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2019/7/24 (水) Almeria 快晴 微風
辻夫妻は早朝町の観光に出かける。アルメリアは10世紀から15世紀にかけてイスラムの支配下にあり、イスラムが造ったアルカサバ城塞が街を見下ろしている。
辻夫妻はお昼に予約しておいたタクシーで空港に向かう。夫妻が乗艇している期間風の強い日もあって風待ちする日もあったが最終的にはほぼ予定通りに航海出来て良かった。
見送った後コインランドリーで洗濯や片付けをしてから、これからの食料の買い出しをする。夕食前にマリーナの隣にある海水浴場で泳いでからシャワーを浴びたが19時過ぎだったが海水浴場は海水浴客でいっぱだった。
夕食は野菜サラダいっぱいとサーモンのグリルを頂く。暫く休肝も必要と思い水割り一杯、ビール一杯、白ワイン一杯にしておいた。
(ID# 1271) |
2019/7/23 (火) Garrucha~Almeria 50NM Clear 東北東20~30ノット
ここからアルメリアに行く途中のCobo de Gataという岬の風の予報が30ノット近く出ているので少し考えたが昨日の30ノット吹いた時もさほど波も悪くなかったのと追い風になるので出港することにした。
パンとコーヒーだけの簡単の朝食を済ませて06:50に舫いを解く。未だ陽は上がってない。今日の日の出は07:30だ。当初から強風を予想してメインセール、ジブセール共にリーフのセッティングにする。
Gataの岬の強風は正午過ぎなので午前中に岬を通過するように当初機帆走で7ノット以上出して走るが1時間ほどすると風も強くなり帆走だけで7ノット以上出るようになる。12:20に岬を通過するが時折30ノット以上になりリーフしたセールで10.7ノットの速度を記録する。うねりでローリングはするがこの船は腰が重く非常に安定していて追手が走りやすい。
このうねりの中で悦子はお昼にマグロサンドとオニオンスープを作ってくれた。空いたお腹に浸み込んだ。
岬を超えてからも良い風が吹き最後までダイナミックなセーリングを楽しめた。
港に隣接しているマリーナの入港口が分かりづらく風も強かったので一度通り過ぎて確認してから入る。VHFで連絡したらポンツーンでマリネロが待っていてくれた。
幸い槍着けの位置が風に対して正対していたので船首の舫いを慌てて取る必要が無かったので助かった。横風だと船首が振れてしまうので船首の舫いを素早くとる必要がある。
早速手続きをする。パイロットブックには繋留料はHIGHと書いてあったが1日36€と安かった。
アルメリアのマリーナはアルメリア空港に近いのでこれで辻夫妻、悦子と無事帰国の途につける。
マリーナのクラブで生ビールを4人で飲む。到着時はむっとする暑い風だったが若干風向きもかわり、心地よい風を浴びながら疲れを癒した。
マリーナの可愛らしい女性スタッフにアルメリアの美味し料理を食べれる店を尋ねると直ぐバルの店とシーフードの店を教えてくれる。自信ありそうに教えてくれたので今晩が楽しみだ。
折角スペインなので本格的なバルの店“Casa Puga”に行く。この町はクリーンな感じで佇まいも落ち着いていて感じが良い。場所が分かりづらいのでタクシーを拾って行く。 8時過ぎだったが立ち席含めてほぼいっぱいのお客さんだったが運よくテーブル席に座れた。白ワインを頼んだら付け足しにオリーブとニンニクで煮たマッシュルームが来る。これが絶妙な味でこれからの注文が楽しみになる。辻さんはシェリー酒がお好きで本場スペインのシェリー酒を頼む。シェリー酒にはハモンイベリコと早速頼む。 タパスはタコのガリシア風、エビのフリッター、エビのグリル、ポーク等々注文するがタパスは色々な種類が食べられるので楽しい。カウンターで飲み食いしている人たちもいっぱいで本場バルを味わえた。とっても雰囲気も良く味も美味しく教えてくれたマリーナのスタッフに感謝だ。Google Mapのお気に入りに早速マークを入れた。
今晩は辻夫妻のCAVOK5最後になる。艇に戻りブランデーを飲んでからやすむ。
(ID# 1270) |
2019/7/22 (月) Cartagena~Garrucha 50NM 北東20~30ノット
やっと今日若干風が弱くなるのでアルメリアに近づくよう出港することにする。
辻夫妻が24日、悦子が25日それぞれアルメリア空港から帰国するので出来るだけ帰る便の前日までにアルメリアに到着するように風を見ながら計画する。生憎と強風が続いて2日間カルタヘナでスタンバイした。あくまで安全航海第一なのでアルメリアに到着できなくても途中からアルメリア空港への交通手段のあるところのガルッチャを選んだ。又ここはカルタヘナのハーバーマスターが、魚料理が美味しいと進めてくれたところでもあった。
朝食を早々に済ませて07:40に舫いて港を出る。暫くは機帆走したが直ぐ後ろからの北東の良い風が吹き出しセーリングに移る。予報では北東20ノットの風だったがそれ以上の良い風が吹き最高10.7ノットを記録する。平均7ノットの気持ち良いセーリングを楽しむ。
ガルッチャのマリーナのポンツーンは入り組んでいて分かりづらい。VHFの案内も良く分からなかったがマリネロ(スタッフ)がポンツーンに立って指示してくれたので助かった。
16:00に舫う。出港、入港の時間を除くと平均7ノットだった。
夕暮れには昨年シチリア島のマルセラで仕入れたマルセラワインでハモンイベリコを頂く。辻さんはシェリー酒がお好きだったので同じ酒精強化ワインのマルセラワインを気に入ってくれた。
夕食は葱が手に入ったので例のマグロのトロを葱鮪鍋にして頂く。トロの脂が良い出汁を作り葱の味を引き立てた。最後はお蕎麦で締めた。
(ID# 1269) |
