CAVOK日記
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2015/5/13 (水) Khania 快晴 強風

 いつものように艇でコーヒー、バナナ付きヨーグルト、蜂蜜、トーストそしてオレンジを頂く。そして用を足しがてら前のカッフェに行く。停泊中の朝の日課だ。今日で1週間のハニアでの滞在になる。
 明日錨泊予定のグラムヴォウサ(Gramvoussa )のあるラグーンのボロス(Bolos)に予定通りレンタカーを借りて行く。
 ここのラグーンは写真で見ると大変美しい。それとは別にこちらの目的は泊地の実地検証だ。
 ラグーンのある半島の付け根の港のKissamosからもボロス、グラムボッサ行の観光船が出ているが、こちらからの便も欠航だった。
 仕方なく車で半島の先まで砂利道を走る。ラグーンの遥か上に駐車所があり、其処からラグーン全体を見渡せる小道を下って行く。白い砂州と徐々に沖に行くに従って変化していく海の色が表現しようがないほど美しかった。
 外海は白波が立っているがこの中は静かだった。目的が泊地を見る事だったので鳥瞰図のようにラグーンを見る事が出来良かった。
 帰りはもう少し島の西を見たかったのでドライブを兼ねて回る。途中見晴らしの良い所にあるタベルナでグルパーのグリルを食べる。オリーブとレモンで食べるがオリーブが良いせいかオリーブ味が美味しかった。
 明日から錨泊予定なのでスーパーで買いだめの為艇に戻る。隣の艇のラトビア人と明日からの航海の話をする。彼の持っている気象情報ではまだまだ風が吹くとの事だ。再度調べてみると回復は遅れている。彼からギリシャ情報を色々聞かせてもらい参考になった。
 明日の出港は延期することにした。ちょっとした会話が大事だ。
 西に沈もうとしている夕陽を見ながら、アボガドとわさび醤油の海苔巻、アボガドとトマトのオリーブオイル和えとサラミをブルと白ワインで楽しむ。
 夕食はお昼が遅かったのであまり空いていなかったので味噌汁、マグロの角煮、梅干しそして雑魚山椒のお茶漬けを頂く。


(ID# 686)
2015/5/12 (火) Khania 曇り時々雨 北風10m

 昨日からうねりが港に入り、艇が結構揺れている。夜間短くしていたレイドラインの船首の舫いを伸ばして艇を岸壁に近づけ渡りやすくするがうねりで艇が上下して乗り降りに注意が必要になった。昨晩入ってきたヨット2艇が移動して係留場所に船首にアンカーを打って岸壁に船尾を舫う。
 カメラを取りに行く。期待していなかったがちゃんと直っていたのでホッとする。
 午前中はこちらに来て初めての雨が降る。低気圧の影響だ。
 お昼は稲庭の暖かいおうどんを頂く。
 明後日行く予定のGramvoussaにいく観光船を見つけたので出港するか聞いたところ今日は強風で、キャンセルで明日については夕方6時に決めるとの事だった。Gramvoussaは初めていくところで素晴らしアンカーレッジだそうだが一度前もって見て置けたらと思っていた。
 天気が悪いのでほぼ一日中艇で過ごす。
 夕方買い買い物を兼ねて旅行エージェントに明日のGramvoussaの観光船の運航について確認に行くが悪天の為キャンセルとの事だった。
 明日レンタカーを借りてクレタ島の西をドライブがてらGramvoussaの入り江を見る事にした。
 夕食は明後日からの錨泊に備えて炊いたご飯にイカのオリーブでのグリル、ラタトーユ、マグロの角煮、梅干し、海苔、味噌汁で頂く。二人でいるときは外食より艇内での食事が多い。


