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2018/6/17 (日) Paros 快晴
レンタカーで島内観光の日とする。一日小型車借りて30€だった。
最初に中心部のパラキアに行く。ここではビザンチン様式の百の窓の教会を意味するエカトンタピリアニ教会とフランク城を見学する。
教会は4世紀に古代ローマ皇帝コンスティヌス1世が建てた教会に起源するとされている。又フランク城は1260年にヴェネチアにより建設された。もともと紀元前530年頃に建てられた神殿が残っていたとされた場所に建てられ、石柱や壁に当時の遺跡を利用しているのを見ることが出来る。
お昼はフェリー乗り場前のスナックでサンドイッチとコーヒーで済ます。 その後数か所のビーチを寄ってからパロス島のワイナリー・モライテイスでテスティングしてお気に入りの白赤其々2本購入する。所どころ点在しているビーチはホテルがありとってもおしゃれな雰囲気のビーチもあった。
私は何時もの様に泳いでシャワーを浴びる。 夕食はサラダ、オレンジソース味の鶏の胸肉を今日買った白と赤のワインで頂く。
中々美味しいワインで好評であった。
(ID# 1078) |
2018/6/16 (土) Paros 晴れ後雷雨後晴れ
午前中ゆっくり休んで午後レンタカーを借りて島内観光の予定でいた。
朝食後埠頭沿いにあるコーヒーショップに行き4人でお茶していると雨が降りだす。
私だけ店に残りWIFIをやっていると悦子が来て「我々の場所に大型艇が入るため移動の必要があると言われた」と伝えに来た。
艇に戻ると岸壁に貼った赤白のテープが我々の艇のところまで伸びている。係の人がいたので横が少し空いていたので横にずらすだけで良いかと確認したところそれでOKとの事でほっとする。というのは他に移動する場所がないからだ。そのうち積乱雲と共に雷雲が接近してきて雷光と共に強い雨が降り始めた。もし移動しなければならなったとしたら大変だったと思う。もし移動が必要な場合は港外でアンカーリングになった。
土砂降りの雨なので艇内で通過を待つ。通過後お昼にピタで豚肉、トマト、オニオンを包んだギロスとグリークサラダ、レタスサラダをテクアウエイで買ってきて艇で食べる。
お昼に丁度良い食事だ。
雷雨の中隣に大きなモータークルザーが入ってきた。雷雲にしては長い間だったが2時過ぎには通過したので岩崎さんと私は濡れたものを干すのと同時に洗濯もする。
午後レンタカーを借りて島内観光の予定は明日に変更した。
雷雲が過ぎた後はカラットした青空になり日課の海水浴に行くが海は雨の影響で土砂が流れ込んでいて汚れていた。
夕食は私が鶏の蒸料理を作る。蒸し料理は健康に良いので好きだ。一緒にニンニクとオニオンを入れた。
女性陣が作ってくれたオニオンソースのトマトサラダ、茹で茄子の生姜味、そして岩崎さんが買ってきてくれたここパロス島の赤ワインと共に美味しく頂く。
(ID# 1077) |
2018/6/15 (金) Schoinousa~Paros(30NM) 晴れ SW5~15ノット
結局予報外れで朝になっても吹くことがなかった。大きな入り江で1艇だけの錨泊だった。
セールの破れた個所は上部だった。ファーリングメインセールなので破れた個所の手前までセールを出そうとしたが、今度はセールが開けない。色々やってみたがマスト内で団子になってセールが出てこないので諦めてジブセールだけで行くことにした。
朝食後8:50にアンカーを揚げる。南西の風が10ノット前後吹きセーリングに持って来いの風だ。残念ながらメインセールが開かないのでジブセールだけ開いて機帆走する。何時ものエンジンの回転数で艇速8ノット近く出るので回転数を絞って6~7ノットにする。
何度も訪れた事のあるパロスの漁港兼のナウサマリーナに入るとレイドラインのある岸壁は全部使われていたのでレイドラインのない空いた場所アンカーを打って槍着けする。
何時もはスタッフの女性が出てきて場所を指示してくれるのだが今日は誰も来なかった。
13:30に港に入ったが舫った時は14:00になっていた。
オフィッスに行くとオペレーションアワーは10:00~13:30 17:30~20:00になっていた。スタッフも代わったようだ。
次々ヨットが入ってくる我々の後3艇程舫う事が出来たがその後の艇は繋留場所がなく諦めて出て行った。
隣に入った艇がアメリカ人のグループでマウイ島から来てアテネでヨットをチャターしたそうだ。日本人の友人がいるようで大変親しく話しかけてくれた。
お昼を食べてなかったので遅いお昼で温ソーメンを頂く。
17:30にオッフィスがオープンしたので手続きをする。ついでにセール業者を聞くと電話番号を教えてくれた。電話すると案の定今日は忙しく無理、土日は休みで月曜日という事になる。諦めて月曜日にお願いする。
夕食は馴染みになったレストラン“Mare Nostrum”でグリークサラダ、ロケットサラダ、グリルドサーディン、ドライマクロ、スチームマッスルを食べる。最近飲み過ぎという事で白ワイン500mlのデカンタ二つにしておいた。お店のオーナー、スタッフが良く覚えてくれ歓迎してくれデザートとワインをサービスしてくれた。すべて美味しかった。
(ID# 1076) |
2018/6/14 (木) Amorgos~Schoinousa(17NM) 晴れ 西 微風
風が弱くなってきたので朝食後メインセールの破損の修理の為セールを開こうとするが途中まで開くが破損の部分から開かない。修理を諦める。
09:30に舫いを解く。幸いに隣の艇とのアンカーの絡みはなくスムースに出港出来た。
横からの風になったのでジブセールだけ挙げて機帆走する。
