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2023/5/28 (日) Paros 快晴,北10~20ノット
ゲストが帰国したのでゆっくりと二人だけの朝食を取る。
午前中コックピットで横になり陽を浴びながらのんびり過ごす。極上の時間だ。
何にもしない午前中を過ごしてお昼は悦子と昨日も行ったレストランで昼食を取る。
ザクロのビネガーを使った野菜サラダと干し鯖のグリルを食べる。このパロスはサバを出す店が多く、味もそこそこの油ものっていて味も美味しい。もう一品取ろうと思ったら店主がこれで十分だとアドバイスしてくれたがその通りだった。
私はそのまま店に残りPC等の充電とついでに調べ事をして2時間ほどしてから艇に戻る。
今日は運動していないので店から帰ってから近場を歩く。狭い路地に白を基調に青そして赤が窓枠を飾った建物のショップが並びきれいな街だ。
悦子は回復してきたので久し振りにシャワーを浴びる。20分ほどエンジンを回したら温かいお湯が出る。私も浴びる。
夕食は簡単にイワシのかば焼きとユウスケさんのお土産のクサヤでご飯を頂く。洗練されたクサヤで大変美味しかった。
(ID# 1536) |
2023/5/27 (土) Paros 快晴 北20ノット
朝皆さん荷造りをする。お昼の便でパロス空港からアテネ経由で帰国だ。4人乗りの車に何とか旅行かばんを積み込み空港行く。皆さん来た時と同じように元気で帰国の途につく。
彼らはアテネでインターバルの時間があるのでアクロポリスを見学しての帰国になる。
富木さんには色々と気を使って頂き、又ユウスケさんは操船含めて手伝ってくれ大変助かった。優起子さんは揺れの中良く耐えてくれた。皆さんに無事を感謝する。
12時にレンタカーを返してお昼にざるそばを頂く。
洗濯物が溜まったので、レンタカーのオフィッスでランドリーを教えてもらい歩いて持っていく。終わったら持ってきてくれるとのことで助かる。
昼食後港の前に並んでいるレストランの一つ“Archipelagos” で店主から声を掛けられた。息子が日本に旅行中とのことで日本への関心があった。PC等の充電をするためお店を探していたので、そこでコーヒーを飲みながら充電することにした。
ここのマリーナは昨年来たときは電気、水が港にあったのだが工事中で使えなかった。
お店ではわざわざコードを引いてくれ、こちらのコネクターに合う充電用アダプターも貸してくれた。
2時間ほど作業してから艇に戻り外でシャワーを浴びる。夕食はマッシュポテトとひき肉の上にチーズをのせてのオーブン焼きをご飯で頂く。
疲れもあり22時にはベッドに入る。北風が強く波が若干港に入り揺れが眠気誘った。
(ID# 1535) |
2023/5/26 (金) Paros 快晴 北10ノット
朝8:30に予約しておいた病院に悦子と行く。直ぐ診療を始めてくれた。最初は問診で状況把握をしてから、コロナの抗原検査をする。症状もコロナ感染の症状に似ていたので心配したが白でホッとする。検診した後3日分の抗生物質と口からの吸入する気管支への薬そして喉への薬を処分してくれ、薬局で処分された薬を購入して艇に戻る。肺炎も心配だったが鼻から気管支に菌が入ったようだ。
お昼に富木さんがざるそばを用意してくれ、久しぶりのお蕎麦をランチで楽しんだ。その後レンタカーを借りてパリキアの街に行く。ここが島の中心でフェリー乗り場があり観光客で賑わっていた。1200年代のベネチアン時代に紀元前5世紀の遺跡を使いそのまま壁に埋め込んで造ったフランクの砦の跡を見た後、ギリシャ正教のパナギア大聖堂を見学する。
この大聖堂はギリシャで最も古い教会の一つで起源は4世紀前半にさかのぼるそうだ。
パロス島の隣のアンチパロス島にフェリーで渡る。この島は自然が多く海も奇麗で欧州人の高級な休養地になっている。時間の関係もあり車をパロス島のフェリー乗り場に置いてきたので島内観光はせず港につながる中心街を散策する。
ナウサの近郊にあるワイナリー“Moritis”に寄りワインを仕入れて17時頃艇に戻る。優起子さんは海水が未だ冷たいが果敢に泳いで船でのシャワーを浴びる。