2019/7/21 (日) Cartagena 晴れ 北東 強風
市内観光のホップオンバスで観光することにする。10時マリーナの近くにあるバス停から乗る。約1時間で市内を廻るが見るべきものはマリーナ近くの場所にあるので途中で降りることなく市内を一周して出発点で降りる。降りた後ローマ時代の遺跡を集めたミュージアムに寄りそのままローマ劇場の遺跡を見る。七千人収容したという劇場だったが見た目はこじんまりとしてた。
辻さんが三大酒精強化ワインの一つであるスペインのシェリー酒を飲みたいという事で探す。
艇に戻る途中で辻さんの奥様の雅代さんがスイートを食べたいとの事でパンと一緒に買う。
お昼は艇で先日のマグロの刺身にご飯とみそ汁で頂く。
シェスタの後辻夫妻は中世の城に登って来た。私は明日からの航海について調べる。なかなか風との釣り合いがあって一筋縄でいかない。
マリーナのスタッフに相談して風との関係を含めて明日の行くマリーナを決める。
辻夫妻、悦子の帰国日が決まっているのでそれに合わせるべき努力をする。
但しこの歳で無理は禁物なのであれこれ迷う。但し安全第一が基本だ。
夕暮れはマッシュルームのアヒジョと昨晩の残りのアクアパッツァで今日仕入れたシェリー酒で楽しいで、夕食はラムチョップを頂く。リオハの赤で頂くが小ぶりの美味しいラムだった。
(ID# 1268) |
2019/7/20 (土) Cartagena 晴れ 北東 強風
生憎と土曜、日曜日と風が強いので風待ちで月曜までここに滞在することにした。
生鮮市場が午前中空いているので朝食後先ずそこに行く。マグロのトロと赤身が美味しそうに並んでいたので買う。又生きの良さそうなカサゴがあったのでアクアパッツァ用にそして肉はラムチョップ用に買った。その他、ボッタルガ(カラスミ)とカツオの燻製を買う。生鮮食料なので直ぐ艇に戻りお昼は早速マグロの刺身を白いご飯で頂く。赤身、トロも美味しくこれからも楽しみだ。ビールが効いて何時ものシェアスタに入る。
日差しが弱くなる夕方5時頃から市内観光を計画していたが6時でホップオンバスが終了との事で明日にした。
辻夫妻は近くの博物館に出かけた。
夕暮れカラスミとカツオの燻製でビールを飲む。カラスミは味が濃く大当たりだったがカツオの燻製は塩が強く調理用に使うことにした。
夕食はトロと赤身の刺身を辻さんがお土産に持ってきてくれた日本酒で頂く。刺身は鮮度も良く上出来な味で日本酒が良く合った。
マグロの切り落としで角煮を作ってくれたがこれが美味しいおつまみになった。
(ID# 1267) |
2019/7/19 (金) Torrevieja~Cartagena 40NM 快晴 順風
今日の風の予報は午後2時過ぎより東の風が20ノット以上の強くなるとの事だったので、早めに朝食を取り07:20に舫いを解く。港を出て1時間もすると後ろからの良い風が吹き出し帆走に移る。うねりの影響でローリングが多少ある。生憎と真追ってだったので少しコースをずらして斜め後ろから風を受けるようにクオーターにして安定させ且つより早い速度で帆走する。
11時になると風が北から北東に変わり20ノット程度吹き7ノット前後の速度で快調に走る。途中大々的なフィッシュファームが2か所程あった。沿岸の夜間帆走の時は注意が必要だ。予報ではまだ強くなるのでメインを縮帆するがスピードはさほど変わらなかった。途中岬をかわすが5艇程のヨットが見えた。
14:20にカルタヘナ“Marina Yacht Port Cartagena”に舫う。ここは2011年に寄った処だ。
オッフィスで事務手続きをした後、辻夫妻、悦子が観光案内を調べに町に出る。私はデッキ掃除とペーパーワークをする。
カルタヘナは紀元前8世紀に既にフェニキア人が現われていた。そして紀元前227年に、カルタゴの植民地になりカルタゴのヨーロッパ進出の拠点になる。又ハンニバル戦争(第2次ポエニ戦争)の時ハンニバルはここから歩兵5万、騎兵9千、象37頭を引き連れピレネー山脈、アルプス越えをしてイタリアに進出した記念すべき地である。
カルタゴがローマに屈した後初代ローマ皇帝アウグストスによりローマの支配下に入る。
当時の歴史的建造物や博物館があり見応えがある。明日皆さんと観光することにする。
夕食はウオターフロントのレストランに行くが観光客相手の様で大した料理で無かった。
艇に戻りブランデーを楽しんでから寝につく。
(ID# 1266) |
2019/7/18 (木) Alicante~Torrevieja 26NM 快晴 微風
朝食後08:30に舫いを解く。今日まで風が微風だ。全行程機走になる。若干のうねりが入る。先日ここのさんとピクニックセーリングに行ったIlla de Tabarcaの島と本島との間を通る。今日も多数の船がアンカーリングしていた。
途中2011年に繋留したトレビエハのマリーナ“Marina Internationalに繋留の予約を電話でしたがいっぱいとの事で断られる。同じ港内にある別のマリーナ“Marina Salinas”に連絡したところ予約が取れた。このマリーナは2011年にはなくてその後出来たマリーナで施設は良いが街から遠い場所でちょっと不便なところだ。
VHFでポンツーンの場所の指示をもらい13:25に舫う。ここは今までと同じ方式で槍付けになる。
アリカンテの係留料は101€だったがここは59€と安くなる。
早速お昼に船上で胡瓜の浅漬け、トロネギのアヒージヨ、大豆そして冷ソーメンをビールで頂く。美味しく完食する。
何時もの食後のシェスタをする。コックピットでの日陰での昼寝は風の通りも良く心地よいが船内は風が吹き込まなく扇風機をかけていた。
夕方海岸に出るが浜辺は沢山海水浴客で大賑わいであった。
夕食は昨日生鮮市場で仕入れたヒレステーキだ。前回とっても美味しかったので楽しみだ。