昨年9月に藤木さんの“Indigo”で訪れた小島のシュケノウサ島の入り江に入る。昨年は多数の艇が錨泊していたが今回はモータークルザー1艇だけアンカーリングしていた。水深7mの砂地にアンカーを打つ。悦子が泳いでアンカーの効きの確認に行く。
綺麗な水で底まで透明に見える。岸まで泳ぐ。ここは未だシーズンオフなのか海岸に誰もいない。
お昼にソーメンを頂いて皆さんシエスタする。
夕方にモータークルザーも帰り1艇だけの錨泊になる。
何時もの夕暮れ時の一杯をやりながらPCでウエザー・サイトを見ると21時過ぎから30ノット近い風の予報が入っている。朝見たときは一切強い風の予報がなかったのだが。早めに食事をして強風対策準備をする。夕食はサラダと牛のシチュウを頂く。アンカーを50m伸ばしジブセールをしっかりと巻く。
ところが21時過ぎても一向に風が強くならない。再度ウエザー・サイトを見てみると30ノットの風が無くなっていた。良くわからないが数値予報の弱点なのかもしれない。
とはいってもいつ吹き出すか心配なので夜中2時過ぎまでコックピットでうとうとしながら用心していたが吹き出す気配が全くないので3時前にベッドに入る。
満天の星が輝いていた。
(ID# 1075) |
2018/6/13 (水) Amorgos 快晴 順風
午前中のんびり過ごす。日本食のお昼を艇で頂いた後、渡し船で対岸のビーチに海水浴に行く。礼子さんは日射が強いという事で艇に残る。水の綺麗なビーチでビーチチェアを借りてパラソルの下で読書をしたり昼寝したり、時々体を冷やしに海水浴をする。のんびりした豊かな時間を過ごす。
17時の渡し船で戻り海岸にある公衆シャワーでシャワーを浴びてから艇でジントニックを楽しんでから艇の前のお馴染みのレストラン”Mithos”で夕食を食べる。
定番のグリークサラダ、ミックスサラダ、エッグプラントのデップ、メインにカラマリグリルとラムチョップを食べる。ワインはハーフリッターのカラフェで白と赤を飲む。
エッグプラントのデップだけが味が濃く今一だったが他のものは美味しかった。
4人で60€うれしくなる。
今日はギターの生演奏を聴きながらの食事だった。23時過ぎに艇に戻り就寝する。
(ID# 1074) |
2018/6/12 (火) Amorgos 快晴 西強風
今日はレンタカーを借りて島の観光をする。ここは景観の素晴らしい海岸線や島の中心になるギリシャらしい町ホラ、そして崖の中腹に立つ修道院と見どころが沢山ある。
最初島の中心部ホラに寄り小さな城塞の上に登る。風が大変強く吹き流しが真横に一直線に流れている。お城に続く階段を4つ足で風に飛ばされないよう登る。街は細い石畳の小道が続いている。両サイド白い壁の家に囲まれハイビスカス、夾竹桃、ノウゼンカズラの色彩の鮮やかな花が所どころ咲きみだれギリシャらしい絵のような光景だった。その後カタポラの反対側にあるホゾビオテッサ修道院に行く。この修道院は断崖絶壁の中腹に建てられている。修道僧の過酷な修行が想像できる。その下には映画“グランブルー”のロケに使われたアギアアンナビーチがある。透明度の高い海の色が何とも言えない青色のグラデーションを醸し出し美しい自然の光景だった。風がここでも強かったのでここで泳ぐのは諦めて、次に島の東側の突端になるカロタリテイッサに行く。お昼になったので道すがらの小さなレストランに入ってグリークサラダ、ハンバーグ。ミート、スパゲッティポモドーロを食べるが素朴の味だが美味しかった。ウエイトレスがここの娘さんでとっても美人だったので食も進んだ。途中難破船が打ち上げられている入り江を覗く。カロタリテイッサは4方囲まれた静かな入り江になっていて小さな漁船がブイに舫っていた。ここもきれいな光景のところだった。
その後島の東北部になるパベロスビーチに行く。ドライブウェイからの海の眺めはエーゲ海らしく近くに島々が見える。途中春先が満開だが、未だ咲いているワイルドフラワーの花園を抜けたり、又ヤギ達に会ったりした。
ここパベロスビーチは小石のビーチだが小石の影響で海の色の青が澄み切った青になってきれいだ。
この後カタポラに戻り港の反対側の岩場に行って泳ぐ。ビーチの看板にこう書いてあった。「Nudism is for forbidden except in the “Plakes”bay.」 ここではトップレスの女性が太陽を燦燦と受けていた。
夕食はグリークサラダ、Tボーンステーキとパプリカとズッキーニの付け合わせを赤ワインで頂く。中々美味しいお肉だった。
艇の前のお店で生バンドをやっていたので岩崎さんと食後行くが丁度終わりになってしまった。ワイン一杯飲んで艇に戻る。
(ID# 1073) |
2018/6/11 (月) Amorgos 晴れ 西 強風
朝食は例の”Mithos”でとる。銀行に行き50€を振り込む。これはパトモスでは土日になり艇の入国費が払えないという事で、月曜日アモルゴスで払うよう指摘されていた振込だ。
その後ポートポリスに行き手続きを終了して艇も入国を完了する。
次に水の問題はメカの人に会う事が出来て修理をお願いする。水の配管が艇の中を通っているので不具合箇所を見つけるのが難しい。彼方此方床を揚げて探す。結果にスターンからのシャワーのビニールパイプに亀裂が入りそこから水とエアー漏れアキュムレータに圧が掛からなかった。
とっても感じの良い熱心なメカの方で尚且つ解決出来て助かった。手間賃は50€だった。
悦子と岩崎夫妻はその間町の散策に出かける。
修理が終わったのは昼過ぎになったので久しぶりに自炊してトマト、胡瓜そして豆腐を一丁食べる。森永製菓の“日持ち長持ちの絹ごし豆腐”はとっても美味しい。3か月は持つので艇の生活にはお勧め品だ。
皆さんはランチを散歩とショッピングの帰りにしてきた。
午後はそれぞれ気ままに過ごす。ランドリーがあったのでまとめて出す。
