今晩は日本食で高野豆腐、人参、ゴボウと干しシイタケの入った煮物、鳥の照り焼きに木屋の佃煮、味噌汁で発芽玄米を頂く。日本食は腹のおさまりが良い。

(ID# 1438)
2022/7/7 (木) Mandraki  快晴 微風

 午前中日差しが強くならないうちに食材を買いに行く。太陽が正中する前だと建物が陽ざしをブロックしてくれ、建物の間が風通しになっていて風が暑さを和らげてくれる。
 大きなスーパーマーケットは見つからず小さなマーケットで当面の食材を購入する。
 お昼に艇でカプレーゼ、鯖缶に玉ねぎの和え物を午前中に買ってきた黒パンで頂く。
 午後は日本から大きな荷物で運んできた簡易洗濯機で錨泊中に溜まった洗濯物を洗う。
 ちょこちょこ洗うには役に立つ簡易洗濯機だ。
 午後洗っても夕方にはカラカラに乾いている。
 今日も隣の小さな海水浴場で泳ぐ。泳ぐと柔軟体操にもなるし、運動効果、ミネラル豊富で温泉効果もあり解放感と相まって健康に良い事間違いなしだ。お陰様で健康体を維持している。
 暑い体も冷えてシャワーの後しばらく艇で本を読む。芳醇な時間だ。
 夕食は野菜サラダとポークのガーリックグリルと付き合わせにポテトグリルを赤ワインで頂く。ゲストの乗船中はお酒の量が多くなるので二人の時は出来るだけ少量にしている。グラス2杯のワインにした。
 マリーナでは夜風が止まると暑いので連日扇風機を回している。錨泊では涼しいので扇風機を回すことはない。心地よい眠りにつく。


(ID# 1437)
2022/7/6 (水) Erikoussa~Mandraki(30NM) 快晴 微風~強風

 今日の午後から暫く北風が強くなる予報だ。悦子はコルフ島からに11日に一時帰国するのでPCR検査をアテネ出発前72時間以内にしなければならない。8日にエリクーサ島を出る予定であったが余裕を見て風の強まる前の今日向かうことにした。
 朝食後07:30アンカーを揚げる。砂地にしっかり食い込んでいた。既に若干のうねりが出ていたが微風なので機帆走で旧砦下のポート・マンダラキに向かう。
 このマリーナはこぢんまりとしていて、入船と出船が同時にできないので入り口でハーバーマスターの指示を受ける。前回もそうだったが暫く入り口で待たされて13:30に舫う。
 係留すると一気に暑さが湧いてくる。日中は実に暑い。早速マリーナ脇の海水浴場で泳ぐ。体を冷やすには一番だ。悦子はシャワーで体を冷やしお昼はここのレストランでスパゲッティボンゴレと店長お薦めのサラダ味にしたパスタの上にエビを中華風に甘辛煮にしてのせた料理を食べる。スパゲッティはイタリアの味にはかなわない。
16時過ぎになり予報通り北西風強く吹きだし海面に白波が出だした。お陰で暑さも和らぎ夕暮れには過ごしやすくなった。夕暮れといってもこちらは20時過ぎになる。今日の日没は21時12分だ。
夕食は艇で生ハムメロン、トマトサラダ、鯖缶と玉ねぎの和え物、ソーメンを頂く。
暫く外食を控えて胃に優しくすることにしている。


(ID# 1436)
2022/7/5 (火) Erikoussa  快晴 微風

 静かな海面で朝を迎える。錨泊で海にいると身も心も休まる。遅い朝食をコックピットで頂く。食休みの後クリスタルウオターの海で泳ぐ。毎日泳ぐことにしている。
 泳いだ後テンダーで悦子と上陸して充電兼ねてホテル・アカンタにお邪魔する。
 お昼は艇に戻り発芽玄米のご飯にイワシの缶詰をのせて頂く。玄米は噛むと味が出てビタミンもあり健康にも良い。
 素晴らしい環境なので出来るだけのんびり思うに任せて時間を過ごす。自分にとっては芳醇な時間だ。
 午後もひと泳ぎしてからアカンタに行き電源を借りてひと作業をする。素晴らしい海岸には人はまばらで長期滞在でアカンタのホテルに泊まっている人が泳いでいるぐらいだ。
 夕食は今晩もアカンタで取る。サンドロとフランカとアぺリティフにスプマンテを飲んだ後、グリークサラダにプローンのスパゲッティとオクトパスとグリルドマッシュドポテトを白ワインで食べる。
 トマト味とプローンの味が相まって美味しかった。
 8日までここでの滞在を予定していたが7日以降風が強まるので明朝コルフ島のマンダラキに行くことにした。