先ずはハモンイベリコとアボカド、新ジャガイモの塩茹でを白ワインで頂く。このイベリコは肉屋のおやじさんが一枚一枚削いでくれたものでかなりグレードの高いイベリコで格別の味だった。
野菜サラダと焼きめしをサイドにニンニクソースで焼いたヒレステーキは赤ワインで頂く。ヒレは柔らかく焼き方も上手に上がり絶品であった。
食道楽の辻さんも満足していた。
(ID# 1265) |
2019/7/17 (水) Alicante (Barcelona ~Alicante)
早朝便でアリカンテに到着。今日は葉山の友人夫婦が来る。悦子が準備しておいてくれた。ここのさんは昨日マドリッドの友人に会うために16日に下船していた。
予定通り辻夫妻がマリーナに11時過ぎに到着する。
少し休んだ後市内に出かける。ここは大きな生鮮市場があるので其処で当面の食材を買う。顔なじみになった肉屋で先日買って美味しかったヒレ肉を買う。亭主がハモンイベリコをカットしてくれ我々に振る舞ってくれる。そしてワインもサービスしてくれお店の前で30分以上楽しんだ。勿論ハモンイベリコも買う。
亭主も粋で感じ良かったが、女性の店員さんが麗しい方で私だけでなく皆さん気に入った。
市場で野菜、果物等を仕入れた後バルでパンチョスの昼食をビールで食べる。
ワインも6本ほど買ったのでタクシーで帰る。艇でシェスタをする。
夕食はカリアリの友人Paoloのお薦めのレストラン“La Darsena”に行く。マリーナに近接なので助かる。ビールを頼んだらお通しが来たが肝和えのような美味しいお通しだった。
野菜サラダ、カラマリのガーリックソテー、ヒメジのから揚げ、イカスミのパエリヤを注文する。 ワインはアリカンテ産の白を頼む。
基本的に味付けはスペイン風で同じだがきめ細かい味付けでPaoloのお薦めにふさわしく美味しく食べた。
今日はほぼ満月だ。艇への帰りに満月が海から浮かんできて綺麗だった。
私は二日間まともに夜寝ていなかったのでベッドに入り深い眠りについた。
(ID# 1264) |
2019/7/16 (火) Alicante (Manchester~Vienna~Barcelona)
今回の目的はビサの関係なので今朝6時の便でウイーンに飛ぶ。オーストリアと日本とは二国間協定6か月間ビサ無しで滞在できるのでオーストリアでの入国が必要だった。
ウイーンからバルセロナ経由でアリカンテに帰る予定だったのでバルセロナ行きのゲートで待っていたがPCでの調べごとに夢中になっていて乗り遅れてしまった。
次の便は夜の21:30だったので新たに切符を買い直して待つ。
そしてリスボンからアリカンテの便は早朝6:40だったのでバルセロナ空港で夜中を過ごす。
(ID# 1263) |
2019/7/15 (月) Alicante (Manchester)
マンチェスターでは市内観光をする。興味のあった産業革命の発祥地だったのでMuseum of Science and Industryを最初に尋ねる。1830年にリバプールとマンチェスターの間に蒸気機関車の鉄道線が新たな時代の先鋒として開設された。
産業革命の先駆者の自負として出来たCity Hallにも寄る。自負にふさわしい立派な建物だった。
夕食は英国に来たので定番のフィシュ&チップスで済ます。
(ID# 1262) |
2019/7/14 (日) Alicante (Manchester旅行) 快晴
今日から二泊三日でマンチェスターに行く。留守は悦子と来客中のここのさんだ。ここのさんは旅慣れてしっかりしている方なので安心して出かけることが出来る。
LLCのRyanairで実に98€で行ける。
マンチェスターは産業改革の発祥地なので興味があった。地中海スペインと気温差や風土の違いが大きかった。
(ID# 1261) |
2019/7/13 (土) Alicante (Illa de Tabarca ピクニックセーリング) 晴れ 微風から順風
河本ここのさんが9日にCAVOK5に乗船したが、11日は柳澤さんがコモ湖へそして12日に田村、上田さんが同じくA級国際レースの為同じくコモ湖に出発したためセーリングが出来なかった。
そして明日から私がビサの関係で英国に2泊3日で出国する関係で河本さんのセーリングチャンスが無くなるのでここから10NM南にある小島Illa de Tabarcaにデイセーリングをしてアンカーリングして楽しむことにする。
土曜日なので行き交う艇も大変多い。又レースがあって30艇程の集団が沖に向かってセーリングしていた。
この島は昔海賊の拠点があったそうで中世には要塞になりその後監獄にもなった。
現在はリゾートアイランドで島の両サイドは丁度良いアンカーレッジになっている。
既に50隻以上の大小の艇がアンカーリングしていた。風も無くお昼だけのアンカーリングなので気安くアンカーを打って早速泳ぐ。お昼はビールで素麵を頂く。大変な賑わいのアンカーレッジだ。
帰りは横からの良い風を受けてセーリングを楽しんで18時過ぎにマリーナに戻る。
夕食はハモンイベリコ、サラミ、チーズとビーンズ入り野菜サラダそして昨日買ったヒレステーキを各自200g頂く。ここのところヒレ肉が大当たりで柔らかく脂気も少なくとっても美味しい。リオハの赤を2本空ける。
(ID# 1260) |
2019/7/12 (金) Alicante 快晴
今日は田村、上田が柳澤を追っかけてコモ湖に行く日だ。レンタカーをかりていたので空港まで送る。
ヨット部同期の田村と約50年振り合宿みたい生活が出来てとっても楽しむ事が出来た。田村も三井倉庫の社長、会長を歴任した後だったのでのんびり楽しめたと思う。
その後我々は中央市場に買い物に行く。野菜も魚も肉も美味しそうだ。今晩は魚を食べたかったのでサーモンを買う。肉屋ではヒレステーキ用の肉を600グラム3人分買う。肉屋の亭主が粋な人でハモンイベリコを削いでワイン付きでご馳走してくれる。美味しかったのでこれまた買う。