(ID# 685)
2015/5/11 (月) Khania 快晴

 日課の朝のコーヒーを前のカッフェで飲んでから、町に買い物に出かける。カルフールがあり何でも揃う。大根まで置いてある。
 カメラの修理が出来ているはずなのでカメラ屋に行くが案の定未だ出来てない、明日来てくれとの事だ。こちらではこのような事がしょっちゅうあるので予測の範疇なのでさほど気にしない。
 その後市場に行き、美味しかったエビとイカを夕食用に買う。お昼は市場の中のお店でイワシとトマトとピーマンのドルマを食べるが今一だった。
 艇に戻ってからこれからの風と寄港地について色々の観点から調べる。
 石坂さんに教えてもらった風情報のWindytyは大変わかり易く役に立つ。
 港の入口の灯台まで散歩してから、今日仕入れたエビと空豆で1杯飲む。やっと暗くなりかけてきた8時過ぎにヨットが入ってくるがここの係留場所が一杯になっている。
 50ft位のヨットをシングルハンドで操船している。場所を探してうろうろしている内に暗くなってきた。
 岸壁の突端が空いていたので明かりを差して誘導してあげる。何とか岸壁に横着けできた。ヨット乗りは自分が逆の立場になるのを考えて手助けするのが常識だ。
 そのうちもう一杯入ってきた。泊めるところが無く先ほどのヨットに横抱きにする。
 夕食は新鮮なイカのグリル、ラタツーユを頂く。連日食べすぎなので胃を休めた。


(ID# 684)
2015/5/10 (日) Khania 快晴 微風

 いつものように前のカッフェに行ってコーヒーを飲む。ついでにお手洗いをかりてここのWIFIを使う。
 飲んでいると並びに係留してあるポーランド人に今晩のフットボールの試合に誘われる。
 若干おかしな感じの若い男であったので5時に約束をする。
 岸に向かって吹く北風が若干強くなる予報なので岸からの舫いにスプリングバネの付いた舫いロープに代える。返り波で船が引っ張られるときショックが和らぐのでガックンと云う揺れが収まる。
 お昼に空豆とトマトソースのタリアテッレをビールで頂く。
 今日は全く休養日で本を読んだりメールを書いたり約束の5時まで過ごす。
 5時過ぎにフットボールを誘って来た男が来て、トラブルがあってお金が必要だがATMでお金が下りないので500€貸してくれとの事だった。直ぐ詐欺師だと分かり丁重にお断りした。勿論フットボールの誘いも近づくための手段だったようだ。
 夕食は日本食で乾し椎茸、こんにゃく、車麩の煮物、イワシの酢締め、寿司飯、味噌汁を頂く。
 この港はシャワーがあることはあるが、公衆トイレの中にありきれいでないので艇で毎回浴びている。夕食後シャワーを浴びてさっぱりして寝る。

(ID# 683)
2015/5/9 (土) Khania 晴れ 微風

 土曜市があるということなので朝食後行ってみる。クレタは果物、野菜の豊富な生産地で市場も300m位の長さの道路の両側に、所狭しとお店が並んでいる。新鮮な野菜が豊富なのであれこれ大分買い込んだ。カメラが調子悪いので昨日閉まっていたカメラ屋に行く。直るとは思っていなかったがこの店はオリンパスの看板をあげていて私のカメラもオリンパスだったせいか修理の為預かってくれた。直らなければ買おうと思っていたので助かる。   同じカメラを日本の量産店で買うのとここの店で買うのとでは為替の関係もあるが4割以上高い値段になる。
 お昼は先ほど市場で仕入れたイカと空豆を入れたパスタを頂く。新鮮なイカにニンニクの香ばしい香りが相まって美味しかった。
 いつものシェスタの後、デッキを悦子と洗う。デッキがきれいだと裸足が気持ち良い。
 のんびりとコックピットで過ごす。
 サラミとインゲンをおつまみにブル(ビール、ジン、レモン、砂糖のカクテル)で一杯飲んでから、夕食はイカのグリル、山盛りの野菜サラダ、ご飯を頂く。


(ID# 682)
2015/5/8 (金) Khania 快晴 微風

 朝8時に約束通り小型タンクローリが来る。軽油を満タンにして144L入った。こちらは日本より石油が高く、軽油で1リッター1.3€した。
 午前中に大きな常設市場に買い物に出かける。魚が非常に新鮮だ。イワシとイカを買う。
 お昼は冷やし稲庭うどんをビールで頂く。
 シェスタをした後カメラ屋と船具屋を探して歩く。生憎と午後2時から5時までは休憩でお休みだった。ここではこの時間に開いているところと閉めているところと二通りある。
 夕食はイワシのグリル、酢締めを夕陽の柔らかい日差しの下コックピットで頂く。寿司飯とイワシの酢締めが良く合った。