今日は風の強い一日だったが夕方になると少し収まった。30ノットは吹いている強い風の中出港していく艇もある。1艇は出港したが戻ってきて横風の中再度岸壁に舫うに苦労していた。何回かトライして無事舫いを取る。皆さん拍手であった。
私は運動がてら湾の反対側のビーチまで20分ほどかけて歩いて行く 日課の水泳をして艇に戻り、海岸のある公衆シャワーを浴びる。
夕食はニンジン・シリシリ、野菜サラダと先日もらった4匹の小鯛に似た魚をオーブンで焼いて頂く。久しぶりの焼き魚、新鮮のせいもあり身がしまって味も良かった。
インターネットで調べ事をして就寝する。
(ID# 1072) |
2018/6/10 (日) Levitha~Amorgos(35NM) Clear 北西5~20ノット
朝起きると風が180度変わっていた。漁船と何隻かのヨットは既に出港していた。
何時もの様にコーヒー、パン、バター、蜂蜜、ジャムと果物入りヨーグルトで朝食をした後昨日もらった魚4匹を夕食用にさばいておく。
10:00に舫いを解き入り江を出る。波が残っていて艇が久しぶりに揺れる。1時間ほど機帆走すると風が真上りに近いが10ノット近くなったのでセーリングに移る。久しぶりのクローズホールドのセーリングだ。揺れのある中悦子がスパゲッティポモドーロを作ってくれ頂く。いつも美味しい。
午後から風が20ノット近く吹くようになったのでメインセールだけリーフして走る。それでも6ノットを確保していた。
途中ジャイブした際、生憎とセールの上部が破損してしまったのでセールを巻いて機走にする。
アモルゴス島のカタポラに入ると波も収まり静かになる。
港は結構ヨットが入っていたので空いている場所を探してアンカー打っての槍付けをする。横風だったせいもあり気を使うが両サイドの艇の人が手伝ってくれる。
アモルゴス島はお気に入りの島なので楽しみだ。
ヨットに乗って居ると色々と不具合がでてくるものだが今回はセールの破損と艇の水が出なくなってしまった。水が使えないと致命傷なのでハーバーを管理している人にメカニックに連絡してもらうようお願いする。日曜日もあって明日という事になる。
水が使えないので前回も行ったことのあるお馴染みのレストラン“Mithos”で食事をすることにする。マスターが覚えていてくれた。
シャワーも使えないのでここで使えるところを聞いたところ裏のホテルのシャワーを貸してもらえるとの事でひと安心、乾いた喉にビールを浸み込ましてから食事する。
ズキーニボール、タラモサラダ、ヤギのローカルチーズを前菜に、グリークサラダ、レタスサラダ、メインに折角ギリシャに入ったという事でギリシャ名物グリルドオクトパスとポークチョップをシェアして食べる。腰のあるオクトパスで美味しかった。赤ワインで頂く。
食後ホテルの一室でシャワーを浴びてから寝る。明日から暫く風が強いのでここアモルゴス島に暫く滞在することにする。
(ID# 1071) |
2018/6/9 (土) Patomos~Levietha(20NM) 快晴 微風
朝8時に頼んでおいたタクシーで聖ヨハネが暮らした洞窟と聖ヨハネ修道院の見学に行く。両方とも世界遺産に登録されている。最初洞窟の方に行ったが生憎とミサの最中で入れず丘の上にある城塞に囲まれた立派な修道院を観光する。1500年代にオスマントルコの配下に入り1900年台までトルコの領土だった島だ。 継ぎ足しの様な複雑な様式の修道院だった。ミュージアムには豪華な素晴らしいミサの道具が並んでいた。又オスマントルコとのやりとりの書簡があり、捕虜3人の変換の事や、食料の調達、税金の取りたて等興味深かい内容を紹介してあった。
艇に戻り11:00に舫いを解く。
途中隣の入り江のグリコ(Groikou)を覗く。ここに昨日お会いしたSmith(鈴木)玲子さんの艇が係留してある。残念ながら朝ポトモスを出港した“Spartan”を見つけることが出来なかった。
今日も微風で機帆走になる。お昼は野菜たっぷりにハムサンドをビールで頂く。ジューシーなサンドイッチでお気に入りだ。
今日は土曜日なのでLeitha島の入り江に艇がいっぱいになるのでないか心配していたが我々が入ったときは1艇アンカーリングで3艇がブイ舫いしていた。狭い入り江なのでブイが14個ほど設置してあり其処に舫えるようになっている。船首からブイを掴むのは高すぎて掴みづらいので船尾から近づきブイを掴み15:10舫った。CAVOK5方式だ。
喉の渇きを水分の多い美味しいスイカで潤す。
早速ラバーボートを降ろして上陸する。この島には1軒の民家があるだけでその民家がレストランを開いている。前回停泊したときはそこで食事した。
岸から見る入り江の光景は停泊している艇と相まって自然の綺麗な景色だった。
泳いで一休みしているとオランダ艇からラバーボートでレモンないかと聞きに来たので3個分ける。
お礼にとフレッシュな魚4匹届けてくれた。お礼に行くとワインをご馳走してくれた。
キャプテンと若い青年が4人ほど乗って居るクラッシクな綺麗なヨットだった。
夕方船でブイの使用料を取りに来る。7€だった。
夕食はコックピットで岩崎さんと飲んでいるうち始まりもろ胡瓜、オニオンドレッシングのトマト、トマトソース味のポークを明るいうちに頂く。
ビール、白ワイン、赤ワインと飲む。少々飲み過ぎの気がある。
ブイ舫いなので安心してぐっすり休む。
(ID# 1070) |
2018/6/8 (金) Leros~Patomos(21NM) 快晴 北西5~18ノット
インターネットが入らないので再度インターネットショップ“WIND”に行って調べてもらう。中々解決できなかったが親切に時間をかけてみてくれ無事繋がった。ここでも親切を感じた。
レンタカーのガソリンを給油してミネラルウオターを買って艇に戻る。レンタカーの返却も簡単で鍵を床に置いて車をマリーナに置いておけば良かった。