夕食前にここのさんとマリーナの隣にある水浴場で泳いで汗を流す。大きな海水浴場で大変な賑わいだった。
夕食はサーモンのグリルを中心に頂く。いつも幸せな夕食だ。
(ID# 1259) |
2019/7/11 (木) Alicante 快晴
コーヒーとパンで朝食を済ませた後柳澤は7:30にタクシーを呼んで空港に向かう。彼はこれからミラノに飛んでイタリアのコモ湖で開催される12フィター(A級)大会に三田A級チームで参加する予定だ。彼はサンチャゴ巡礼を終えた後CAVOK5に乗艇したが疲れも見せず楽しんでくれた。そして今回CAVOK5に部屋数以上の来客があったので部屋数が足りなかったが寝袋で、コックピットで星空を見ながら休んでくれた。
午後我々はレンタカーを借りて世界遺産であるカルタゴ時代に起源をもつヤシ園に行く。約10万のヤシが群生している。その後山中にある小さな村の修道院を訪ねて21時過ぎに艇に戻る。
夕食はマリーナに隣接しているレストランで各種タパスを頼んでイカスミパエリヤで締める。
(ID# 1258) |
2019/7/10 (水) Alicante 快晴
昨晩夕食中にちょっと寒さを感じていたが夜中に悪寒を感じて目を覚ます。
朝起きて熱を測ると37.8度あった。薬を飲んで一日寝ることにする。皆さんには市内観光をしてもらう事にした。サンタ・バルバラ城や闘牛場等々を観光したそうだ。
残念ながら闘牛は開催していなかったが闘牛場の中の見学が出来たそうだった。
薬を飲んで一日中汗をかきながら寝ていた効果もあり夕方には熱は下がった。
チーズとハモンセラーの盛り合わせ、エビのアヒージヨ、セピアのガーリックソテー、野菜サラダを頂く。
私は未だ37度程度熱があったので早々にベッドに入った。
(ID# 1257) |
2019/7/9 (火) Denia~Alicante 52NM 晴れ 微風
朝水道と電気の清算をしてから08:10に舫いを解く。マリーナによっては電気、水道込みでの繋留料になる。通常電気、水道込みが多い。
午前中は後ろからの弱い風を受けながら機帆走する。コスタ・ブランカの海岸線の白い岩壁やサラセンの見張り台、そして大きな建物が立ち並ぶ都市を見ながらのセーリングになる。
お昼に冷や麦をビールで頂く。
午後になって風が南に変わりクローズホールドになるが良い風になりエンジンを切り帆走に移る。帆走は気持ち良い。
18:30にアリカンテのマリーナ入り口にあるレセプション前のガススタンドに着けて入港手続きをする。ここは9日間いる予定だ。一泊101€と高い。
指定されたポンツーンに移動するが、ここのマリーナは今までマリーナと違い浮き桟橋になっている。干満の差が段々大きくなってきているので浮き桟橋になっていると思う。
ここアリカンテで河本ここのさんが乗船する。彼女は地元逗子での友人でニースでの友人の結婚式の後に来る。とっても明るく前向きに考えている方で“今回定員オーバーになりますよ”と伝えたのですがどこでも寝れますからという事で来た。
彼女も慶応だが直ぐ仲間たちと親しくなった。
夕食を外食にすることにして観光がてら町に出る。海岸線の前は立派な観光用のレストランが立ち並んでいる。我々はちょっと裏の引っ込んだ場所にあるレストランで野菜サラダとタパスを各種頼んで仕上げはイカスミのパエリヤをこの地方の白ワインで食べた。
(ID# 1256) |
2019/7/8 (月) Denia 曇り,雨,晴れ
今日は15NM先のMorairaに行く予定だったが天候が不安だったので取りやめた。案の定暫くして雲行きが悪くなり突風と共に驟雨が降る。出港して無くて正解であった。
お昼はマリーナ内のレストランで野菜サラダ、ハンバーガー、ピザをそれぞれ註文してロゼワインで食べる。
ここから綺麗に見える山の中腹迄のハイキングも考えていたが時折の雨の為取りやめる。この辺りからコスタ・ブランカと云う。海岸線から垂直に切り立った岩壁が白く輝きそれからこの名がついた様だ。
夕食用に私は全粒粉のパンを焼く。皆さんは買い物に行く。ジェネカーを揚げていたときに右舷灯を壊してしまったので街大きな船具屋を探して幸運にも同じ舷灯を見つける。
しばらくぶりにゆっくり艇で過ごすことが出来た。
夕食は野菜サラダ大盛、インゲン、ポークのガーリックソテーをリオハの赤で頂く。
全粒粉のパンもそれなりに焼けていて良かった。
夕食が終わるのは大体22時過ぎ食後のグラッパを楽しんで就寝が24時前というのが最近のパターンになっている。
(ID# 1255) |
2019/7/7 (日) Valencia~Denia 42NM Cloudy/Clear 微風
朝珍しく曇っている。朝食の準備をしてから07:20に舫いを解く。出入り口のカードキーを返さなくてはならないのでVHFでスタッフを呼ぶとテンダーで取りに来てくれた。
港を出てから静かな海面でパンとバター、ジャム、プチトマトとブロッコリン、ピーチとオレンジといつもの朝食を頂く。
ほぼ無風の中機走する。
お昼に冷や麦をビールで頂いた後斜め向かいから風が吹き出し機帆走にしたがこの風も続かない。
デニアのマリーナに入る1時間ぐらい前から15ノット以上の斜め向かいの風が吹き出し海面に白波が見え始めた。
大きなデニアの港には2つのマリーナがあり、2011年に泊めたMarina de Deniaのポンツーンに着ける。外の風が強くなってもマリーナ内は静かだ。
15:30に舫う。
ここは景観が美しく町の外れがそそり立つ山の麓になっていて、そこから一気に岩山が高く聳えている。
マリーナも大きくレストラン、チャンドラー、チャーターボート会社、ヨット販売会社と並んでいる。