(ID# 1435)
2022/7/4 (月) Mandaraki~Erikkoussa(30NM) 快晴 微風後向かい風順風

 ハーバーマスターに電気、水道のICキーを返し出港準備する。今週金曜日からの予約しておいたのでその旨再確認しておく。ここは係留費55€以外に電気、水道代として15€期間中の使用料として取る。
 09:30に舫を解く。途中先日REXの店で知り合ったオランダ人に教えてもらったコルフ島の錨泊地KalamiとAGNIを覗いてみる。結構の艇がアンカーリングしていた。
 コルフ島とアルバニアとの海峡を越えたあたりから良い風が吹きだしたが生憎と南西からの向かい風だったので機帆走する。
 15:00に馴染みのエリクーサ島の海岸の沖合にアンカーを打つ。既に12隻アンカーリングしていた。深さ4mの砂地に打って周りの海底を泳いで観察する。上から見て黒く見えるところは岩に海藻が生えているところで高くなっているので注意が必要だ。20ノット程度吹いていたのでチェーンを30m延ばす。
 泳いで海岸に上がりフランカに会いに行くがお昼寝中だったので20時からの食事の予約を取って艇に戻る。
 艇では転寝をしながらゆっくり休む。
 夕方になり、シャワーを艇で浴びてからテンダーで海岸に上陸する。アルバニアに寄って以来、約1週間ぶりにサンドロ、フランカに再会する。今回で5,6回ぶりの訪問になるがいつ来ても素晴らしいお気に入りの場所だ。
 サンドロと3人で海際のテーブルで海を眺めながら夕食を食べる。グリーンサラダ、フィッシュリゾット、フィッシュスパゲテーを白ワインで頂く。フランカも後から参加して楽しい晩餐を過ごした。日中の暑さと違い心地よい風が体を冷やしてくれた。 

(ID# 1434)
2022/7/3 (日) Mandaraki  快晴 微風

 灼熱の日が続く。暑さに負けず連日1万歩は歩いている。今日は昨日のPCR検査のできる病院に3人で行く。厚生労働省が発行している検査証明書を持っていき、この通りに検査できるか確認する。
 それにしても歩いていると暑い。水分補給を忘れずにする。お昼は2日前に夕食を食べた“Rex”に行く。マッシュルームのトリフオイルリゾット、鰻のスモークとビーンズ和えがあったので食べる。こちらではうなぎ料理は珍し、ちょっと日本とは違った鰻の料理の仕方だった。
 ここのところ大分旧市街を歩いたので散策は止めて真っすぐ艇に戻る。
 今日は菅原さんがバレンシアに向かう日だ。
 私は日課の海水浴をする。菅原さんは午後8時の飛行機なので17:30にタクシーを頼んでおいて海風を浴びながらテラスでコールドドリンクを飲みながらタクシーを待つ。
 予定通りタクシーが来て空港に向かう。菅原さんはヒロ号でコルフ島からサルデーニャ島まで航海してそのあとカターニャまで飛行機で来てCAVOK5で航海した。この後バレンシアからヒロ号に再乗船してスペイン・アルメルマル迄乗艇して、その後別の友人の艇で北欧を8月中旬まで航海をする予定だ。1949年生まれでご自身でもスペインから日本迄航海したヨットはベテランの友人だ。
 夕食はここのところ外食が続いたので日本食を艇で食べる。発芽玄米を炊いてトマトと胡瓜のサラダ、わかめスープ、頂いた玉木屋の佃煮、鯖缶とオニオンの和え物、胡瓜の酢の物を頂く。外食はオリーブオイルを中心に油が多いが日本食を食べるとお腹が落ち着く。


(ID# 1433)
2022/7/2 (土) Mandaraki  快晴 微風

 11日の飛行機で悦子が日本に一時帰国するので帰国前のPCR検査を受ける手はずをする。日本のPCR検査陰性証明書は不備があると撥ねられることが多々ある。厚生労働省が必要としている項目にすべて合致しなければならないのでその体制を持ったPCR検査場を探さなければならない。市街地から少し離れたところにネットで病院を探したので訪ねて確認する。ここは土、日もやっているとの云う事で助かる。一応検査方法を確認をするが大丈夫というだった。こちらとしては不安なので再度厚生労働省発行の記入用紙を持って再確認をすることにする。
 お昼は昨日と同じ店でギリシャ料理を食べる。日中は灼熱なので昼過ぎに艇に戻り簡易洗濯機で洗濯をした後、私は海水浴をする。菅原さんと悦子はマリーナのレストランのテラスで涼んでいた。
 夕食はここのレストランでグリーンサラダ、ムール貝のワイン蒸し、グリルドカラマリ、マッシュルームキャセロールを白ワインで食べる。ここのレストランは評判が良く美味しい。菅原さんは明日スペインのバレンシアに向けて出発するので最後の晩餐会になる。