我々も艇のシャワーを浴びてすっきりして気持ち良い。
19時前に私は今晩の夕食の約束をしていたSajana号のGaby,Josef夫妻を車で迎えに行く。彼らはテンダーで上陸して待っていた。
夕食は全員で昨晩行ったレストラン“ノストルダム”に行く。Gabyは菜食主義で魚はOKだが肉は駄目なので魚料理を主に食べる。ワイルドグリーンのサラダ、イカフライ、グリルド・カラマリ、干し鯖のグリル、キノコのパスタ、エビのリングイネ、シーフードリゾットを頼む。ワインは今日寄ったワイナリーのワイン“Moritis”の白を注文した。
最後の晩餐は明日帰国する富木夫妻、ゆうすけさんにご馳走になる。気持ちに感謝する。
Josef夫妻を送った後艇に戻り最後の晩をウゾとユウスケさんからのお土産サントリー響きをショットグラスで楽しむ。
5月後半の好天のはずの天気が雨が降ったり、風が強かったりで思い通りのクルージングが出来なかったが10日間以上のお付き合いを楽しんでもらい感謝する。特に優起子さんはなれないヨットの旅で揺れもあり大変だったと思うが乗り越えてくれた。
(ID# 1534) |
2023/5/25 (木) Amorgos~Paros 43NM 快晴 北の微風
朝4時にアンカーを揚げる。満天の星空で天の川も良く見える。海面は湖水の様に静かだ。生憎と風は北からの微風で機走になる。
星の明かりで水平線が良く見える。
今回初めての好天でのクルージングになる。悦子は熱を出していたので相変わらず部屋で休んでいる。ユウスケさんが舵を引いてくれ、富木夫妻はコックピットで横になる。
各自簡単な朝ご飯を適時とる。今日は小さな島々の間を抜けてナクソス島とパロス島の海峡に入る。風は弱く正面から吹いているので機走だ。今までと変わって湖水の様な静かな海面を滑る。青空の下エーゲ海らしい海での気持ち良いセーリングだ。
昨年も寄ったナウサの湾に入り奥にあるナウサ港に入るが工事中でいつもと様子が違い岸壁に横着けして数隻が舫っている。場所がなく反対側の岸壁にアンカーを打って11:30に槍着けする。底が浅く一回軽く底を突く。そのうち横付けしているモーターボートが出て行ったのでアンカーを揚げてその場所に横着けする。底の心配もなく一安心だ。
港町を散策する。大変きれいなギリシャらしい白い壁とブーゲンビリヤの鮮やかな赤、青く縁取っている窓枠そこに小綺麗なショップ、小さなカラフルな漁船の舟泊まりの周りを囲むレストランとある。絵になるようなとてもきれいな街なみだ。
過去に何回も寄った事のある馴染みのレストラン“ノストルダム”で夕食の予約をしておく。富木夫妻、ゆうすけさんは泳ぐ。
私は昨年サルデーニャ島からシチリア島まで一緒にセーリングしたオーストリア人のGaby,Josefさんと今回ナウサで待ち合わせしていた。
彼らの艇がナウサ湾でアンカーリングしているのでそこにテンダーで訪問する。再会を喜び明日夕食の約束をする。
戻ると悦子が咳と共に熱が又でたので薬局に抗生物質を買いに行くが医者の許可がいるとのことで病院に電話して明日8:30からの予約を取る。
夕食は予約しておいた“ノストルダム”でグリーン野菜、スチームドムール、鯖のグリル、シーフードリゾット、パスタをビールと白ワインで食べる。いずれも美味しかった。
艇でウイスキーを一杯飲んで休む。
(ID# 1533) |
2023/5/24 (水) Amorgos 晴れ
レンタカーを借りて島内観光をする。5人乗りジープで一日50€だ。最初に断崖絶壁に建っているパナギアの修道院に行く。今日は青空が出ているので上から見る海の色が非常にきれいだ。その上に立つ断崖絶壁の中腹に修道院が建っている。
エーゲ海の青い海を眼下に見ながら階段を上がると崖を掘るように作られた修道院に着く。上からの見晴らしが素晴らしい。人里離れた生活に厳しい場所に修道院はたてられている。最上階の談話室ではギリシャのお菓子ルクミとアマルゴスのお酒ラコメロを振舞ってくれた。
その下の海岸線にアギアアンナの小さな海水浴場がある。岩場の上に小さな教会が建っている。海は底まできれいに見える。空の青、海の青、白い教会と美しい光景だった。未だ水温が冷たいせいか2,3人が泳いでいるだけだった。ここは映画グランブルーのロケ地にもなっている。