シーズンも始まったせいかレストランも流行っていた。
夕食はバレンシアのリアドロでパエリャが美味しいと教えて貰った“Casa Federico”にタクシーで行く。
前菜にガスパッチョ、サラダ、カラマリリング、クロケット、ハモンイベリコ、カラスミのパエリャを註文する。そして隣のテーブルの魚介類の盛り合わせが美味しそうだったのでそれも頼む。もう一品パエリヤを註文していたがウエイターが多すぎると忠告してくれたので取りやめた。
ワインは白のバレンシアのシャルドネにした。
今日はヨット部後輩の柳澤、上田の奢りで大御馳走になった。スペインに来ても食事が美味しいが今日も全てが美味しい、特にカラスミのパエリヤはご飯にしっかりと味が浸み込んで美味しかった。
すっかり後輩にご馳走になった。
(ID# 1254) |
2019/7/6 (土) Valencia 快晴
洗濯をコインランドリーでした後市内観光をする。バレンシアはマドリッド、バルセロナに次いでスペイン3番目に大きな都市だ。地下鉄を使って中心街まで行く。其処からは、近くに名所旧跡があるので歩く。最初カテドラルに行く。モスクがあった場所にイスラム教徒からバレンシアを奪還したアラゴン王が教会として建築 ロマネスク、バロック様式が混在しているカテドラルだ。ここも荘厳な立派なカテドラルだった。イエスキリストが最後の晩餐で使ったと云われる聖杯が安置されていた。次の国立陶芸博物館に行く途中でリアドロの直営店を覗く。
バレンシアはリアドロの生誕地でリアドロの本社が置かれている。柳澤は会社のマスコットのブルの陶器を、上田は小学校以来欲しかったという花のブランコに乗っている少女の陶器を買う。それぞれ2000€以上の価格がした。陶器はシッピングしてくれる。私は孫娘に可愛らしい少女の陶器を買うがこれは240€だった。ここで今回の皆さんの楽しみでもあるフラメンコが見られるレストランを紹介して貰い予約を頼んだ。陶芸博物館は元ドス・アグアス侯爵の大邸宅を使ってバレンシアの三大陶器バテルナ、マニセス、アルゴラを始めスペイン全土から集められた陶器が飾られていた。残念ながら日本の陶器は見つけることが出来なかった。次に世界遺産に登録されているラ・ロンハに行く。ここはイスラムの王宮後に15世紀末商品取引場として建てられたゴッシク様式の建物だ。らせん状形式の柱や透かし彫り飾られた窓が美しい。
近くにある中央市場を覗いて帰りに買い物をすることにして、お昼を食べることにするがタパスを食べる様な所が何処もいっぱいで席が無く散々探してランチにありつく。 昼食後中央市場を覗くと土曜日のせいか閉まっていた。新鮮な食材が沢山あったのに残念だった。地下鉄で艇に戻ると丁度積雲系の雲が流れて来てパラパラ雨を降らす。雨の降る直前に戻ったので洗濯物が取り込めて助かった。此方の雨は土を含んでいて汚れる。
21時に予約を入れておいたフラメンコ・レストラン“La Buleria Tabiao Flamenco”にタクシーで行く。席は満席で店の雰囲気も良くコースメニューが3コースあり55€のコースを頼むがハモンイベリコに始まり、バレンシア風サラダ、メインはテンダーロインステーキの赤ワイン煮、ワインはリオハの赤そしてデザートがアイスクリームとタルトタタンだった。コーヒーを飲み始めた頃ギターと共に歌が始まり、二人の女性の踊り子が床を靴で激しく打ち鳴らしながら体全体を曲線的かつ歯切れの良いテンポで踊る。魅了される。次に男性一人で直線的で激しい足の動きで踊る。見事だ。女性、男性ともかなりランクの高い踊り手の様に感じた。
美味しい食事と心地よくフラメンコを楽しんでタクシーで帰る。
(ID# 1253) |
2019/7/5 (金) Benicarlo~Valencia 66NM 快晴 微風~南15ノット
今日は66NM の長丁場なので朝コーヒーだけを沸かして06:50に出港する。
出港後穏やかな海でいつものメニューの朝食を頂く。隣に舫っていた艇も同じバレンシアに向かうという事で同時に出港した。
このレグはCostas del Azahar(紺碧海岸)沖を走る。結構大きな町があちこちにある。
10時のおやつ代わりのビールも美味しい。
お昼に稲庭うどんとトルティージャを白ワインで頂く。14時頃から南東の10~15ノットの良い風が吹き出し一気にジェネカーを揚げる。6ノット以上キープしての快走だ。丁度白波が出る寸前の絶好の風だ。後半は8ノット迄スピードが上がり十分帆走が楽しめた。青空の下、静かな海面を滑るように走るヨットの上は極楽だ。
18:10にマリーナに入りガススタンドに舫う。
ガススタンドの脇にマリーナオッフィスがありここで丁度入港手続きが出来た。
軽油は63Lで80€だった。繋留料はシーズンにも拘わらず安く一日33€だった。
結構大きな港の中に大きなマリーナがいくつかある。マリーナの外に出るとウオターフロントでかなりの賑わいだった。
米どころでもあるバレンシアはパエリャ発祥の地なので夕食に本格的パエリャを食べることにした。
バレンシア観光の本でお薦めの地元っ子の人気というレストラン“ラコ・デル・トゥリャ”(Reco del Turio)にタクシーで行く。ここには大型タクシーがあり5人ゆうに乗れた。
このレストランは大当たりで店の雰囲気、女性店員のきびきびした態度、注文の取り方等々食べる前に皆さんすっかり気に入った。
今日は同期の田村がどうしてもご馳走したいという事で遠慮なく皆さんご馳走になることにした。同期なので遠慮はしない。
スターターに100%ハモンイベリコ、バレンシア風サラダ、エビのカルパッチョ、エビのアヒージヨに、ワインは少し辛口のバレンシア産白を註文する。
ハモンイベリコは目の前でカットしたものでこれぞイベリコという素晴らしい味だった。 エビのカルパッチョは新鮮なエビでとろけるようで甘く美味しかった。