(ID# 1432)
2022/7/1 (金) Mandraki 快晴 微風

 朝6:30に砦の橋を渡った中にあるマリーナの入り口まで予約したタクシーが来る。
 今日森本さんが帰路につく。森本さんは毎晩をコックピットで寝た。カターニャからコルフ迄11日間ご一緒した。お陰様で菅原さんと共に楽しいクルージングが出来た。素晴らしい方とのクルージングは楽しみが倍増する。帰国後のお仕事からしてフランクフルトでのPCR検査が陰性であることを祈る。
 朝食後3人で旧市街へ出る。最初郵便局を探してeTEPAIの税金を支払い、そのあとボーダホーンによって1か月無制限使用のSIMカードを41€で購入する。
 お昼はギリシャ料理のお店で胡瓜をすりつぶしてヨーグルト、ガーリックやスパイスを入れたザジキ、そしてスブラキを食べる。
 炎天下の中水分補強は最重要なので1Lのボトルを3人で2本飲む。
 途中ショーウインドーを除きながら旧砦の中にあるマリーナに戻る。
 マリーナの脇に小さな海水浴場がありそこで体を冷やしがてら泳ぐ。
 夕食は前回も行ったことのある旧市街にある“Rex”に行く。
 同じギリシャ料理でもここは洗練されていて単純な味付けだけでなく深みがある味のギリシャ料理だった。隣に座ったオランダ人のカップルの男性はアートデザイナ関係の仕事で私のひげが絵になると写真を撮っていた。
 マリーナに戻り艇で一杯飲んで休む。

(ID# 1431)
2022/6/30 (木) Saranda~Corfu(Mandraki)(15NM) 快晴 順風

 午前中出国手続きをエージェントと一緒にする。イタリア(EU)出国の際に出国手続きについて聞いたが手続き必要なしとポリスで確認して何の手続きもなくイタリア(EU)を出国してきたが、その通り何事もなく入国が出来た。アルバニアでは入国手続きをエージェントにやってもらったがパスポートへ入国のスタンプが押されていない。シェンゲン協定のEU滞在日数の制限があるのでスタンプを押してもらう必要があり、出国の際に何とか押してもらった。エージェントのLeonardは最初係留場所についてミスがあったがその後リカバリーを含めて良くやってくれた。
 菅原さんと森本さんは散歩に出て帰りに佐藤錦のような美味しいさくらんぼうとイチジクを仕入れてきた。
 11:40に舫を解きハーバーマスターに出港の旨をVHFで送った。
 風は10ノット近い良い風だが、生憎と向かい風だったので機走する。15NM先のコルフ島グービアマリーナに14:30に到着して給油する。ギリシャは先にポリスで船の入国をして人の入国をパスポートコントロールでするのでややこしい。グービアにはそのポリスを代行するエージェントがあるのでそこでと思っていたら今日は休みとのことで諦める。   グービアマリーナはチャーター基地があり金、土、日は一杯になり予約が取れなかったので旧市街の旧城の下にあるマンダラキマリーナを予約していたのでそこに向かう。ここは小さなマリーナで2艇が行き来出来ないので順番待ちをマリーナの外でしてから17:00に舫う。
そのあと商業港のコルフ港にタクシーで行ってポリスで艇の入国をしてからパスポートコントロールに行くが、ポリスで艇の登録書類がコピーだったので実登録書類が必要という事でマリーナに取りに戻るおまけがついた。
艇に戻ったのが20時過ぎになり、ここのマリーナのレストランで夕食を取ることにした。なかなか雰囲気のあるレストランでスープ、グリークサラダ、サーモンサラダ、シーブリームのグリル、アンチョビのマリネ、マッシュルームのアヒージョ、ビーフのヒレステーキを白ハウスワインで食べるがワインは2リットルをあけた。明日帰国の途に就く森本さんの地中海での最後の晩さん会になる。上手に料理された美味しい夕食だった。    期限ぎりぎりにアルメルマルの保険エージェントのVivtorさんからテンポラリーの今日からの保険証書が届きホットする。
 又ギリシャ海域をプレジャーボートで航海する船にはeTEPAIという税金がギリシャでは取られる。これはネットでしか受付しない。記入の仕方に不明な部分がありながらなんとか送ることが出来た。この船で1か月113€で、3か月間ギリシャで航海するので339€を明日郵便局で振り込めばOKになった。