お昼は島の中心街のチョラによってギリシャらしい細い路地に軒を並べたタベルナに入りバーガーとスタッフドベジタブルを食べる。
昼食後島の西端になるカオタリッツァの入り江に行く。途中海岸に打ち上げられた沈船がある入り江に寄る。
カオタリッツァの入り江も小さな漁船が浮かんでいて絵になる光景だった。
15時過ぎには艇に戻りレンタカーを返して各自ゆっくり過ごす。
サントリーニ島で給水した水が塩っぽかったのでここで水を入れ替えた。
悦子が夕食を作っていたが熱を測ると37.6℃あったので外食に変えた。悦子は艇で寝て休む。富木さんがピザを食べたいという事でピザのある店に行く。パスタ、ピザ、ビーフシチュウを食べた。
明日は43NM先の今回の5人でのクルージングの最終地パロス島に行く予定だ。午後遅くなると北の向かい風が強くなるので早く着くよう朝4時出港予定なので早くやすむ。
(ID# 1532) |
2023/5/23 (火) Santorini~Amorgos 50NM 曇り 10~20ノット
朝07:45にブイの舫を外す。天気の予報が良くなったので助かる。
サントリーニ島の噴火湾を抜けて北北東のアマルゴス島を目指す。幸いに北からの風でフルセールを張っての機帆走になる。6ノット以上をキープして距離を稼ぐ。昼前より20ノットを越える風になりリーフをする。悦子と優起子さんは船内に籠ったままで休む。
富木さんはコックピットで横になって過ごす。お昼に昨日の残りのチキンの胸肉とゆで卵を入れたラーメンを作りユウスケさんと私で食べる。
途中パロス島やナクソス島を見ながらエーゲ海らしいセーリングをした。
16時にカタパル港にアンカーを打って船尾から舫うところ横の艇とアンカーチェーンが絡まりやり直しする。ポリスが見ていてヘルプが必要かという事で頼む。一人着て艇に乗ってアンカーを無事上げて別の場所に打ち直す。50€の請求には驚いた。
夕食は岸壁前のタベルナで食べる。
(ID# 1531) |
2023/5/22 (月) Santorini 曇り,小雨 微風
朝食をマリーナ内にあるカフェにテンダーで行って4人で食べる。悦子は喉をやられて艇内で留守番する。
カフェからレンタカーを頼んでもらいレンタカーを届けてもらう。一日51€だった。ユウスケさんが運転してくれる。最初にフィラの街に行く。人気の場所だけあって大変な数の観光客が訪れている。残念な事に曇り気味の天気で青色が映えない。噴火湾を見下ろす切り立った岩壁に立ち並ぶ白と青のカラーの建物が美しい。
大型客船が噴火湾にアンカーしていて絵になる。何回も来て見ている景色だがいつもきれいに思う。
お昼に島の北端にある海辺のレストランでグリークサラダ、グリルドフェタ、エビのパスタ、シーフードライスをそして隣の席で美味しそうに食べているフライドスクイッドも注文してシェアして食べる。ここも3,4回来たことのあるお気に入りのレストランだ。
帰りにスーパーマーケットに寄り昨日の温水事件で食材が不足したので買物して帰る。 明日の予定を天気とにらめっこで考えたが明日の強風を考えてもう一日ここにブイ舫で滞在する事にする。
折角のエーゲ海クルーズを楽しみに皆さん来てくれているのに申し訳ないが吹いた海には出たくない。
久し振りに艇の船尾でシャワーを浴びる。温かいお湯で気持ち良くさっぱりする。
私は一旦陸に上がりカフェでPC、スマホ、充電器に充電する。
夕食は艇内でチキンの胸肉をオレンジソースで頂く。
明日の早朝出港に備えて早くやすむ。
(ID# 1530) |
2023/5/21 (日) Spinalonga~Santorini 67NM 曇り後小雨 北北東15~25ノット
微動だにしなかったスピナロンガ湾で朝3:45にアンカーを揚げる。エルンダの明かりが静かな湾を照らしてくれる。湾を出ると多少のうねりがでる。ほぼ無風状態を機走する。夜明けとともに風が出始めたのでセールを揚げる。そのうち北東からの良い風が吹きだし機帆走で7ノット前後出る様になる。朝ご飯は昨晩握っておいてくれたお握りとインスタント味噌汁で食べる。ユウスケさんが夜明け前から10時ごろまで舵を握ってくれる。そのころから風が強まりセールをリーフする。それでも機帆走で7ノット以上キープする。風は25ノット程度吹き始める。悦子と優起子さんは部屋に籠りきりだった。