(ID# 681)
2015/5/7 (木) Khaena 快晴

 朝5時に予約してあったタクシーが来る。彼女を見送ってから又寝床につく。
 ゆっくり起きて朝食を艇の係留してある直ぐ前のレストランで食べる。Wifiを使うにも便利な場所だ。
 ゲストが下船したのでシーツ、その他洗濯物をコインランドリーで洗濯する。その間に市場に行く。新鮮な魚が沢山あった。次に考古学博物館に行く。この辺りで発掘された遺跡が展示されていた。コインランドリーに戻り洗濯物を取り艇で干す。快晴で絶好の洗濯日和だ。
 お昼に昨日のスパゲティーをビールで頂く。
 午後は艇でゆっくりすることにする。前線の尻尾が通過するので天候と行程を調べて計画を練る。丁度ペロポネソス半島を挟んでエーゲ海側とイオニア海側では風向、風力が違う。そしてこれからのレグは丁度その間を行くことになるので変化を読むのが難しい。
 夕方になりヴェネチアポートを囲んでいる城壁を散歩がてら歩く。岸壁沿いにずらりとレストランが並んでいる。昔の中世の華やかな時代を想像させる。
夕食は残りのタイ風カレーとポテトサラダを頂く。日没は8時20分なので9時まで明るい。
一日が得した気分になる。


(ID# 679)
2015/5/6 (水) Rethimno~Khaena(30NM) 快晴 微風

 8時過ぎに朝食の後、9時丁度に出港する。今日も静かな海だが風が無い。
 全行程機走になる。
 未だこの時期出ているヨットも少なく1艇も会合しなかった。クレタの最高峰のレフカオリ山の頂の残雪が段々近く見えるようになる。
 お昼にイタリア人の菜食主義のCristinaに教えてもらったナスとトマトソースで味付けしたスパゲティーを白ワインで頂く。静かな海の上での昼食は格別美味しい。
 14:30にヴェネチアポートのあるハニアにはいる。パイロットブックによると一番外側の岸壁に槍づけと書いてあったがその通りで、スタッフが来てレイドラインを取ってくれた。この岸壁は一般道路で前はお店が並んでいる。ヴェネチア時代の建物がそのまま残りそこを改装してお店をやっているので風情がある。
 町を散歩した後、一日中太陽の下に居て疲れたので昼寝をする。
 夕食はLisaが友人から聞いてきたという裏通りのお店で食事する。唐辛子のグリル、トマトと胡瓜のサラダ、カラマリのグリル、蒸しエビ、メインにイワシのグリル、グルパー(鯛の一種)のグリルを白のハウスワインで食べる。エビ、イカと魚はとっても新鮮でオリーブを使ったグリルは大変美味しかった。
 Lisaの最後の日になるので艇に戻ってからメロンとハモンセラーノをおつまみに彼女の持って来たシャンパンで乾杯する。