10:55に舫いを解く。ラバーボートが手伝いに来てくれる。
北西の良い風が吹いているがコースが北西なので真上りになる。今日は目的地まで21NM と近いのでクローズホールドの帆走を楽しむ10ノット以上の風で強い時は15ノット以上吹き快適なセーリングだった。
15:10にアンカーを打ってからのスターン着けする。隣の艇の方が舫いを取ってくれたので助かる。
陸に上がると日本人の方がいて話しかけてくれる。我々の横に舫っていた小さな観光船のオーナーの方で驚く。お話を聞くと13年前からパトモス島に魅せられこの観光船“Spartan”に住んでいるとの事だった。旧姓 鈴木玲子さんという方で英国に21歳から住んでらして、17年前に旅行でパトモス島に来た時にすっかり気に入って、その後ご主人と別れてから13年“Spartan”で生活しているとの事だった。1953年生まれで今なおお一人で島で観光船を操船しながら生活されていることに驚嘆する。
お嬢さんが結婚されてこの島に在住でお孫さんも2人いらっしゃるそうだが一人で船での生活をお聞きしたくなる。夕食にご招待する。
その後我々はギリシャ入国の手続きに行く。ギリシャをヨットで入国するにはトランジットログが必要だ。我々も持っているが今年から新しいログが必要と言われ新しいログが必要だ。もう17時を過ぎていたので新しいログが手に入らず艇の入港が出来ない。明日、明後日は土日曜日なのでログの入手が出来ず月曜日まで待たないと駄目との事だったが、明日出港したいと伝えるとここのポートポリスの女性は親切で次の我々の行くアモルゴス島で月曜日に艇の入国の手続きが出来る様計らってくれた。そして我々人の入国は完了した。
夕食は隣の艇の鈴木玲子さんをお呼びしてフレッシュサラダ、酢漬けのカリフラワー、ペッパーとズッキーニのグリル、鈴木玲子さんからの自家製オリーブそしてメインは骨付きビーフステーキを白ワイン、赤ワインで頂く。自家製オリーブも素晴らしく美味しく肉厚のビーフも程よく焼けていて肉も柔らかく美味しかった。
奇遇としかない出会いに感謝する。
(ID# 1069) |
2018/6/7 (木) Bodrum~Leros(35NM) 快晴 微風
前日出国の手続きをエージェントにお願いしておいた。トルコ出国の際はエージェントを通さないと管理時間と手間が掛かりそうだ。書類を持って9時にエージェントの事務所に行き手続きをする。9:30に舫いを解きカスタムの岸壁にアンカーを打って槍着けして出国手続きをする。エージェントの人が舫いを手伝ってくれる。出国手続きを終わり10:10に出港する。
微風なので時折セーリングしたり、機帆走したりになる。
16:00に2013年に越冬したレロス・マリーナに舫う。無線で連絡するとラバーボートで誘導してくれて舫いも手伝ってくれた。
マリーナのオッフィスに行くと皆さん覚えてくれて再会を喜んでくれた。ここでギリシャ入国する予定だったので手続き方法を確認すると、今年からここでは入国手続きが出来ないとの事、隣の島のパトモスで入国できるとの事でここでの入国を諦める。
ギリシャに入国していないがレンタカーを借りて島内を観光する。一日借りて25€だった。
トルコからギリシャに入ったのでPC用SIMカードを入手する。6GB 3か月で25€だった。
夕食はマリーナ内のレストラン“Skiper”で食べる。久しぶりに本場グリークサラダとスキッパーズサラダ、ムサカ、牛カルパッチョ、ポークチョップを赤ワインで頂く。
ポークはトルコでは口にできなかった。
(ID# 1068) |
2018/6/6 (水) Knidos~Bodrum (22NM) 快晴 微風
朝隣の艇“Malabar”の人にボドルムにいく旨話すと“Sugar and Salt”という美味しいレストランがボドルムを教えてくれた。
彼はマリマリスに艇を置いている英国人だった。
朝食後09:00に舫いを解く。相変わらず静かな海だ。残念ながら良い風が吹かない。この時期弱い西風と陸風,海風が主流だ。
ボドラムに近づいたところでクレオパトラが入ったという温泉があるカラ島を右に見てボドルムのMilt marinaのガス・ステーションに13:00横付けする。105L給油112€だった。
ラバーボートが来て係留場所を案内してくれ、舫うのを手伝ってくれた。
マリーナに着いたらとっても暑い。手続きをしてから悦子達はショッピングと町の観光に行く。繋留料117€だ。高い。
明日トルコを出国するので私はエージェントで手続きをしてから、チャンドラーで舫いロープと細かい部品を買う。
夕食は今朝クニドスで教えてくれたレストランにも行きたかったがどうしても会いたいマノリアさんが開いているレストランに予約もしてあったので其処に行く。
昨年来た時マノリアさんの居たレストラン“Komodor”に行ったが他に移ったという事で会えなかった。今回は”Komodor”にマノリアさんの移り先を聞いてそこを予約した。
このレストランは“Krema ve Yogurt”という名で、この店を3年前開いたそうだ。2013年にここに艇を置いていた稲次さんに“Komodor”に連れて行って頂きマノリアさんを紹介して頂いた。1985年3月17日イラン・イラク戦争の際イラクのフセイン大統領が48時間経過後にイラン領空を飛ぶ飛行機は民間機と言えども全て撃墜すると突然宣言した際に、日本から救援機を出せない中2機のトルコ航空機がテヘランに飛び215人の残留日本人を救出してくれた。2番機が飛び立ったのはタイムリミットギリギリだった。この2機の乗務員は全て志願しての乗務だった。
このとき志願して乗ったチーフパーサーがマノリアさんだった。そして稲次さんも当時三井物産の責任者としてイラクで日本人救出に尽力された方だった。
トルコと日本の友好関係は1890年のトルコ海軍のエルトゥールル号の串本沖での遭難救助から始まっている。