(ID# 1430)
2022/6/29 (水) Saranda  快晴 微風

 今日一日観光することなくサランダでゆっくりする事にする。
 菅原さんと森本さんは朝早いので朝ゆっくりする日は食事前に散歩をする。森本さんはトライアスロンの選手で散歩以外にも走る。健康体そのものだ。朝食後私はWIFIのあるターミナル内のコーヒーショップに行き作業を午前中する。お昼はタベルナでパスタを食べる。ここはギリシャ系料理にイタリア系料理が混じったお店が多い。
 午後は洗濯、読書、水泳で過ごす。
 夕食はエージェントの女の子に教えてもらった地元シーフードの店“Taverna Fish Filipi”に行く。隣に鮮魚屋さんを持つお店で見るからにおいしそうなお店だった。
 我々は20時に行ったが1時間後には満席で、外で順番待ちをしていた。
 タベルナが隣で魚屋をやっているので、そこでタイに似た魚を選んでこれをお店でグリルしてもらった。その他フイッシュスープ、シーフードサラダ、エビのグリル、イカのフリットをハウスワインで食べるがアルバニアで一番魚を美味しく感じたお店だった。4人で68€本当にご馳走様であった。
 明日で船体保険が切れるので明日までに保険証書が届くようスペインのアルメルマルの業者に頼んでおいてあったが、届いていない。間に合うように送ると云いながら届いてないので催促するメールを打つ。


(ID# 1429)
2022/6/28 (火) Himara~Saranda (18NM)  快晴 微風,順風

 9時にアンカーを揚げる。
アルバニアとコルフ島に挟まれた海峡を南下してサランダに向かう。アルバニアでは入国に関してエージェントを通した方がスムースという事で前も使ったことのあるAgimi Agencyに電話して13時到着予定で係留、入国の各種手続きをお願いした。
 途中まで微風であったが半分少し超えたところで向かい風の良い風が吹きだした。風の方向が正面なので機帆走にした。
 13時前にエージェントから電話あり、17時までアンカーして係留を待つようにとのことだった。大型観光船が17時に出港してその後だそうだ。
 13:30にハーバーの近くにアンカーを打つ。お昼にソーメンを頂く。エージェントから書類を届けて欲しいという事で、テンダーで上陸して入国や係留の手続きをする。2泊で手続き入れて100€だった。4年前は90€だったのであまり変わっていない。
 戻ってから海水浴場迄泳ぐ。毎日の海水浴は暑さを吹き飛ばし気持ち良い。
 エージェントから艇を船着き場の前に19:30前に来て待つように指示を受ける。一番に良い場所に舫うようにするとのことだった。
 18:30過ぎより他艇が船着き場に移動を始めた。船着き場は3艇ぐらいしか係留できる場所が無いのでちょっと心配になる。19時過ぎても何もエージェントから云ってこないのでこちらからVHFで確認すると、なんとアンカーリングのままで良いかと聞いてくる。約束が違うのでNOと答えてアンカーを揚げて船着き場に向かう。エージェントの人間が陸からポートオーソリティの指示が変わって早く舫が出来る様になって先に来た艇が舫ってしまったと盛んに言い訳をする。他の船はエージェントが別で先に変更をつかんだようだ。私の方から約束が違うと強硬にクレームをつける。しばらくすると大型船の泊まる埠頭に槍着けするように言ってきたので、仕方ないのでアンカーを打って槍着けする。
 ただし大型船用の埠頭なので居心地は良くない。なんだかんだしているうちにプレジャーボート用の船着き場が空いてそこに着けられると云ってきたので再度アンカーを揚げて移動して同じように舳先からアンカーを打って岸壁に舫う。約束は違って当初はとんでもないと思ったがエージェントの人間が結果船着き場に舫えるようにしてくれた。
 皆さん艇でシャワーを浴びてエージェントに教えてもらったシーフードの中心のタベルナ“Garden”に行く。
 フィッシュスープ、シーフードサラダ、オクトパスサラダ、ムール貝のワイン蒸し、スパゲッティボンゴレ、ヒラマサ(小型)のグリル、おまけにポークヒレステーキをハウス白ワインで食べる。いずれも美味しかったがオーダーした量が多すぎてポークは持ち帰りにした。占めて80€安くて美味しいかった。


(ID# 1428)

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