(ID# 678)
2015/5/5 (火) Dia~Rethimno(36NM) 快晴 微風後北風10ノット

 静かな一夜を過ごす。錨泊と云っても固定ブイに舫ったので安心してグッスリと寝た。
 朝Lisaが泳ぐが冷たかったようで直ぐ上って来た。底まで透き透き通った綺麗な海だ。
 朝食後9時に舫いを解いてレシムノに向かう。
 今日も海面は湖の様に静かだ。生憎と風が無い。今日も機走だ。
 クレタ島は、幅は狭いが東西に長い島で260㎞の長さがある。そしてレフカオリ山と云う標高2452mの山があり未だ山の上の方は白く雪渓がある。その山の景色を見ながらレシムノに向かう。お昼にダコスと云うクレタの代表的なメゼ、ラスクの上に刻みトマトとフェタチーズ、オリーブ、塩胡椒、オレガノ、刻み玉ねぎをのせた料理を頂く。白ワインが合う。
 13時過ぎからやっと北風が吹き出したのでセーリングを始める。アビームで10ノットの北風で6ノット前後の速度で気持ち良く今年初セーリングを楽しむ。
 約1時間でこの風も弱くなったので再度機走する。
 予定通り15時過ぎにヴェネツィア時代の城塞を見ながらレシムノのマリーナに入る。昨年入った時は岸壁に横付けしたが今回は岸壁が一杯だった。ここはマリーナといってもスタッフが居なくて自分で適当な所に舫わなければならない。場所を探していると係留してあるヨットの上からこのヨットの隣が大丈夫と親切に声を掛けてくれる。槍づけでそこに15時40分に舫う。
 悦子とLisaは町の観光に行く。この町はローマ、ヴェネツィア、オスマン・トルコの支配を受けてきた城塞都市で中には沢山のお店がある。
 彼女たちが出かけた後、水洗い等艇の片づけをする。
 夕食は空豆で一杯飲んだ後、タイ風カレーを白ワインで頂く。ピリ辛で疲れた体にぴったりだった。


(ID# 677)
2015/5/4 (月) Agios Nikolaos~Dia (40NM) 快晴 南西10~5ノット

 3連休が終わり、仕事が始まったのでホッとする。先ず頼んでおいたエンジン定期点検でオイルと燃料フルター交換、エンジンとギアのオイル交換、インペラーの交換が12時過ぎに終わる。
 ここのメンテナンスのGeorgeは2年前ここでクラッチ故障を直してくれた。信用のおける男でオイル含めて交換品はすべてヤンマーの純正でなければいけないということで取り寄せたので時間が掛かって今日になってしまった。
 マリーナオフィッスで支払いを済ましてお世話になったヨット仲間に挨拶して13時に出港する。今年初めての出港になるがお天気も快晴で風も微風でたいへん静かな海が迎えてくれた。
 メンバーは毎年参加のロシア人ピアニストLisaと悦子と私の3人になる。
 今日はイラクリオンの沖合にあるディーア島の入り江に錨泊する予定だ。昨年も錨泊したので様子は良く知っているが、出港が遅れたのと40NMあるので機走で全行程を走ることにした。
出港前に悦子がベーコン、トマト、目玉焼きの入ったサンドウイッチを作っておいてくれたので出港後直ぐランチを頂く。静かな海で青空に囲まれた中でビールにサンドウイッチは美味しかった。
7ノット維持しながらクレタ島の景色を見ながら走り、19時前にディーア島の入り江に入る。一艇も停泊してなく前回使用したトリパーボート用のブイに舫う。早速泳いでブイが大丈夫か確認する。水温は20℃であった。
 この入り江には民家は勿論の事、明かりもなく、静かで星や月夜を楽しむには絶好の錨泊スポットだ。
 夕食は新鮮なトマト、胡瓜、フェタチーズの入ったグリークサラダ、ポテトサラダ、そして豚肩ロースのガーリックソテーをクレタ産超ドライの赤ワインで頂く。最高な贅沢な夜を、ゲストを交えた3人で楽しんだ。
 静かな入り江独占の幸せな今年の航海のスタートであった。


(ID# 676)
2015/5/3 (日) 快晴

 Cristinaを誘ってクレタの南を4人でドライブする。
 クレタ島の山岳地帯は緑とお花が綺麗で村の光景はイタリアに似ている。
 彼女のお奨めのKeratokambosのタベルナでヒメジ、アジ、イカのグリルをツャジキ、サガナキ、タラモ、グリークサラダ、インゲンのトマト煮込みを食べる。新鮮な魚で美味しかった。彼女は地元の人が行く美味しくてそしてお値段の安い所に連れて行ってくれる。これにビールを飲んで4人で45€だった。
 帰りに彼女のアパートに寄ってお茶をご馳走になり艇に戻る。
 本来は2日に出港を予定していたが1日はレイバーデイですべて休みなので結果的4日月曜日の出港予定に変更していた。
 整備の関係で出港が遅れたが、逆に色々とクレタの内陸部を観光することが出来て結果楽しめて良かった。