メインにバレンシア風シーフードパエリャとブルーロブスターのパエリャを食べる。
パエリャ鍋に十二分味が浸み込んだパエリャは今までで一番おいしかったパエリャだった。
註文したときウエイターがグッドチョイスとサインをくれた。そして隣にいたスペイン人のお客さんも席を立つ際、良い選び方だと褒めてくれた。
デザートを其々食べて、来た時のタクシーを呼んでマリーナに戻る。24時になって居た。
バレンシアでの食事を十二分に楽しんだ夜だった。
(ID# 1252) |
2019/7/4 (木) Port Sant Jordi ~Benicarlo 44NM 快晴 微風
もっと長居したい場所だったが先があるので一泊で出港することにした。来年戻る時には是非寄りたい。
9:40に舫いを解き44NM先のBenicarloを目指す。海面は静かだが風が弱い。クローズドリーチで機帆走する。全行程機帆走になった。お昼にチャーハンを頂く。ビールと共にとても美味しかった。
Benicarloに着いてVHFで呼ぶが相手はスペイン語しか話せない。中々理解出来ないでいるとポンツーンに彼が立っていたのでその指示に従って16:40に舫う。とても親切な彼だがまったく英語を話さず意思疎通が難しかったが概略は理解した。
ここは漁港の中のマリーナという感じで比較的こじんまりして良い。繋留料もこの辺りでは安く一泊55€だった。
早速マリーナ内にあるバルに行きビールで乾杯する。
4人に買い物に行ってもらい、私は明日の準備をする。
バレンシアに行く予定だが予定のマリーナと電話が通じない。一応メールで予約を入れておく。
夕食はたっぷりの野菜サラダ、黒酢と醤油で煮たラムとラムレッグのグリルを赤ワインで頂く。黒酢煮のラムはとっても良い味付けで美味しかった。
柳澤は今日もコックピットで寝袋に包まって休む。
(ID# 1251) |
2019/7/3 (水) Tarragona~Port Sant Jordi 23NM 快晴 順風
昨日隣艇のスペイン人に静かで良いマリーナで近くに魚の美味しいレストランがあると教えてくれたPort Sant Jordiに向け09:40に舫いを解く。マリーナの出入り口のキーカードを借りるのに40€デポジットを預けてあるのでオフィッスの9時オープンと同時にデポジットを返却してもらってからの出港だった。
快晴の静かな海で1時間程機走しているうちに南からブリーズが吹き出しセーリングに移る。クローズドリーチイングで4ノット程度の速度だが湖水のような海面を滑るように帆走する。
コックピットで音楽を流しながら最高のクッションの海の上に艇を滑らせ陸では味わえない心地良さを味わう。
お昼はソーメンを海草サラダとサバ缶とオニオンのサラダで頂く。海の上のソーメンとビールはご馳走だ。
風も落ちず気持ち良いセーリングをマリーナに入る手前まで続けられた。
Port Sant Jordiの桟橋に14:40舫う。繋留艇も少なく、周りはマツ林と邸宅で静かで気に入った。
早速マリーナから少し歩いたところにあるこじんまりした砂浜の綺麗な海水浴場で皆さん泳ぐ。海水も暖かくなり夏を感じる。
夕食は魚が美味しいと教えてもらったレストランに20時に予約しておいて行く。
20時は未だ夕食には昼間の様に明るい。
前菜に野菜サラダ、シーザーサラダ、ムール貝、イカリング、ミートのクロケット等色々頼んだ後メインはスズキのグリル、サーモンのグリルとタコのグリルを白ワインとロゼワインで食べる。
評判のレストランだけあって素材が新鮮で上手に味付けしてあり美味しく食べた。
いつの間にか空は星空になっていた。
すっかりこのマリーナの環境が気に入った。又寄りたい場所だ。
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2019/7/2 (火) Tarragona 快晴
今日は一日乗り降り自由の市内観光用のトロッコバスに乗って市内観光をする。
タラゴナはローマ時代イベリア半島支配の拠点として栄えた街だそうで、紀元前218年にローマ人によって築かれ、繁栄は約600年続いた。ラス・ファレラス水道やローマ円形競技場跡があり世界遺産にも登録されている。
最初旧市街にあるカテドラルに行く。カタルーニャの中でも大きなカテドラルの一つでローマ時代にはジュピター神殿があり、イスラム支配の時代にはモスクが建てられていたという。
12世紀のロマネスク期に建造し始め、15世紀のゴシック期に完成した。大きさ、豪華さには驚かされる。
続いてタラゴナ考古学博物館を見学して、お昼にタパスを食べる。
その後海沿いにあるローマ円形競技場を岡の上から覗く。
大きな市場を探してこれからの食料を調達して帰るが19時過ぎになっていた。
隣のモーターボートのスペイン人がCAVOK5の艇名を見てオーナーはパイロットかと尋ねてきた。訪ねてきた彼はヘリコプターのパイロットで軽飛行機も操縦しているそうだ。CAVOKの語源は“Ceiling And Visibility is OK”から来ている。この言葉は万国共通の気象航空用語で雲高、視程とも良好の意味になる。いわゆる天気良好という事だ。結構パイロット経験者がCAVOK5の船名を見て声を掛けてくれる。
これからDenia迄は今まで通ったことが無いので彼に情報をもらった。彼の好きなマリーナを教えて貰い明日はそこに行くことにした。スペイン特産のソーセージを頂いた。お返しのフリーズドライのみそ汁を届けた。
夕食は野菜サラダとヒレステーキをリオハの赤ワインで頂く。ステーキは柔らかくて美味しかった。
食後柳澤さんのお土産のスコッチウイスキーをグラッパ代わりに飲んでやすむ。
寝たときは24時を回っていた。