快調に艇は距離を稼ぐ。水道の蛇口が開いたままになり、その温水が冷蔵庫に入る事件があった。
食材が温水に浸かりかなりのものが使用不能になってしまった。
14時過ぎにマリーナ前に到着するがここはチャーターのカタマランの出入りが多く15:20まで外で待つよう指示される。
その時間になっても入れず16時過ぎにマリーナはチャターヨットで一杯で係留できないとの返事が来る。
蛇口から水が出っぱなしになって水が少なくなっていたので水だけ補給したい旨伝えると30分だけの係留許可が出た。と云っても岸壁は一杯でチャーターヨットに横抱きする。
手伝ってくれた人たちが良い人達で親切してくれマリーナの外にある自分のブイに舫って良いとのことだったのでそこに舫う。
生憎の雨と寒さもあり船内で食事をとる。
(ID# 1529) |
2023/5/20 (土) Agios Nikolaos~Spinalonga 11NM 晴れ後曇り 北北東15ノット
今日から今年のクルージング開始になる。ここのところ北風が強く吹いていたので出港の日を選んでいた。北の方向のサントリーニ島に行くには向かい風が続いているが何時までも良い風を待てないので11NM先のエルンダの入り江迄行くことにした。
午前中艇で休んでからお昼に街に出てギロピタ(豚、もしくは鶏肉を焼いてそれをそり落として野菜にサジキを混ぜてパンの一種のピタで包んだギリシャ料理)のランチを食べて小エビを魚屋で買って艇に戻り一休みして14:10に舫を解く。
エルンダまで向い風が強いので全行程機走にする。エルンダの入り江に入ると風も収まり、絶好のアンカーレッジにアンカーを打つ。1艇だけアンカーリングしていた。水深5mの砂地だった。
早速ビールで乾杯して喉を潤す。そのままワインに入り、えび天蕎麦とお握りで早い時間に夕食を楽しんだ。明日はサントリーニ島まで70NMあるので朝4時の早朝出港予定だ。
未だ明るいうちの夕食を済ませて艇内でアクアビットを楽しんで最後はゆうすけさんのお土産のサントリー“響”きで閉める。
日没と同時に寝床に入る。
(ID# 1528) |
2023/5/19 (金) Agios Nikolaous 快晴,順風
クノッソス宮殿観光に行く。ユウスケさんが車を運転してくれるので助かる。旅行シーズンが始まったせいか多数の観光客が来ている。クレタ島はトロイア、ミノア、ミケーネのエーゲ海三大文明の中の一つで紀元前2000年からが全盛期で紀元前1500年過ぎに突然消滅した。
消滅した原因はサントリーニ島の火山の大爆発ともいわれている。
その後エーゲ海文明はペロポネス半島を中心とするミケーネ文明に引き継がれた。
ここの遺跡は当時を思い起こすように現代材料を使って復元されている箇所があり、そこには当時の壁画を模写したフレスコが飾られ当時の文明の高さが偲ばれる。
ミノタウロス退治のギリシャ神話で有名だ。
イギリスの考古学者エバンスによって1900年に発掘された。その後当時の宮殿を思い起こすように一部現代材料を使って復元したので世界遺産にはなっていない。
日射が強く入り口で搾りたてのオレンジジュースを飲んでから見学した。
その後イラクリオンの旧港に寄って地元船着き場にあるマリーナの前で軽いランチを食べてから戻る。
明日出港予定なので富木夫妻とユウスケさんはお土産を探しに行く。
夕食はクリスティーナにお願いしていたイストロにあるイタリアレストラン“Valeria”に行く。ピザ・バエリアがマルゲリータと似た味だがとても美味しい。ラビオリ、カルボナーラを食べるがイタリアの良い味だ。カルボナーラはインターナショナルとイタリアンがあり食べ比べるとインターナショナルはクリームが入った味付けでクリームを使わないイタリアンの方が断然美味しかった。
クリスティーナの友人のイタリア人のイタリアンレストランで美味しい夕食を味わった。
明日出港するので大変お世話になったクリスティーナにお礼を言って別れる。
レンタカーを返して艇でナイトキャップをして休む。