久しぶりにお会いして再度当時のお礼をする。とっても優しい雰囲気の素敵なおばちゃんで優しさがにじみ出ていた。
フィシュスープ、各種メゼ、キョフテを赤ワインで頂く。とっても美味しく頂く。トルコ最後の夕食という事で岩崎さんがご馳走してくれた。
お腹いっぱいになりタクシーで艇に戻る。
(ID# 1067) |
2018/6/5 (火) Bozukkale~Knidos(35NM) 快晴 微風~SW10ノット
午後から向かい風が吹く予報だったので早めの06:40に舫いを解く。隣のスイス艇Schmitz夫妻が見送りしてくれる。
出港してから朝食をとる。今日も静かな海だ。トルコの南岸はメルテメの影響も受けず風は弱いが予定通りの快適な航海が出来る。
お昼はスパゲッティポモドーロをビールで頂く。日本で約3か月間炭水化物や脂質を取らず10㎏近く減量したが、ここではそうもいかず通常の食事に戻っている。量だけは減らしている。
左にロードス島、右にシミ島を見ながら進む。クニドスに近づいてきて風が横に回って良い風になったのでジェネカーを揚げるが1時間もたたないうちに風が無くなりセーリングを諦めて機走する。
13:50に見慣れたクニドスの桟橋に横付けに舫う。ここは電気、水道ありだがWIFIはない。
底が奇麗に見え、海の青が底の砂や岩や海草の影響で代わりそのグラデーションが美しい。
写真をどうしても取りたくなる景観だ。
今日も泳ぐ。これだけ綺麗な海で泳いでいると普通の海では泳げなくなるんじゃないかと心配になる。
岩崎夫妻はクニドス遺跡の見学に行く。ギリシャで初めての肌の女性の像アフロディーテがあった処で有名な遺跡だ。
ここの桟橋は今までと違ってレストランとは別でレストランでの食事を取る取らないにかかわらず繋留料金を取る。でも電気、水道込みで90TL(約2300円)だ。この環境でこの料金で泊められれば御の字だ。
夕食は早めに19時にレストランでとる。定番のメゼ、カラマリリングとシーバスのグリルを頼む。カラマリ、シーバスともフレッシュで美味しかった。ワインはここの半島のダッチャで取れる店主お薦めの白ワインにした。4人で315TL(約9000円)だった。
21時前に食事が終わったが未だ空は明るかった。
コックピットでウイスキーのロックを飲んで就寝する。
(ID# 1066) |
2018/6/4 (月) Ciftlik~Bozukkale (18NM) 快晴 南西5~8ノット
朝食後我々が出る際に桟橋に横付けした他艇が出口を塞ぎ邪魔になっていたので動いてもらうことにした。
結構狭いところから出るので自走だけでは難しく、店のスタッフがバウから舫いを取って上手に誘導してくれ、09:40に舫いを解く。
生憎とエーゲ海に吹く北風が回り込み西風の向かい風になる。10ノット近い良い風だが真向かいになり機走する。途中コースと風のシフトがありセーリングに移るが続かず再び機走する。
途中フェテイエのゆかりさんからメールがありボズッカレの手前にセルチェと云う素敵な入り江があると教えてもらったので寄る。静かな入り江でアンカーリングに最適な錨泊地だった。2艇程アンカーリングしていた。
先があるのでアンカーリングはせずボズッカレに向かう。 ここは今までトルコに来るときは必ず寄るところでアリババと云うレストラン桟橋に12:40に舫う。
湾全体がターコイズブルーの海の色で、岸辺の付近が透き通ったブルーで回りの岩山の白色と空の青と相まって青のグラデーションの素晴らしい色彩を醸し出している。
お昼に卵、オニオン、ミンチにご飯で混ぜご飯に頂く。
食後昼寝してしまう。
岩崎夫妻は直ぐ近くの丘の上にあるカレ城に行く。この城は紀元前10世紀に建てられてその後都市国家アテネが海軍の基地として使用してきたところだそうだ。
丘の上のカレ城から見る湾内の情景は素晴らしい絵になる。
艇に戻ってから下まで透きって見える海で泳ぐ。暑くなった体が海に浸かり気持ち良い。
ここは電気も水も桟橋では取れない。レストランのシャワーを浴びる。
コックピットで一杯飲んでいると隣のスイス艇の奥さんが胡麻みそのペーストを食べないからと持ってきてくれる。日本人の友達がいるという事で暫くお話をする。日本に来たことが無いという事だったのでぜひいらっしゃいと伝えて名刺をわたした。品の良いご夫婦だった。
夕食はメゼ3品、サラダ、カラマリリングそして日中お願いしてあったカサゴとクロダイに似た魚のグリルをチャンカラの白で食べる。カサゴのグリルがとっても美味しかった。
艇に戻りウイスキーのロックを飲みながら夜長を楽しんで就寝する。
(ID# 1065) |
2018/6/3 (日) Ciftlik 快晴 西10~15ノット
もう一日ここでゆっくり過ごすことにした。
寝坊して朝8時過ぎに起きてからかまどで焼いている出来立てのパンを買いに行ってから朝食をとる。
食後ものんびりとコックピットで過ごし、その後浜のレストランでチャイを飲みながらインターネットをつなぐ。
お昼はトマトソース味の牛ミンチとサラダをパンで頂く。皆さんビールを飲むが私は泳ぐので遠慮した。
午後はそれぞれ浜や艇で読書したり昼寝したりして過ごす。私は今日も泳ぐ。
夕食に魚を見るがこちらでの名のグルッパ―(クエの一種)が新鮮で美味しそうだったのでフィシュスープで頼む。
日曜日で出て行く艇が多く夕方には数艇の繋留艇になる。
20時前にレストランに行きメゼ、サラダ、フィッシュスープを白ワインで食べる。
フィッシュスープは魚のキャセロールと店の人は言っていたが野菜とクエの味が混じり絶品だった。
4人で美味しく食べて、お腹いっぱいになって415TL(約1万)そして繋留代は無料だ。
明日もゆっくり起きて出発することにして休む。
(ID# 1064) |