(ID# 675)
2015/5/2 (土) 快晴

 朝ジブセールを揚げてファーリングする。
 昼前にクノッソスに出かける。最初にイラクリオンにある考古学博物館に行く。ミノア文明の遺産の殆どがここに収められている。ここは昨年秋にリニューワルしたが当時の高度な技術の遺産に圧倒される。紀元前2600年に開花したミノア文明は素晴らしい。
 その後クノッソス宮殿を見て、昨日Cristinaに教わったFourniにあるタベルナで夕食を食べる。全くクレタンの村でグリルバーガー、ラムチョップ、ダコス、グリークサラダ、ズキーニのフライ、かたつむりを食べる。素朴な味で美味しかった。
 夜満月を見ながら一杯飲んで寝る。


(ID# 674)
2015/5/1 (金) 快晴

 ゆっくりした朝食をとり、Kritsaに向かう。ここでいつもの日本人の居るお土産物屋さんに寄ってお話をしてから、山道をドライブしてデイクテオン洞窟のある盆地に向かう。デイクテオンの洞窟はゼウスが父クロノスに飲み込まれないようにと母レイアがゼウスを生んだという伝説のある洞窟だ。盆地はかって数千の風車があった所で、この時期リンゴの花、アモーンドの花、黄色の綺麗な野花等々満開で素晴らしく美し牧歌的な光景だった。そして遠方の山には未だ雪渓が残っていた。
 その後Keraに向かい遅いお昼を食べる。Lisaが友人から肉が美味しいと聞いてきたところだ。確かにラチョップ、ハンバーグは絶品であった。そしてお値段は3人で44€だった。
 その後Cristinaのアパートに寄るがいなかったので下のフローアの奥さんに電話をしてもらう。案の定近くのPygros に居るとの事で行く。ここのカフェに彼女がいてクレタの観光について聞く。Pygrosは山の中腹にある素朴なクレタの村だ。明後日一緒にドライブすることにした。
 艇に8時前に戻りコックピットでナイトキャップをする。美しい夕暮れだ。この時期9時前まで明るい。遅いお昼にお肉をいっぱい食べたので夕食は抜いた。


(ID# 673)
2015/4/30 (木) 快晴

 午前中に隣の艇で生活しているUdoが来て給水ポンプの漏れを直してくれる。パッキングのゴムのリングを交換しただけで直った。
 お昼にCristinaのアパートに行きお昼をご馳走になる。イタリア仕込みのパスタをご馳走になる。食後テラスで陽を浴びながらのうたた寝は気持ち良かった。
 17時にウイーンからLisaが着くので空港に迎えに行く。元気な姿で再会する。
明日から欧州は3連休なのでレジャー客で満席だったそうだ。
 艇で一杯飲みながら夕暮れを楽しむ。夕食はイカのソテー、サラダ、チキンカツレツを白ワインでご馳走になるがどれも美味しかった。
 Lisaは興味を持ってクレタ島の観光を調べてきている。明日の予定も決めた。


(ID# 672)
2015/4/29 (水) 快晴

 久しぶりにCAVOK5で悦子と朝を迎える。今日は素晴らしい天気だ。
 午前中車でスーパーに買い物に出かける。今日は寿司パーティーなのでその準備を悦子はする。
 ビルジポンプが30分間隔で働くので何処から水がちょろちょろ入っているようなので調べる。当初浸水事件で残った水がちょろちょろビルジになって出てくるかと思っていたが原因は給水ポンプからの漏れだった。ぽたぽたとジョイントの部分から漏れていた。
 応急処置でネジを締める。漏れは殆ど無くなったが完全に修復したとは言い難いので専門家に見てもらう事にする。
 Cristinaから自宅での晩御飯のお誘いがあったが本日CAVOK5でパーティーなので逆に彼女を誘った。
 悦子は上手にお稲荷さん、巻寿司、サーモンの握りを作る。皆さん気に入ってくれ綺麗に平らげてくれた。お酒も一升空けた。
 楽しいパーティーだった。