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2019/7/1 (月) Barcelona ~Tarragona 50NM 晴れ 東南東10~20ノット
早めの朝食を頂いてから07:40に舫いを解く。
朝靄で風も無い。バルセロナ沖の貨物船が何隻もアンカーリングしている中を機走で2時間程走った後追い風の14,5ノットの風が吹き出したのでメインセールと一気にジェネカーを揚げる。波もない静かな海面を艇速6ノット以上キープして気持ち良いセーリングを5時間楽しめた。
ヨット部OBメンバーに相応しいセーリングが初日から快調に始まった。
お昼はスパゲッティポモドーロを頂く。セーリング中の食事は同じ味でも一ランク上になり美味しい。
5時間程気持ち良いセーリングした後タラゴナのマリーナに到着するが入港するヨットが多く順番待ちなり暫く外で待つ。
暫くしてから入港するよう指示があり17:20に舫いを取る。
ここも結構大きなマリーナでオフィッス迄結構遠い。
手続きを終わってからマリーナに面しているバルに行きビールで喉を潤おす。
夕食はイベリコハム、サラダにアジのオリーブ焼き、そしてメインに昨晩予定のラムチョップを頂く。ラムチョップと赤ワインは合う。
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2019/6/30 (日) Barcelona 快晴
珍しく朝起きると朝霧になっている。朝食をコックピットで食べていると日本人の方が声を掛けてくる。バルセロナに40年滞在している西山実さんという方だった。艇でコーヒーを飲みながらお話を聞くと日本では小田原に住んでいらして40年前にバルセロナに旅行した際、気に入って住みついたとの事だった。日本食のレストランを12,3年前までやっていたそうだが今は息子さんに任しているそうだ。
釣りが好きでこのマリーナにモーターボートの漁船を持っていて今日も釣りに行くとの事だった。帰りに釣果を持ってきてくれるとの事になった。70歳との事だがとっても元気そうだった。
お昼前に田村、上田、悦子はサグラダファミリアの観光に出かける。私は艇に残り書類の整理をしながら今日到着予定のヨット部後輩の柳澤一嘉の到着を待つ。
サグラダファミリアに観光に行った3人が帰ってから、冷ソーメンを作ってくれ頂く。
丁度昼食中にサンチャゴ・コンポステラ巡礼を果たした柳澤が日に焼けた元気な姿でタクシーから降りてくる。
280KMを16日間毎日歩き通してサンチャゴ・コンポステラに到着後、予定通り今日サンチャゴからバルセロナに着いた柳澤の巡礼の道の完遂を祝う。
祝っている最中に西山さんが釣果を届けてくれた。アジを20尾近く頂く。
悦子が7,8尾を開いて一夜干しにして残りはタタキとなめろになって夕食のご馳走になる。
夕方マリーナの隣にある海水浴場に行き泳いだ後そのままシャワーを浴びて艇に戻る。
夕食はラムチョップ予定だったがアジを頂いたのでアジのたたきとなめろとサラダとイベリコハムとメロンを頂いた。
今晩は柳澤の巡礼のお話で盛り上がった。
来客用の二つの部屋が塞がってしまったので柳澤はコックピットで寝た。大きなチョコレート会社の経営者と云えどもヨット部の先輩、後輩には抗う事は出来ない。
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2019/6/29 (土) Barcelona 快晴 微風
今日は10時にバルセロナ空港に田村和男、上田佐和子が到着する日だ。
12時過ぎにタクシーでCAVOK5の係留している場所に到着する。二人とも長旅にも拘わらずとっても元気で車から降りてきた。
荷物を片付けた後早速コックピットで簡単なウエルカムパーティを始める。
予定ではバルでお昼食べることにしていたがウエルカムパーティでお腹が膨れたのでキャンセルした。
食休みの後歩いてピカソ美術館に行く。スペインはダリ、ピカソ等の芸術家を生んでいる国だがその風土に生まれる要素があるような気もする。
幸い長い事は並ばず入館出来た。
その後昨日行ったブケリア市場に行きイベリコハム、ラム、ビーフを始め当面の買い物をしてからタクシーで帰る。
3人でシャワーを浴びに行きさっぱりした後、ウエルカムデイナーを始める。
イベリコハムとメロンをアピタイザーにしてカバのスパークリングワインで乾杯する。
大盛サラダに大豆、赤米料理、メインは鶏肉とオニオンのグリル、そして鮭のグリルを頂く。田村、上田も疲れを見せず食事を楽しんでくれた。
ゆっくり皆さん休みついた。
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2019/6/28 (金) Barcelona 快晴 微風
完全に夏になった。例年はもっと早く来るはずだが、地球環境の変化の影響か地中海も昨今は例年通りと行かないようだ。
Lisaが帰国して明日からヨット部同期の田村和男と後輩の上田佐和子が来艇するので受け入れ準備をする。
結構これが忙しい。シーツ、タオル類の洗濯、布団干し、部屋の掃除、デッキの洗浄そして買い物と続く。
買い物はマリーナから4km程離れたブケリア中央市場に自転車で行く。大きな市場で肉、魚、野菜、果物何でも売っている。特にハモンセラーノのお店は規模が大きく種類が多くいかにもスペインの肉屋という感じだ。
今日の一番の目的は脂ののったリッチな鮭を見つけることだったがそれを見つけることが出来た。
艇の上では色々細々したものが欲しくなるがそれを置いてある店を見つけるのが難しい。その点チャイニーズショップがあると細々したものがすべてそろっているので助かるがここでは見つけることはできなかった。
18時過ぎに何とか一連の作業も終わり寸暇を惜しんで泳ぎに行く。マリーナの直ぐ脇が海水浴場になっている。