2018/6/2 (土) Marmaris~Ciftiric(12NM) 快晴 微風後南西10ノット
ゆっくりとご飯、みそ汁、卵焼きで朝食を頂く。
電気、水道の電子キーを返しに行くと次回使ってくれとの事で持って帰る。
10:30に舫いを解く。土曜日なのか観光船やヨットが多く出ている。今日は12NMの短い距離なのでセーリングをゆっくり楽しんでいく予定だったが風が吹いてくれない。シフトリックの3NM手前から吹き出したのでセールを揚げてセーリングを楽しんでからシフトリックの湾に入る。4,5件あるレストランの桟橋からそれぞれのレストランの人が旗を振って勧誘している。
前回行ったことのある“RAHAT”に行く予定であったが“AZMAK”のレストランは横付け出来そうだったので“AZMAK”の桟橋に13:20に横付けする。感じの良いスタッフだった。
お昼にソーメンとラムチョップの残りを頂く。
食後泳ぐ。水温は25度あった。子イワシが数万匹と群れをなして泳いでいる。
クリスタルウオターで気持ち良い。
とっても景観の良い湾なので遊歩道を歩いて丘に登り風景を楽しむ。岩崎夫妻はビーチベットのある海岸で寝転んでのんびり過ごす。
コックピットで休んでいるうちにこっくりと寝てしまった。風が心地よい。日差しの下では暑いが日陰では風が気持よく涼しい。
夕方4人でレストランに行きモヒート、ビール、チャイと其々喉を乾かしながら海辺の景観を楽しむ。
ここは夕食を食べると電気、水道のある繋留料が無料になる。魚を見せてもらうとヒメジが新鮮そうだったので夕食に4匹確保してもらう。
繋留したときは3艇だったが、夕方には桟橋に10艇程になる。他のレストラン桟橋も含めると30艇ほどの繋留になった。土曜日のせいかにぎやかになった。
20時前に海辺の小屋作りのレストランに行く。徐々にお客さんが増えて野外のテーブルはいっぱいになる。30人以上のお客さんだった。
メゼ、グリーンサラダ、ミックスサラダ、カラマリフライ、ヒメジのフライを食べる。
白ワイン2本何時もの様に飲む。ここもメゼが美味しくヒメジも新鮮で上手に揚げてあって美味しかった。
艇に戻り星空満天の空を眺めてウイスキーのロックを飲んで就寝する。
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2018/6/1 (金) Ekinjik~Marmaris(20NM ) 快晴 北~南西 5ノット
エキンジックの美しい岸壁には我々含めて5艇だけの停泊だった。香港艇、オランダ艇とチャター艇2艇だった。50艇は繋留出来る入り江のマリーナだが未だシーズンの始めだそうだ。
静かで美しい佇まいのマリーナでゆっくりするのも良いかと思ったが次のマリマリスに足を進める。
朝食前にひと泳ぎする。水が澄んで底まできれいに見えるので水に誘われ直ぐ泳ぎたくなる。
朝食後近くを散歩するがハイキングしても良さそうなところだった。
10:30に舫いを解く。相変わらず静かな海面を機走する。
今日もコーストガードが来て無線で岸側を走るようコース変更の指示がある。軍艦がいた。
マリマリス入る1時間前辺りから良い風が吹き出したのでセーリングを楽しむ。セーリングしているヨットの数も増える。
Netsel Marinaに無線で連絡するとボートが来て係留を手伝ってくれる。14:30に舫う。
ここは繋留料が高く一泊99€する。
悦子と礼子さんは町にショッピングに行く。私と岩崎さんは船具屋を覗いてから町を歩く。ポールアンドシャーク印のポロシャツ、ジャンパーを買う。トルコではイミテーションの衣類でも質が良いので結構重宝している。
夕食は昨年行って美味しく感じ良かったレストラン“Liman”に行く。1㎞以上はありそうな港の岸壁沿いにレストランが何十軒と軒を並べお客さんも沢山いる。日本では考えられない観光地の夜のスケールだ。
“Liman”を探しながら歩いていると“Liman”の亭主が我々を見つけてくれる。お店も流行っていた。メゼ、チーズロール、牛肉と野菜の煮込み料理、ビーフステーキのマッシュルームソースを頼み4人でシェアーして食べる。赤ワインが2本空いた。肉も柔らかくいずれも美味しかった。
大満足で帰り艇で一杯飲んで休みに着く。
(ID# 1062) |
2018/5/31 (木) Fethiye(35NM) 晴れ後曇り夕方雨
ここのところ朝晩涼しくしのぎやすい。7時に昨晩の残り物とヨーグルトで朝食を済まし8:10に舫いを解く。何時もの様に湖水のような水面を機走する。
この時期この辺りは大体同じ気象で朝北風、お昼にかけて南西風に変わる。又午後になると大陸側に積乱雲が出来てきて夕方時折海岸線を通過して雨を夕方降らすことがある。
こんな感じなので夕方前に目的地に到着するようにしている。
今日も同じような感じで全行程機走ないし機帆走になる。
お昼はお握りとエビの頭を使ったスープ、そしてエビとお握りを頂く。 目的地の方の内陸には積乱雲が出てきたので一寸気になる。
エキンジックの湾に入る手前でコーストガードに呼び止められエキンジックへのコースの変更を求められ進路000度で5NM行ってからエキンジックに行くよう指示される。軍の演習の関係だそうだ。
14:50にエキンジックの岸壁に槍付けで舫う。スタッフが出てきて手伝ってくれる。2艇だけしか舫っていなかった。
到着前から小粒の雨が降りだしてくる。
雨が止むまで艇内で休むことにする。停泊料が電気、水道、シャワー、トイレついて100TL(2300円)だ。素晴らしい環境の中でこの料金、お土産に自家製ザクロジュースまで頂く。
雨がやんでから皆さんはシャワーを浴びに私は日課の泳ぎをする。底まで透き通って見える綺麗な海だ。隣に停まっている艇の人たちが盛んに岸壁の下を見ている。泳いでいるとライオンフィシュがいると教えてくれたのでカメラを持って潜って撮影する。