(ID# 671)
2015/4/28 (火) 晴れ,強風

 今日は悦子が来る日なので艇を清掃、洗濯をして来艇の準備をする。いつもの所でレンタカーを4日間借りる。
 1時に悦子を迎えに空港に向かう。約40分の距離だ。風が強くて到着を心配したが定刻に到着した。元気な姿でいつもの悦子が出てきてホッとする。これからは二人での生活になる。
 艇に着いてから荷物の整理をする。いつものメンバーがマリーナ脇のバーで集まっていたので悦子と挨拶に行く。皆さん悦子の到着を喜んでくれた。
 今年の冬はどうするかと聞かれて南仏で越冬すると云ったところ是非クレタに戻るようラブコールをしてくれた。
 明日CAVOK5でお寿司パーティーに皆さん招待した。
 悦子は片づけした後、そのままぐっすりと寝る。
 こちらに来て初めてご飯を炊いて高野豆腐、梅干し、味噌汁、イワシのかば焼きで夕食を食べる。


(ID# 670)
2015/4/27 (月) 快晴

 本当に熟睡で良く寝られる。一日青空の中で動き回っているのと、船での眠りそして一番は世間を離れ思考回路が単純になってきたせいの様だ。
 朝食はいつものようにマリーナ隣の店で取る。朝食のついでにここのWifiでインターネットを使うのが日常になっている。
 午前中にゲストが来るので布団干しや昨日浸水した後片づけをする。
 12時に一昨年クラッチ故障でお世話になったここのメカニックのGeorgeと待合せてエンジン定期整備の打ち合わせをする。
 Davidの艇でワインをご馳走になる。彼は今まで2回離婚しているが、理由は仕事が忙しかったのと自然とお酒の量が増えて奥さんが離れていったとの事だった。別れた奥さんは美人で今でも好きだそうだ。娘はフットボールで活躍していると自慢げにDVDを見せてくれた。
 お昼はラーメンと浸水で少し濡れたインスタントの高野豆腐を食べる。
 夕方浸水騒動もあり疲れたせいか眠くなり心地よいうたた寝をする。
 夕食を昨晩と一緒のラ・ストラーザに昨日と同じメニューのステーキを注文する。昨日美味しかったので連続になるがもう一度食べたかった。今日も柔らかく脂身も無く、美味しかった。生ビール、サラダ、ステーキで24€なので安い。
 浸水騒動があったのでビルジポンプの動きの回数を気にしながら眠りに就く。
 ビルジポンプは水がある程度溜まると自動的に回る。


(ID# 669)
2015/4/26 (日) 晴れ,南の強風

 午前中にCristinaの案内で修道院を見学する。
 帰ってからお昼をラーメンで食べる。日曜BBQがあるので2時過ぎに赤ワインを持って参加する。皆さんフレンドリーで楽しいひと時だ。
 今日はオイルを交換する予定だったので艇に戻りエンジンルームを空けたら床寸前まで浸水している。一大事だ。
 Udoに電話するが留守電になのでBBQの場所に戻り、皆さんに相談する。
 早速ヨットを良く知っている男を探してくれ艇を見てもらう。何のことない速度計のペラの取り付けが甘かったのでそこからの浸水だった。注意して取り付けたつもりだったが陸の上で取り付けたので注意が足りなかったようだ。しっかり差し込んでからねじ込まなければいけなかった。3時間以上ビルジを回し排水する。結局完全に排水出来たのが21時になった。
 疲れたのでステーキをラ・ストラードに食べに行く。柔らかくて美味しいステーキだった。


(ID# 668)
2015/4/25 (土) 晴れ

朝食をアギオスの町中で取る。
朝方から南の強風が吹く。午前中ステンレスの部分をポリシュする。お昼にラーメンに玉ねぎを入れて食べる。
午後ビミニを張る。スカイプで悦子としゃべってみるがこちらの声が上手く届かにようだ。
夕食をイストアの地元の人が行くタベルナでCristinaと取る。小魚が美味しかった。
夜マリーナの近くのカフェでインターネットをチェックしていたらDevitが入ってきて一緒に飲む。