この夕方の時間でも日射は強く砂浜はまだまだいっぱいの海水浴客がいる。
水温も暑くなり長く泳いでいてもそれほど冷えなくなってきた。
夕食は大豆、赤米をそれぞれサルデーニャ島のRahelに教わったエチオピア調理方法で料理する。 悦子は結構おいしいと思った料理を見よう見まねで取り入れる。
それにサラダ、鮭のグリルを頂いた。期待通り美味しい鮭だった。
(ID# 1245) |
2019/6/27 (木) Barcelona 快晴 微風
午前中10時に頼んだエンジン整備のメカが来る。定期点検の整備をお願いしていた。ヤンマーの看板の店のメカだったがエンジンオイルをクラッチオイルに使ったのでヤンマー純正のクラッチオイルに交換させた。燃料フィルター、オイルフィルター、冷却水を交換、Vベルトを締める。
お昼過ぎまでかかったのでLisaと悦子は外食してもらった。私は野菜を味噌で丸かじり、豆腐と納豆で済ます。コレストロール値を下げるにはよい食事だ。
部品代入れて整備に300€払う。
今日の夕方の便でLisaは帰国するので16時にタクシーを頼み空港に向かった。
彼女のお陰で良いレストランに行けて美味しいものを食べられた。又スペインでは英語全く通じないことが多々あったのでスペイン語も出来るLisaのお陰で助かった。
大きなマリーナなので外に出るまで大分遠い。自転車でスーパーマーケットを探して当面の食材を買って帰る。周辺がビーチになって居るが夏の江ノ島の海水浴場並みの混み方になっていた。
ミネラルウォーターを買うついでにスイカを買って帰って食べたが甘くてとっても美味しかった。
日中は灼熱の暑さなので夕方のビールが何とも言えず美味しい。
久しぶりに夕食は玄米ご飯を炊いて味噌汁佃煮、イワシの缶詰めの簡単日本食を頂く。
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2019/6/26 (水) Palamos~Barcelona 51NM Clear 東15ノット
07:30に舫いを解く。予報では追手の東の良い風が吹くとの事でセーリングが楽しみだ。2時間位して予報通りの東の15ノット前後の風が吹き出しランニングを楽しむ。コースによって真追ってになる、その時は観音開きにする。それでもスピードは6ノット以上キープする。日中の日差しが強いが日よけのビニトップの下にいると半袖で少し寒いぐらいで心地よい。
お昼は狐うどんを頂く。Lisaも久しぶりのうどんで大喜びだった。
当初バルセロナ近郊のBadalonaのマリーナを予定していたがパロモスのマリーナの女性スタッフに“何故何もないBadalonaに行くの”と云われて急遽Port Olimpicに変更して予約を入れておいた。
約5時間気持ち良い走りが出来たが、その後風が落ちて波だけ残ったので機走にした。この辺りになるとセーリングしているヨットが多くなる。16:30に舫う。
このマリーナは2011年に繋留して一時帰国したところで懐かしい。
又1992年のバルセロナオリンピックの時のセーリングボートの会場として造られた。
今年江の島が東京オリンピックの会場になるがマリーナの規模の大きさが違う。
大きさ、施設とも充実しているので江の島の会場が大丈夫か心配になる。
水分が自然放出しているせいかトイレの回数が極端に減る。到着後の冷えたビールが美味しい。
隣の艇の小さなお嬢さん二人いる家族が寿司をテイクアウトしてきたというのでドライフリーズみそ汁をプレゼントする。とっても感じの良いスイス人の家族だった。
夕食はアピタイザーを艇で楽しんでから外食予定していたが、トマトにオニオンのサラダ、チーズ、サラミ、ハモンセラーノの盛り合わせ、野菜サラダをピレネーのレストランで購入したシェリー酒で楽しいでいるうちにお腹がいっぱいになり外食取りやめにした。
(ID# 1242) |
2019/6/25 (火) Cala de Port Lligat~Aiguafreda~Aiguablava~Palamos 31NM 晴れ 微風
朝食後21NM先の錨泊地Aiguafredaを目指す。今日も追手の微風でセーリングにならない。小さなうねりが残り、艇が揺れる。
Aiguablavaの入り江に入るがアンカーを打つ場所は無く、すべてブイ舫いになっている。ヨットは2艇だけで後はモーターボートだった。この辺はヨットより小型モーターボートが殆どマリーナや泊地を占拠している感じだ。
テンダーでスタッフが来て予約でいっぱいとの事だ。諦めて2NM先の別の泊地に移動するがここにはヨットは1艇だけうねりも入っているので錨泊は諦めてこの先6NM のPalomosのマリーナに電話で予約を入れて行く。
途中お昼も過ぎたのでサンドウイッチを頂くが、ハモン、トマト、レタス、キュウリと玉ねぎが入りとても美味しかった。
マリーナに入ったらガスステーションの前に舫いを取るよう指示されたのでついでに軽油を入れる。前回から計算すると1時間当たり2Lの消費になる。機帆走で大分燃料消費率は良いようだ。
15:00にポンツーンに移り舫う。
この辺りから主要マリーナは繋留料が高くなりここは一泊91€だった。
早速水洗いをしてからビールを飲む。今日から夏の暑さになって来た。
2か所錨泊予定地で錨泊できなかったがうねりが入っていた泊地より安ど感があって正解だった。
夕食は豪華でチーズ、サラミ、ハモンイベリコでスパークリングのカバワインでアペリティフを楽しんだ後、鴨のソテーとつき合わせポテト、野菜たっぷりのカポナーダをリオハの白ワインで頂く。鴨が柔らかく絶品の味だった。
スペインはイタリア、フランスに次いで3番目のワイン産出国だ。イタリアに続いてワインが楽しめる。
(ID# 1241) |
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