夕食は丘の中腹にあるレストランで食事する。雨も上がり夕焼けが奇麗だ。メゼ、サラダ、シーバスのグリルとオクトパスのグリルをオダーして、シェアして食べる。ワインはAngoraの白を2本飲む。
このレストランはロケーションばかりでなく味も評判良く、美味しく頂いた。
何回もここは訪れているが気に入っている場所だ。
艇に戻ってジンをザクロジュースで割って飲む。中々味が良く気に入った。
微動だにしない艇で就寝する。
(ID# 1061) |
2018/5/30 (水) Fethiye 快晴
朝昨日の雷雨で濡れたマットを干してから朝食をとる。礼子さんが少し体調を崩したようで朝食を抜いた。又今日の観光も止めて艇でゆっくり休むことにした。連日の航海と日射そして違う食事で体が少し参ったと思う。
私は艇の用事があるのと何度も観光したところなので艇に残り、悦子と岩崎さんと古代リキヤの首都クサントス、同じくリキヤの遺跡パタラとサクルケント渓谷の観光に行く。
さちよさんが使っているタクシーの運転手は親切な方で、途中彼の友人宅によってくれてチャイをご馳走になったりトマトを頂いたりしたそうで昼過ぎに戻ってきた。
礼子さんは休んだせいで体調も戻ってきたがお昼はバーでジュースだけにした。私は以前のスタイルで胡瓜、ニンジンを味噌漬けて丸かじり、トマトそして豆腐に乾燥納豆をかけて食べた。
悦子達が帰ってきた後さちよさんと町に買い物に行く。野菜、果物とクルマエビに似たエビを買う。運んでくれるスーパーがあったので水、ビールを大量に買う。
夕方私はひと泳ぎ岩崎さんとバーで一杯飲む。
7時前にさちよさん、ゆかりさんとグッチさんがくる。お寿司とトルコの料理を持ってきてくれる。悦子達は野菜サラダ、ラムのスペアリブを料理する。レストランからも繋留している手前注文しなければいけないのでメゼ4人前とグリルドカラマリ、シーバスのグリルを出前で頼む。
大変豪華な夕食会になる。レストランでは結婚式の後のパーティーがありダンスも始まりにぎやかだった。
11時頃お開きになり、岩崎さんとコックピットでギリシャのブランデー・メタクサをロックで楽しんでから就寝する。
(ID# 1060) |
2018/5/29 (火) Kalekoy~Fethiye(67NM) 快晴,夕方曇り,雷雨 南西5ノット
フェテイエの予報は夕方雷雲の接近という事なので早朝05:20出港する。風が弱く全行程機帆走になる。途中ゲミエール島等良い泊地があるが足を速めて一気に67NM 走ることにした。
海面は静かで岩崎さんと舵を交代しながらのんびり航海する。
お昼は野菜の沢山入った蒸鶏のサンドイッチをビールで頂く。海で食べると味が倍増する様だ。美味しかった。
フェテイエの湾に近づくとセーリングヨットを沢山見るようになった。
一番奥のヨットクラッシク・ホテルの桟橋に16:00に着ける。
フェテイエは昨年“うめぼし”で世界一周中の増田さんと会ったところだ。その時増田さんの知り合いのゆかりさんとご主人のグッチさん、友人のさちよさんも一緒に食事をした。
そのさちよさんに航海途中に電話連絡でマリーナの予約を取ってもらった。
到着して一杯という事でプールサイドのバーで飲んでいると雷雨がやってきた。早着で良かった。さちよさんに連絡するとゆかりさんとグッチさんがホテルに尋ねて来てくれた。
久しぶりの会話が弾む。さちよさんに明日の観光予定のクサントス、パタラ、レトゥーン遺跡の観光タクシーを頼んでもらう。地球の歩き方に250TL(1TL≒26円)と書いてあったのでそれで頼んだ。
夕食はホテルで食べる。ここのマリーナもホテルで食事すると無料になる。
Angoraの白ワインにメゼ2人前、カラマリフライ、サーモンサラダとムレット(ヒメジの一種)のグリルを食べる。ここもウオターフロントの落ち着いたプチホテル・ヨットクラッシクホテルの雰囲気の良いレストランで美味しく頂く。
イギリス、オランダからの西欧人が多く滞在していた。
食事が終わった頃にはすっかり雨もやみ星が見えてきた。
びくとも揺れない艇の中熟睡する。
(ID# 1059) |
2018/5/28 (月) Cinevis~Kalekoy(40NM) 快晴 微風~順風 5~10ノット
この時期海風陸風で昼と夜では180度風が変わる。夜中起きて見てみると180度船首が振れていた。
爽やかな朝を迎え朝食前に浜までひと泳ぎする。ひと泳ぎの後の朝のコーヒーが美味しい。
イチゴとバナナの入ったヨーグルトにフレンチトーストに蜂蜜の簡単な朝食を済まして8:15にアンカーを揚げる。
小さな半島を越えるまで微風の中機走するが半島を廻ってから進路が西になり南風を横に受けて5ノット前後で気持ち良い帆走をする。
お昼にソーメンを頂く。ビールと合う。
波もなく青空の下、心地よい風を受けてのセーリングだった。ケコヴァ島の海峡に入ると迎え風になったので機走に移る。何度も通過したことのあるケコヴァ海峡(ケコヴァ・ロード)だがいつ見ても景観が素晴らしい。途中の小さな入り江にはヨットや観光船があちこち錨泊していた。
15:20に今回で5回目の訪問になるカレキョウイ村のリキヤレストランの桟橋に横付けする。
悦子と岩崎夫婦は直ぐ近くに聳えているビザンチン時代の城跡を見に行く。
帰ってきた後リキヤレストランでビールとオレンジジュースで喉を潤おす。メゼと鶏のシシとを註文して7時に予約する。
ひと泳ぎしてシャワーを浴びる。
快適なセーリングを楽しめた一日だった。
お客さんは我々だけで正にウオターフロントの席で食事する。手ごろで美味しいAngoroの赤を頼む。ここのお母さん料理だと思うがメゼが絶品だった。悦子の好きなズキーニボールがメニューになかったがお母さんが特別作ってくれた。鶏のシシも肉が柔らかく美味しく頂く。メインを一人一皿にすると多いのでメインは2人前頼んで4人でシェアして食べている。