(ID# 667)
2015/4/24 (金) 晴れ

 チェーンが届き繋げる。
 午後愈々CAVOK5の下架だ。エンジン回り、速度計のペラ等点検する。
 Tomに手伝ってもらう。彼は非常にフレンドリーでいつも笑顔を絶やさず気持ちの良い男だ。
 ポンツーンに無事係留する。これでやっと海上生活になりホッとする。
 夕方Cristinaが来て一緒に食事する。彼女の友人がギターを弾いているお店に行く。
 Frankも来ていて一緒に飲む。


(ID# 666)
2015/4/23 (木) 晴れ

 一昨年ロードス島で知り合ったイタリア人のCristinaと連絡を取る。昼過ぎに彼女が艇に来る。フェンダーの洗いを手伝ってくれた。レンタカーで彼女が借りているアパート迄送って行く。
 例のUdoに20mのチェーンを注文する。60mでは足りないときがあるので10㎜の太さのチェーンを20mたして80mの長さにした。
 Udoはスイス人でクレタに住んで20年、クレタの自宅を売ってヨットを買ってそこに住んでいる。偶然にもCAVOK5の隣だった。


(ID# 665)
2015/4/22 (水) 晴れ

 今朝もいつもの店で朝食をとる。午後から風が強くなる予報なので午前中にデスクの三回目のニス塗りをする。今回ニス塗りは3回で終了とした。
昼はラーメンで済ます。午後デビットとEludaまでエンジンオイルと修復用の白テープを買いに行く。ここは殆ど何でも揃う店だ。
 その後Tom夫婦、デビットとビールを店で飲む。
 残りのハルの傷をパッチペイントで修復する。パッチ当ての化粧だ。
 夕食は8時過ぎにラ・ストラーダに行く。ラ・メールサラダとムール貝のリゾットを白ワインで食べる。この店は前回も来た店で覚えていてくれた。比較的美味しくお値段も手ごろなお気に入りのイタリアン料理のお店だ。


(ID# 664)
2015/4/21 (火) 北風20ノット 晴れ

朝いつものマリーナ前の店でコンチネンタルブッレクファーストを取る。
 3度目のコックピットのデスクを塗るためサンドをかけるが風が強いためニス塗りは諦める。
 12時に今日帰るDavitの友達のサヨナラ昼食会を港の前のレストランに行く。今日帰る3人がお世話になったということでお昼はご馳走になる。
 楽しいひと時を過ごした後マリーナに戻り、今日マンチェスターに帰るDavitの友人をイラクリオン空港迄送って行く。皆さんと一緒に過ごした3日間は大変楽しかった。
 夜はTom夫妻といつものマリーナ前のタベルナで一杯やる。


(ID# 663)
2015/4/20 (月) 晴れ,曇り

 レンタカーを午前中に借りる。ワーゲンのポロだが1日27€,3日借りると60€という事なので3日間借りることにした。因みに空港でレンタカーの料金を聞いたら1日65€だった。
 12時に待ち合わせて懐かしのMokhlos(マクロスの)シーフードレストランに行く。
 皆さん素敵な場所と料理を喜んでくれる。
 帰りにKritsa(キリッツア)のオールドビレッジに寄る。日本人の奥さんのいる店に寄る。たいへん懐かしがってくれお話が続いた。
 夜は9時からホテルのバーで皆さんと一杯楽しんだ。
 非常に良く笑い、良くしゃべり、明るくて一緒に居て楽しかった。


(ID# 662)
2015/4/19 (日) 快晴

 昨日飲み過ぎでお昼まで寝る。
 午後からマリーナ在籍の人達のBBQにDavitと参加する。私は近くの店でクラブサンドウイッチを仕入れ、それとそら豆を茹でて持っていく。空豆はこの辺りにはあるが北ヨーロッパではないので珍しく評判が良い。
 集まりが少なく我々以外は2組の夫婦だけだった。
 BBQの後2回目のニス塗りをする。
 その後マリーナの前の店でTom夫妻、Debbie、Janet達が一杯やっていて誘われて一緒に飲む。夜も9時からの食事に誘われて皆さんで食事する。
 食事して帰ると2時になっていた。