(ID# 1527) |
2023/5/18 (木) Agios Nikolaous 快晴 強風
快晴の良いお天気だ。午前中先日の雨で汚れたデッキを富木さんと洗う。きれいなデッキの上は素足が気持ち良い。
富木夫妻は街にショッピングに出かける。今日は飯島裕介さんが14:05に空港に着くので12時にカレーライスを頂き、富木さんと迎えに行く。飯島さんは葉山の海の友人で私の長女と同じ小学校で1年違いになる。彼は大手のメーカーに勤めているが漁師の資格も持っている海男で、通常ユウスケさんと呼んでいるのでこれからユウスケさんと表記させてもらう。
30分遅れになるがユウスケさんは元気に到着する。空港からの帰りにエルーダの風光明媚な海岸線をドライブして、例の船具屋に寄って注文しておいたフェンダーと新たにメインファウラー用シートを購入する。
艇に戻るとクリスティーナが挨拶に来てくれていた。艇でユウスケさんのウエルカムを生ハムメロンとタラモ、ハムスとラスクをおつまみにビールで乾杯する。
夕食はアギオス・ニコラウスの街を散策した後“Karnagio”で食べる。
アンチョビのマリネ、ボイルドワイルドグリーン、コードフィッシュのフライ、イカのフライ、小エビのフライ、ひき肉のクロケットを地元ビールと赤ワインで食べる。量が多く小エビのフライはテイクアウトする。
今夜はさほど冷えず心地良い夜だった。流石にユウスケさんはテーブルに座りながら眠気がきた様だった。
5人で飲んで食べて75€だった。
艇に戻ってからシャワーを浴びて軽くウイスキーを飲んで休む。
(ID# 1526) |
2023/5/17 (水) Agios Nikolaous 曇り,俄雨 中風
今日は富木夫妻を案内してクレタ島の内陸を案内する。
朝食後最初に隣町のリゾート地ラルーダの何でもそろう船具屋さんに寄ってブルーカラーのフェンダーを探すが置いて無く注文してから観光に行く。
最初ゼウスが誕生したといわれている海抜1000mの高原にあるデイクテオン洞窟に行く。マリーナから50㎞位の距離にある。途中オリーブ畑を通過して山道に入ると白、黄、紫等のワイルドフラワーにアマポーラが混じりきれいだ。高原迄上ると途中の岩だらけの風景と変わり田園風景になる。
昔使われた水をくみ上げるための風車がそのまま残っている。
デイクテオン洞窟は大きなかなり深い洞窟で階段を降りて行くとかなりひんやりする。
ギリシャ神話を読んでみると奇想天外で興味深い。
帰路小さな村のタベルナでギリシャ料理のムサカ、ポークスブラキと蒸し野菜を食べる。感じの良い優しそうなおかみさんで食後オリーブをご馳走してくれた。
帰りが遅くなり夕食は近くのタベルナ「Pores」で食べる。のどの渇きをビールで癒した後、イワシのマリネ、リゾーニシーフードパスタ(米粒パスタ)豆のリゾット、カラマリフライ、ボイルドワイルドグリーンを赤ワインで食べた。ここのお店は地元の人で賑わい味も美味しくお気に入りの店だ。
艇に戻り10時近くなったので富木さんが仕入れたギリシャのブランデー「メタクサ」を一杯飲んで皆さん寝床に入る。
クリスティーナと9:30に彼女の住んでいるイストロの町で待ち合わせる。
彼女に島の東側を案内してもらう。最初シテアの港でお茶とギリシャのお菓子ルクマデスを食べて、東端のバイアに行く。大変美しい湾で海水浴場になっている。岩場の上に登って湾内を眺めると海の青の色の変化が美しい。
お昼は海辺のタベルナ“マクロス”で食べる計画をしていたが時間が遅くなってしまうので、そこでのランチを諦めて途中のパレカストロの街でテイクアウトしてパイのパンを買って広場のベンチで食べる。
お昼の予定地だった“マコロス”に16時過ぎに着く。ここは海辺に突き出たようにレストランが並んで前方にはミノア時代の遺跡のある島があり素晴らしい景色だ。ここには何回も来たことがありお気に入りの場所だ。
グリークサラダ、ボイルドワイルドグリーン、ズッキーニボール、アンチョビの酢漬け、イカのグリル、タコのグリルを食べた。海辺のタベルナからの景色が美しい。
帰りイストロでクリスティーナを降ろしてから艇に戻る。悦子と優起子さんは街にショッピングに行く。