食休みを暫くして就寝する。
(ID# 1058) |
2018/5/27 (日) Kemer~Cinevis(15NM)
快晴 南東5~10ノット
トルコ風オムレツの朝食をコックピットでゆっくり頂く。今回購入したコーヒードロップが重宝している。
9時過ぎにビュレントがお別れの挨拶に来てくれる。マリーナのオッフィスにも挨拶して11:10に舫いを解きガソリンスタンドで軽油を満タンにして出港する。快晴の良い天気の中、東南からの風を受けて途中から帆走を楽しむ。観光用海賊船と併走する。
15;40に何度も錨泊したことのあるCinevisの入り江の水深7mの砂地にアンカーを打つ。観光船が4艇ほど来ていた。
外海では14,5ノットの東南の風が吹いていたが中に入ると風が治まり絶好の錨泊地だ。
早速泳いでアンカーの効きを見る。しっかり食い込んでいた。
観光船は夕方になると引き上げていき我々1艇だけになる。岩壁に囲まれた静かな入り江だ。
岸辺まで泳いで行く。岩壁からの入り江の景色はCAVOK5だけ静かに佇み美しい光景だった。
ジントニックを楽しんだ後、夕食は錨泊なので早く6時前から始める。今日のメニューはビーフステーキと付け合わせにペパーのグリル、トマトのサラダ、ハーブ入り野菜サラダを赤ワインで頂く。日没は8時過ぎになるので明るい中、コックピットで自然の中夕食を楽しんだ。
月が満月に近づき月が上がってくると月明りで明るくなる。夜空を見ながらコックピットで星を見ながらお喋りをして10時前に就寝する。
(ID# 1057) |
2018/5/26 (土) Kemer 曇り時々雨
日本から欧州のフライトは西回りなので一日が長くなる。長い一日を終わってからの睡眠なので時差にかかわらず結構よく寝むれる。従って時差の影響が少ない。皆さんそのせいもありぐっすり眠れたようですっきりと朝を迎える。
久しぶりに船の上で悦子と礼子さんの作ったイングリッシュベネデクトの朝食を頂く。
午前中皆さんはケメルの町の見学に行く。この町は完全なリゾート地で、観光で成り立っている。海岸線には大きなホテルが何キロも並んで建っている。メイン通りは、中央に噴水が両サイドにはお店が並び綺麗な通りになっている。
私は明日出港に備えて最後の準備をする。
お昼にビュレンドが迎えに来てくれ彼の店に寄りトルコのお土産を買う。彼のお店なので安心して良いものが買える。彼に勘定をしてもらうとお金を取らないか、もしくは大変安くするので彼を追いやり店員さんに勘定をお願いした。
その後彼の車を借りてローマ時代の遺跡の残るファソリスに行く。ここにも水道橋が作られていた。
帰りにタタリ山のケーブル駅までドライブして山の中腹より海岸線を眺めてケメルに戻る。ケメルで明日からの航海の食料等の買い出しをする。
艇に戻り積み込みを終わってから車を返しに行く。ビュレントが艇まで送ってくれる。
夕食はビュレントも一緒に野菜サラダとスズキのソテーを白ワインで頂く。スズキの鮮度も良く又ソテーのたれも良く美味しく頂く。
10時過ぎにシャワーを浴びて就寝する。
今日もぐっすりだ。
(ID# 1056) |
2018/5/25 (金) Kemer 曇り後雨
今日悦子とヨット部1年先輩の岩崎さんと奥様の礼子さんがイスタンブール経由アンタリアに着く。朝7時の到着であったがトルコ人の友人のビュレンドが6時にマリーナに迎えに来てくれ一緒に行く。
予定通りの到着だ。長時間のフライトにも拘わらず3人とも元気に出てくる。
早朝の到着であったので直ぐの観光は大変かと思っていたが、疲れがないとの事でそのまま空港からアスペンドス遺跡に向かう。2世紀後半、ローマ皇帝・マルクス・アウレウス帝の時代に建てられたローマ劇場は殆ど完璧な容で残っている。収容人数は15000人だそうで、現在でも夏場にはクラッシクのコンサートやオペラが上演されている。
2000年前の劇場がそのままの姿で現存し現役の劇場として使われていることに驚嘆する。
その後アンタリアの旧港カレイチに行く。この辺の歴史にもれずローマ帝国、ビザンチン帝国、セルジュック朝、オスマントルコによって次々と占領されてきている。
カレイチの入り口には、ローマ5賢帝の一人ハドリアヌスが紀元130年の行幸を記念して築かれたハドリアヌスの門が現存している。街並みはオスマントルコ時代に建てられた建物で、それらが現在プチホテルとして健在している美しい街並みだった。
珍しく今日は昼前から時折雨が激しく降ってきて、度々雨宿りしながらの観光であった。
お昼にビュレンドに地元の人のお気に入りのスープの美味しいロカンタを案内してもらい、スープ、ケバブをアイランというヨーグルトに塩と水を入れた飲み物で食べる。ここのお店ではアルコールはない。ラマダンでもあった。
そしてケメルに向かう途中金曜市場が開かれているビュレンドの住んでいるギョニックによって野菜、果物を中心に買い物をする。
ビュレンドの店はこの近くにあり寄ってチャイをご馳走になる。
ケメル迄送ってもらい別れる。
艇に着いてから食料品の整理をして皆さんシャワーを浴びてからマリーナの前にあるレストランで遅い夕食を取る。結構お昼をいっぱい食べたので軽くシェアして食べることにした。
赤のハウスワインで、グリークサラダ、メゼ・セット、ステーキ、カラマリフライをシェアして食べるがお腹いっぱいになる。イカの鮮度が大変よかった。
大変中身の濃い一日であったが悦子、岩崎夫妻とも一日ハードスケジュールだったが元気に過ごした。
私は4月22日に来て艇の整備をしながら一人でのんびりした日々を過ごしていたが、今日からにぎやかになる。
アルコールも効いてぐっすり休む。
(ID# 1055) |
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