(ID# 661)
2015/4/18 (土) 快晴

 土曜日だがペイントの作業をしてくれた。出来るだけ早く海に下ろしたい旨伝えたら努力してくれている。
 今日も泳ぐ。コックピットの机のニス塗り一回目をする。
 夜にカラオケに誘われて総勢10人ぐらいで行く。私は坂本九の“すき焼き”を歌う。皆さん“すき焼き”知っていて好評だった。
 楽しい夜が過ぎて1時過ぎに戻る。


(ID# 660)
2015/4/17 (金) 快晴

 朝荷物の整理を若干してからこれからの段取りを考える。一番の課題は船底の塗料だ。
 船底塗料は有害物質が入っているのでサンダーをかけるのも完全武装、そして艇をカーテンで囲って作業をしなければならない。自分で作業をしようかと思っていたが、45ftの艇を自分でやるには少し大変なので業者に頼むことにした。又ネビーブルーの色の船体の艶が無くなってきたのでポリシュもお願いすることにした。
 Davitに相談したところ、ここの業者で良い仕事をするというUdoを紹介してくれた。 因みに値段は1700€だった。
 午後Davitがお昼を誘いに来てくれフェリー乗り場の港が良く見える景色の良い2階のレストランで昼食をとる。
 昨年もクレタで一緒だったTomとCaroline夫妻、Davitと彼女のDebbie、友人のJanet、もう一人友人、そしてFrankと8人で食事する。
 戻ってからインターネットキーのチップを買いに行き、その後今年初めての海水浴をする。外での気温は27度位水温を測ると19℃だった。それ程寒く感じなかったが10分弱で上がる。Debbieも泳ぎに来た。
 海水浴場のシャワーを浴びて帰る。生憎とマリーナのシャワーが出ず海水浴場で浴びてきて正解だった。
 夕食は空豆を茹でてラーメンとビールで済ます。


(ID# 659)
2015/4/16 (木) 快晴

 11時発アテネ行きに乗る。アテネでクレタ島イラクリオン行に乗り換える。イラクリオン行が40分ほど遅れるアナウスがあったので迎えに来てくれるDavitにI padから遅れる旨のメールを打つ。彼とは昨年マリーナで知り合った英国人だ。幸いさほどの遅れも無く17時過ぎに到着Davitが迎えに来てくれたので23kg2個トランクケースを持っていたので助かった。
 19時前にマリーナに着くが未だ明るい。久しぶりに変わりないCAVOK5に再会しホッとする。
 陸置きなので荷物を艇に引き上げるがDavitが手伝ってくれて助かる。
 荷揚げの後、彼と近くの店でビールを飲む。ひと段落した後のビールは美味しい。
 夜には、彼の女友達のDebbieと一緒に近くのバーで水割りを飲む。
 Davit は私と同じ位の年だが色々と良くしてくれる。
 艇に戻ってからはシャワーを浴びてぐっすり寝心地の良い懐かしの艇のベッドで休む。


(ID# 658)
2015/4/15 (水) 快晴

 朝5時起きで逗子発6時16分の横須賀線で成田に向かう。今回はビザの関係もあり半年間ビザなしで渡航出来る2国間協定のあるオーストリアからEUに入国することにした。
 11:20成田発オーストリア航空でウイーンに11時間のフライトで行く。
 16時前に到着して、ホテルの前のNHウイーンホテルに空港から荷物をカートに載せてそのままチェックインする事が出来たので大変便利だった。
 早速サウナに入り疲れた体を休ます。18時に毎年CAVOK5に乗船しているロシア人ピアニストのLisaとホテルで待ち合わせて、ホテルのレストランで食事をする。スープとサラダそして軽く豚のグリルを食べる。彼女も昨日米国帰りでお互いに疲れていたので20時には解散する。
 長い一日だったのでベッドで全身を伸ばして気持ち良く眠る。とはいっても時差の関係もあり時々目を覚ますが又直ぐ眠りに入った。


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