富木さんはシャワーを浴びてから一休み、私はジブファウラーの交換の準備をする。
早い夕食を“マコロス”で食べたので軽く一杯やって休む。
(ID# 1525) |
2023/5/16 (火) Agios Nikolaous 快晴 微風
7時過ぎまで良く寝た。悦子も時差に関係なく良く寝た。
久し振りに悦子の朝食を食べてから10時迄あれこれ作業する。10時にクリスティーナがマリーナに迎えに来てくれて郵便局に案内してくれたり、買物の手伝いをしてくれる。
帰りに昨年別荘にお邪魔してランチをご馳走になったミケーネ夫妻とお茶を飲んでからクリスティーナと別れて我々は艇でお昼にざるそばを頂く。
食後今晩到着の富木浩、優起子夫妻の歓迎デイナー用の食料の買い出しに出かける。
夕食のメインにラムチョップ用にラムも購入する。
メインファウラーのロープを交換しようと思っていたが交換の方法が良く分からず困っていたがマリーナで艇のメンテナンスをしているUwaがいたので彼に相談したらやり方を教えてくれて助かる。
富木夫妻がイラクリオン空港に18時到着なのでその時間に合わせて空港に向かう。
空港までは通いなれた道になる。クレタ島は東西に長い島で交通は車だけになるが有料道路が無く高速道路も無料だ。空港まではほぼ一本の高速道路で50分ぐらいになる。
30分遅れで元気に富木夫妻が到着する。アテネで長いインターバルがありアテネ市内観光をしてきたそうだ。
艇に到着して荷物整理してマリーナのシャワーを全員で浴びてからウエルカムデイナーを始める。
定番のハモンセラーノとメロンをアぺリテフにシャンパンで乾杯する。グリークサラダ、フムスにラムチョップを地元オーガニックの赤ワインで頂く。
疲れもあるので早めに切り上げて23時前に就寝する。
(ID# 1524) |
2023/5/15 (月) Agios Nikolaous 快晴 微風
午前中悦子は持ってきた食料品等の整理をする。私は細々したやり残しの部分を点検する。
お昼は久しぶりに悦子の作ったざるそばを頂く。
午後も午前中の整理の続きをやり、終了後悦子は読書しながら休む。
夕食はロードス島で10年前に知り合い、ここクレタ島で毎年半年過ごしているイタリア人の女性の友人クリスティーナと一緒に近くのレストラン街にある「Karnagio」に行く。
この店は美味しくてお値段も安く人気の店でいつも一杯になるが幸いすぐ席が取れた。
ビール一杯飲んだ後クレタの赤ワインにする。メゼにファバ、イワシのマリネ、グリークサラダを、メインにタコのグリル、イカのグリル、ムール貝のワイン蒸しを食べる。イワシのマリネは逸品でタコ、イカのグリルもソースが合って美味しかった。デザートにフルーツとスイーツがついて3人でお腹一杯になり支払いは65€と安かった。
クリスティーナと明日10時の待ち合わせの約束をして別れる。我々は艇に戻りゆっくり休む。
(ID# 1523) |
2023/5/14 (日) Agios Nikolaous 快晴 無風
4月16日にここアギオス・ニコラウスに来てから約1か月経った。今年の航海の準備のための整備も終わり、今日悦子が日本から到着する日だ。
先週までの天気は雨が降ったり強風だったり思わしくなかったが、昨日より快晴の良いお天気になる。
いつもの朝食でコーヒー、ゆで卵、ミニトマト、ブロッコリンにバナナとヨーグルトそして自家製全粒粉ブレッドを食べる。健康重視の食事を心がけている。
食後マリーナ近くの地元レンタカー会社Keraに予約しておいた車を取りに行く。1週間5人乗りを借りて221€だった。
艇の掃除をしてから、お昼にハンバーガーをテイクアウトしてイラクリオン空港に悦子を迎えに行く。
ほぼ定刻の14時過ぎに無事到着する。機内で寝れたようで元気な姿で出てくる。
空港からアギオス・ニコラウス迄約1時間だ。艇に到着後荷物の整理をして一休み後近くのタベルナ「Pores」で夕食をとる。地元クレタ料理で安くて美味しい。
悦子は半年ぶりにCAVOK5の心地良いベッドで疲れた体を休める。
(ID# 1522) |
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