新入生の皆様へ
ヨット部紹介OB・OGより主将より

■OB・OGより

H22 法学部法律学科卒 
慶応義塾大学法科大学院進学 風間昭一郎氏


多くの方が体育会と勉強の両立は厳しいと考えると思いますが、私は逆にヨット部にいたからこそ法科大学院受験を乗り越えることができたと考えております。


その理由は何よりも「メリハリ」が効いた生活を送れるという点にあると思います。ヨット部の特徴として合宿生活というのが一番だと思いますが、オフの日は全くと言っていいほど拘束はありません。私はその期間に出来る限り集中して勉強に取り組み、合宿中は最低限やることのみを決め合宿に臨んでいました。また仲間の、ヨットや合宿生活への取り組みも、勉強の仕方に反映させることができました。そして何よりも仲間の理解があったからこそ、この受験を乗り越えることができたと考えております。同じ釜の飯を食う仲間だからこそしっかりと理解してくれたのではないでしょうか。

確かに入学当初、受験のことを考え入部は本当に迷いました。しかし、このヨット部なら自分の夢を追い求めつつ、充実した体育会生活が送れると思います。4年時は大変でしたが、卒業する今、振り返ると自分のした選択は間違ってはなかったと声を大きくして言えます。何か夢を追いながら充実した大学生活を送れる選択としてヨット部を是非考えてみてください。



H22 法学部法律学科卒  
H21年度主将 中村将人


ご入学おめでとうございます。

新しい未来に対して大きな期待と不安をもって入学式に望んだ自分を思い出します。大学というのは自分で自分を創っていく場所です。今までの皆さんは、自分から何をしなくても、学校や両親から丁寧な教育を受けて自分を創ってきた事が多かったかと思います。しかし大学は違います。今までよりも大きな自由が与えられ、自分次第で様々な経験が出来ます。一方で、何もしなければ何もしないまま4年間は終わります。僕は先日の卒業式で、高校時代からの友人達に会い、大きく変わった人もいれば、全く変わってない人もいて、その違いに驚きました。ですから、せめてこの文章を読んだ皆さんは、自分の大学生活を自分で創っていく気持ちで、ここ1ヶ月は特に自分と真剣に向き合ってみて下さい。そして自分から行動を起こし、自分から経験を積んで、自分が正しいと思う自分に成長していって下さい。

 僕の大学生活はヨット部が中心でした。ヨット部の合宿生活を通して家族の様な絆の強い仲間を得ました。ヨット部で本気で日本一を目指し、自分を本気で追い込む経験をしました。半端ではない高い目標を目指す過程で、多くの苦労や困難にぶつかり、その度に自分を見つめ直し、仲間と共にそれを乗り越えました。そして最後には慶應ヨット部18年ぶりの準優勝を経験し、仲間達と様々な感情を持って強く抱き合いました。一方で、多くの経験をしたいと感じた僕は、部活外の友達と国内旅行や海外旅行にも何回も行きました。多くの本を読み、映画を見ました。沢山の人(先生、社会人、自分と全く違う生活をしている友人など)の話を真剣に聞きました。そして今、自分の大学生活を十分に創っていく事が出来たと感じています。

 最後に僕の同期の話をします。先日卒業した同期で、法科大学院に現役で進学する者がいます。彼は大学からヨットをはじめ、レギュラーとして試合に出場し、そして在部中に慶應の法科大学院の入試に合格しました。他にも、大学からヨットを始めたにも関わらず、弛まぬ努力をもって成長し、4年時の六大学戦でレギュラー出場し六大学のMVPをとった者もいます。この様に、ヨット部は誰にでも可能性がある部活動です。そして同時にあなたの様々な将来の選択肢を大きく狭める場所でもありません。夢をもつ人間にとって、最も大切なのはスキルではなく、精神だからです。ヨット部は、合宿生活、目標への努力、仲間とのチームワーク、これらを通じて精神を養う最適の環境だと思います。

 それでは、新入生のみなさん、それぞれがそれぞれの思う大学生活を創り、自分を創っていってください。出来ればヨット部という選択肢も考えてみてください。皆さんのすばらしい未来を祈っています。Good luck in your future!

   
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